パソコンにイヤホンを付けてみよう!パソコンでイヤホンを活用する方法は⁉

この記事を執筆するにあたって

普段はワイヤレスのイヤホンやヘッドホンを使っているのですが、この記事を書くに当たって久しぶりに有線ヘッドホンを使いました。音質はやっぱり有線の方が圧倒的に良いですね。あとASIOやWASAPIを久しぶりに使ってみましたが、有線ヘッドホンで聴いてみたらハイレゾでない音源でも結構クリアになるものですね。有線イヤホンを使わないのは単純にパソコンまで届かないからです。ワイヤレスイヤホンは夏や風呂上がりなどヘッドホンが暑苦しいときなどに重宝しています。

Written By HN: トゥルーデは俺の嫁

目次

パソコンでイヤホンを使ってみよう!

皆さんはパソコンでイヤホンって使いますか?筆者の周りではあまりイヤホンを付けてパソコンをしている人を見かけません。大抵のパソコンは本体あるいは液晶モニターにスピーカーが付いていますから、イヤホンをわざわざ付けるのが面倒くさいというのも理由の一つでしょう。
 

でもノートパソコンやモニターに付いているスピーカーって、あくまでおまけ機能で実際使っていれば分かるとおり『とりあえず音が鳴る』ってレベルのものが大半です。なので良い音で音楽やゲームを楽しむ場合は、そこそこの出力のあるスピーカーかそれなりのイヤホンなどを導入する必要があります。
 

スピーカーの場合音圧(音量)を上げる必要があり、壁の薄い部屋やアパートなどには迷惑を掛けることもあるでしょう。ですがイヤホンならスピーカーと違って他の人に迷惑を掛けることなく好きな音楽に浸ったり、大きな音量でゲームを楽しむことができるのです。
 

でもいざイヤホンを挿そうと思ったときやパソコンを買い替えたりすると、イヤホン挿すジャックが見つからないなんてのも良くある話です。そこでパソコンの形状ごとにどの辺りにイヤホン端子があるのか、パソコンで音楽やゲームを楽しむ場合どんなイヤホンを買ったら良いのかを解説してみたいと思います。
 

ちなみに筆者は『イヤホン』は使わず、基本『ヘッドホン』派です。言葉遊びではなくて単純にパソコン本体をモニターから離れた場所に設置しているので一般的な1.2m程度の有線イヤホンだとどうやってもコードが届かないからなんですよ。
 

パソコンにイヤホンを付けてみよう!どのように付けるの!?

取り付け手順

ノートパソコンなら大体下記画像の赤で囲った『両サイド手前』かあるいは『手前中央』あたりにイヤホン用端子があります。メーカーやパソコンのモデルによって位置が異なるのが普通です。
パソコン イヤホン

一体型デスクトップならモニター正面またはモニター側面などにイヤホン端子があるでしょう。
(以下の画像はイメージで、写真は一体型ではない通常のデスクトップ用パソコンモニターのものです)
パソコン イヤホン

タワー型、省スペース型、キューブ型デスクトップなら最前面か天板に付いているのが一般的です。
パソコン イヤホン

アイキャッチのようなスリム型デスクトップの場合そのまま端子が見えるので挿す場所も分かりやすいのですが、下記画像のように蓋を開けないとイヤホンなどを差し込めないデスクトップパソコンもあります。
パソコン イヤホン
 

ちなみにデスクトップにある背面端子はイヤホン用ではなくパソコン用モニターやスピーカーなどに接続するための端子で、主に緑色のラインアウト端子や光デジタル(S/PDIF)端子が使用されます。下の画像ではその他にも似たような端子が見えますが、説明を始めるとイヤホンとは関係ない方向へ脱線するので今回は割愛します。
パソコン イヤホン
 

パソコンでのイヤホンを使うときの基本操作法

直感的に操作できるMacOSを選ぶ人やUbuntuなどのLinux系OSをパソコンに導入するような人には、改めてイヤホンとか音量とか説明する必要は無いだろうと感じたので、以下の説明は一般的なパソコンOSであるWindows(画像はWindows10)を参考例としてあげています。
 

音量調節

基本的な方法としてはタスクトレイに入っているスピーカーアイコンを左クリックすると以下写真のように音量調整機能を呼び出すことが出来ます。
パソコン イヤホン

大抵のノートパソコンは最上段の『ファンクションキー(F2とかF11とか書かれている全12個のキー)』に音量調整機能が割り振られており、それらを使うことでも音量調整が可能です。キーボード最下段にある『fn』と書かれているキーを押しながら『スピーカーのマークが書かれているファンクションキー(F1~F12)』を押すことで音量の変更が可能になっています。
 

