密閉型ヘッドホンとは⁉遮音声に優れて音楽を集中して聴ける⁉

目次

密閉型ヘッドホンについて解説します

音の世界に没頭したいときに欠かせないヘッドホン。スピーカーより音に集中でき、イヤホンより高品質のものが多いのが良いところ。

皆様はヘッドホンの形によって音の特徴が変わるのを知っていますか?

今回は「密閉型」というヘッドホンにスポットを当てて解説していきます。最近ではすっかり主流になったヘッドホンのタイプです。

なぜ主流なのか?そもそもどのようなものなのか?どんな特徴があるのか?

この記事では、そんな数々の疑問を解説し、後半ではおすすめの密閉型ヘッドホンをご紹介します。

密閉型ヘッドホンの特徴とは⁉

ヘッドホン 密閉 型

密閉型ヘッドホンとは何でしょうか。まず、そこからご説明しましょう。

ヘッドホンにはケーブルの有無によって有線のヘッドホンとワイヤレスヘッドホンに分けられます。次に、音が鳴る部分の加工処理によって、「開放型」と、今回ご紹介する「密閉型」のヘッドホンに区別されます。

一部の例外を除いて、全てのヘッドホンは一つずつ、計2種類の属性を持ちます。厳密に言うとイヤーパッド(耳に当たるクッション部分)の形によって分けられることもありますが、細かくてややこしいので今回は割愛します。

有線の開放型ヘッドホン、有線の密閉型ヘッドホン、ワイヤレスの開放型、ワイヤレスの密閉型の4種類です。開放型と密閉型の違いを説明するために、簡単にヘッドホンの仕組みをご紹介します。

ヘッドホンは、ドライバーユニットという音を鳴らす機械をプラスチックや樹脂で包んでいて、簡単に言えばそこに取っ手と耳当てをつければヘッドホンの完成です。包んでいる部分を「ハウジング」と呼びます。

このドライバーユニットをハウジングで完全に包んでしまうか、耳の反対方向に穴を空けて音を逃がす隙間を作るかで、密閉型か開放型かが決まります。

密閉型のヘッドホンは、文字通り耳と接する部分以外をハウジングで密閉したヘッドホンです。では、密閉するとどのような特徴が出るのかを解説していきましょう。

遮音性に優れて音楽に没頭できる!

耳と接する部分以外を密閉することにより、手で耳をふさいだ時と同じ効果があります。外からの音が聴こえにくく、中の音を聴きやすくなり、その分音楽に集中できるようになります。雑音をシャットアウトできるので、高いリラックス効果が期待できます。

また、遮音性に優れているので音漏れが周りの迷惑にもならず一石二鳥です。ただし、移動中に周りの音が聴こえず危ないと言う点もあります。

迫力のある音が出やすい

密閉型のハウジングにすることによって、逃げ場がなくなった音が一つの方向に集中します。そうすると特に低い音が強調されて聴こえる効果が出てきます。

低音が強調されることで音圧を感じやすくなり、お腹に響くような迫力のある音像を楽しむことができることも密閉型ヘッドホンの特徴と言えます。

音が聴き取りやすい

遮音性に優れていると、音が散らばりにくくなり一つ一つの細かい音がはっきり聴こえるようになります。いわばコンサートホールの逆のような状態で、音の残響感が少なくなり音の粒が詰まって聴こえるという特徴があります。反対に言えば、音の広がりを感じさせるのは苦手と言えるでしょう。

自分で作った楽曲などを歌う場合や、実況動画などで声を吹き込む場合マイクを使いますが、開放型のヘッドホンだと漏れた音ごとマイクで録音されてしまうことがあります。密閉型のヘッドホンなら音漏れの処理に気を使うことなく録音できるのも良い点です。

多機能

音を周囲に漏らしにくいという特性上、外出先で使われることを想定されている密閉型ヘッドホンが多くあります。開放型は主に室内でのリスニングに適しているため、外で使うことを考えられているヘッドホンは少ないです。

外出先であると嬉しい機能、例えばbluetooth通信式のワイヤレスタイプや防水機能のついたもの、移動しやすいように小型で軽量なものやスマホで音楽を聴く際に通話機能のついたマイクを装備しているものまで、多種多機能のモデルが多い特徴があります。

耳が疲れやすい

長い時間ある程度以上の音量で音楽を聴いていると、鼓膜や神経が疲れてきます。音の逃げ場のない密閉型は、開放型よりも構造上疲れやすいです。

また、低音を強調した音も疲れを助長し、ボーっとしてくることがあります。各メーカーも疲労緩和のために構造を工夫していますが、ある程度特性として仕方がない部分もあります。

高音に弱い

構造上低音が強調されやすい密閉型ヘッドホンは、反対に高音を聴こえにくくしてしまう場合があります。心地よい低音は音全体に迫力を与えてくれますが、強すぎると音の粒が掴みにくくなり聴きづらくなりやすいです。

あまり品質の良くない密閉型ヘッドホンで、低音のパワーを売りにしているものは少し注意してみて下さい。良いヘッドホンは余計な低音の抜き方が抜群に上手いです。

密閉型ヘッドホンはこんな人におすすめ

ヘッドホン 密閉 型

密閉型のヘッドホンが持つ特徴について、思いつく限り書いてきました。ここでは、まとめの意味も含めて密閉型のヘッドホンはどのような人に向いているのかを考えて行きましょう。

小さな音も聞き逃したくない!

