タブレットpcとは?使い方や活用法をご紹介!

この記事を執筆するにあたって

GoogleのNexusが大ヒットしてデジタルガジェット好きの人が次々とタブレットデビューする中、筆者はスルーしていました。情報の検索なら画面の大きなパソコンを使った方がやりやすいと思っていたのと、自分にはそれほど必要ないと思っていたからです。流行から遅れること2年…おもちゃ感覚で試しに1万5千円程度の安いタブレットを買ったのですが、想像以上に便利だったので今ではパソコンの次に手放せない機器となりました。

Written By HN: トゥルーデは俺の嫁

目次

タブレットpcとは

世の中には様々な都合で呼び方が変わるものが結構あります。例えば従来の『携帯電話』はスマートフォンの登場で『ガラケー(ガラパゴス携帯)』へと変わり、それが侮蔑だと一部の人が感じてしまったがために現在(一部では)『フィーチャーフォン』と呼ばれたり表記されていたりします。
 

筆者は今回『タブレットPC』について記事を書こうと思ったのですが、2018年現在タブレットPCという表現はいわゆる『タブレット端末』を意味し作者がタブレット端末を持ち始めたころに言われていた『タブレットPC=タブレットとしても使える2in1モバイルパソコン』という意味では無くなりつつあったのです。
 

それを知らずに「タブレットPCだから2in1パソコンのことを書けば良いんだね、オーキードーキー!」と記事の骨子を仕上げた後でGoogleさんで『タブレットPC』という単語の検索結果を見て「あ、今は意味が変わっているのか…コレじゃダメだ」と思い直し、書いた記事を泣く泣く消去したのです。
 

タブレットPCとは何なの?

という訳で前述の通り2018年現在『タブレットPC』と呼ばれているものは皆さんが『タブレット』と呼んでいるデジタル端末のことを意味します。スマートフォンの大きいヤツといわれれば詳しくない人にも分かりやすいでしょう。7~10インチサイズの物が主流で、iOS、Android、WindowsなどのOSを搭載した情報の閲覧に特化したデジタル機器です。
 

一般的なタブレットPCは『SIMカード(※1)』を挿入するスロットを持たず単体ではスマートフォンのように電話回線を使ってネットに接続できないので、自宅のWi-Fi機器(無線LANルーターなど)やテザリング機能を持ったスマートフォンなどと接続して利用するのがメインとなっています。逆にSIMを挿せるタイプのタブレットPCならスマートフォンと同じように電話回線を使ってネットに接続できるので、外出先でも手軽に情報検索やクラウド機能を利用したファイル共有などができるようになります。
 

※1…携帯電話の回線を利用する際に必要な、使用する回線、電話番号などの諸々の情報が詰まった小さなカードです。通話やネット接続(電話回線に接続)するガラケーやスマートフォンには必ず挿入されており、通常はdocomoやauやSoftbankから借り受けた物を使用します。前記した3大キャリア以外の会社から提供される、利用料金がキャリアに比べて安い『格安SIM』というSIMカードも最近は多くの人に利用されています。
 

呼び方が変わった原因(筆者の推測)

なぜ現在タブレットタブレットPCと呼び変えたり、各サイトなどで表記が変わっているかを考えてみたのですが、携帯電話を『ケータイ』と呼んでも日常的には問題ありませんが、製品を検索する際や品物を扱う側の場合、正式な名前か他に間違えようのない固有の名前で呼ばないと情報伝達に齟齬が生じ、トラブルが発生する可能性があります。
 

本来『タブレット(tablet)』だけだと『錠剤』や『板』という意味で、薬の形状や板状の物体を指す意味で使われてきました。パソコンに詳しい人であればマウスでなくペン状の入力デバイスで絵を描くための周辺機器『ペンタブレット』の事をタブレットと呼んでいた人も多いことでしょう。薬の方はジャンル的に全くかぶりませんが、ペンタブレットはデジタルガジェットという共通点があるのでタブレットPCと勘違いしてしまう可能性があります。万が一の混同を避けるために現在ではタブレットPCと表記したり呼ぶようになったのでしょう。
 