パソコン イヤホン上記画像の場合、キーボードの左下にある赤丸の『fn』と書かれたキーを押しながら、キーボードの最上段、写真の赤線で囲んだそれぞれのファンクションキーを押すことで音量の調節が出来ます。画像では左から『f10キーにミュート(消音)』『f11キーに音量を下げる』『f12キーに音量を上げる』という動作が割り当てられているのが分かると思います。
 

割り振られているファンクションキーはメーカーやモデルによって異なります。デスクトップパソコンでも専用キーボードやマルチメディア機能付きのものであればキーボードで音量調節が可能なものもあります。
 

また『Volume2』など音量の統合管理ソフトを利用すれば、さらに簡単に音量の調整を出来るようにもなります。下記画像の画像赤丸のアイコン上でマウスホイールをくるくる回すと自在に音量変更をおこなえます。
パソコン イヤホン

Volume2で音量変更すると下記画像のように現在の音量が表示されるので分かりやすく、音量メーターの見た目も変更でき、音声に関する設定などもこのアプリのアイコンから切り替えたり呼び出せたりできるのでおすすめです。
パソコン イヤホン
 

特定のアプリケーションだけ音声を出力する

音量調節の冒頭で説明した『タスクトレイのスピーカーアイコン』を右クリックで開き『音量ミキサーを開く』で、各アプリケーション毎の音量を個別に設定することが出来ます。別の音楽を聴きながらゲームをしたり、特定のアプリケーションの音声出力を停止(ミュート)させたりすることが可能です。
パソコン イヤホン

Windows Vista以降に搭載されている機能ですがWindows XP以前では特定のソフトウェアを導入しないと出来ない機能だったので、知らない人も結構いるのではないでしょうか?
 

パソコンでのイヤホンの楽しみ方!

ゲームを深夜でも大きい音量でできる

ゲームプレイ時に自身が盛り上がるためにも相手の動作をいち早く察知するためにもそれなりの音量を維持する必要があるでしょう。ですが深夜や近くで誰かが昼寝などをしている状態で音量を上げるのには気が引けますし、場合によっては迷惑にもなります。
 

ですがイヤホンやヘッドホンがあれば、他人に気兼ねすることなくゲームとその音楽を楽しむことができます。エロg…えーっとスピーカーで音声を流すのにはばかられるような内容のゲームや動画もこっそり楽しむことができるので、人によっては必須アイテムとも言えるでしょう。
 

完全に余談ですが…筆者は常時ヘッドホン派なのであまり気にしたことがないのですよ。現在もシリーズ完結編ということでちょこちょこ遊んでいる大人向けゲーム『Rance 10 決戦』も今時のゲームにしては声優さんを一切使っていないので、イヤホン無しでも(効果音を小さくするかミュートにすれば)スピーカーでプレイしても全く困らない仕様ですし。
 

ハイレゾ音源を自分にとって使い易いプレイヤーで楽しめる

ハイレゾ音源を楽しもうという場合、プレイヤーとイヤホン共にHi-Resマークの入った高価な機器が必要と思っている人も多いかもしれませんが、ここ10年以内に販売されていたパソコンならほとんどのものがハイレゾ規格に対応した出力を持っていますし、別途専用のプレイヤーを購入する必要なく、あとはHi-Resマークのあるイヤホンを用意するだけでハイレゾ音楽やASMR向けハイレゾ音源とかを楽しめるのです。
 

手持ちのパソコンがハイレゾ出力に対応しているかどうかは以下画像のようにコントロールパネルやタスクトレイにあるオーディオマネージャーなどのプロパティを参照し、赤線以下の『24ビット 96000Hz(96kHz)』以上の出力が可能になっていれば対応していることが分かります。
パソコン イヤホン

イヤホンはピンからキリまでありますが手持ちのものが再生周波数帯域の上限が40000Hz(40kHz)を越えているものであればHi-Resマークが入ってなくても問題ありません。新たに買うのであればHi-Resマークが入っている物を購入するのが分かりやすいでしょう。最近は人気がなく実売2000円前後でたたき売られているハイレゾイヤホンもありますが、好みを除けば値段と音質は比例しますので本当に高音質を楽しみたいのであれば最低5000円ぐらいは出した方が良いと思いますけれどね。

パソコン イヤホン

プレイヤーは有料の物を購入する必要はなく、『foobar2000』とか『iTunes』とか『VLC media Player』など無料で使いやすいソフトが揃っています。『foobar2000』や『MusicBee』などはWASAPIやASIO(※1)経由で出力することでより高音質で音源を再生可能になっているので、いくつかのプレイヤーを比較して使いやすい、自分が良いと感じたものを使用できるというのも大きなメリットです。またzipなどアーカイブファイルにも対応しているものも多いので、アーカイブファイルを展開することなく音楽を手軽に楽しむことができるのも特徴の一つです。

