引越し業者などに頼むと知識もありプロの為、安心して任せることが出来ますが、自分でも冷蔵庫を運ぶ事が出来るのではないのか?・少しでも引越し費用は抑えたいし出来るなら業者に頼まずに自分でしたいと思っている方は居るのではないでしょうか?
今回は、素人でも運べる冷蔵庫の運び方や注意点、冷蔵庫の運び方が必要な場合や不安な場合、などを紹介します。
引越し業者などに頼まずに自分で冷蔵庫を運ぶのであればトラックが必要となります。
冷蔵庫の大きさにもよりますが、冷蔵庫は立てて運ばないといけない為、小型であればミニバンでも可能でしょう。
ですが、それ以上の大きさは軽トラックや2tトラックでないと冷蔵庫は乗せられないので知り合いに借りる、もしくはレンタルしておきましょう。
冷蔵庫をトラックに積んだ後は、地面から冷蔵庫の高さまで測っておいてください。
万が一、引っ越し先までの道で通れない場所があったり、高さの表記があっても通れるか分からないといった事態を避ける事ができます。
冷蔵庫と冷蔵庫の通り道に傷が付かないように養生しておいてください。
以上のものがあればスムーズに冷蔵庫を運びだす事ができます。
また、台車はあったほうが便利ですがなくても構いません。
こういった商品も数多く販売されているので狭い場所でも邪魔にならず便利なのではないでしょうか?
冷蔵庫は重たく振動に弱いため慎重に運ぶ必要がありますが、一度傾いてしまうと重さで支えきれなくなってしまう事も考えられます。
そういった場合であっても冷蔵庫や周囲の壁などに毛布などで養生しておくことで故障や破損の心配も軽減されます。
冷蔵庫は毛布やシートなどで包み、ベルトや太めの布紐などで縛っておく事できちんと固定され、持ち手として持つ事や肩に引っ掛ける事で冷蔵庫を背負う形になるため冷蔵庫を横に倒す事なく運ぶことが出来ます。
冷蔵庫などの重たいものを運ぶ際に便利な移動用ベルトといった商品もあるので使用してみると良いかもしれません。
あるいは冷蔵庫の下にも毛布などを敷いておくと、時間かかってしまいますが台車がなくても運びやすくなります。
階段を降りないといけない場合は、重たい冷蔵庫背面を先に階段から下ろす様にして下さい。
家から冷蔵庫を運び出しトラックの荷台に乗せたらしっかりと固定して下さい。
冷蔵庫を引越し先まで運んでいる最中に倒れてしまってはいけない為、一ヶ所ではなく数ヶ所をロープでしっかりと縛る必要があります。
決して冷蔵庫以外にも荷物があり、荷物によって冷蔵庫が固定されて動かないからロープで固定しないでいいやと考えないで下さいね。
万が一冷蔵庫が転倒した場合、他の荷物に当たって故障や破損の可能性が十分に考えられますし、大きな事故に繋がる可能性も否めません。
ですので冷蔵庫だけであっても他の荷物があってもしっかりとロープで固定して下さい。
引越し業者から、『前日には冷蔵庫の電源を切って下さい』などと言われた事はありませんか?
前日と言われてもいつ?何時ごろ?何時間前?と思うと思いますが、引越しなどで冷蔵庫を運ぶ際には、冷蔵庫の電源は引越しの10時間前には切っておくと良いでしょう。
古い冷蔵庫は霜がつきやすく、現在の冷蔵庫は霜がつきにくいようにはなっているものの、見えない冷却装置付近には霜が発生している可能性が考えられます。
この霜などを溶かして水抜きをしておかないと、冷蔵庫の運搬時に霜が溶け出し水が出てきて冷蔵庫の故障や周囲の荷物が濡れてしまうといった事が起きてしまうので、冷蔵庫を運ぶ際には10時間前には電源を切って霜を溶かして水抜きをしておいて下さい。
ただ、10時間前が冷蔵庫内の霜が十分に溶けて水抜きも急いでしなくてもいいのですが、冷蔵庫の機種によっては約1日ほどかかる場合もあるそうなのでなるべく早めに冷蔵庫の電源を切っておくといいでしょう。
冷蔵庫の運び方として注意して頂きたいのが『冷蔵庫を傾けない』という事です。
冷蔵庫は重いため横に倒して数人で持ったら運べるのではないか?と思いますが、冷蔵庫を傾けると冷蔵庫内に通っているフロンガスの不具合や冷蔵庫のコンプレッサー内のオイルが配管に流れ込んでしまい、冷蔵庫の故障や冷えにくい、といった事態になってしまう可能性があります。