で、代わりにそれまでタブレットPCと呼ばれていたものは現在『2in1 PC(パソコン)』、『2in1 タブレット』と呼ばれるようになりました。もちろん今でも『タブレットPC』という言葉を『2in1PC』の意味で使うこともありますが、時代と共に呼び方が変わるのはよくあることなので、現在ではそう呼ばれている…という程度の認識で特に問題無いと思います。
 

スマートフォンやタブレットPCで有名なメーカー『ASUS』も読み方が『エイサス(エイサステック)』から『アスース』へ、そして現在は『エイスース』へと変わっています。筆者も内輪で話すときはエイサスとかアスス(愛称)とか呼びますが、製品を紹介したり、ネットで検索を掛けるときは仕方なく「エイスース」と呼びますよ。使い分けができていれば必ずしも決められた名前で呼ぶ必要は無いというのが筆者の持論です。

タブレット pc とは

タブレットPCの使い方

各OSのタブレット共にネットに繋げないと使い物になりませんので、まずはネットに繋げる状態にするのが最優先です。多くのタブレットPCはWi-Fiを使ってネットに接続するのが一般的で、まずはそれらの設定を行いましょう。といってもほとんどのタブレットPCは一番最初に起動するときに、アカウント設定を含めたWi-Fi設定なども一連の作業として入っています。
 

Android、iOS、Windows共に搭載されているOSやそのバージョンによって設定方法が異なるので、各説明書を片手に無線LANルーター(Wi-Fi親機)との接続設定を行います。『らくらくスタート(NEC)』や『AOSS(BUFFALO)』といった簡単設定アプリがタブレットPCに入っていて、自宅に設置してある無線LAN機器にそれらのボタンがある場合、それを使うことで比較的簡単にWi-Fi設定をおこなうことも可能です。
 

それらのボタンが付いていなかったり、設定用アプリがない場合は自宅の無線LAN機器を管理している人に(作業賃として)お菓子や飲み物でも渡してお願いしましょう。一応セキュリティの観点から他の家の人に任せることはおすすめできません。その家の無線LAN親機の接続パスワードなどを知られると勝手に通信機器として使用されたり、通信内容を覗かれたりする可能性があるからです。家に詳しい人がおらず設定が難しそうだと判断した場合、タブレットPC購入時にその店舗に追加料金を払って『インターネット(無線LAN)接続サービス』などを利用するのが良いでしょう。
 

SIMスロットの付いてるタブレットPCであれば格安SIMのデータ通信専用SIMなどを契約しそれを使うことで、スマートフォン同様単独でネットに接続することができます。普通はやらないと思いますが、音声通話対応のSIMを使用すれば電話として通話にも利用することが可能です。持ちづらいので『ヘッドセット(マイク付きイヤホン)』などを併用する必要はあるでしょう
 

①Android編

各メーカー毎に細かにインストールアプリが異なっていたり、標準カメラアプリのユーザーインターフェースや、ランチャー(各アプリやガジェットを配置するパソコンで言うところのデスクトップ画面)が異なっているので自分が使いやすいようにカスタマイズをするのが一番最初にやることです。もちろんデフォルトアプリで特に不便はないというのであれば、アイコンの位置を移動するかまとめるかすればそれで充分でしょう。アプリの配置位置変更や、ガジェットの表示形式変更などのカスタマイズ操作は各アイコンやガジェット部分を長押しすることで可能になります。
 

一般的なランチャー画面は左右にスワイプする(指で画面をタッチして左右に動かす)ことで複数の画面を切り替えることができます。一般的には画面下の『丸いボタン(中に・が6個入っているヤツ)』または『□が4つくらい並んでいるボタン』をタップすることでインストールしたアプリを選んで起動、あるいはランチャー画面に配置することができます。大抵のランチャーでは各アイコンを重ねると一つの場所に複数のアイコンをまとめることができるので、同じジャンルのアイコン同士をまとめておくとアプリを探すときに分かりやすくなります。
 