パソコン イヤホン

ちなみに再生するのがハイレゾ音源でなくても、そしてハイレゾイヤホンを使っていなくてもWASAPIやASIOを利用すれば(パソコンの構成やイヤホンの質により大小は異なりますが)高音質で音楽を再生することが出来ます。その仕組み上使用中はミキサーが機能しなくなるので上記で説明した『各アプリケーション毎の音量を個別に設定』などは利用できなくなりますが、再生ソフトを終了すれば元に戻るのでご心配なく。
 

記事参考:SONY公式 お試し用ハイレゾ音源
 

※1…デジタルデータでも処理の仕方や複数の処理を重ねることでデータの劣化が起こりえます。「ならばそういった処理を挟まないように直接音声を出力すれば高音質のまま鳴るんじゃね?」という発想から生まれたのが、Windowsに搭載されている音声ミキサーなどを通さずに直接音声を出力する『WASAPI排他モード』や『ASIO』です。WASAPIはWindows Vista以降標準搭載されており、ASIOの場合個別のオーディオデバイスやソフトに付いてくるドライバや、無料の『asio4all』を導入することで利用することができます。WASAPIやASIOを利用する場合、再生ソフト側でもそれらを利用するように設定変更する必要があります。
 

DTMで曲作りを楽しめる

DTMの場合、イヤホンがあると楽しめると言うより…必須ですよね。耳コピ(※2)曲やアレンジ曲を作る際の採譜や、オリジナルの曲を作るときも各楽器や音色の細かなチューン、実際にそれらを組み合わせた際の感じや、左右の音の配置などパソコンに搭載されている、あるいは外部スピーカーに繋げてあるとしても細かな音のチェックはイヤホンやヘッドホンがないと難しいでしょう。
 

そういえば筆者がパソコン使用時常時ヘッドホンをするようになったのもMIDI音源をいじり始めたあたりからだったように思います。筆者には絶対音感とか音楽の才能は無かったのでMIDI音源も結局は持て余すことになったのですが、譜面の書き起こしなどは細かな音を聞き分けやすいヘッドホンやイヤホンが必須であることを学ぶことはできました。
 

※2…譜面や元の曲に使用される楽器を知らない状態で、耳で音楽を聴いて入ってくる音の情報からその曲を再現すること。耳で聴いてコピーするから『耳コピ』と呼びます。
 

パソコンで使用するおすすめイヤホン

ノートパソコンでも一体型デスクトップでも50cm程度のコード長の物はおすすめできません。短すぎて使いにくいからです。最低でも1m以上のコードの長さがあるものを買いましょう。 
 

最近はノートパソコンがBluetoothに対応していることも多いのでBluetoothイヤホンもおすすめ…しようかと思ったのですが、ASIOやWASAPI出力の確認のために久しぶりに有線ヘッドホンを使って音楽をいくつか再生してみたのですよ。普段使っているワイヤレスサラウンドヘッドホンも決して安物ではないのですが、有線のそれに比べると音質はやはり比べものになりません。ゲームに使うにはapt-Xコーデックを使っても若干遅延があることを考慮し、今回は有線イヤホンのみ紹介としました。
 

レイザー Hammerhead Pro V2 マイク付きゲーミングイヤフォン RZ04-01730100-R3A1

ゲーミング用ヘッドホン、ヘッドセットでおなじみのRazerからゲーミング用マイク付きイヤホン(イヤホン型ヘッドセット)です。
仕様はこれと言って特別なものは無く、同じような性能のものをもっと安く購入することも出来るのですが仮想サラウンドドライバである『Razer Surround』と併用するには良いのではないでしょうか?二股変換アダプタが付いてくるので、イヤホン端子とマイク用端子が分かれているパソコンでも、共通となっているものどちらでも対応可能なのが特徴です。
 

イヤホンのオマケであるRazer Surroundの方が価値が高いような気がしますが、一度Pro版にアップグレードしていればRazerのイヤホンやヘッドホンに限らず疑似サラウンドで多チャンネル音声のゲームや動画を楽しめるのでおすすめです。無理に高い『Hammerhead Pro V2』を買わずとももう少し安いRazer製品を買って、そっちのユーザー登録でRazer Surround Proのアカウントをもらうという手もあります。
 

