実際に二層式洗濯機を購入し、使用しています。
Written By 荒武 裕三
今回の記事では、去年の11月にネット上のAmazonを通じて購入をした、株式会社CBジャパンによる開発と生産がなされている二槽式小型洗濯機の「マイセカンドランドリー・TOM-05」を購入した私が二層式洗濯機とはなんなのか、使い方、特徴などについて解説します。
洗濯機本体を真上から見て、左側が洗濯槽、右側が脱水槽、というそれぞれの配置になっていますが、高さが54㎝、横幅が40㎝、縦幅が35㎝といった、とてもコンパクトな大きさの仕様になっています。
そうした小さめな大きさですので、狭い場所でもスペースを取らずに置けるだけでは無く、洗濯や脱水の際には決して、中型や大型の部類のものにはひけを取らないハイパー力があります。
この二層式洗濯機のマイセカンドラリーは、全自動仕様の一層式である単独槽構造のものとは異なるもので先の段落でも話した、洗濯槽と脱水槽とが別々になっている二層式洗濯機の部類になります。
つまり繰り返しになりますが、二層式洗濯機とは洗濯槽と脱水槽が別々になっているもので一般的に言われる洗濯機とは少し違った形状のものです。
二層式洗濯機の頂上部分には、洗濯タイマー・機能設定・脱水タイマーからなる各諸機能スイッチ類がありますが、これらもプラスチック製ながら、中々丈夫な造りになっています。
洗濯時や脱水時にとても、それらの働きを促してくれる役目を果たす、貴重な存在になっています。そして頂上左側にある洗濯槽内には水位用のメモリが付いていますので、給水量の間違いも心配は要りません。
とはいえ普通の家庭にある洗濯機と二層式洗濯機を見比べてみるとどこか昭和の香りがしてきますね。
今回は二層式洗濯機であるTOM-05の特徴に関しての話になります。
これは一番最初の段落のところでも少しだけ触れましたが、二層式洗濯機のマイセカンドランドリーはその大きさ自体はコンパクトであるだけに、場所を問わずスペースを確保しやすいといったメリットが特徴として挙げられます。
※ これは二層式洗濯機というよりもマイセカンドランドリーの特徴になります。
二層式洗濯機は他の全自動洗濯機とは異なる使い方をします。使い方については後ほど解説しますが、やはりこの使い方のために洗濯をするのに手間がかかってしまいます。
通常の洗濯機では乾燥機を使用する場合であっても洗剤を入れてボタンを押すだけで、あとは洗濯機に任せれば仕上がります。
二層式洗濯機は1つのボタンで終わり、というわけには行かないので少々面倒で手間がかかります。
二層式洗濯機は価格が安価なことが多いです。このマイセカンドランドリーは価格が1万円を切っており、全自動洗濯機に比べて安価に手に入れることができます。
(とはいえ最近では1万円をきる安価な全自動洗濯機も出てきていますが、、)
二層式洗濯機の使い方は以下のようになります。
やはり全自動洗濯機とは使い方が違い、洗濯と脱水を別の場所で行います。
二層式洗濯機の特徴の段落で説明した通り、必然的に全自動洗濯機よりも使い方が面倒になる傾向がありますが昔から二層式洗濯機を使っていて使い慣れている方などはこの二層式洗濯機を好む傾向にあるようです。
またこちらでは動画で使い方を解説しているので、使い方の詳細なビジュアルまで見たい方はこちらを参考にしてみると良いかもしれません。
また「利用シーン」という意味合いでの使い方としては、セカンドランドリーという名前にもある通り2つ目の洗濯機としての使い方が適しているかもしれません。
例えば子供がスポーツなどで使用した洗濯物を一緒に洗いたくない場合などに、別の洗濯機として二層式洗濯機を使用すると便利です。
小型なので場所を取らないのに加えて汚れがひどい用などにすれば高価なドラム式洗濯機が泥などのせいで故障しなくなるからです。
なので2台目の洗濯機という使い方がおすすめです!
ここでは、私が二層式洗濯機であるTOM-05の購入をした各理由について触れていきます。
一番のきっかけとしては、去年の11月辺りにそれまで使用していた全自動洗濯機が約20年以上にも亘る寿命による完全故障をしたためその緊急時に購入をした事でした。
これが実は、一番の購入理由になります。
それまでの従来のものが、その年の11月に入り回転数などが鈍くなり始めた事を始まりに、同月8日に停止して動かなくなった上に、洗濯物がたまたま溜まっていたため急いで購入をした感じになります。
2つ目の理由としては、なんと、当時のその月にこのCBジャパン社製のTOM-05の製品しかその週内に到着をしないといった事情がありました。
確かに当時は、この製品以外にも多くの洗濯機類が販売をされたりはしていました。しかし、各ネット通販のものも、どうしても同月の15日以降になってしまうといった、いわゆる事前予約制になっていました。
これでは洗濯物の処分が大変になりつつあるという事態の最中に、たまたまこのTOM-05を見掛けて、急いで購入をした感じでした。
実は当時、各ネット通販のサイトを見ていて、一番低価格だったのが、この製品でした。約1万500円程度で送料無料でしたので、大変経済的だと思い、購入を判断した次第です。
マイセカンドランドリー以外にも二層式洗濯機はたくさんあります。
ここでは他の二層式洗濯機はどのようなものがあるのかを紹介します。
こちらはハイアールの二層式洗濯機です。見た目はマイセカンドランドリーとは違いどちらかというと全自動洗濯機のようにも見えますが、これも二層式洗濯機です。
大きさは
幅770×奥行438×高さ920 (mm)
と大きめのサイズでこれは2代目というよりもメインの洗濯機として使用できそうですね。
こちらは日立が出している二層式洗濯機です。特徴としては
◆大型パルセータ採用
◆循環水流で、糸くずを効率よく捕集「循環糸くずフィルター」
◆おしらせブザー
などがあり、レビューには猫の毛などがよく取れるとという動画つきの評価がありました。
ペットがいる方などはこの循環水流でペットの毛などを取れるので便利ですね!
こちらは先ほどと同じシリーズの二層式洗濯機ですが、こちらの方が価格が高価で43,870円ほどします。
またサイズも
幅(排水ホース含む)922×奥行509×高さ935mm
と1回り大きく、
◇8kg大容量でワイシャツ約40枚分洗えます。
たくさんの洗濯物を洗えそうですね。
より本格的な二層式洗濯機で、家族向けの二層式洗濯機です。
以上のこれまでの記事の内容から、CBジャパン社が開発・生産をしているマイセカンドラリーTOM-05をはじめとする二層式洗濯機は様々な特徴やメリットがある事が分かりました。
そして一方、デメリットや克服しなければならない多くの課題がある事も間違いが無いと言えます。
私が現在所有していて使用している二層式洗濯機のTOM-05、その次に開発がなされて市場へ出されているTOM-05H、何れも中々な出来映えの洗濯機ではあります。
それでもやはり、まだまだ課題を抱えている各製品でもありますので、更なる新製品の開発等も、これから注目をされていく可能性は大いにあります。
更新日時 | 更新内容 |
---|---|
2018/05/05 | 二層式洗濯機についての説明、二層式洗濯機の使い方などを追記 |
2018/05/05 | マイセカンドランドリー以外の二層式洗濯機の紹介を追記 |