アプリのダウンロードは『GooglePlay(Playストアとも表記)』から行います。設定画面の『セキュリティ』から『提供元不明のアプリ』の設定をONにすることで、GooglePlayストア以外で入手できるアプリを導入することもできますが、中にはウィルスを仕込んだりタブレットPC内のデータを取得して外部に送信する機能を持ったアプリも存在するので特筆する理由がない限りGooglePlayストアからのみアプリをダウンロードすることを推奨します。
 

まぁGooglePlayストア内にあるものでも全てが安全なアプリとは限らないので、それらを見極められるだけの知識がない場合、超大手の有名なアプリのみ使うようにするのがおすすめです。
 

不要になったアプリは設定の『アプリ』の項目から各アプリをタップした後に出る『アンインストール』を選ぶことで削除できます。ただしメーカーが設定しインストールしてある初期アプリの中にはアンインストールできないものもあるので、それらについては諦めましょう。同じ画面の『強制停止』を選ぶことで一時的に動作を止めることはできます。
 

充電は『microUSBケーブル』あるいは『USB Type-Cケーブル』で行うのが一般的です。付属しているそれらのケーブルとパソコンを接続することで著作権保護のかかった音楽ファイル以外は通常のドラッグ&ドロップやコピー&ペーストでタブレットPC内にの任意のフォルダ内にコピーすることができます。
 

②iOS(iPad)編

iOSを搭載したiPadシリーズはAppleがハードウェアからプリインストールアプリまで基本統一して設定してあるので、サードメーカーがごり押しする余計なアプリなどは少なく、使用前に不要なアプリを削除したり等をおこなう必要はありません。基本的な操作方法は上記で解説したAndroidのタブレットPCとさほどかわらず、タップ、長押し、上下左右のスワイプが基本となっています。
 

ですがiOSにはAndroid OSにある『戻る』ボタンがないので、元の画面に戻る場合画面が出てきた方向から逆スワイプすることで戻したりするようになっている点が異なります。シンプル且つ直感的に操作できる反面、アプリによって操作方法が逆転することもあるので全てのアプリで挙動が共通する戻るボタンがある方が使い易いという人も少数派ながら存在します。
 

アプリの削除方法は非常にシンプルで、アイコンを長押して表示される×ボタンをタップすることでアンインストール(削除)することができます。また最新のiOSの場合『設定』>『一般』>『iPadストレージ』>『非使用のAppを取り除く』を開き、表示されたアプリを選んで『Appを取り除く』を選ぶとアプリ毎のデータを残したままアプリのみを削除、『Appを削除する』を選ぶと各アプリのデータも一緒に削除するというアンインストール方法が搭載されました。「容量確保のためにデータを残して一旦アプリだけ削除し、容量が確保できたら再インストールしたい」という場合には有効な手段でしょう。
 

アプリのダウンロードは『App Store(アップストア)』より行います。Androidの様にストア以外で公開されているアプリをインストールしたりはできず、アプリ側で可能なタブレットPC側の各機能コントロールも制限されています。ですがその分セキュリティ面での危険性は低くなっておりアプリの審査がキッチリしている分GooglePlayストアよりは害のあるアプリは少なくなっています。
 

3Dや音ゲーなど高負荷なゲームはiPadの方がキビキビと動作します。これはiOSで動作するゲームのほとんどがObjective-Cなどのまともなプログラミング言語で作られ、素早く動作することが可能になっているのも一因ですが、iPadは最安のものでも3万円以上、高性能モデルでは10万円以上するなど、Android OSのタブレットの平均(2~3万円)の倍以上の価格で売られていることを考えれば当然とも言えるでしょう。
 

充電にはApple機器専用のLightningケーブルが必要で、新たに買い足そうとするとAppleの認証を受けたものの場合最低でも1000円以上します。今は改善されましたが初期のApple純正Lightningケーブルは一般的なmicroUSBケーブルなどに比べると耐久性がなかったので、他メーカーのものを買う人も多かったようです。100円ショップでもAppleの認証を受けていない安価な充電専用Lightningケーブルを売っていますが特許を回避するために、純正のように裏表どちらでも充電ができるようにはなっていません。その点は注意が必要でしょう。

