りんごは冷蔵庫保存できる?保存方法や賞味期限は?

この記事を執筆するにあたって

家族がフルーツ好きなこともあって、気付けばりんごは1週間に一度のペースでは食べております。シャリシャリな食感もたまりませんが、冷蔵庫に保管しておいてシナッ…となっているのも、個人的には結構好きです、ハイ。

Written By 立早 問十

目次

りんごを冷蔵庫で保存

10月~12月、秋から冬に掛けた季節といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?

食欲やスポーツの季節ってのもありますが、実は「りんご」の旬の季節でもあります。ふじ、つがる、王林、ジョナゴールドetc、最近は品種もバラエティー豊富です。

食後のデザートとしても定番の「りんご」。そのまま皮をむいて食べても美味しいですし、アップルパイなどのスイーツにして食べても美味しいですね。

日常生活でおなじみの「りんご」ですが、果物なのでその保管方法には色々と注意が必要です。室内にて常温で保存するのがよいのか?はたまた、冷蔵庫で冷やして保存するべきなのか?

本記事では「りんご」の保管方法について説明していきます。

りんごは冷蔵庫で保存していいの?

冷蔵庫 保存

結論からいうと、りんごは冷蔵庫で保存することができます。また、室内で常温保存したのでも構いません。どちらでも大丈夫です。

ただし、りんごは乾燥に非常に弱い果物だと言われています。そして、乾燥して水分が失われると同時に美味しさも損なわれ、味も格段に落ちてきます。

従って室内でも暖房のきいた部屋だと温度が高くなり、乾燥もしがちなので避けた方がよさそうです。室内ならば冷暗所で。さらに万全を期すならば、冷蔵庫の野菜室に入れるのがベストですね。

りんごの保管で大切なポイントは、温度と水分の管理です。ここに気をつけましょう。

冷蔵庫で保存するりんごの賞味期限は?

りんごは冷蔵庫で保管するのがベストだとわかりました。それでは、冷蔵庫で保管した場合、その賞味期限はどれくらいになるのでしょうか?

ちなみにりんごの保管で大事なことは温度と水分の管理と先ほどお伝えしましたが、具体的には温度が0℃、湿度が90%弱の状態が保存に最適な環境だと言われています(冷蔵庫だと、この環境に近い状態を比較的作りやすいようです)。そのような環境下での保存だと、賞味期限が一番長くなる、ということです。

そのまま(切ってない状態)で保管した場合、2週間から1ヵ月が賞味期限の目安となります。ものによっては1ヵ月以上の保存ができるものもあるようですが…やはり、鮮度は落ちてしまいます。

りんごを切った状態だと、数日(持って2日程度)が限度のようです。それよりも長い期間保存すると鮮度が落ち、スカスカな食感になってきます。

その他にもりんごの種類によって、保存できる期間が異なるようです。「つがる」や「さんさ」などの早生種(普通よりも早い時期に収穫できる品種)だと、賞味期限が短くなる傾向にあるようです。

一方で「シナノゴールド」や「王林」などの晩生種(普通よりも遅い時期に収穫できる品種)は比較的長い期間、保存することができるといった特徴があるようです。

冷蔵庫でりんごを保存する方法

冷蔵庫 凍る

続いては冷蔵庫でりんごを保存するにあたって、具体的にどうすればよいのかを説明していきたいと思います。

前述のように、りんごを長期保存するためのポイントは「温度と水分の管理」です。それを徹底することが重要になってきます。

冷蔵庫でりんごを保存する方法①「温度」を管理する

りんごを保存するに当たって、温度は0℃が一番最適な状態です。冷蔵庫での保存には「野菜室」、もしくは「冷蔵室」を使用してください。

0℃ということで「冷凍室」を使えばよいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、冷凍室だと温度が下がりすぎて凍ってしまいます。

もちろん、その状態でも保存をすることはできますが、りんご独特のフレッシュ感・食感が損なわれることになります(冷凍ならではのシャリシャリ食感が好きな方にはうってつけですが…好みが分かれるところです)。

冷蔵庫でりんごを保存する方法②「水分」を管理する

続いて大事なのは水分の管理です。りんごの美味しさを保っていくためにも冷蔵庫で保存する時は「水分を逃さない(=乾燥を防ぐ)」ことが重要になってきます。

一番簡単なのは、りんごをレジ袋などの「ポリ袋」に入れてから冷蔵庫に保存する方法です。ポリ袋に入れることで密封され、水分の蒸発を防ぐことができ、りんごの鮮度を保つことができる…ということです。

