エレキギターをイヤホンを使って深夜でも練習しよう!エレキギターでのイヤホンの使い方を解説

目次

イヤホンを使ってエレキギターを練習する方法を解説します

エレキ ギター イヤホン

ベース、キーボード、ドラムなどと並び、現代の音楽制作には欠かせないエレキギター。エフェクトを用いた多彩な表現力とアグレッシブで華やかな奏法の数々は他の楽器にはない魅力です。

バンドの花形として人気がある反面、独特な指使いや初心者泣かせのコードもあり、実際に弾きこなすには少しでも練習時間を多くしたいところ。

そんな時にはイヤホン(ヘッドホン)を使っての練習がおすすめです。今回の記事では、エレキギターにイヤホンを使うメリットや使用時の注意点、接続の仕方などエレキギターとイヤホンの関係について詳しくご紹介します。

エレキギターを練習してDTMに活かしたい方、ライブ活動に向けて修練に励みたい方はぜひ読んでみてください。

エレキギターイヤホンで深夜でも練習できる

エレキ ギター イヤホン

最初にエレキギターにイヤホンを使うメリットを考えてみましょう。まずは、「時間や場所に限定されないで演奏に没頭できる」という点です。

エレキギターの練習方法について考えてみます。

どんな楽器でもそうですが、ギターも例に漏れず上達にはある程度の反復が必要です。ところが、大音量のアンプを自宅で鳴らすとなると、自宅に防音室でもない限り、特に深夜などは練習はおろか音作りさえできないでしょう。

そうなると何も繋がないで練習することになりますが、エフェクターもアンプも繋がずに弾いても小さな味気ない音しか出ないので、気持ちが高ぶってきません。

この、「弾いても何だかそれっぽくならない」こととバレーコードの存在が、ギターを辞めてしまう理由の八割を占めていると個人的には思います。

つまり、アンプにイヤホンを挿してバレーコードを練習すれば問題は全て解決するわけですが、この方法にはもう一つメリットもあります。

少し歪ませたアンプに繋いで演奏したほうが、ある程度のミスタッチを見逃せる、という効果です。

もちろん最終的にはきちんと弾けることが望ましいですが、始めたての頃にあまりにも音が鳴らないと気持ちが萎えてきます。

それならば、少しでも気持ちよく弾いた方が長続きするので結果的に上手になります。

さらにもう一つとても大きなメリットがあります。エレキギターは「ほかの楽器と同時に鳴らすこと」を前提に使うことが多い楽器です。

誰かの曲を練習するにしても、楽曲製作をするにしてもエレキギター単体で聴くよりほかのパートの音を聴きながら演奏したほうが自分の役割を把握しやすく上達も早くなり、音作りも上手くなります。

つまり、エレキギター以外のパートを録音したものをパソコンなどから流し、オーディオインターフェースを使ってギターを接続し(この辺りは詳しく後述します)音のバランスを取って全ての音を聴きながら演奏するというのが上達の最も近道であり、モチベーションも維持できる方法です。

これはプロミュージシャンがレコーディングの際に用いる方法で、イヤホンやヘッドホンがほぼ必須です。

エレキギターにイヤホンを組み合わせて使用するメリットをまとめると、

  • 時間や場所を気にせず、大音量で練習できる

  • 楽曲製作の時のアレンジまで考えて練習する場合はほぼ必須

ということになります。

エレキギターイヤホンの選び方は?

