冷蔵庫を横向きにするのはダメなの?横置きは故障の原因になる⁉

目次

冷蔵庫を横にするのは故障の原因!?

冷蔵庫を横向きにするのはダメとされますが、実際どうであるのか説明しましょう。
ちょっとでも横置きしたら故障の原因になるのか、といった気になる点もはっきりするでしょう。
冷蔵庫をどうしても横にしなければならない場合もありますが、それでも大丈夫なのかどうかに答えます。
併せて冷蔵庫の横置きを避けるにはどうしたらいいのかなども提案します。

冷蔵庫を横置きするのは何故いけないの?

冷蔵庫 横

冷蔵庫の横置きがいけない理由

冷蔵庫の横置きがいけないとされるのは、冷蔵庫が横積みに耐える梱包となっていないので傷やへこみを生じたり、また、冷媒配管が変形したり、機械部(圧縮機など)の故障で冷えなくなる可能性があるからと言われています。
これは横積み運搬禁止とされている理由についてですが、なぜ冷蔵庫の横倒しがいけないのか理解できるのではないでしょうか。
また、長時間横に寝かせた状態にすることで、コンプレッサー内部の潤滑油が冷却システムにまわってしまうということも挙げられます。
横積みで運搬した時のように、長時間横倒しのままだと冷却装置を傷めたり、冷気の元を送り出すコンプレッサーなど装置の具合を悪くする可能性を高めてしまいます。
冷蔵庫が機能しなかったり、機能が弱まることに繋がりやすいわけです。

冷蔵庫横置きで冷媒配管や機械部の故障がまずい理由

冷蔵庫を横置きにしたために、冷媒配管や機械部の故障で何が起こるかと言えば、上で引用したJEMAの言葉を借りれば、冷えなくなることです。
なぜ冷えなくなるのかと言えば、冷媒配管や機械部の故障で冷気発生の機能が働かなくなるからです。
まず冷媒はコンプレッサーより高温の気体で噴出され、放熱器のコンデンサーを通して熱を逃がしながら中温の液体へと変わります。
中温の液体状となった冷媒は、冷媒配管を伝わりながら冷却器で低温の気体にされますが、その際に周囲の空気から熱を奪いながら気化させるため冷気が発生します。
この冷気が冷蔵庫内に送られることで、中の物を冷やします。
冷媒の循環が冷気を発生させる元を作っているのです。
そして冷媒はコンプレッサーまで循環して戻り、またコンプレッサーによって高温の気体で噴出されます。
こうした機能を長時間の冷蔵庫横倒しで故障させてしまえば冷気も出ず、冷蔵庫としての機能を失います

引越しなどで冷蔵庫を横倒ししての運搬がいけない理由

冷蔵庫 横

引越しなどで冷蔵庫を横倒ししての運搬がいけない理由①長時間横向きになる為

引越し先までトラックに積んで運搬する際には、ちょっとの時間だけというのは珍しいはずです。
引越しの際にも冷蔵庫は横積み厳禁であることは変わりません。
トラックへ積むにしても縦にして積むのが基本です。
その理由は先に述べた通りで、長時間横倒しにしたままだと、冷却装置を故障させる恐れがあるからです。
それに加えてトラックなど車に積んで運搬すれば、振動で揺られることもありますから、横置きの状態である上に振動を受けやすい状況で、冷却装置を故障させる可能性を高めてしまうのです。

引越しなどで冷蔵庫を横倒ししての運搬がいけない理由②冷蔵庫の変形や運搬トラブルの回避

引越しなどで冷蔵庫を横にするのを避けたい理由としては、他には冷却装置だけでなく冷蔵庫自体や冷蔵庫内を変形させたり故障させたりすることもありえるからです。
例えばトラックに横積みにしてその上に重いものを載せたとすれば外形を変形させてしまう場合もありえますし、長時間傾いたままであることで冷蔵庫内のトレイや収納部分の具合が悪くなることもありえるでしょう。
冷蔵庫のドアがガタついたり、トレイの収まりが悪い、といったことに繋がる場合があるのです。
冷却装置をダメにした時のように修理不可能な故障になるわけではありませんが、冷蔵庫を使いにくくしてしまう場合もあるわけです。
他の理由としては、冷蔵庫内の溶けた霜が長時間横倒しのままでいろいろなところにまわり、いざトラックから下ろして運ぶ際に思わぬところから水が飛び出してくる、といった事態を避けたいというのもあるでしょう。
もっともこれは前日から電源を切っておき、引越し当日には霜も溶けて中の水分も拭き取られている状態であれば、起こるはずもないことです。

