気付いたら今回もPS4に関する記事でした。sony製品大好きな筆者がお届けしています。PS4をフルに楽しみたい方は、ぜひともヘッドホンの利用をお薦めします!!
Written By 立早 問十
この記事はPS4にヘッドホンを接続することでゲームやビデオをより楽しみたいと考えている方に向けての内容となります。
筆者は生粋のSony製品好きであり、コンシューマゲーム機(家庭用ゲーム機)好きでもあります。なので御多分に洩れずPlayStation(以下PS)も初代から2、3、4と、全機種を所有しております。
PSもシリーズが出るたびにその内臓CPUやグラフィックボードなどの性能が向上しており、特にゲーム内の映像技術の進化には目を見張るものがあります。合わせて音声・音楽も、機種を経るごとにそのクオリティーの高まりを実感できます。
それら高水準の映像や音声・音楽を最大限に楽しむ際に欠かせないのが、高解像度モニタやヘッドホン。前者(モニタ)は基本的にHDMIケーブルで本体とモニタを繋ぐだけで完結しますが、後者(ヘッドホン)については色々と設定が必要なことなどもあります。
そこで本記事ではPS4にヘッドホンを接続して利用する際の注意点や設定事項について説明していきたいと思います。
※本記事執筆時点でPS4の「システムソフトウェア」は「バージョン5.55」です。PS4での設定は当該バージョンに基づいたものとなりますので、あらかじめご了承ください。
PS4にヘッドホンを接続する一番のメリットは、何といってもこれ。ハイクオリティーなサウンドを耳元で存分に堪能することができます。
モニタやTVのスピーカーが音源だと、どうしても音の輪郭がぼんやりとしてしまいますが、ヘッドホンを通して聴けば、その悩みも解消されますね。
※ヘッドホン初心者の方には下記の「ソニー SONY ヘッドホン MDR-ZX110」がコストパフォーマンスが高く、おすすめですよ。
ヘッドホン同様にイヤホンを接続することでも音声・音楽を楽しむことができます。但し、耳栓のようなイヤーピースを耳穴に付ける「カナル型」のものを利用するときは注意が必要です。
というのもカナル型のイヤホンは遮音性が高く音漏れも少ないのがメリットですが、耳穴で音が響く構造のため、長時間の使用で鼓膜にダメージを与えてしまうケースも少なくありません。
その点、ヘッドホンの方が密閉性の面や鼓膜との距離を考慮しても、ダメージを与えにくいように思われます。PS4でゲームを楽しむことが長時間に渡るケースを考えても、イヤホンより利便性が高そうですね。
PS4にヘッドホンを接続する方法について、順を追って説明します。
まずは用意するものについて。以下の4点が必要となります。
①PS4本体&ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)
引き続き、接続方法を説明していきます。ヘッドホンをPS4に接続して使用する手順としては、以下の2つがあります。
モニタ(TV)の「ヘッドホン端子」に直接繋ぐ方法です。これで、PS4から流れる音声・音楽の全てをヘッドホンで聴くことができます。
但し、音量バランスや音量自体はモニタ(TV)に依存する形になります。使用するモニタ(TV)の機種・性能によっては、「音量を上げても小さくて聞こえづらい」といったケースもありますので、注意が必要です。
ヘッドホンをPS4のコントローラーに直接繋ぐ方法です。コントローラーの下側にイヤホンジャックがありますので、そこに刺して接続してください。
ヘッドホンのコードは数十センチ(手元のコントローラーから耳まで問題なく届く程度)で十分です。こちらの手順だとPS4側で音量の調整なども行えるため、使い勝手は非常に高いものとなっています。
続いての項目では、PS4のコントローラーにヘッドホンを接続した場合の注意点を説明していきます。
PS4でもゲームによっては急に爆音が流れてくるものもあります。そのような中で長時間ヘッドホンを使い続けると「ヘッドホン難聴」になってしまう可能性があるので、注意が必要です。
引用:ヘッドホン難聴とは
ヘッドホン難聴は、ヘッドホンやイヤホンから音楽を強大音量できくことによって生じる難聴です。ロックコンサートやディスコなどで起こった場合には、それぞれロックコンサート難聴、ディスコ難聴と呼ばれています。これらは音響外傷といわれるもので、強大音により急性に難聴を発症する場合と、長期間大きい音に暴露されている間に気づかないうちに発症する場合があります。近年の携帯型音楽プレイヤーの普及によりヘッドホンやイヤホンで長時間にわたって音楽を聴く人が増え、これによる難聴の増加が危惧されています。
適切な音量で楽しむためにも、「PS4での音量設定方法」を知っておくことが大事です。以下の設定方法は「コントローラーにヘッドホンを接続した状態」で行ったものです。
①PS4を起動して「ホーム画面」にします。
②「機能エリア/機能画面」から「設定」アイコンを選択してください。
③「設定」画面で「周辺機器」を選択します。
④「周辺機器」画面で「オーディオ機器」を選択してください。
⑤「オーディオ機器」画面で「出力機器」が「コントローラーに接続したヘッドホン」になっているかを確認してください。もし「テレビまたはAVアンプ」になっていれば「コントローラーに接続したヘッドホン」に切り替えてください。
⑥「オーディオ機器」画面で「音量コントロール(ヘッドホン)」を選択し、左右キーで音量を設定してください。
(A)「ヘッドホンへの出力」について
「ヘッドホンへの出力」では「すべての音声」または「チャット音声」が選択できます。
購入時には「チャット音声」にチェックが入っています。ヘッドホンでPS4の音声全てを再生したい場合は「すべての音声」にチェックを入れてるようにしてください。
「チャット音声」にチェックが入っていると、プレイしているゲームの「ボイスチャット」だけがヘッドホンから流れてくるようになります。
(B)「出力機器を自動で切り替える」について
「出力機器を自動で切り替える」にチェックを入れておけばヘッドホンを接続した際、自動的に音声がテレビやAVアンプからではなく、ヘッドホンから流れるようになります。
チェックを入れていない場合は「出力機器」で「コントローラーに接続したヘッドホン」を選択しないとヘッドホンに音声が流れてきません。基本的にはチェックを入れておくのがオススメです。
以上がPS4のコントローラーに接続したヘッドホンの音量の設定方法となります。
ヘッドホンをPS4に接続すれば臨場感があるサウンドを楽しめるのはもちろん、深夜や早朝といった時間帯にも周囲を気にすることなくゲームに没頭することができます。
但し、くれぐれも音漏れには注意をしましょう。また長時間に渡ってプレイする際は音量にも気をつけて。ヘッドホンでも大音量だと耳を痛める可能性がありますので…。
PS4に接続するヘッドホンをマイクが付いた「ヘッドセット」に変えれば、音声・音楽とあわせてボイスチャット(音声会話)を楽しむことができます。
ボイスチャット(音声会話)が可能になれば、他のプレイヤーとのコミュニケーションをリアルタイムに行うこともできるようになるので、ゲームをより楽しむこともできます。
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本記事ではPS4にヘッドホンを接続する方法やメリットなどをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
今のご時勢、ゲームをプレイする際には周辺環境も考慮して、ヘッドホンを使うのが半ばマナーと化しているようにも見受けられます。特にアパートやマンション住まいならば、騒音問題は一大事ですからね。
正しくゲーマーとして趣味を満喫するためにも、適切な音量でヘッドホンを利用していきましょう。皆さんが楽しいゲームライフを過ごされることをお祈りいたします。