細かい音の連なりを聴きたい音楽や、録音などで演奏が思ったとおりにできているかを確認したい場合、密閉型のヘッドホンは威力を発揮します。また、ある程度小さな音でも遮音性が高いため聴こえやすく、不必要にボリュームを大きくしたくない方にもおすすめです。

コスパの良いヘッドホンを探している

外出時の騒音問題などから、密閉型のヘッドホンが日本での大きなシェアを占めています。音質を求める人は開放型を選ぶことも多く、開放型は高額になりやすいです。

密閉型のヘッドホンはさまざまな層に向けた幅広い商品展開をしているため、中にはコスパのかなり良い製品があります。自宅で本格的なオーディオシステムを組んで、と言うのでなければ5000円辺りで探すと価格のわりにとても良いヘッドホンが見つかるのでおすすめです。

使いやすいヘッドホンを探している

もちろん音質も大切ですが、電車の中などで音楽を聴きたいのに周囲が気になったり、移動時にケーブルを引っ掛けて断線したりしてしまっては本末転倒です。

ワイヤレスで配線のストレスから開放されたい方や、持ち運びに便利な軽いものなど、「気軽に使いたい」と言う方にも密閉型のヘッドホンはおすすめです。

密閉型ヘッドホンは屋外での使用におすすめ!

ここまでを整理すると、密閉型のヘッドホンは屋外で使用したい方に向いていると言えるでしょう。

商品のラインナップの多さからコスパに優れたものが多く、遮音性の高さを活かした屋外での使用を想定して軽量で小型のものも多く出ています。

また、ワイヤレスモデルや防水機能付きモデルが充実しているのも密閉型ヘッドホンならではの魅力です。屋外で人目に触れることも考えられており、多種多様なデザインのヘッドホンも生産されています。

ただし、同じ価格帯なら多機能になればなるほどシンプルな開放型に音質の面では劣りがちです。

使いやすさを重視してカジュアルにヘッドホンを選ぶのか、密閉性ならではの繊細な音を活かしたこだわりのヘッドホンを選ぶのかある程度方向性を決めておくのがおすすめです。

おすすめ!密閉型ヘッドホン!

今までのことを踏まえて、おすすめの密閉型のヘッドホンをご紹介して行きます。コスパを取るのか音質を追求するのか、使いやすさを重視するかで好みが変わって来るので、なるべく違うタイプを3つ選んでいます。

Creative Aurvana Live!

おかしなコスパを持つCreative Aurvana Live!。密閉型の特徴であるパワフルな低音に加えて、高音もきれいに鳴ってくれるヘッドホンです。

さすがに高級ヘッドホンには叶いませんが体感上、倍の価格でもおかしくないと感じます。イヤーパッドの締め付けも若干弱く作られている印象で、長い時間使用しても疲れにくいです。

とにかくコスパを求める方には文句無くおすすめしたいモデルですが、密閉型にしては比較的音漏れがすること、有線であり付加機能がないことが注意点でしょうか。

Beats by Dr.Dre MNEP2PA

使いやすさと音質を両立したBeats by Dr.Dre MNEP2PA。低音のパワーは結構あるにも関わらず、開放型の武器である音の広がりもブレンドしてバランスよく仕上げたイメージです。

使い勝手の面からも高速充電からの最長40時間連続使用可能、bluetooth通信によるワイヤレス方式、小型で折りたたみ可能と万全です。

欠点はやはり価格面ですが、ワイヤレスモデルを安く買おうとすると音質が驚くほど犠牲になるので、あまり安い製品はおすすめできません。

SHURE SRH1540

音質特化のヘッドホンSHURE SRH1540。正直気軽にどこにでも連れて行けるほどの価格でも仕様でもないですが、それを補ってありあまる性能です。

ヘッドホンは用途によって音を聴き分けることに特化したモニターヘッドホンと、気持ち良く聴かせることを重視したリスニングヘッドホンがありますが、両者の良いところを合わせたような印象で、細かい音を聴き取りやすくかつ足りない部分を補うように音を埋めてくれます。

さらに開放型の特徴である音の奥行きを感じさせる部分までカバーしていて、正に良い音を鳴らすために生まれた万能モデルです。

強いて欠点を挙げればバランスが良すぎてやや面白みにかけることと、やはり価格でしょうか。

まとめ

ヘッドホン 密閉 型

今回は密閉型のヘッドホンをピックアップして特徴や魅力、おすすめの密閉型ヘッドホンをご紹介しました。

正直ここに紹介し切れていない良質のヘッドホンもまだまだあります。

皆様もヘッドホンの特性を理解して自分にあったヘッドホンと出会い、より素晴らしい音楽環境を作ってみて下さい。

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アメ フラシ
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