ヘッドホンのおすすめメーカーをご紹介!メーカーごとに特徴を比較してみよう!

この記事を執筆するにあたって

ヘッドホンに嵌ってから早くも10年近くがたち、所有したヘッドホン・イヤホンの数もそろそろ10本に…同じ会社のヘッドホンでも機種によって音のキャラクターは違いますが、 おおまかな傾向はメーカーで揃えられているように感じます。ヘッドホン・イヤホンの細かな音質については感じ方に個人差が影響してくるので、実際に試聴して製品の感触を確かめる事が大切です。

Written By あずま ようへい

目次

ヘッドホンのおすすめメーカー

ヘッドホンは、国外メーカーを合わせると150社以上の会社・ブランドから発売されています。新興メーカーからリリースされているモデルも多く、amazonといった国際通販ネットワークサービスが充実していることもあり、今はヘッドホン選びという意味で非常にありがたい時代になっていると言えます。

しかし、その分大量に増えたモデルやメーカーは、選ぶ側からすればどこのメーカーの物がいいのか?、モデルがいいのか?と、数が多すぎるゆえに判断に迷ってしまいがちです。
そこで本記事では、従来から多くの人に支持される、いわば定番のヘッドホンメーカーを紹介していきたいと思います。

ヘッドホンおすすめメーカー『SONY』

特徴

東京都に本社を置くSONYは日本を代表する巨大複合企業です。オーディオ以外にもゲーム・家電・PC・銀行・保険・不動産・出版など、多岐にわたる業務を行っているSONYですが、かつては東京通信工業株式会社としてレコーダーやラジオを開発する企業としてスタートしました。ヘッドホン開発は起業して間もないころから行われており、いわばヘッドホンはSONYにとっては古くから続いている伝統の部門です。

ゆえにSONYは昔から高品質なヘッドホンを登場させており、その中には伝説的な製品も多く存在しました。
高い技術力と独創的な発想力で生み出されるそニーのヘッドホンは現在でも高い人気を誇っています。
SONYヘッドホンは全体的にドンシャリ系と呼ばれる低域と高域を強めに出した元気のいい音造りをしており、低価格なモデルでは特にその傾向が強めになっています。
高価格帯ではドンシャリ気質は抑えめになり、フラットに全域を高品質に鳴らすモデルが多くなる傾向があります。

SONYおすすめヘッドホンその1「MDR-1AM2」

2014年に発売され価格と音質のバランスの良さから非常に高い評価を得たMDR-1Aの後継機種に当たるヘッドホンです。
現在MDR-1Aは生産完了しているのでこのヘッドホンを選ぶことになりますが、このMDR-1AM2も先代の高いコストパフォーマンスを引き継いでおり、さらに新しくバランス接続にも対応しています。
バランス接続専用のケーブルも付属しており、個別に用意すると高くつきがちなバランスケーブルが標準で付属している点もすごく嬉しいです。

SONYおすすめヘッドホンその2「MDR-Z1000」

MDR-Z1000は密閉型のモニターヘッドホンです。最近になってMDR-Z1Rが登場するまで密閉型としては長い間ソニーのフラッグシップを務めており、癖のない音質と金属素材を多用した見た目の良さで高い評価を得ています。
低域から広域までまんべんなく鳴らす音造りはモニターヘッドホンならではと言えます。
ヘッドホンを構成する材質もマグネシウム合金や液晶ポリマーフィルムといった特殊素材を使用し、4万円以上という実売価格ながらそれでもなおコストパフォーマンスに優れると言われています。

ヘッドホンおすすめメーカー『オーディオテクニカ』

特徴

オーディオテクニカはソニーと双璧をなす国内大手のヘッドホンメーカーです。

レコードプレーヤー用の部品製作から始まったオーディオテクニカの歴史は、ソニーとは違ってそのほとんどが音響機器製作に費やされており、今では音響機器の分野で高い評価を受けています。ヘッドホンに関しても古くから開発を行っており、特に開放型ヘッドホンのAIRシリーズは20年近くにわたって高い評価を得続けています。
また、金属素材や木材など、多彩な素材でヘッドホンを製作する点もオーディオテクニカの特徴と言えます。
音質面では中音高音をメインとした製品が多いと言われていましたが、現在は機種ごとに様々な特長を持つ製品を開発しています。

オーディオテクニカおすすめヘッドホンその1「ATH-M50x」

オーディオテクニカの密閉型ヘッドホンの中でも、モニター用途に使われる事を前提に開発された「M」シリーズの中級モデルにあたる製品です。モニターヘッドホンながら比較的多めの低域とオーディオテクニカならではの綺麗な高温域を持っており、テクノやEDMといったリズム感を重視する音楽とも非常に相性がいいです。
また、折り畳み可能な点や密閉型といった特徴から屋外使用にも向いており、外でヘッドホンを使いたい方にもこの製品はおすすめできます。

