電車やバスの中で見かける、キラキラしたイヤホン、とてもお洒落でかわいいですよね。どこで売っているんだろう、と思われる方もいらっしゃると思いますが実はあのイヤホン自分で作ることが出来るんです。
もちろんイヤー部分だけでなく、コード部分も可愛くデコれちゃいます。自分だけのオリジナルなイヤホンを作ったり、仲間とお揃いのオリジナルイヤホンを作ったりと楽しむことができます。
そこで、今回はそんなイヤホンのデコり方を説明していきます。とても簡単で安価にできますのでみなさんもぜひ挑戦してみましょう。
まずは、イヤホンのどこの部分がデコることが出来るのかを見ていきましょう。
まずは、耳につけるイヤー部分です。イヤー部分は小さくデコりにくいので接着剤がスピーカー部分などに付かないように気をつけましょう。
コード部分は、全体的にデコることができます。しかしプラグはデコると危険ですのでコード部分までにとどめておきましょう。
では実際にイヤー部分をストーンを使用してデコっていきましょう。
ストーン…何個もストーンを散りばめたい時はネイル用などの小さなストーンを使用して下さい。ダイソーなどにあるネイル用のストーンや転写シールなどを併用していくのもいいですね。
トップコート…マニュキュアなどで使用するトップコートを使用してストーンをコーティングする際に使用します。ストーンの自然な輝きのままにしておきたい方は、トップコートは塗る必要は有りません。
接着剤…接着剤は、ゆっくりと固まるタイプを使用しましょう。瞬間接着剤ですと、失敗してしまう危険性や接着剤が伸びてカチカチになってしまう可能性がありますので避けましょう。
接着剤は、2液タイプが頑丈に接着してくれます。
ピンセット…ストーンを掴んで貼る際に利用します。器用な方は手でもokです。
まず、デザインを決めましょう。ストーンを全体的に敷き詰めるのか、散りばめるのか、または転写シートを貼るのかを決めます。
転写シートを貼る場合は、ストーンを貼る前に貼っていきましょう。転写シートは水で転写する場合もありますのでくれぐれもスピーカー部分に水が入らないように注意してください。
また、色を塗りたい場合はマニュキュアや油性絵の具を使用すると良いでしょう。細かく塗りたい場合は、100均などに売ってある、ネイル用の小さな筆で書くと描きやすいです。
上からトップコートを塗ると、マニュキュアも油性絵の具も輝きますので元から印刷されているような仕上がりになります。
ストーンを貼っていきます。ストーンを貼る場合は、まず接着剤を貼る場所に爪楊枝などでストーンより一回り小さいくらい載せます。ストーンと同じ大きさになってしまうと接着剤ははみ出ますので注意してください。接着剤は薄めに塗って下さい。
多少の接着剤のはみ出しは、逆に強度を高めてくれますので必要です。しかし、あまりにも接着剤が出過ぎていておかしい場合は、ティッシュで拭うのでは無く、綿棒などで接着剤を取ってくださいら。ベビー用綿棒だと先端が小さく扱いやすいです。
ストーンを全て貼り終えたら、接着剤の説明文のに記載されている放置時間で乾かしていきましょう。
乾いたら、上からトップコートを塗っていきます。この時、このままの輝きが良いと思う方はトップコートは塗らずに完成です。
しかし、転写シートを使用している場合は上から保護する目的でトップコートを塗った方が良いです。雨や引っかき傷などから守ってくれます。
また、トップコートは接着剤のはみ出しにも対応してくれます。上からトップコートを塗ることではみ出しを目立たなくしてくれます。ラメ付きのトップコートや色付きのトップコートを使用するとまた仕上がりの雰囲気が変わってきますので、ほんのり色付けするのも良いですね。
トップコートが完全に乾いたら、イヤーデコは完成です。
もし、デコったパーツが外れてしまったら再度接着剤でつけていきましょう。
次に、イヤホンのコード部分を刺繍でデコっていきましょう。
刺繍糸…100均にあるもので充分です。自分が使いたい色を揃えてください。
