ldacイヤホンは音質が最高!ldacイヤホンについて徹底解説!

目次

新しいコーデックLDACとは?

スマートフォンを始め、日常で使うイヤホンは有線ではなく、徐々にワイヤレスのイヤホンとシフトしつつあります。考えてみるとすでに電話、インターネット、掃除機…などイヤホン以外の電子製品も有線ではなく、ワイヤレスへと変わってきました。

オーディオの分野でもワイヤレス化が急速に進んでいます。一般的にオーディオシステムは音を鳴らす機器とアンプ、スピーカー、イヤホンなど複数の機器を有線ケーブルで接続して構築します。オーディオの場合ワイヤレス化にしてしまうと音質が落ちる傾向があるため、音楽を楽しみたい人達からワイヤレス化には抵抗があるという声もありますが、最近ではワイヤレスでも音質に妥協することなく楽しめるようになっています。その1つがLDAC(エルダック)と呼ばれる技術です。今回はLDACのイヤホンについて解説します。

LDAC イヤホン

LDACイヤホンとは?

LDACのイヤホンを解説する前に、一般的なBluetoothの特徴、そしてなぜLDACが開発されたかについて説明します。

これまでのBluetoothの欠点

Bluetooth使用のイヤホンはBluetoothを介して音楽プレーヤーとワイヤレスで接続が可能です。約10m範囲のワイヤレス環境を提供するBluetoothの技術は、手軽にワイヤレスで音楽を楽しむようにしてくれます。しかもイヤホンの場合、出力される音量は小さく、バッテリーの消費量も多くないです。そのためイヤホン自体のバッテリー内蔵部分の体積自体を減らすことができ、無線機器への変化が比較的容易です。

ただしBluetooth技術の問題点はデータを圧縮して転送するために特定のコーデックというものを使用しますが、その圧縮のために音源の損失が大きいのが問題です。Bluetoothデバイスの代表的なコーデックであるSBCコーデックは「328kbps、44.1kHz」レベルでデータを圧縮して転送しますが、再生周波数の帯域が広くない欠点です。つまりワイヤレスで便利ですが、音質が低下するというのが大きな妥協点であります。

LDACはこれまでのイヤホンの3倍のデータ量

そこで現在ソニーが開発したのがLDACと呼ばれる技術です。ソニーが以前から力を入れているハイレゾ(High Resolution Audio)と呼ばれる高音質の音源を無線で再生できるように新しく開発された高音質コーデックが『LDAC』と呼ばれるものです。LDACはこれまでのSBCコーデック(328kbps、44.1kHz)に比べて最大3倍の転送幅(990kpbs)を伝送することが可能です。LDACコーデックをサポートしている機器の場合、ワイヤレスでも96kHz / 24bitの高音質サウンドを楽しむことができます。CDの音源の場合、さらに有線に近い音質で鑑賞することができるようになります。このようにLDACはワイヤレスでありながら音源を圧縮せずに有線に近い形で楽しめる夢のような技術です。

LDACイヤホンの音質が最高ってホント?音質について教えて

CD級の最高級の高い高解像度を持つ音源再生が可能なLDACです。有線のイヤホンで聴いているように細かい音までも正確にワイヤレスのイヤホンで伝えてくれます。まるでアーティストの空気感までも聞こえてきそうです。

またイヤホン自体のバッテリーの持ちも良いです。LDACのイヤホンは転送量が増えたからといってもやはりWiFiなどに比べたら転送量は低く、そこまでバッテリーへの消費電力はそこまで大きいものではなく、イヤホンのバッテリー持ちも良いです。

LDACのメーカーはどこ?

LDACはソニーが開発した技術で、現状ではソニー以外のメーカーはLDACのイヤホンを販売しておりません。現状でLDAC対応のスマートフォンはソニーのXperiaがメインで、あまり他社から対応製品が出てこない状況ですが、ラディウスが2017年にHP-BLT01というLDAC対応のイヤホンを販売しました。またサムスンのGalaxy S9もLDACコーデック対応です。今後LDACコーデックへの対応イヤホンが増えて来るかもしれません。

LDACイヤホンの特徴とは?

このようにLDACのイヤホンはハイレゾ音源をワイヤレスで転送できるため、原音に近い音を楽しむことができます。990kpbsという高い帯域の転送をすることが可能ですが、欠点として常に安定してこの最大990kpbsという転送幅を転送できるわけではないということです。

LDAC対応のイヤホンでは「音質優先(990kbps)」、「標準(660kbps)」、「接続優先(330kbps)」と3段階の音質設定が可能です。もちろん音質優先の990kbpsが望ましいところですが、電車内や駅など人混みが多く、周りにBluetoothのイヤホンの使用の人が多い環境の場合、音楽プレーヤーとイヤホンのペアリング接続が不安定になることがあります。そのため人混みが多い場所で音質優先の990kbpsを接続するとイヤホンとのペアリングがぶつぶつ切れてしまいストレスを与えかねますので、標準の660kbps、あるいは接続優先の330kbpsと妥協をせざるを得ない環境があります。

LDAC イヤホン

LDACイヤホンはどういう人におすすめ?

このように音質的には大きなメリットがあるものの、環境に左右されてしまうというLDAC対応のイヤホン。このイヤホンはどのような人がオススメでしょうか?

LDACイヤホンがおすすめの人①家の中で音を楽しみたい人

人混みでペアリングが不安定になってしまうイヤホンですので、家の環境下なら安定した接続でLDACの音を楽しめます。ワイヤレスのためどの部屋でも楽しむことができ、しかもイヤホンのため、周りの環境を気にせず音量を絞る必要がありません。

LDACイヤホンがおすすめの人②ソニーユーザー

LDACのイヤホンは業界最高の音質であることは間違い無いですが、まだまだ対応プレーヤーが少ないのも現状です。LDACも欠点として、Bluetoothのは同じコーデックを送信受信する必要があるため、送信機と受信機の両方がLDACをサポートする必要があります。

そのため対応しているソニーのウォークマンやXperiaスマートフォンをお持ちの方におすすめです。ソニーの最新のXperiaであればLDAC音源に対応しているものも多いです。他にもソニーの場合、ワイヤレスヘッドホンとスピーカー、ホームシアターまでLDACをサポーしています。ホームシアターをワイヤレスで接続できるというのはすっきりして大きなメリットでもあります。音楽にこだわりたい方はいっそソニーに乗り換えてみては?

LDACイヤホン

LDACイヤホンがおすすめの人③CDなど原音を聴く人

上記の通り、LDAC対応のイヤホンでは「音質優先(990kbps)」、「標準(660kbps)」、「接続優先(330kbps)」と3段階の音質設定が可能ですが、LDAC対応のイヤホン、LDAC対応の音楽プレーヤーを揃えたところで、音源自体がLDACに対応できるほど高音質のものでなければいけません。ほとんどストリーム音源の容量は128〜320kbpsです。主な音楽配信サービスであるSpotifyは320kbps、Apple Musicは256kbpsです。そのためLDAC対応のイヤホンを持っていたとしても活かせない可能性があります。

まとめ

このようにLDACのイヤホンの技術は素晴らしいもののイヤホンにおいて接続が不安定な部分、さらには対応機器がまだ少ない部分なども含め、課題があります。しかしこれまでの圧縮されたBluetooth音源の3倍の転送量で音を楽しめるというのは間違いなく高性能で将来性も高いです。そのため今後大きく進展するかもしれない技術です。

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この記事を書いた人

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Written By
コヌマ ヒカル
カメラマンです。デジタル製品について詳しいです。
PCやAV機器など様々なデジタル製品に興味があります!

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