筆者は家電量販店に勤めております。アクティブスピーカーについて解説とおすすめの商品をご紹介していきます。
Written By ブレンディ 0120
最近話題のアクティブスピーカーを皆さんは知っていますか?
最近はひと昔前と比べても、バーベキュー会場や公園など、いろいろな所でアクティブスピーカーを使っている人を見かけるようになりました。
アクティブスピーカーは、PCやスマートフォンをスピーカーに繋いで手軽に音楽を聴ける便利な商品ですが、実際に購入する人はどのような人が多いのでしょうか?
また、普通のスピーカーと違ってどのような差があるのか?気になりますよね。
今回は、そんな話題のアクティブスピーカーについて詳しく解説を行っていきます。
アクティブスピーカーとは、一般的に「アンプ(増幅器)がスピーカー内に内蔵されているタイプのスピーカー」の事を指します。
アクティブスピーカーであれば、それだけでPCやスマートフォンを直接繋ぐことで音楽を聴く事もでき、手軽に使用できるメリットがあります。
パワーアンプが内蔵されていないと、PCやスマートフォンと直接つなぐことはできず、スピーカーとアンプがそれぞれ必要になります。
こういった面から、アクティブスピーカーは出先や屋外で使う事が多い商品です。
アクティブスピーカーの特長は、本体のサイズが小さい事にあります。
アクティブスピーカーは元々、どこでも手軽にスピーカーを使えるように設計されている
ので、簡単に持ち運びできることを前提としています。
アクティブスピーカーはコンパクトサイズのものが多く、バックなどに収納できるサイズの商品が最近多くあります。
比較的大きいサイズの商品でも、片手で持てるくらいの段ボールに入るサイズに収納できる程度の為、それほど重くありません。
こういったスピーカーを購入される方は、スマートフォンやPCと一緒にアクティブスピーカーを持ち運んで、音源はスマートフォンやPCのデバイスから、スピーカーで音楽を流すといった使い方をしている方が多い傾向にあります。
音質については、最近のアクティブスピーカーは良質な商品が多いことが特徴です。
スピーカーの性能が向上している点と、音の広がりにこだわっている商品が多いので、普段スマートフォンのスピーカーで音楽を流している方は、アクティブスピーカーを使用することで、大音量で良質な音楽を聴くことができます。
一方、パッシブスピーカーという商品についてはアンプとスピーカーが別々に必要となる分、音質についてはアクティブスピーカーよりも良質です。
アクティブスピーカーは、スマートフォンやPC本来のスピーカーよりも大きな音で綺麗な音質で楽しみたいという方にはおすすめの商品でしょう。
大きな部屋で大音量で音を響かせたい場合は、アクティブスピーカーでは音割れしてしまう事もありますので、こういった場合はパッシブスピーカーがおすすめです。
アクティブスピーカーを選ぶメリットは音楽を手軽に聴けることです。
本体サイズが小さいことで、いつでも・どこでも手軽に音楽をきくことができます。
スマートフォンやPCとステレオプラグをつなぐことで音楽をきける商品もありますし、
PCのモニター周辺に設置してスピーカーとして使う事もできます。
また、最近多くなってきたのが無線接続によるBluetooth対応のアクティブスピーカーです。
中でも、ポータブルアクティブスピーカーというコンパクトなアクティブスピーカーであれば、バックにしまうことが出来るくらい小さい商品が多く、キャンプ・BBQや屋外での使用に向いています。
使用には本体の起動からペアリングが完了するまで早ければ15秒くらいで使用できる簡単な視聴です。
アクティブスピーカーの中でも、高音質を売りにしている商品が多くあります。
重低音から高音まで幅広い音に対応していたり、音割れしにくい技術が使われていたりと、商品の値段が上がるほどこういった機能がついていることが多いものです。
また、商品の中にはハイレゾ対応のアクティブスピーカーもあり、ハイレゾ音源で音楽を楽しみたい方にも対応する事ができます。
ポータブルアクティブスピーカーには、複数のアクティブスピーカーと連携させ、ウーファーのような機能を搭載したスピーカーも存在しており、使い方は様々です。
5,000円を下回る低価格の商品だと重低音が物足りなかったり、音割れがしたりと少し残念に感じる商品が出てくることでしょう。
値段がおおよそ1万円を超えてくる商品であれば、音質はかなり良いものになります。
アクティブスピーカーといってもその中にも、さらに細かい種類があります。
先述したアクティブスピーカーには「PCのモニター周辺に置く据え置きタイプ」と「スマートフォンやウォークマン・iPodなどに繋いで屋外で使うポータブルタイプ」の2種類に分かれるでしょう。
勿論、据え置き型の方がポータブルタイプよりも本体は大きいものの音質はしっかりしており、大音量でも音割れし辛いというメリットがあります。
一方、ポータブルアクティブスピーカーでは屋外での使用に向いていますので、音質は据え置き型よりも低くなりがちですが、防水機能がついていたり、接続方法が無線規格に対応していたりと利便性があります。
このように、スピーカーの種類によって選ぶ際には、使い方と音質のこだわりを比べてみると選びやすいかも知れません。
使用用途がゲームや映画を大迫力でPCやテレビで楽しみたい!という方には据え置き型のアクティブスピーカーがおすすめです。
また、車に搭載してスピーカーとして使いたい方には、据え置き型のアクティブスピーカーであれば、設置するスピーカーの位置を左右それぞれ調整できますので、音響にこだわる事ができます。
音に立体感を持たせたい時には、据え置き型スピーカーがおすすめです。
一方、外でのアクティビティーのお供にスピーカーを持っていきたい場合は、ポータブルアクティブスピーカーがおすすめです。
多くの商品は基本的に、有線・無線どちらも対応していますが、NFC搭載でかざすだけの簡単接続など、簡単に接続できる商品が多いのも特徴です。
また防水機能付きの商品が多く、お風呂場や水辺、屋外での使用に適しています。