エレキ ギター イヤホン

アンプやスピーカーよりも細かい音を聴きやすく、ヘッドホンより持ち運びやすく安価なものが多いことがイヤホンの強みです。

ただし、一口にイヤホンと言っても色々な種類があります。ここではエレキギターと組み合わせて使うにはどんな種類のイヤホンが最適なのか、選び方を考えてみましょう。

密閉型イヤホン

イヤホンの形状には大きく分けて2種類があり、それぞれ「カナル型」、「インナーイヤー型」と呼ばれます。

エレキギターでイヤホンを使用する前提なら、ここはカナル型イヤホンをおすすめしたいところです。

カナル型は現在主流のイヤホンで、選択の幅が広いことがまず一つ目の理由。次に、カナル型の特徴である「遮音性が低く密閉性が高いため、周囲の音が聴こえにくく、内部の細かな音が聴き取りやすい」という点が、エレキギターの練習という目的と相性が良いことが挙げられます。

この、細かい音が聴き取りやすいというのが大きなポイントで、自分が何を演奏しているのか分かりやすいのと分かりにくいのでは、上達速度にかなりの差が出ます。

音質

エレキギターとイヤホンを組み合わせて使用する場合は、音質も大切なポイントです。もちろん単純に音が良いという意味もありますが、「音の周波数特性」という意味でもあります。

市販のイヤホンの中には、音に迫力を出すことを目的に低音が意図的に強調された製品があります。

確かに心地よい重低音はリスナーにとっては魅力的なのですが、低音は強調しすぎると音がこもり、細かい音が聴き取りにくくなるという弱点もあります。

エレキギターでイヤホンを使用する場合、低音を強調しすぎるとベースの音やドラムのバスに埋もれてしまい聴きにくくなる場合があるので、ローブースト機能がついたものはできるだけ避け、比較的素直に音を出すイヤホンを選ぶことをおすすめします。

カナル型のイヤホンは構造上特に低音が目立ちやすいので注意したいポイントです。

装着感

密閉性が高く遮音性に優れるカナル型イヤホンを使用した場合、音が一つの方向に集中しやすく耳が疲れやすいといった難点があります。

エレキギターの演奏は気持ちが乗ってくると長時間に及ぶもの。そんな時に集中力をそいでしまいがちです。

解決方法はいくつかあり、一つは耳に直接当たるイヤーピースがさまざまなサイズで何種類か付属するイヤホンを選ぶことです。あるいは素材やサイズを厳選してイヤーピースを別売りで購入するのも良い方法ですが、手持ちのイヤホンに装着可能かどうか注意してください。

もう一つ、カナル型ではなくインナーイヤー型のイヤホンを使用する方法もあります。

インナーイヤー型のイヤホンは一昔前の主流だったイヤホンですが、カナル型に取って代わられた最大の理由が、音漏れが激しいという弱点を持つためです。

音漏れが激しいことは音響上良い面もあって、内部の音が適度に拡散するため耳が疲れにくく、低音が強調されにくいという強みがあります。

また、細かい音より全体の広がりを表現することが得意であり、俯瞰的に演奏を聴くのに適しています。

さらに、耳に引っ掛けるようにして使うのでパーツを大きくしやすく、音そのものが高品質になりやすいというメリットもあります。

もちろん耳疲れとは別に物理的圧迫によって耳が痛くなる点は共通して注意しないといけませんが、特性を理解して使用するならエレキギターとインナイヤー型のイヤホンの組み合わせはアリです。

エレキギターでイヤホンを使用する際の注意点

エレキ ギター イヤホン

ここまではエレキギターにイヤホンを使用するメリットや選び方をご紹介してきました。

ここでは、実際に使用するときの注意点を考えてみましょう。

音量に注意する

イヤホンを使用してエレキギターを演奏していると、知らない間に音量が大きくなりがちです。ただでさえ音が耳に集中しやすいのがイヤホンの特性なので、耳が疲れやすく、長時間使用していると一時的に感覚が麻痺し、音が聴き取りづらくなり、さらに音量を上げるといった悪循環を起こしがちです。

難聴などにならないためにも、頭の整理も含めて出来れば1時間30分に一回程度耳を休ませてあげてください。

接続に注意!