タブレット pc とは 

データ転送のできる認可を受けたLightningケーブルとパソコンを接続することでタブレットPC(iPad)側にファイルの転送を行うことができますが、AndroidやWindowsの様にドラッグ&ドロップでファイルを転送することはできずファイル転送にはiTunesという専用アプリケーションをパソコン側にインストールする必要があります。また充電用アダプタもAndroidはUSB出力に1.0~1.5Aあれば可能ですが、iPadの充電には2.1A以上の出力が必須となっています。充電できない場合はそのAC-USB充電アダプタの出力が2.1Aあるかどうかを確認してみましょう。
 

あとiPadはAndroidやWindows採用のタブレットPCの様に、microSDカードなどを使ってデータの保存領域を増やすことはできません。専用のUSBメモリやカードリーダーも売られていますがそれらは一時的にデータを移行したり、バックアップをとったりする目的に使うのでアプリのインストールなどに使うことはできません。多数のアプリをインストールしたりデータをタブレットPC内にたっぷりと保存したいのであれば最初からストレージ容量の大きいiPadを買うか、AndroidやWindows OSを採用したタブレットPCを購入しましょう。
 

③Windows編

操作方法はWindows8.1あるいはWindows10の『Modern UI(モダンUI)』と全く同じで、RTやSモードといった特殊な縛りがなければ、従来のデスクトップ画面も利用できます。ですのでWindows搭載のパソコンを使っている人なら操作方法を説明するまでもありません。そもそもWindowsのタブレットPCを必要とするほとんどの人はWindowsのソフトウェアをタブレットでも利用したいと思っている人が大半でしょう。そうでなければiOSやAndroidに比べてアプリの少ないWindowsタブレットをわざわざ選ぶ理由が無いのですから。
 

基本は上記二つのタブレット同様『Microsoft Store』からアプリをダウンロードし、それを使用するという形になっています。『Windows RT』と呼ばれるバージョンのWindowsを搭載されているタブレットPCの場合通常のWindowsと互換性がないので普通のWindowsパソコンで使う各アプリケーションは動作せず、Microsoft Storeからダウンロードできるアプリしか利用できないという制限があります。
 

RT以外にも『Windows 10 Home(Sモード)』という形のWindowsが搭載されているタブレットPCの場合、同様に『Microsoft Storeからダウンロードできるアプリのみ利用可能』に設定されています。この設定を解除することで通常のWindowsで動くアプリケーションを動作させることも可能ですが、元のSモードに戻すことはできずCPUおよびチップセットにQualcomm Snapdragonを採用しているモデルでは互換性が確保できず動かないアプリケーション(64bitで動作するもの他色々)があります。
 

タブレットPCを持ち運び用Windows端末として利用したい場合はOS表記に『RT』や『Sモード』と表記されていないWindowsを搭載したIntelあるいはAMD製CPU(※2)を採用したタブレットを購入する必要があるでしょう。
 

ただタブレット用アプリの数はAndroidやiOSに比べると圧倒的に少なく、タブレットPCとしても普及数は少なめです。iOSやAndroidスマートフォン用ゲームの多くは同じOSを積んだタブレットPCでも動作しますがWindows用のものが用意されていることは…正直筆者は見たことがありません。それ以外のモバイル端末アプリもWindows用が用意されていることは非常に稀なので、モバイルアプリが目的でタブレットPCの購入を考えているのであればWindows搭載のタブレットPCは避けておいた方が賢明です。
 

※2…AMD製CPUを搭載したタブレットPCはほとんどないですがAMDのRyzenが良い出来なので今後はRyzen Mobileを搭載した2in1PCや、タブレットPCが少しずつ増えてくるのではないかと予想しています。
 

