小麦粉といえば、常温保存するとダニなどの虫の住処となってしまうことは良く知られているのではないでしょうか。
しかし、となると小麦粉はどこに保存するのが最適なのか、そもそも小麦粉のようなものは冷蔵庫に保存しても構わないのか、気になってきますよね。
そこで今回の記事では小麦粉の保存の方法について
「小麦粉は冷蔵庫で保存しても良いの?小麦粉の保存方法をご紹介!」
という内容でお届けしていきます。
せっかくの小麦粉なのですからダニの温床となることは防ぎたいところ。
そのために小麦粉は冷蔵庫に保存してもいいのか、そもそも小麦粉の保存方法にはどのような所があるのか、今回の記事を読んでぜひ知ってみてください。
小麦粉は冷蔵庫で保存しても良いのか。
まずはこちらの点について、「夏場などの湿気の多い時期」と「冬場など乾燥した時期」のそれぞれのケース別に紹介していきます。
夏場などの湿気の多い時期の場合、小麦粉を冷蔵庫で保存するというのはもちろんOKです。
というより湿気の多い時期の場合、ダニの繁殖力が高まってしまうので、簡単にダニから小麦粉を守りたいのであれば冷蔵庫で保存するべきであるとまで言えます。
これは冷蔵庫の中というのが、温度だけでなく湿度も低いからです。
そのため、夏場などの湿気の多い時期の場合では冷蔵庫で保存しても良い、というよりもむしろ冷蔵庫で小麦粉を保存するべきなのです。
ダニは体の健康を害することもあるため、今までそういった湿気の多い時期でも常温保存していたという方はこの記事を読んだことを機会に保存場所を変えてみてはいかがでしょうか。
一方で冬場などの乾燥し、湿度の低い時期の場合は冷蔵庫で小麦粉を冷やすべき、とまでは言えません。
冷蔵庫に入れなくても、気温と湿度共に基本低いので一般家庭にあるであろう食器棚の中に小麦粉を保存するということでも十分小麦粉の状態を維持できます。
もちろん心配な方は冬場であっても冷蔵庫で保存しても構いませんが、小麦粉のような粉ものには臭いを吸収するという性質があります。
なので、もちろん夏場の際にも言えることなのですが、キムチなどの臭いの強い食品と小麦粉を一緒に冷蔵庫で保存する場合は臭いが移らないようにする工夫も別途行いましょう。
それでは次に実際に小麦粉を冷蔵庫で保存するにはどのような方法があるのかについて紹介していきます。
小麦粉を冷蔵庫で保存するにあたり、その方法としてまず第一に挙げられるのは「密閉された容器を使用し保存する方法」です。
これは袋のまま冷蔵庫に小麦粉を保存するよりも、実は密閉された容器に移し替えて小麦粉を保存した方がダニ等の虫がつきにくくなるためです。
ちなみになぜ密閉容器の場合ではダニ等の虫がつきにくくなるのかと言うと、袋のままの保存ですとどうしても、ダニが侵入できる小さな隙間が空いてしまうからです。
その点密閉容器の場合は密閉されているためダニが入り込む危険性を下げることができます。
移し替えるというのも中々な手間ですが、ダニ入りの小麦粉で料理を作ることを考えると手間でもないでしょう。
お手軽に小麦粉を冷蔵庫で保存したい場合にはこちらの方法をぜひ選択ください。
小麦粉を冷蔵庫で保存するにあたり、その方法として次に挙げられるのが「乾燥剤も使用する保存方法」です。
乾燥剤を使用すれば文字通り、湿気を取り除いてくれますのでダニの心配はほぼなくなります。
心配性な方はこちらの方法を選択してみてはいかがでしょうか。
具体的な保存法としては、タッパーを入れ子のようにし、外側のタッパーの中に乾燥剤を入れ、内側のタッパーの方に小麦粉を入れるというものです。
ただその場合は袋から出すのではなく、袋のままタッパー内に入れた方が良いかもしれませんね。
小麦粉を冷蔵庫で保存する方法としては少し話が逸れますが、実は小麦粉を冷蔵庫で保存するよりも冷凍庫で保存する方が安全に保存できます。
温度は当然として湿度も冷蔵庫以上に低いですから何となく想像もしやすいのではないでしょうか。
そして小麦粉を冷蔵庫ではなく冷凍庫に保存すると小麦粉を約6ヶ月ほどという長期保存も見込める他、冷蔵庫以上の低温での保存ということもあり、質を落とさずに保存することもできます。
冷蔵庫内よりも冷凍庫内の方が基本的に狭いため、小麦粉を入れることは難しいかもしれませんが可能な方は、密閉された容器に入れて小麦粉を保存してみてください。
ただし、冷蔵庫で保存する場合にも言える注意点なのですが、冷えた状態のタッパーを取り出した時、素早くまた庫内へしまわなければ結露が発生することがあります。
ダニは防げたけどカビが発生したなんてことになったら、せっかく冷蔵庫、又は冷凍庫で小麦粉を保存した意味もありませんのでこちらの点には注意してください。
それでは最後に小麦粉を冷蔵庫で保存する際におすすめの容器について紹介していきます。
小麦粉を冷蔵庫で保存するのに最もおすすめな容器はやはりタッパーでしょう。
手軽に手に入りますし、何より新たに購入し用意しなくとも家にすでにある所も多いと思いますからね。
ただし、100均なんかのタッパーの場合は密閉力がそこまで高くないこともありますし、ずっと使用しているタッパーの場合でも密閉力が落ちてきているものがあります。
タッパーを小麦粉を冷蔵庫で保存する際の容器とするのであれば、その点もしっかりと確認しましょう。
タッパーだとちょっと味気ない、もしくはデザインが気に入らないという方はフレッシュロックという容器も小麦粉を冷蔵庫で保存する際の容器としておすすめです。
こちらであればデザイン性も高いですし、密閉性能にも申し分ありません。
小麦粉を冷蔵庫で保存する際に使用する容器を探しているという方はこちらを選んでみてはいかがでしょう!
おそらくネットはもちろんとして雑貨店なんかでもこういった容器は多数販売していることと思います。
自分の気に入る容器を自分の目で見て探してもいいかもしれませんね。
今回の記事では小麦粉を冷蔵庫で保存してもいいのかなどについて紹介してきました。
小麦粉は冷蔵庫で保存しても良く、特に夏の暑く湿度も高い季節では冷蔵庫で保存すべきであるとまで言われています。
これは湿度が高いということが、ダニの繁殖にもつながってしまうからです。
ダニ入りの小麦粉を使用した料理を食べてしまうと、体調を崩す危険性もあるため、冬場であれば冷蔵庫に入れる必要性もあまりありませんが夏場は冷蔵庫にて保存してください。
ただし、冷蔵庫から取り出してそのままにすると小麦粉を入れている袋もしくは容器内に結露が発生してしまいます。
結露はカビの発生にもつながってしまいますので、冷蔵庫で保存する場合には取り出した後もすぐに冷蔵庫にしまうということを徹底しましょう。