オーディオテクニカおすすめヘッドホンその2「ATH-AD2000X」

ATH-AD2000Xはオーディオテクニカの開放型ヘッドホンADシリーズの頂点に当たるモデルAD2000の後継機種です。
こちらもソニーのZ1R同様、上位機種ADX5000が登場したため現在ではフラッグシップの座を譲りましたが、その高い性能は今でも健在です。
音質はAD2000譲りの全域にわたってバランスのいい、特定の音域を強調しないフラットな性質を持っており、同時に高い解像力を持つために長時間のリスニングでも疲れにくい音を鳴らします。また、オーディオテクニカの開放型ヘッドホンとしては比較的低域の量が多く出ており、様々なジャンルの音楽をうまく再生できる万能ヘッドホンとなっています。

ヘッドホンおすすめメーカー『ゼンハイザー』

特徴

ゼンハイザーはドイツで創業した音響メーカーです。ヘッドホンの分野では、世界で初めての開放型ヘッドホンHD414を開発し、それ以来開放型ヘッドホンの分野ではトップレベルの実力を誇ります。また、密閉型ヘッドホンにおいてもHD25を筆頭に個性的で魅力のあるモデルを開発しており、ヘッドホンのクオリティは非常に高いと言えます。

音質の全体的な傾向として低域を重視するモデルが多く、特にHD25やHD598といった製品は質のいい低音を出す製品として著名です。またマニアの間では高級ヘッドホンの基準にゼンハイザーのミドルクラスヘッドホンHD650を推す声が根強く、国内ではソニーやオーディオテクニカほど有名ではありませんが、ヘッドホンメーカーとしてはかなりおすすめできるブランドです。

ゼンハイザーおすすめヘッドホンその1「HD650」

ゼンハイザーのヘッドホン群では中堅~上位機種に位置づけられるHD650は、先代のヘッドホンHD600も含めると実に20年以上もの間ほとんど変わらない姿で発売され続けている長寿モデルです。

HD650は高級ヘッドホンのベンチマークのようにマニアの間で扱われるほどのバランスの良い音質を特徴としており、開放型ながら比較的強い低域を中心としながらも高音域に渡って濃い目の、ツヤのある音を鳴らすと言われています。
特定の音域に強い個性が無いため聞き疲れしにくく、長時間のリスニングにも向いているため、映画鑑賞などの用途にも低域の強さも相まって高い適正を誇ります。

ゼンハイザーおすすめヘッドホンその2「HD25-1」

ゼンハイザーのヘッドホンでは比較的マイナーな密閉型ヘッドホンであるHD25は、元々DJのモニター用に作られたヘッドホンです。業務用途ゆえにシンプルで頑丈な作りは高級感と無縁の見た目に繋がっていますが、見た目とは裏腹に強烈で個性的な音質を有しています。そのため一部の人々からカルト的な人気を集め、以来20年以上の長い期間にわたって発売され続けるロングセラーモデルとなりました。
HD25-1の音質はなによりも元気のいい強力な低域にあります。リズムを重視するEDMのようなジャンルの音楽との相性は抜群で、小さな外見からは想像もできない濃厚で激しい音を響かせます。しかし、強烈な低域の割には中高音も埋もれることなく鳴らしており、個性的ながらバランスよく纏まる音造りと言えます。
かなり低域が強いため、音楽のジャンルによっては不向きなものもあると言えますが、ハマる人にはハマるおすすめのヘッドホンです。

ヘッドホンおすすめメーカー『BOSE』

特徴

BOSE(ボーズ)はアメリカはマサチューセッツ工科大学内からスタートした音響メーカーで、高品質なスピーカーを製作する企業として世界的に有名です。
独自の理論によって小型でも強い低音を引き出すスピーカーづくりはBOSEの十八番として知られており、ヘッドホンにおいても低音はかなり重視されています。またBOSEのヘッドホンを紹介するうえで外せないのがノイズキャンセリング機能です。ヘッドホンで初めて航空機クラスのノイズキャンセリング機能を搭載したBOSEは、以来ノイズキャンセリングの分野でも非常に高い支持を得ています。

BOSEおすすめヘッドホン「QuietComfort 35 wireless headphones 2」

BOSEのノイズキャンセリングヘッドホン最新モデルであるQuietComfort 35は、同社の誇るノイズキャンセリング技術がふんだんに採用されたおすすめのモデルです。
最大の特徴であるノイズキャンセリングは3段階で調節でき、レベルに応じて自由に変更可能になっています。最大レベルにすると地下鉄のような轟音が響く環境でも図書館にいるような静かさを実現でき、初めて体験したあかつきにはおどろく事間違いなしです。また、ノイズキャンセルに必要な電力もヘッドホン内に内蔵されており、これによりワイヤレスながら20時間の連続駆動が可能になっています。20時間はかなり長めの動作時間であり、実用上まったく問題のないレベルに仕上がっています。
音質面では安定のBOSEサウンドであり、強い低域がメインなためクラブミュージック系の音楽と相性が良いです。
またワイヤレス駆動のためにbluetooth接続が可能で、ノイズキャンセリングと合わせて外出時の使用に高い適正があります。
通勤通学に使いたいおすすめヘッドホンの一つです。