記事参考:Microsoft公式 Windows 10 (S モード) に関してよくあるご質問
 
タブレット pc とは

タブレットPCの種類と選び方

種類

iOSを搭載したものはAppleから出ているiPadシリーズのみ、Androidを搭載したものは各メーカーから様々なものが出ており、Windows搭載のものは数こそ少ないもののAndroid同様複数のメーカーから販売されています。タブレットPCの場合性能よりも目的のアプリが動くかどうか、あるいは安価に買えるかどうかが決め手となる場合が多いでしょう。
 

選び方

アプリが目的であればそれが豊富なAndroidまたはiOSを搭載したものを、3Dや音ゲーなど快適な動作が必要なゲームを遊びたいのであればiOS(iPad各シリーズ)がイチオシです。拡張性とWindowsアプリケーションの流用を考えているのであればWindows10(Sモード動作品は除く)を搭載しているタブレットPCを選ぶと良いでしょう。
 

Androidは物によっては初期状態では使い物にならない場合があるので、自分でカスタムするのが面倒な人には向きません。
iOSはアプリの自由度が低く、拡張性がなく、ハードウェア的な互換性を突然打ち切る可能性があります(接続用端子の規格を変えたり、イヤホン端子を無くしたり)
Windowsの最大の武器は互換性ですが機種によってはその互換性が得られない物があり、Microsoft Storeのアプリ数は他の2種類より圧倒的に少ないのでストアアプリだけで目的の環境を構築するのには向いていません。
 

OSのバージョンアップについては、ハードウェアが統一されているiOSを採用した物は比較的古い機種でも可能で(古い機種に意図的に性能低下を課す場合もありますが)
Androidはハードウェアの構成がメーカー毎に異なり、独自のカスタマイズがなされるので搭載バージョンの次世代か次時世代までしかバージョンアップできず(バージョンアップすらできない場合もあります)
Windowsの場合はUpdateは有効ですがバージョンアップは基本できません。ですがマイクロソフトはWindows10以降は改番によるメジャーバージョンアップを行わず、現状のOSのまま機能追加などの大型アップデートを行う仕組みを採用しているので、理論上はバージョンアップの必要がありません。
 

それぞれのメリット・デメリットを把握した上で自分に合ったタブレットPCを選ぶと良いでしょう。
 

そうそう…Appleの互換性を打ち切る定例行事がもう少ししたら来そうな感じです。
Appleの新型ケーブル出願特許 2018年8月16日
これが採用されるのがiPhoneやiPad(Lightningコネクタの代替)、あるいはMacBook(USB Type-C端子の代替)かは現時点では分かっていませんが、採用されると新しい機器では今まで発売された数々の互換製品や周辺機器が使えなくなることを意味します。こういうことを繰り返すから筆者はアンチアップルなのですよ…。
 

タブレットPCの活用法

活用法①キーボードを使わず簡単に情報検索

AndroidのOK Google(Google音声入力)や、iOSのSiri、WindowsのCortanaはどれもクラウド技術やディープラーニングにより一般的な音声入力よりは認識率は高めなので、単語毎に区切ればキーボードを利用することなく簡単に情報検索ができます。食材から今晩のおかずを作るレシピや、手持ちのガジェットや家電の説明書、明日の天気や、家電量販店に置いてある各家電のネット上の価格など(家電量販店でやると多分嫌な顔をされるので店員さんに見えないところでこっそりやることをおすすめします)手軽に目的やその手段を調べることができるでしょう。
 

基本的にネットに繋がっていることが必須となるので、外出先で情報検索する場合はSIMを挿して利用できるタイプのタブレットPCを使うか、Wi-Fi専用タブレットPCならSIMを挿すことで無線LAN親機として使えるWi-Fiモバイルルーターなどと併用する必要があるでしょう。スマートフォンでも同じことはできますがタブレットPCの方が一度に画面に表示できる情報量が多いので、目的の情報を探しやすいのです。
 

活用法②イラスト描き、漫画制作

スマートフォンで難しく、タブレットPCなら容易という作業の一つに『イラスト制作』があります。言うまでもなくタブレットぐらいの画面の大きさがないと描きにくいからです。なおパソコンを使ってマウスで絵を描くのは結構難しくアナログ作業に慣れた人だとイラストを描くのにマウスを使うのはかなり慣れが必要ですが、ペンタブレットを導入することでスムーズにデジタル形式に移行した人も結構いたりします。
 