少し傾けたいのであれば45度以内で傾けて下さい。
また、冷蔵庫を運んでいる間はもちろんですが、移動中など必ず冷蔵庫を傾けない・横にしないように注意してください。
もし冷蔵庫を傾けてしまったり横にしてしまった場合でも、冷蔵庫の設置後にすぐに電源を入れないで半日置いておく事で故障や冷えにくい等のトラブルを避ける事ができる場合がありますが、絶対ではないので冷蔵庫はなるべく立てて傾けないようにし、傾けたい場合は45度以内にするといいでしょう。
とはいえ、搬入経路によっては横にしないと入らない場合もあるため、長時間横に倒したり・傾けないように注意すると大丈夫でしょう。
冷蔵庫の運び方でもっとも注意が必要となる『冷蔵庫の運搬』ですが、その際に冷蔵庫を毛布などでくるんでおく必要があります。
冷蔵庫は重く少し当たっただけでも壁に穴が開いたりしてしまい、冷蔵庫も振動には強くありません。
ですので、冷蔵庫を運ぶ際には冷蔵庫を傷が付かないように包んでおき、冷蔵庫の底も包む、あるいは、毛布などを敷くと冷蔵庫を持ち上げなくても引きずるだけで動かす事ができますし、冷蔵庫の扉もテープなどで固定しておく必要はなくなります。
また、冷蔵庫を運ぶ搬入・搬出経路にも毛布やシートなどで養生しておくようにしましょう。
冷蔵庫の取扱説明書があれば記載されているはずですが、取扱説明書が無い場合やどこに仕舞ったか忘れたという場合にはメジャーなどを使って冷蔵庫のサイズを測っておく必要があります。
引越し先の入り口や窓などから冷蔵庫を入れる事ができない・冷蔵庫は入るけどドアノブや突起に当たって入れられないという場合があり、ドアノブなどの突起が邪魔な場合は前もって扉を外しておかないといけません。
測っておかないといけない冷蔵庫のサイズは、タテ・ヨコ・高さと冷蔵庫を斜めにした時の高さとなります。
冷蔵庫を設置する際や搬入する際に少し斜めにするので本来の冷蔵庫の高さよりも少し高さが必要になります。
ですので、この4点をしっかりと測り、余裕があれば一番ですが高さなどを知っておくことで万が一の状況を回避する事ができます。
冷蔵庫の運び方を知りたい場合は『引越し』が多いのではないでしょうか?
引越しの際に冷蔵庫を買い直す人は少なく、引っ越しをする場合に一番時間と労力のいる作業といっても過言ではないでしょう。
引越しと言っても頻繁にする人は少なく、十年や何十年という期間が空くわけですが、引っ越しの際には紹介した冷蔵庫の運び方でするといいでしょう。
また、注意点などにも気を付ける事で引越し業者などに頼まず自分で冷蔵庫を運ぶ事ができるので出費を抑える事ができます。
続いて、冷蔵庫の運び方が知りたい場合として『模様替え』があるでしょう。
模様替えに冷蔵庫なんて運ぶの?と思うかもしれませんが、やっぱりここに冷蔵庫を置くと使いづらい・圧迫感がある・慣れると思ったけど慣れないといった場合があります。
模様替えで冷蔵庫を運ぶ人は少数かもしれませんが、一人暮らしでワンルームなどの場合は冷蔵庫などの配置が気になるでしょう。
引越しの場合は大がかりで女性の方であれば難しいでしょうが、模様替えで少し移動する場合は引越しよりも簡単に運ぶことができるでしょう。
電源を切らないといけない場合には少しの時間であっても運んだ後は少し時間を置いてから電源を差し込んでくださいね。
冷蔵庫の運び方を知ったのはいいけどやっぱり不安・自分では運べそうにないといった場合は業者に頼むといいでしょう。
また、冷蔵庫を運ぶのに階段がある場合や大型の冷蔵庫の場合は自分で運ぼうとせずに業者に頼んで下さい。
冷蔵庫だけでも運んでくれる業者は多いので、自分で冷蔵庫を運ぼうとして壁や床に傷が付いたり、冷蔵庫が故障・破損してしまって修理代金が掛かったなんて事にならない様にするといいでしょう。
以上、素人でも運べる冷蔵庫の運び方や注意点、冷蔵庫の運び方が必要な場合や不安な場合、などを書いていきましたが、
以上がこの記事でのまとめとなり、冷蔵庫を運ぶだけでも結構時間と手間がかかりますが、これらの事をしっかり注意する事で冷蔵庫を故障や破損などのトラブルが起きずに運ぶ事ができます。
ただ、冷蔵庫は重量がある為、決して無理はせずに業者に頼むようにしましょう。