ヘッドホンおすすめメーカー『ベイヤーダイナミック』

特徴

beyerdynamicはドイツで生まれた総合音響機器メーカーです。ヘッドホン製作の歴史はかなり古く、ダイナミック型ヘッドホンを世界で初めて開発した事からもその歴史の長さが分かると思います。
ベイヤーダイナミックのヘッドホンで特徴的なのが「テスラテクノロジー」と呼ばれる強力な磁力を生み出すトランスデューサーを用いる技術で、同社のフラッグシップモデルだったT1から採用されました。

音質としてはモデルごとに違いが分かれており、T70のように高音域に特化したものからDT990PROやT1のように低域も強力にでるものまで様々です。全体的には解像感が高く、楽器それぞれの音をとことん聞き分けたい時にはベイヤーのヘッドホンはおすすめです。

ベイヤーおすすめヘッドホンその1「DT990PRO」

DT990PROはベイヤーダイナミックのヘッドホンの中では低価格なモデルに位置づけられるヘッドホンです。実売価格は2万円ほどと、手を出しやすい値段になっており、初めてベイヤーのヘッドホンに挑戦する方にはちょうどいいヘッドホンになっています。
音質はかなり強めのドンシャリ傾向で、ドンシャリと言っても安いヘッドホンに見られるようなまとまりのない低音や耳に刺さるだけの高音ではなく、ベイヤーならではの高い解像力に裏打ちされた聞いて気持ちのいいドンシャリ音となっています。そのためロックやジャズ、メタルのような比較的激しめの音楽と相性が良いです。
またシンプルな構造による頑強さも魅力的で、強度の高さは長期間使用での故障のしにくさに直結するのでとてもありがたいです。

ベイヤーおすすめヘッドホンその2「T1 2nd Generation」

ベイヤーダイナミックのヘッドホン群の中でもフラグシップに位置するのがこのT1 2nd Generationです。テスラテクノロジーで有名なT1の後継モデルで、実売価格は11万円以上と、ハイエンド機にふさわしい高額なヘッドホンです。
その音質は異常に高い解像力と先代T1からかなり量、質の増した低域に冷徹とまで言われるほどの硬質な高音域が見事に融合しています。普通ヘッドホンはどこか得意な音域があればその分他の音域が不得意になってしまうのですが、このT1 2nd Generationではそのような気配は見られず、あらゆるジャンルの音楽を非常に高いクオリティで再現する不思議なヘッドホンです。
その高い能力ゆえに再生する側にも高い性能が要求され、音楽プレーヤーやPCに直接繋げると本来の力を引き出せない点がネックです。インピーダンスも非常に高い(600Ω)ため、携帯プレーヤーなどはまともに音量が取れないかと思われます。
アンプが必須な、敷居の高いヘッドホンでもあります。

ヘッドホンおすすめメーカー『ULTRASONE 』

特徴

ULTRASONE(ウルトラゾーン)は1991年に誕生した比較的新しいヘッドホンメーカーです。
マニアの間ではゾネホンといった愛称で知られており、独特な音質を持つヘッドホン群は一部の人から高い支持を得ています。また、超高額なヘッドホンシ「edition」シリーズを展開している事でも有名で、ポータブル用途では最高レベルの音質
を達成していると言われています。

ULTRASONEおすすめヘッドホン「PRO-750」

ウルトラゾーンの密閉型ヘッドホンPRO-750は業務用途で多くの実績を持つヘッドホンです。このヘッドホン最大の特徴はS-LOGICと呼ばれる特有のオフセット配置されやドライバーユニットで、S-LOGICにより発せられた音は外耳で反響します。こうすることで疑似的にスピーカーなどの外部から聞こえる音を再現しており、およそヘッドホンとは思えない不思議な定位を実現しています。

音質は強めのドンシャリ型で、特に濃くて力強い低域が特徴です。ドンシャリだけあって高音域もよく出ており、また繊細な音も丹念に拾うだけの性能もあるので、エレクトロ系やダンスミュージックのような音楽とよく合います。

まとめ

いかがでしょうか。ここに紹介したヘッドホンもまだまだおすすめヘッドホンのごく一部です。
各ヘッドホンのくわしい解説や他の魅力的なヘッドホンについてはまた他の記事で紹介していきたいと思います。

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あずま ようへい
かゆい所に手が届くような記事を書いていきたいと思っています。

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