パソコンでイラストを描くにはパソコン本体とペンタブレット、そしてソフトも購入する必要がありかなりの出費が必要となりますが、タブレットPCで行う場合タブレットそのものが入力用装置とパソコンの代わりを兼ねてくれるので初期投資はパソコンに比べると少なくてすみます。イラスト用のアプリケーションもそれなりにありパソコン用の物に比べると安価なので、入門のハードルが低いというメリットがあります。ゲームのマインクラフトで創造性を養うことができると言われる時代なのですから、情操教育のために絵を描かせるという目的でタブレットPCを導入するのもアリでしょう。
 

ただイラスト目的でタブレットPCを導入する場合欠かせない機能があります。それは『筆圧感知機能』とそれに対応した『筆圧感知対応スタイラスペン』です。基本的にタブレットPCに搭載されているタッチディスプレイは静電式で、入力する指やペンの太さを変えたとしても通常は描ける線の太さを変える事ができません。アプリケーションによっては線の太さを変えることができる物もありますが、3~5段階程度で変更するには手動で切り替える必要があります。
 

ですが筆圧感知に対応したタブレットPCと対応ペンを用いれば、ディスプレイにペンを押しつける圧力に応じて線の太さを変えながら絵を描くことができるため、よりアナログに近い感覚でのイラストを描くことが可能になります。もちろんアプリケーション側も筆圧感知に対応している必要がありますが、パソコンよりも手軽にイラストや漫画を描けるガジェットとして使うことができます。
 

活用法③ノートパソコンの代わり

ノートパソコンの代わりといってもタブレットの処理能力は高価な一般的なノートパソコンと比べても小さいので、高い性能が必要な動画編集や撮影写真のRAWデータ編集などをするのには向きません。ですが文章を打ち込んだり、簡単な表計算などなら充分実用となります。ソフトウェアキーボードが苦手だというのであれば、2000~3000円程度の以下のようなワイヤレスキーボードと併用することで、外出先でも思いついたアイディアや文章、プログラムのサンプルコード等を打ち込むことが可能になります。2万円のタブレットと3000円のキーボードで『ポメラ DM200(¥35,000~¥40,000)』の代わりができますね。文書のクラウド共有とかも各種アプリが使えるのでポメラより楽ですし。

タブレット pc とは

筆者は自分のノートパソコンを持っていないので今年の夏は暑い自室にこもってこの記事などを書いていましたが、ワイヤレスキーボードを導入したことにより外出先はもちろん家の中でも涼しい場所に移動して作業ができるようになりました。エアコンの使用頻度も下がりましたし、デスクトップパソコンより消費電力も低いので電気代減につながった…と思いたいです。
 

活用法④SIM対応ならカーナビとして

ビルトイン式カーナビは非常に高価な上、地図更新時に料金が発生したりそもそも地図更新すらできない場合もあります。車から降りてしばらく歩いたりするような場合取り外すことはできないので徒歩用ナビとしては使えません。ですので近年はスマートフォンをカーナビとして使用する人が増えています。GoogleMapやYahoo!カーナビなどなら地図は無料で更新されますし、OsmAndやMapFanなど一部のナビアプリはオフラインでも使用できます。
 

ですがスマートフォンの場合画面が小さく視認性が良いとは言えませんし、GPS機能をONにするとバッテリーの消費が激しいのでナビとして長時間使用すると通話の時にバッテリー不足になったりする恐れもあります。その点タブレットPCをカーナビとして使うなら8~10インチのものであれば視認性はバッチリで、筐体が大きい分バッテリーも大容量の物が搭載されているのでGPSを使ってもスマートフォンより長時間のナビにも耐えられますし、電話として使わないので携帯電話側の電池を通話用に温存しておくことができます。
 

