今回は世界No.1の家庭用炭酸水メーカーのソーダストリームについて、特徴や使い方から口コミ評判、交換の方法などソーダストリームにまつわる様々なことをまとめてみました。
筆者はソーダストリーム Genesis(ジェネシス)スターターキット(ブラック)購入して使用しています。
その経験を踏まえてソーダストリームにまつわる様々なことを盛り込んだ記事を今回書かせていただきます。
ソーダストリームの公式サイトに
ソーダストリームは世界中の家庭に毎年約7億リットルの炭酸水を提供している、世界No.1炭酸水ブランドです。
とあるようにソーダストリームとは炭酸水ブランドです。
一見、このソーダを作り出す機械のことをソーダストリームと呼ぶように思えますが、この機械はソーダメーカーといいソーダストリームというブランドが出している炭酸水メーカーです。
またソーダストリームの商品は他にシロップ、ボトル、ガスシリンダーなどがあります。
つまりソーダストリームとは?という問いに答えるとするならば「炭酸水メーカーブランド」となりますね!
ではソーダストリームとは何か理解したところで、そのソーダストリームは何がすごいのかを解説しようと思います。
あえてソーダストリームの優れた特徴を列挙するならば
などが挙げられるでしょう。
ちなみに価格に関しては
ソーダストリームの交換用ガスシリンダー 60Lを購入した場合、2000円なので
1リットルあたり33.3...円、500mlだと16.6...円になります。
もちろんシロップや追加のボトルの購入など他のソーダストリームの製品を使用する場合は別途費用もかかります。
たくさんのメリットがありますが、唯一デメリットをあげるとするならばその初期費用でしょう。
一見ペットボトル1本あたり約18円から炭酸水が作れると聞くとかなりやすいように聞こえますが、そもそもソーダストリームを導入するのに1万円はかかるためその分の費用を忘れてはいけません。
購入するのであれば、導入金額をカバーできるようたくさん利用しないとコスト面では意味がありませんね。
また電化製品であるため故障のリスクや手入れももちろん必要になる場合があります。
ソーダストリームのメリットデメリットがわかったところで実際にソーダストリームの使い方をみてみましょう。
上記は、ソーダストリーム(sodastream) Genesis(ジェネシス)シリーズの使い方です。
1本のガスシリンダーで約60リットルの炭酸水が作れますが、もしもなくなってしまった場合は別途交換用のガスシリンダーを購入しましょう。
ソーダストリームの交換用ガスシリンダー 60L
ソーダストリームについて調べているとたまに、とても節約になるという記事を見かけます。
なのでここでは本当に節約になるのか、本当に安いのかを計算してみました。
筆者の考えでは60リットルで120本分の500mlの炭酸水を作ることができるため、これを100円でスーパーなどでいつも購入していると仮定し
100円(スーパーでの購入価格) - 16円(ソーダストリームで作った場合) = 84円(節約できる価格)
と考えることができます。そもそもソーダストリームを導入するのに(ソーダストリーム Genesis v2 スターターキットを購入した場合)9,900円の元を取るために必要な消費量は
9900円(導入コスト) / 84(節約分) = 117.857143(元を取るのに必要な本数)
となります。
1本500mlでの計算なのでLになおすと59Lとだいたいガスシリンダー1本分ということがわかります。
よってソーダストリームを導入して元がとれ始めるのは2本目のガスシリンダーを購入してからということになります。
※ そもそももっと炭酸水は安く購入できるのですが、ここでは計算しやすくするためにスーパーなどでいつも100円の500mlの炭酸水を購入していると仮定しています。
ソーダストリームの中でも「ジェネシス」と「ソース」の機種ではどのような違いがあるのでしょうか
Genesis(ジェネシス)は、ガス抜き音が静かになるように改良されていますが、Source(ソース)は、自動ガス抜き機能搭載によりガス抜き音がしません。
Source(ソース)は、プラダの香水ボトルなども手掛ける有名デザイナーのイヴ・ベアールとの共同開発モデルです。
Source(ソース)にはしずく型をしたスタイリッシュなFuse(ヒューズ)ボトルが採用されています。
Source(ソース)にはワンタッチでボトル着脱ができる「スナップロック機能」が採用されています。
Source(ソース)は、ガスを注入するたびにLEDライトが光り、炭酸の強弱が一目で分かります。
ベーシックモデルのGenesis(ジェネシス)は、炭酸水を作るのに必要な機能のみを絞り込んで搭載したモデルで、プレミアムモデルのSource(ソース)は、デザインと使い勝手の良い機能を追加したモデルです。