故障に影響するのは冷蔵庫を横置きにした時間である

冷蔵庫 横

冷蔵庫を横置きにしたらダメと言っても、それは長時間横にするのがダメという意味です。
ちょっとの時間でも冷蔵庫を横に傾ければ、すぐに壊れてしまうことは考えにくいです。
それほど冷蔵庫の造りは脆いわけではありません。
冷蔵庫を横倒しにしたことで、冷媒配管が変形したり機械部故障の可能性がもしかしたらというレベルのかなり小さい確率で出ますが、横倒し状態の時間が長くなることによって故障の確率もどんどん増えるといったものです。
具体的に何時間まで大丈夫など、単に時間だけでは計れない面はあります。
たとえ短時間でも冷蔵庫が横置きにされたまま衝撃や振動を休みなく受け続ける状態なら、壊れてしまう可能性がとても高いでしょう。
逆に長時間横置きのままで衝撃や振動を受けずそっとされている状態なら、まだ大丈夫という場合もありえるでしょう。
冷媒配管やコンプレッサーから出てる管は銅管ですから、数ヶ月や何年も冷蔵庫を横倒しにしていたら、もともと縦置きを想定して組まれていることもあり、重みでズレが出たり変形するのも不思議ではありません。

長時間冷蔵庫を横置きにしたらどのような事が起きるの?

冷蔵庫 横

長時間冷蔵庫を横置きにしたままであれば、冷却装置が機能しなくなる可能性が高まります。
冷気の発生に関わる冷媒配管やコンプレッサーの具合が悪くなり、冷気が弱まったり出なくなったりするからです。
冷蔵庫を長時間横置きにしたら、冷蔵庫ではなくただの収納庫になってしまう場合もあります。
ちょっと横にしただけですぐに冷蔵庫が壊れるわけではありません

冷蔵庫を横置きで運ばない為には横幅などサイズを知るべき

冷蔵庫 横

購入時に冷蔵庫の横幅などサイズチェックが大切な理由①搬入をスムーズに行う為

搬入時に冷蔵庫を少しでも横倒しにされるのが嫌であれば、あらかじめ横幅などサイズを分かった上で購入するべきでしょう。
冷蔵庫を横にすることがあるかないか以前に、キッチンに置けるのかどうかも分かるはずです。
キッチンに縦置きできない高さなら横倒しして使うことになってしまうわけですから、わざわざ冷蔵庫を壊すような使い方になってしまいます。
また横幅や奥行きがどれくらいかは、予定しているスペースに冷蔵庫が置けるのかどうかに関わります。
冷蔵庫を置くつもりのスペースが、高さがどれくらいで横幅や奥行きがどれくらいかは、あらかじめ測っておくべきでしょう。
せっかく買ったのに置けない使えないというのは、誰でも避けたいはずです。

冷蔵庫を運ぶ際に横幅などサイズチェックが大切な理由②移動ルート確保のため

購入時だけでなく引越しの際にも、冷蔵庫を横置きで運ばないようにするには横幅などのサイズを知っておくべきでしょう。
なぜならば、冷蔵庫のサイズにより搬入や搬出時の移動ルートが限られてしまう場合があるためです。
例えばキッチンの予定したスペースに縦置きできるようだとしても、そこまでに高さのないところを通るようなら、横倒しにして運ばなければならないはずです。
それが何ヶ所もあるようなら、冷蔵庫を横にする機会も増えてしまうわけです。
また、一番近い移動ルートが横幅が狭くて使えなければ、遠回りしたり冷蔵庫を横置きでくぐらせたり、という場合も出てくるでしょう。
できるだけ縦にした状態で運んでもらいたいなら、搬入ルートにサイズが収まるのか判断するため、冷蔵庫の横幅などを知っておくことは大事でしょう。
ちなみに、現在販売されている冷蔵庫は搬入後すぐに電源を入れても大丈夫です。
ただし、完全に中が冷えるまで約4~5時間掛かります。
まだ中が冷えきっておらず生ぬるい状態で食品を入れても鮮度を落としてしまいますから、搬入後すぐに電源を入れても、冷蔵庫に食品を入れるのは4~5時間待ってからがいいでしょう。

まとめ

冷蔵庫を横向きにするとダメとされるのは、長時間冷蔵庫を横倒しにしたままの状態が故障を引き起こす場合があるからです。
少しの間でも横置きにした途端に冷蔵庫が壊れるわけではありません。
長時間の横置きが冷蔵庫の故障の原因とされるのは、冷気発生に関わる冷媒配管の変形であったり、コンデンサーやコンプレッサーなど機械部の故障を招く場合があるからです。
冷却装置が機能しなければ冷蔵庫としての働きはしてくれません。
冷蔵庫の購入時や引越しでの運搬時が冷蔵庫を横倒しにする場面が起きやすいですが、できるだけ冷蔵庫を横にする機会を減らしたいのであれば、搬入や搬出の移動ルートに横幅などサイズが収まる冷蔵庫を選んでおくのも賢いでしょう。

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Written By
うろつき 王子
備忘録も兼ねていいものや気になることを記してこうと思ってます
家電買うときにはなかなか決められなくて、あっちウロウロこっちチョロチョロしちゃいます。 店員さんにコラコラと捕獲され丁寧な説明してもらっても、やっぱり決めかねてウロウロしちゃうんです。 備忘録も兼ねて、おすすめのいいものや気になること記していくつもりです。

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