実際始めたての頃にあった恥ずかしい話なのですが、エレキギターのアウトプットジャックにイヤホンを直接挿し、音が出ないことに悩んだことがあります。

単純にギター用のアンプを持っていれば全て解決する問題ですが、皆様がこんな悲しい経験をしないために、エレキギターの仕組みを簡単に解説しようと思います。

エレキギターは弦振動をピックアップが拾い磁力を利用して音を電気信号に変えて出力する楽器ですが、この時発生する電流はとても小さく音が聴こえません。

そのため、電気信号をアンプと呼ばれる増幅器で大きくする必要があり、エレキギターとイヤホンだけでは音が鳴らない理由がこれです。

つまり、エレキギターを鳴らそうとした場合は必ず増幅装置が必要で、これは特にギターアンプでなくても構わないということになります。ただし、ここでも問題が出てきます。

詳しい説明は省略し、簡単に言うと「音は出るが良くない」という問題です。

これを解決するにはオーディオインタフェースという機器を用意するのが最も早い方法です。オーディオインタフェースに接続することでエレキギターはようやく適正な信号と音量が出るようになります。

あとはゲインを上げて歪ませたりトーンをコントロールするため、ギターアンプシミュレーターを用意してギターとオーディオインタフェースの間に接続し、ヘッドホンアウトにイヤホンを接続すれば準備が完了です。

好みによってはエフェクター、あるいはイヤホンとオーディオインタフェースの端子が合わない場合は変換ケーブルも必要です。

なぜこんな面倒な手順を踏むかというと、曲をパソコンで作るDTMとの相性が非常に良いからです。

もちろんギターアンプにヘッドホンアウトが付いていればイヤホンを挿し込んで直接モニターはできますが、DTMの際には基本的にマイクを立てる必要があります。

ギターアンプのスピーカー部をバイパスしてラインアウトからオーディオインタフェースに送るという方法もありますが、それならばギターアンプシミュレーターの方が場所も取らず、コストも安く上がることが多いです。

実践!エレキギターにイヤホンを付けてみよう!

エレキ ギター イヤホン

ここでは、配線が複雑になりがちなDTMを例に取って、エレキギターやイヤホンの接続方法を考えてみましょう。

準備品(ギターイヤホン以外)

必須品:パソコン、オーディオインタフェース、作曲ソフト(DAW)、ケーブル各種

必要に応じて揃える:ギターアンプシミュレーター、エフェクター、ソフト音源、変換プラグ

手順①パソコン~オーディオインタフェース接続

オーディオインタフェースを中継してエレキギターとパソコンを繋ぐことになります。たいていのオーディオインタフェースにはUSB端子がついているので、パソコンのUSBポートとオーディオインタフェースをUSBケーブルで繋ぐのが手軽です。

手順②オーディオインタフェース~エレキギター、イヤホン接続

オーディオインタフェースのINPUTジャック(差込口)は、ほぼ100パーセント標準のフォーンケーブル端子です。エレキギターに使うシールドで問題なく接続可能です。

次にPHONEジャックにイヤホンを挿しますが、口径が合わない場合、変換プラグを使用します。一般的には3.5mm→標準の変換プラグです。

以上で問題なく音は出力されますが、ハードとしてアンプシミュレーター、エフェクターを繋ぐ場合は一般的にエレキギターとオーディオインタフェースの間に接続します。

ほかにはパソコンの作曲ソフト側に各種エフェクターやシミュレーターが入っている場合もあり、規格さえ合えば別途音源ソフトを買い足して音色を増やすことも可能です。

エレキギターの適切なイヤホン音量

先ほども少し触れましたがあまりに大きな音でイヤホンを使用すると耳が疲れ、正確に音が聴けなくなります。

まず前提としてイヤホンが音割れを起こさず、かつ全体のバランスが無理なく聴こえるレベル設定がおすすめです。

また、小さすぎても低音が抜けてペラペラに聴こえたりしがちなので、イヤホンが適度に振動するレベルを保つことも大切です。

まとめ

エレキ ギター イヤホン

今回の記事では、エレキギターの演奏にイヤホンを使用するメリットや選び方、使用時の注意を解説しました。

きちんとした環境で適度に練習することで、特に最初のうちはどんどんギターが上手になります。

皆様もイヤホンを使用して、より効果的にギターを練習して下さい。

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アメ フラシ
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