まずはソーダメーカーの価格をみてみましょう。ちなみに購入時にスターターキットを購入すればガスシリンダーがついていますが、念のため必ず購入元で同梱物は確認しましょう。
また確認した上でソーダストリームのスターターキットを購入したのにも関わらず同梱されていなかった場合は問い合わせることをオススメします。
ソーダストリーム Genesis v2(ジェネシス v2)スターターキット
カラーバリエーション:ホワイト、ブラック
Amazon.co.jp価格:9,900円
ソーダストリーム Genesis Deluxe v2(ジェネシス デラックスv2)スターターキット
カラーバリエーション:ホワイト、レッド
販売価格:12,000円(税抜)
ソーダストリーム Spirit(スピリット)スターターキット
カラーバリエーション:ホワイト、レッド、ブラック
販売価格:14,000円(税抜)
ソーダストリーム(sodastream)Source v3(ソース v3)スターターキット
カラーバリエーション:ホワイト、レッド、ブラック
販売価格:19,000円(税抜)
ソーダストリーム(sodastream)Source Power(ソース パワー)スターターキット
カラーバリエーション:ホワイト、ブラック
販売価格:29,000円(税抜)
日本輸入発売元のソーダストリーム株式会社が管理しているAmazonソーダストリーム公式ショップから販売されているソーダストリーム(sodastream)本体は上記の5種類があります。
ソーダストリーム(sodastream)Genesis v2(ジェネシス v2)スターターキットは、ソーダストリーム株式会社の公式ホームページには掲載されておらず、ホームページからの公式な販売はGenesis Deluxe v2(ジェネシス デラックスv2)スターターキットに移行しているようです。
Genesis v2(ジェネシス v2)とGenesis Deluxe v2(ジェネシス デラックスv2)の違いは、Genesis Deluxe v2(ジェネシス デラックスv2)では一部の部品にメタルメッキ塗装が施されていることと、通常の専用1リットルボトルの代わりに専用ステンレスボトル (1リットル)が付属していることです。
もちろんAmazonからではなくソーダストリームの公式サイトからも購入することができます。
ソーダストリーム ガスシリンダー(新規購入用)60L
販売価格:3,429円(税抜)
ソーダストリーム ガスシリンダー(交換用)60L
販売価格:2,000円(税抜)
ソーダストリーム ガスシリンダーお得便 2本×3回分
販売価格:12,000円(税抜)
「ソーダストリーム ガスシリンダーお得便 2本×3回分」は、使い終わったガスシリンダー2本との交換を3回分、合計6本交換できることになります。
ガスシリンダーを1本ごとに交換したい場合は、「ソーダストリーム ガスシリンダー(交換用)60L」を購入しその都度交換し、ガスシリンダー2本と交換したい場合は、「ソーダストリーム ガスシリンダー(新規購入用)60L」を1本購入して使い終わった後手元にある2本と交換するという仕組みになります。
ソーダストリームのガスシリンダーの交換時期が近づいてくると炭酸ガスの勢いが弱まってきます。
ソーダストリームのガスシリンダーは、約60リットル分の炭酸水を作ることができるので1リットルボトルで60回炭酸水を作った頃が交換時期の目安となります。
筆者が購入したソーダストリーム Genesis(ジェネシス)にはカウンターのような機能は無いので、筆者の場合は炭酸水を作った回数をメモ書きしています。
ソーダストリーム本体から使い終わったガスシリンダーを取り外します。
ソーダストリーム取扱店舗もしくはオンラインショップで空のガスシリンダーと交換で新しいガスシリンダーをガスの充填代金のみで購入できます。
新しいガスシリンダーをソーダストリーム本体に取り付けます。
使い終わったガスシリンダーはゴミとして処分できないので、新しいガスシリンダーを購入する際に回収してもらう必要があります。
ソーダストリームのボトルとは使い方の箇所で少し登場しましたが、炭酸水を作る際に水を入れておきソーダメーカーから炭酸を注入する際に使用します。
もちろん適当にどこかで購入した水筒などは使えないため、専用のボトルを使用する、ということになります。
それではボトルに関してはどのような種類があるのかみてみましょう。
カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
販売価格:2,000円(税抜)
対応モデル:Jet(ジェット)、Genesis(ジェネシス)シリーズ全モデル、Source(ソース)シリーズ全モデル、Spirit(スピリット)
カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
販売価格:2,000円(税抜)
対応モデル: Source(ソース)シリーズ全モデル、Spirit(スピリット)
※Genesis(ジェネシス)シリーズには対応していません。ボトルの長さによるものだと思われます。
販売価格:1,500円(税抜)
対応モデル:Jet(ジェット)、Genesis(ジェネシス)シリーズ全モデル、Source(ソース)シリーズ全モデル、Spirit(スピリット)
販売価格:1,800円(税抜)
対応モデル: Source(ソース)シリーズ全モデル、Spirit(スピリット)
※Genesis(ジェネシス)シリーズには対応していません。ボトルの長さによるものだと思われます。
Fuse(ヒューズ)ボトルはしずく型をしており、デザインは世界的プロダクトデザイナーのイヴ・べアール氏によるものです。
販売価格:1,800円(税抜)
対応モデル:Jet(ジェット)、Genesis Deluxe(ジェネシス デラックス)、Source(ソース)、Source Deluxe(ソース デラックス)、Revolution(レボリューション)、Source Power(ソース パワー)、Source v3(ソースv3)、Spirit(スピリット)
※Genesis(ジェネシス)には対応していません。ボトルの重さによるものだと思われます。
カラーバリエーション:ホワイト
販売価格:2,000円(税抜)
対応モデル:Jet(ジェット)、Genesis(ジェネシス)、Genesis Deluxe(ジェネシス デラックス)、Source(ソース)、Source Deluxe(ソース デラックス)、Revolution(レボリューション)、Source Power(ソース パワー)、Source v3(ソースv3)、Spirit(スピリット)
ソーダストリームのボトルには上記のような種類があります。
公式サイトに
ソーダストリーム専用 追加ボトルを購入すれば、さらに炭酸水ライフの楽しみ方が広がります。
● 作った炭酸水の保存に
● 異なるフレーバーで炭酸飲料を作りたいときに
● ホームパーティーなど多めの炭酸水が欲しいときに
● 外への持ち運びに
とあるように、色々な使い方があるようです。
またスターターキットには既に1本(1リットルサイズ)のボトルがついています。
※専用ボトルの対応モデルに記載されているJet(ジェット)、Source(ソース)、Source Deluxe(ソース デラックス)、Revolution(レボリューション)は、ソーダストリーム株式会社公式ホームページに掲載されておりません。
筆者自身、今回記事を書くまでガスシリンダーの購入者登録を行っていなかったのですが、ガスシリンダーの購入者登録を行わないと店舗やオンラインショップでのガスシリンダーの交換がスムーズにいかないように感じました。
ソーダストリームのガスシリンダーの購入者登録はソーダストリーム本体に関して記載する項目は無く、ガスシリンダーの不法投棄の防止が目的のようです。
とはいえ今回記事を書くまで購入者登録を行なっていなかったように、登録をしないでも利用はできそうです。
会員登録については規約に色々と書いてあるので、きになる方はしっかりと目を通すと良いかもしれません。
ここではソーダストリームのおすすめのシロップについて解説します。
とはいえ味の好みなどは人それぞれなので、筆者の主観的な観点から解説しようと思います。
販売価格:1,000円(税抜)
味も美味しくてウイスキーのハイボールを作る際の味付けなど用途が高いシロップだと思います。
販売価格:1,000円(税抜)
Amazon.co.jpには市販のジンジャエールよりも美味しいというレビューがあります。
ジンジャエール自体の原材料がシンプルなので市販のものと味の差が出にくいのではないかと思います。
販売価格:1,000円(税抜)
市販の1.5リットルペットボトルのコーラは飲みきれず、たまにコーラを飲みたい時などにはおすすめです。
やはり長年作り続けている市販のコーラの味にはかなわない面を感じてしまいます。
上記のシロップは入手のしやすさを考慮してピックアップしました。
ソーダストリーム(sodastream)専用シロップは様々なフレーバーのものがありますが、Amazon.co.jpでは価格にばらつきがあり、日本人にあまりなじみのないフレーバーが多いようです。
また自分でソーダストリームで作った炭酸水に合う物を見つけるのも1つの楽しみになるかもしれません。
ここではソーダストリームの口コミや評判について見つけたものをいくつかピックアップしてみます。