ハサミ…刺繍糸が切りやすい裁縫用ハサミですと尚良いです。
接着剤またはトップコート…透明になる接着剤、またはトップコートで端を止める際に使います。
テープ…固定用に使います。
まずは、イヤホンをテープで止めてください。プラグなどの端っこを止めましょう。留めたら刺繍糸をイヤホンコードのはじめ部分にゆるく結びましょう。
留めたら、ミサンガの輪結びでコードにミサンガをはめていきましょう。もちろん輪結び以外の三つ編みなどでも良いです。自分の好きな編み方を使用しましょう。
輪結びの途中で色を変えたい場合は、変えたいところで刺繍糸を切って結びましょう。
全ての糸を結ぶことができたら、最後の部分で糸を切り、接着剤またはトップコートを塗り糸を巻きつけて止めてください。これで刺繍糸でのコードデコは終了です。
接着剤や、トップコートが乾いてから使用しましょう。
刺繍糸でイヤホンをデコることによってイヤホンのコードが絡まりにくくなるメリットもあります。お洒落でとても実用的なイヤホンデコでしょう。
次は、昔からお馴染みのアイロンビーズでデコりましょう。アイロンビーズは家に大量に余っている場合がありますよね。そんな時は、イヤホンのデコパーツに変身させましょう。
アイロンビーズ…お好きな色を用意しましょう。
カッター…アイロンビーズに切り込みを入れる場合に使用します。
ピンセット…ビーズを通していくのに使用します。
まずは、ピンセットでアイロンビーズを固定してカッターで切り込みを入れます。真っ直ぐ縦に1箇所切ってください。
切りこみを入れたアイロンビーズをピンセットで広げてイヤホンコードに装着します。順に装着していきましょう。
全てアイロンビーズを付けたら完成です。とても簡単に短時間でデコることができます。また、色に飽きたらいつでも外すことができるのでその点でも便利ですね。
おうちにアイロンビーズが余っていたらぜひイヤホンコードのデコに使用してみましょう。
マニュキュアは、女性なら家に一つは常備していることが多いですよね。そんなマニュキュアでコードをデコることができます。
マニュキュア…お好きな色を揃えてください。
トップコート…コーティングに使用します。
マスキングテープ…色を変更する時の印に使います。
まずは、塗り幅を決めましょう。塗り幅を決めたらマスキングテープで印を付け、印部分までマニュキュアを塗っていきます。
マニュキュアが乾いたら事を確認して再度マスキングテープで塗り幅に印を付けて塗っていきます。この作業を繰り返して終了部分まで塗っていきましょう。
また、この方法は色チェンジをする場合ですのでワンカラーの場合はマスキングテープを使用する必要は有りません。
また、マスキングテープを使用しないで色変更をすると色の境目が斜めになったり仕上がりが悪くなりますのでマスキングテープを使用しましょう。
マスキングテープは、100均でも様々な種類が売られていてとても可愛いですね。そんなマスキングテープでも、イヤホンコードをデコることができます。
マスキングテープ…100均などでお好きなテープを用意して下さい。
ハサミ…マスキングをカットします。
マスキングテープを適切な大きさにカットしていきます。巻き方は自己流で色々変えてみて下さい。
マスキングテープを貼っていきます。貼り終わったら完成です。
マスキングテープをカットして貼るだけなのでとても簡単で安価にできますね。失敗しても、何度も貼り直せるので不器用さんでも可愛く仕上がるでしょう。
飽きたら簡単に剥がすことも出来ますので季節風に変えていくととてもお洒落で服装にも合わせやすいのでおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
イヤホンをデコる方法にはさまざまな種類がありましたね。また、安価でできるため直ぐに取りかかれて、イヤホンを簡単に変身させる事が出来ます。
皆んなとは一味違うイヤホンを使用して、オシャレに音楽を楽しんでいきましょう。ぜひ、皆さんもイヤホンのデコに挑戦してみてください。