BBQやキャンプなどに行った時に、音楽を楽しみたい時などにはポータブルアクティブスピーカーがおすすめです。
USB端子型は、出力先がPCの場合に多いアクティブスピーカーです。
PCのUSB端子に接続するとPC側で認識されすぐに使う事ができます。
PCでゲームプレイをしている時などは音に立体感が出ますので、臨場感も増しますし、対戦ゲーム等ではプレイヤーの位置を把握しやすいなど、非常に役立ちます。
また、映画などを見る際にもアクティブスピーカーの設置位置を左右に調整することで、迫力ある音源を楽しむことができます。
基本的には、PCやモニター、テレビなどに差して使う方が多いので、据え置き型を購入される方が多いという印象です。
Bluetooth型は屋外で使うイメージのポータブルアクティブスピーカーに多い傾向にあります。
スマートフォンなどのデバイスからBluetoothでのペアリングを行うことですぐに使う事ができます。
商品によってはNFC対応のスピーカーもあるくらいでかざすだけの簡単接続が行えます。
Bluetooth接続のメリットは簡単であること、配線の取り回しに悩むことがない点です。
また、ポータブルアクティブスピーカーを複数連携させ、迫力ある音楽を楽しむなんて使い方もできます。
防水型のアクティブスピーカーは、防水規格に対応し屋外での使用やお風呂での使用が可能となっています。
Bluetooth接続で防水規格対応の商品が多く、SONYのアクティブスピーカーなどはこういった機能が付いています。
屋外での使用や水回りでの使用を想定して作られているので、簡単に壊れることはありません。
ただし、防水規格は基本的に真水に限られますので、海辺での使用に関しては別問題になりますので注意が必要です。
購入前に、どれくらいまでの水に耐えられるのか?防水規格のクラスを確認するといいでしょう。
最近多くなってきているのが「ウェアラブルネックスピーカー」です。
首枕のような形状をしたU字のスピーカーを肩にかけて使います。
ウェアラブルスピーカーは、装着した人の耳元に向かって音源を飛ばしますので、耳は防がなくても耳元に音が飛ぶ仕組みです。
カナル式イヤホンのように密着型ではない分、音漏れに関しては多少しますが、本人が思っている以上に周りには聞こえていない設計です。
これも音が聞こえるエリアを限定して音の飛ぶ方向を微調整しているので、使用に関して引き目を感じる必要はありません。
ウェアラブルスピーカーは発売してから人気の機種が多く、特にSONYのSRS-WS1という機種は発売からすぐに売り切れ、現在販売終了しているほど大人気機種となっています。
耳への負担はなく、肩への負担も分散されるように人間工学の元設計しているので、人気な理由が伺えますね。
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2012年に発売されてから今日まで長い人気を誇るヤマハのコンパクトスピーカーです。
ステレオミニジャックでの接続となっており、PCと直接つなげることで使う事ができます。
コンパクトなボディに高音質技術を凝縮。
7cm口径のフルレンジユニットによる心地よい音の広がり感と全帯域にわたって自然な音質で楽しめます。
音量に合わせた低域補正を自動で行うラウドネスコントロールが搭載。
小さなボリュームでも迫力のある音を再現しています。
カラーバリエーションは「ブラック・シルバー・ホワイト・オレンジ・パープル」の5色展開でお好みの色を選ぶことができます。
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2015年に発売されたアクティブスピーカーです。
無線規格のBluetooth4.1に対応。連続再生時間は5時間と長時間バッテリーです。
ステレオミニプラグでプレーヤーと接続して使うことができます。
本体重量130gと軽く持ち運びに適しているコンパクトサイズです。
本体の側面に印字されたJBLがおしゃれに際立つ商品です。
カラーバリエーションは「ブラック・ブルー・ピンク・オレンジ・レッド・ティール・イエロー・グレー」の8色展開でお好みの色を選ぶことができます。
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2018年にソニーより発売されたアクティブスピーカーです。
Bluetooth4.2に対応。NFC対応でかざすだけの簡単接続。
ステレオミニジャックによる有線接続も可能です。
連続持続時間は24時間と長時間バッテリーです。
対応コーデックは幅広く、低遅延・安定性は抜群な商品。
大迫力な重低音とライトの演出を楽しめるBBQや出先のお供に最適です。
防水規格のIP67に対応し流水にも耐えられます。
複数機つなげてもっと迫力のある音源を作ることもできるパフォーマンスの高さを発揮しています。
カラーバリエーションは「ブラック・ホワイト・ツートーンブルー・ツートーンレッド」の4色展開。
屋外での使用におすすめの商品です。
アクティブスピーカーは、手軽に良質な音楽を大音量で楽しむことができる商品で、今後ますます人気が出てくることが想定されます。
みなさんも、シーズンごとに役立つシーンは増えてくると思いますので、興味がある方は商品ページからさらに詳しく見てみても良いかも知れません。
特に屋外でのスポーツ時やイベント、BBQなどには役に立つこと間違いなしです。
いつもより一段階楽しくするアクティブスピーカーをご検討してみても良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?気になる商品は見つかりましたか?また商品の理解の手助けになりましたでしょうか?
アクティブスピーカーについては最近値段も下がりつつあり、ご購入しやすいお値段帯になってきました。
今後、持っている方が増えてくる商品の一つですので、検討している方・気になっている方はこの記事で前向きな意見になれれば幸いです。
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