注意点として、オフラインナビなら事前に地図をダウンロードしておけばナビ使用時にネットに繋ぐ必要はありませんが、GoogleMapやYahoo!カーナビなどはネットに接続しないと地図の参照ができないので、別途モバイルルーターなどを用いるかSIM利用可能なタブレットPCで運用する必要があるでしょう。

タブレット pc とは
 

タブレットPCおすすめ3選

筆者が最もおすすめだと思われるタブレットPCをiOS、Android、Windowsに分けて一つずつ紹介します。「自分だったらコレを買う!」という基準で値段も考慮して選んだので、いつもよりは買いやすい価格帯になっているのではないかと思います。あとAppleは嫌いですがガジェット好きとしてはiPadシリーズにも興味自体はあるのですよ。
 

「Androidタブレットはもっと安いヤツがあるのになんでそんな高めのヤツを薦めるんだ?」と思う人もいるでしょうが、世の中の「Androidは遅くてもっさり」「iOSならサクサク」という誤解が今も広く根付いているのは、スマートフォンが普及し始めたときiOS(iPhone)とその他Androidスマートフォンを同じ性能や同じ値段で判断できなかったからです。(あとは日本メーカーのソフトウェアエンジニアの質の低さも要因の一つ)iPadを薦めるのなら、少なくともそれと同程度のスペックまたは値段の物を薦めた方が公平だと思ったからです。
 

WindowsタブレットPCについては欲しいという人も少ないでしょうし、値段優先でスペックは妥協して選びました。サブPCとしてではなくメインPCとして使うのであれば快適な動作が保証されている高性能&高価格WindowsタブレットPC(Surface ProやTransBook 3 T303UAなど)を買いましょう。
 

①iOS タブレットPC/アップル iPad 9.7インチ Wi-Fiモデル 32GB MR7G2J/A (2018年春モデル)


筆者はアンチアップルで自分で買うなら「自由度の低いiPadは御免被る!」なのですが、どうしてもやりたいゲームがiOSでしか快適にプレイできないというのであればiPadを買うのもやぶさかではありません。それくらいタブレットPCとしての性能とOSとハードウェアの一体感自体は優れているのです。日本はiPhoneやiPadユーザーが多く操作方法に迷ったら周りの人にも質問できますし、タブレットもできるだけ同じユーザーインターフェースになっているiOSを搭載した物の方が良いでしょう。あとカバーとか専用バッグとかタッチペンとか周辺機器も豊富にあり、それらサプライ品の色やデザインの選択肢が多いのもメリットですね。
 

タブレットPCの平均価格を見るとiPadシリーズは高めですが、1世代前や安価なモデルならこの価格帯(3~5万程度)で購入できるのでそれほどのハードルが高いという訳でもありません。カスタムの必要性も薄いので買ってすぐ手軽に使いたいという人であれば間違いなくiPadがおすすめでしょう。
 

外出先でも使いたい場合はもう少し予算を足してSIMを挿して単独でネット接続ができる『iPad 9.7インチ Wi-Fi+Cellularモデル 32GB』を購入するか、モバイルルーターなどを別途購入して併用するのが良いでしょう。
 

②Android OS タブレットPC/エイスース ZenPad 3 8.0


値段そこそこ、SIMを挿して使えるので格安SIMなどと併用すれば外出先でも単独でネット閲覧などが可能で、『ヘキサコア(6コア)CPU、RAM 4GB、ROM 32GB(※3)』とAndroidタブレットの中ではそこそこの高スペックとなっています。Androidタブレットは玉石混合でチープな物から高スペック品まで様々ですが、iOSレベルのサクサク動作を期待するのであれば、やはり同程度の価格帯のタブレットを購入すべきでしょう。
 

この機種の欠点を挙げるとすれば旧モデルZenPad S 8.0で対応していた筆圧感知機能がなくなったことぐらいでしょうか?iOS以外で筆圧感知機能を持ったタブレットは割とレアだったのですが、レアすぎて需要が無く、ペンも純正品以外の物が出ず普及しなかったのでメーカーが不要と判断したのでしょう。
 