ソーダストリームの口コミや評判で良い点として挙げられたのは、ソーダストリームで作った炭酸水に関する内容が多く、悪い点として挙げられたのは、ソーダストリーム本体、専用ボトル、シロップなど、ソーダストリームを構成する物に関する内容が多い傾向にあるように感じました。
多少の手間などを承知でソーダストリームを購入すると満足のいく買い物になるかもしれません。
ソーダストリーム(sodastream)は、水以外の液体にも炭酸ガスを注入することはできることはできますが、間違った使い方なので怪我や故障の危険性があります。
ソーダストリーム(sodastream)の取扱説明書の「安全上の注意」に「炭酸水を作る目的以外でソーダメーカーを使用しないでください。」と明記されているとともに、ボトルにも「水以外にガスを注入しないでください。」と警告文が記載されています。
水以外の飲み物(コーヒー、お茶、牛乳など)は、水よりも表面張力が弱く、粘度が高いため振ると泡が立ちます。
振って泡が立つ飲み物に炭酸ガスを注入すると、注入途中もしくは注入後に飲み物や泡などが吹き出します。
ソーダストリーム(sodastream)のシロップに代用できるものとしておすすめなのは、ダ・ヴィンチ社やトラーニ社から販売されているコーヒーや紅茶に入れて甘さや香りを楽しむフレーバーシロップです。
作り方はソーダストリーム(sodastream)のシロップと同様に、グラスにフレーバーシロップ15ml~30mlほどを入れた後に炭酸水を注ぐだけでフレーバーソーダができあがります。
フレーバーシロップはソーダストリーム(sodastream)のシロップよりも少し割高ですが様々なフレーバーのものがあります。
参考元 : 大一電化社&F&L Daiichi
《参考商品》
ダ・ヴィンチ社 アップル クラッシック フレーバーシロップ 750ml
販売価格:1,339円(税込)
※写真は開封して少し使用した後のものです。
ソーダストリームのガスシリンダーに自分でガスを充填することはできません。ガスシリンダーの日本国内における再充填は法律により禁止されています。
ソーダストリームのガスシリンダーは、ガスシリンダーやガスシリンダーに添付されているユーザー保証書に、所有権はSoda-Club社又はその関係各社に帰属する旨が記載されています。
ユーザーライセンスには、「SodaStreamが認めていない企業又は第三者によるガス充填は、非常に危険で法によって禁じられておりSodaStreamの権利を侵すことになります。」と記載されています。
ガスが漏れると、二酸化炭素中毒をもたらすことがあります。
ガスが漏れた場合は、換気を行って新鮮な空気を入れてください。
気分が悪くなった場合は、速やかに医師の診断を受けてください。
下記は、ソーダストリーム株式会社公式ホームページの「よくあるご質問・お問い合わせ」の「Q. 炭酸ガス注入ボタンから指を離してもガスが出続けました。」に対する回答です。
以下に沿って対応下さいますようお願い致します。
・二酸化炭素は空気よりも重いため、床のほうに溜まる特徴があります。小さいお子様やペットがおられる場合、床に横になられている場合は、気分が悪くなる場合がございますので、ご注意下さい。
また、お部屋の換気を十分に行って下さいますようお願い致します。
・ガスシリンダーや専用ボトルをソーダメーカーから外さないで下さい。
・本体は平らな場所に置いたままで、ガスが出る音が完全に聞こえなくなるまで、そのまま放置し、触らないで下さい。
・ガスが完全に出なくなりましたら専用ボトルを傾けて(ガス抜きをし)取り外してください。
・ガスシリンダーはとても冷たくなっています。室温に戻るまで触らないようにお願い致します。
・ソーダストリームコールセンター(0120-286-230)もしくは、お問合せフォームよりご連絡くださいますようお願い致します。
今回記事をまとめるのに一番苦労した点は、ソーダストリーム(sodastream)及び関連商品の正しい情報にたどり着くまでに時間がかかったことです。
ネット通販でよく利用されるAmazon.co.jpでは、Amazonソーダストリーム公式ショップ以外の販売店からも販売されており、同じ製品でも価格にばらつきがあります。
製品の保証についてもソーダストリーム株式会社の公式ホームページでは「日本公式販売サイトによるオンラインショッピングまたは、お取扱代理店でご購入いただいた商品のみを保証の対象とさせていただいております。」と記載されているように、購入元によっては正規品であっても保証の対象外になる可能性があります。
ソーダストリーム(sodastream)及び関連商品をご購入の際には正しい情報をご確認ください。
更新日時 | 更新内容 |
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2018/04/25 | 「ソーダストリームとは」の項目を追加、他表現の修正や読みづらい箇所の修正等 |