さらに鮮度を保って保存したいという方には、りんごを「新聞紙で包む」方法をおすすめします。というのも、新聞紙などの紙類の繊維には湿度を調整する効果があるため、野菜や果物の保管に最適といわれているからです。

なので多少面倒かもしれませんが、りんごを一つずつ新聞紙などに包み、それをポリ袋に入れてから冷蔵庫で保管するようにすれば、りんごの美味しさがより長持ちするようです。

冷蔵庫でりんごを保存する場合の注意点

「温度」と「水分」の管理が冷蔵庫でりんごを保存する場合のポイントになってきますが、これ以外にも幾つか注意点があるので説明していきます。

冷蔵庫でりんごを保存する場合の注意点①「完熟したもの」に注意!

他の果物と同様に、りんごも完熟してしまうとその賞味期限は短くなっています。

従って、熟す前のりんごと同じように保管しても、思ったより早くに腐ってしまう可能性が高いので、その辺りは注意してください。

「ふじりんご(サンふじ)」など「蜜入り」で人気のりんごも、実はあまり日持ちしないといった残念な事実があるようです。蜜部分から腐ってきやすいようなので、早めに食べるようにしましょう。

また熟度や甘味の強いものを長期間保存すると、食品が褐色に変化する「褐変(かっぺん)」にもつながってきます。

とにかく「完熟したりんご」を冷蔵庫で保存する場合には、諸々の注意が必要です。

冷蔵庫でりんごを保存する場合の注意点②「エチレン」に注意!

りんごは「エチレン」と呼ばれる熟成を促進するガスを多く放出します。そのためりんごを他の果物や野菜と一緒に保存していると、それらの成熟を促すことになってしまいます。

特に洋ナシやメロンなどは影響を受けやすく、熟期を一気に早めてしまうことがあります。従って冷蔵庫でりんごを保管する際には、他の果物と分けて貯蔵するようにしましょう。

あわせて冷蔵庫での保管時には必ずポリ袋に入れるなどして、エチレンが漏れないようにしましょう。複数のりんごを保存する時は、互いのエチレンで成熟が進んでしまう可能性が高いので、個別にポリ袋に入れておくことをおすすめします。新聞紙に包んでからポリ袋に入れるのがよりベターですね。

余談ですが「エチレン」の性質を利用して、熟成に時間のかかるキウイフルーツなどの追熟期間を、わざとりんごと一緒に保管することで短縮させる…といったテクニックもあるようです。

冷蔵庫でりんごを保存したら変色した!防止方法は?

りんご 冷蔵庫

切ったりんごを冷蔵庫で保存していたら、茶色っぽく変色してしまったという経験はありませんか?はコレにも理由があります。詳しく説明していきましょう。

冷蔵庫でりんごを保存して変色する原因

りんごにはポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールは植物の色素や苦味の成分の総称のことで、その中に含まれるエピカテキンやクロロゲン酸が「酸化酵素」によって空気と反応して酸化します。そうなることで褐色に変色しまうといわれています。

それでは、どうすれば冷蔵庫に保存したりんごを変色させずにおけるのでしょうか?

冷蔵庫でりんごが変色しない方法

変色を防ぐには、その原因となる「酸化酵素」の働きを抑えることが大切になってきます。具体的にはりんごを「塩水」や「レモン汁」などに浸せば、変色を防ぐことができます。

「塩水」に浸けると、ナトリウムイオンがポリフェノールの周りに壁を作り、酸化酵素の働きを抑えることで酸化を防ぐようになります。

「レモン汁」だと、ポリフェノールより先にレモンに含有されるビタミンCの方が酸化反応をするため、結果として変色しなくなる…という理屈なのです。

ただ、いずれも浸けすぎるとりんごの味を損なうため、注意が必要です。

まとめ

りんごを冷蔵庫で保管するための方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

りんごを保存するためには、まずは温度と水分をしっかり管理することが重要です。温度は0℃位で、湿度は90%弱辺りが最適な環境ということを忘れないようにしましょう。

りんごはできればひとつひとつを新聞紙に包み、ポリ袋に入れて保存するようにしましょう。そうすることでエチレンガスの発生も防ぐことができ、他の果物や野菜の熟成をむやみと進めてしまって、劣化させる心配もありません。

一番おいしい状態でりんごを食べることができるよう、しっかり保存していきましょう!

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立早 問十
家電や各種ガジェットについてできるだけ分かりやすくお伝えしていきます!
2018年に加入しました、リッソー・モンドと申します。巷に溢れる家電や各種ガジェットの情報を整理し、なるべく分かりやすくお伝えしたいと思います。宜しくお願い致します!

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