※3…パソコンと異なりスマートフォンやタブレットPCは仕様に内蔵ストレージ(記録領域)ROMと表記するのが一般的になりつつあります。パソコンを使っている人にとっては混乱の元で意味も合ってないので表記を改めて欲しいのですがデファクトスタンダードとして広まってしまった物はなかなか修正が効かないのも事実です。仕方がないなーと筆者は早々に諦めました。パソコンで使用されるROMやRAMだって厳密にいうなら元の意味からズレてきていると言えますし…。
 

③Windows OS タブレットPC/エイスース TransBook Mini T103HAF-8350

店頭参考価格帯:¥44,600 ~ ¥45,938

最初は定番のSurface Proか安いSurface Goを紹介しようかと思ったのですが、ノートPCとしてよりタブレットPCとして使うのであればSurfaceほどの性能は必要ないかなと思ったのでASUSの方に変更しました。キーボードの無いもっと安いWindowsタブレットはいくらでもあるのですが、Microsoft Storeで入手できるソフトの数がiOSやAndroidに劣るWindowsの場合、既存のソフトウェア資産が使えるに越したことはなく、その際キーボードがあった方が圧倒的に便利なのでキーボードが付属しているこの2in1 PCタイプのタブレットPCをおすすめとしました。
 

Surfaceと同様のカバータイプキーボードを採用し、筆圧感知機能に対応したASUS Penというスタイラスペンがこの値段で付属しているのでコスパは抜群です。Surface Goと異なりSモードのWindowsではないのでソフトの互換性も維持されていますし、性能は値段なりサポートはASUSなので期待できませんが、実用性は充分でしょう。メモリは4GB搭載されているのでWindows10を軽く動かす分には充分でしょう。本当はWindowsで64bitOSなら8GBは欲しいところなのですが、安いWindowsタブレットのほとんどはメモリ2GBなので4GB積んでいる本機は割とマシな方です
 

こちらは上記2つとは異なりSIMを挿して使えるモデルが無いので外出先でネットに接続するには、モバイルルーター(あるいはスマートフォンのテザリング)等でWi-Fi接続する必要があります。
 

価格参考:価格.com 
 

まとめ

タブレットを『タブレットPC』と呼ぶようになったのは他の製品との混同を避ける意味合い以外にも、現在販売されている多くのタブレットでUSB-OTG機能やBluetooth機能を使って、マウスやキーボードやその他周辺機器を繋いでパソコン(Personal Computer/PC)と同様の使い方ができるようになったから『タブレットPC』という呼び方に変わったのではないか?…とこの記事を書き終わる頃に改めて思いました。
 

もちろんどうしても『タブレットPC』と呼ぶ必要は無く、普段は携帯電話同様『ケータイ』と呼んで問題ないけれど、製品の検索やジャンルを絞るときは『ケータイ』ではなく『スマートフォン』や『フィーチャーフォン』で探すように『タブレットPC』で探した方がより見つけやすい、検索の手間を省けるので便利…ぐらいの感覚で良いと思うのです。
 

製品の呼び方なんて他人に強制するものでもないですし、誤解さえ生じなければ従来通りタブレットと呼んでも問題ないと筆者は思いますよ?

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HN: トゥルーデは俺の嫁
製品紹介はなるべく間違った情報を伝えないよう製品の説明書などで下調べをし、レビューはキッチリ使い込んだり比較してから書き始める派なので基本遅筆です。疲れたときの癒やしは飼い猫達をなでることです。
家電やガジェット好きの趣味が高じて、文章書き(パソコン関連ソフト&ハード、白黒家電、ガジェットなどの紹介記事、購入製品のレビュー etc...)をやっています。 広く浅くがモットーなので、それほど深い知識はありません。 なるべく正しい日本語で書けるようにIMEにATOKを使い、長い文章は少しでも誤字脱字が減るようにVOICEROIDに音読させて確認してから公開するようにしています。 違う目的の為に買ったVOICEROIDが思わぬ役に立っているので、もう一人買い足そうかと目論んでいます。 やっぱり弦巻マキの相棒といったら結月ゆかりですよね?

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