ちなみにこの製品は以下二つと異なりハイレゾ再生には非対応(再生周波数帯域が40Khz未満)なのでご注意下さい。
 

オーディオテクニカ ATH-CKS770X

ハイレゾは音の解像度が上がるというのが最大のメリットですが、聴き取りにくいあるいは従来の方法では完全に再現できなかった高音部がしっかり再現されると言うことも重要でしょう。ということで高音重視のオーディオテクニカ製品の中からしっかりと重低音も再現してくれるSOLID BASSをオススメしてみます。
 

SOLID BASSはもう少し安いモデルもあるのですが、そちらの方はどうも高音がくもりがちだという評判をいくつか聞いていたので、今回は音質重視で値段=音質という基本どおりに、かといって高級すぎないイヤホンを選んだつもりです。下記製品よりは性能重視で再生周波数帯域は『5~42,000Hz』とこちらの方が広くなっています。
 

仕様参考:Audio-Technica ATH-CKS770X
 

ソニー h.ear in 2 (IER-H500A)

こちらは多色展開のあるイヤホンで、上記写真の『ムーンリットブルー』をはじめ淡いカラーリングの『ペールゴールド』『グレイッシュブラック』『トワイライトレッド』『ホライズングリーン』の全五色の中から選ぶことが出来るので、デザイン性の高いノートパソコンと併用しても違和感の少ないイヤホンとなっています。
 

最近はパソコンの性能よりもデザイン性を重視しMacbookやSurfaceなどを選ぶ人も多いので、イヤホンなどもデザイン性やカラーリングが選べるものが欲しいという需要も鑑みて選択肢に入れてみました。
 

デザイン重視とはいえ、SONY製イヤホンかつハイレゾ再生に必要な再生周波数帯域5Hz~40,000Hzもしっかり満たされているので、この価格帯(≒品質)で音質に満足出来ない人は少数でしょう。ちなみにリモコンも付いているので、スマートフォンやタブレットにも流用することが可能です。
 
仕様参考:SONY h.ear in 2 IER-H500A


あとタワー型デスクトップをデスクの下やモニターから離れた場所に配置せざるを得ない場合や、モニターから距離をおいた状態で動画鑑賞したりゲームをしたいときに一般的なイヤホンケーブルの長さである1.2m程度では届かないという場合もあるでしょう。そういった場合は以下のような延長ケーブルを使用するという手もあります。

エレコム オーディオ延長ケーブル ステレオミニ AV-35E

筆者としてはそこまでするならイヤホンを使うのではなく、コード長が充分にあるヘッドホンに切り替えるか、筆者同様BluetoothトランスミッターやUSB用Bluetoothアダプタでも導入して、デスクトップパソコンでもワイヤレスイヤホンが使用できる環境を構築する方が精神衛生的に良さそうな気もしますがね…。
 

まとめ

パソコンの形状に限らずイヤホンやヘッドホンがあれば、AVスピーカーなどの導入よりも低コストでしっかりと分かれたステレオ音声や良い音質で音楽やゲームを楽しめるのは確かです。ノートパソコンならヘッドホンよりも一緒に持ち運びしやすいという理由でイヤホンを選ぶという人も多いでしょう。
 

今回は上記の理由を含め音質重視で有線イヤホンをおすすめしましたが、自宅でがっつりと腰をすえてパソコンゲームやDTMを楽しむのであれば、イヤホンにこだわることなくヘッドホンなどを導入しても良いですし、音質より利便性を優先するのであればワイヤレスのイヤホンやヘッドホンなどもありでしょう。
 

ただオーディオの道は一般人の思うそれよりはるかに深淵で「パソコンのオンボードチップはノイズの影響を受けるのでUSBの外付けサウンドデバイスやDACを導入すべき」とか、「イヤホンは本格使用前にエージングした方が良い」とか科学的根拠のあやふやな話へと広がっていく可能性もあるので、過度にハマりすぎないことをおすすめします。

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HN: トゥルーデは俺の嫁
製品紹介はなるべく間違った情報を伝えないよう製品の説明書などで下調べをし、レビューはキッチリ使い込んだり比較してから書き始める派なので基本遅筆です。疲れたときの癒やしは飼い猫達をなでることです。
家電やガジェット好きの趣味が高じて、文章書き(パソコン関連ソフト&ハード、白黒家電、ガジェットなどの紹介記事、購入製品のレビュー etc...)をやっています。 広く浅くがモットーなので、それほど深い知識はありません。 なるべく正しい日本語で書けるようにIMEにATOKを使い、長い文章は少しでも誤字脱字が減るようにVOICEROIDに音読させて確認してから公開するようにしています。 違う目的の為に買ったVOICEROIDが思わぬ役に立っているので、もう一人買い足そうかと目論んでいます。 やっぱり弦巻マキの相棒といったら結月ゆかりですよね?

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