オリーブオイルは冷蔵庫で保存しないで!なぜ冷蔵庫で保存してはいけないの?

この記事を執筆するにあたって

我が家はパスタが大好きなのでオリーブオイルの出番は比較的多い方です。普段はキッチンのシンク下収納に保存していますが、頻繁に使用しているとついついガスレンジの横に出したままにしてしまうことも。あまり置き場所を気にしていなかったオリーブオイルですが、あらためて保存場所を考え直す必要がありそうです。

Written By mutu mama

目次

大人気のオリーブオイル。正しく保管できていますか?

ピザにパスタ、サラダなど、ひとかけするだけで風味と香りを与えてくれるオリーブオイル。果肉から得られるオイルは、一般的なサラダ油などに比べてヘルシーで健康や美容にも良いと日本でも大人気!ご家庭に一本常備されている馴染みのある存在となりました。

そんなオリーブオイル、皆さんはどこに保管していますか?高温多湿の日本の夏、常温ではオリーブオイルがダメになってしまからと冷蔵庫で保存している方も多いかもしれませんね。

でもちょっと待って!そのオリーブオイルの保存方法、実はNGなんです!

今回はオリーブオイルが冷蔵庫で保存してはいけない理由や、意外と知られていない正しい保管方法をご紹介いたします。

オリーブオイルはなぜ冷蔵庫で保存してはいけないの?

オリーブ オイル 冷蔵庫

オリーブオイルの種類は食用のものからそうでないものまで数種類ありますが、日本で調理に使われる一般的なものは二種類にわけられます。

  • エクストラバージンオイル
  • ピュアオリーブオイル

エクストラバージンオイルは化学薬品の使用や加熱処理を行っていない純度の高いもの。さらにその中でも酸味度が1%以下で風味の豊かさや味に申し分ないと判定された上質なオリーブオイルを指します。一方ピュアオリーブオイルは果実から搾ったオイルを精製し、香りや味のない油の状態にしたものと、エクストラバージンオイルをブレンドしたものの事をさします。後者の方がスーパーなどで比較的安価に手に入ります。オリーブオイルのヘルシーさや栄養価はそのままで、なるべくお料理にオリーブの香りや風味を加えたくない等という時に最適です。

そんなオリーブオイル、どうして冷蔵庫の保存はNGなんでしょうか?
サラダ油やごま油などの一部の油は1~2ヶ月で使い切るのであれば冷蔵庫保存も良いとされている為、オリーブオイルも同様に冷蔵庫にいれても問題ないのでは?と疑問に思うかもしれませんね。
実はNGな理由はオリーブオイルの成分にあったんです。

オリーブオイルはオレイン酸が豊富に含まれており、このオレイン酸は8~10℃以下の低温状態が続くと結晶化してしまいます。その結果、白い粒上のものが沈殿したり、色が濁ってしまうわけです。
とくに純度の高いエクストラオリーブオイルはそれだけオレイン酸が多く含まれていますのでより固まりやすいので保存場所には注意が必要!
今一度ご自宅のオリーブオイルの保管場所を見直してみましょう。

冷蔵庫でオリーブオイルを保存したらどうなるの?

オリーブオイルを冷蔵庫で保存した場合①

先述でもお話したように、オリーブオイルは約8~10℃以下の低温状態が続くと瓶を傾けてもオイルが流れない程に固まってしまう事があります。冷蔵庫の庫内は一般的に約3℃~6℃。開閉のあるドアポケット付近の温度も約6℃~9℃になりますのでオリーブオイルが固まりやすい環境という事ですね。

オリーブオイルが固まった事で身体に悪い影響がでることはありませんが、適切な環境で保存したものに比べると香りや風味の豊かさは落ちてしまいます。

オリーブオイルを冷蔵庫で保存した場合②

オリーブオイル全体は凝固せずに済んだ場合も、良く見ると白い小さな粒が沈殿している事があります。
一見カビのように見えて使用を諦めてしまうところですが、これもオレイン酸が固まってしまったもの。カビや不純物が混入したわけではないので、口にしても人体に影響はありません。

冷蔵庫でオリーブオイルを保存してしまった!オリーブオイルは使えるの?

万が一冷蔵庫に保存して固まってしまったオリーブオイルも、溶かせば使用できます。もちろん溶かしたオリーブオイルが身体に悪いということもありませんのでご安心を!

固まったオリーブオイルを溶かす方法は三つ。

  • 湯せんで温めて溶かす
  • レンジで温めて溶かす
  • 常温で溶かす

湯せんとレンジは早く溶かしたい場合は最適ですが、オリーブオイルの品質を下げてしまいます。また、レンジの使用は温度や量に注意しないと発火の危険性もあるのでおすすめできません。
一番良いのは常温でゆっくり溶かす方法です。
その際は直射日光が当たる場所には決して置かず、15~20℃の場所で自然に溶かすようにしましょう。また、凝固→溶かす→凝固→溶かすを繰り返すことも風味を落とす原因に。一度溶かしたものは冷蔵庫には戻さず、そのまま常温で保存するようにしてください。

冷蔵庫以外でオリーブオイルを保存しよう!

オリーブ オイル 冷蔵庫

オリーブオイルは冷蔵庫での保存に向かないという事がお分かりいただけたかと思います。では、どのような場所に保存するのが最適なのでしょうか?オリーブオイルは低温状態以外にも避けなくてはいけない3つの条件があります。まずはそこから見ていきましょう。

避けるべきこと① 直射日光を当てない

市販のオリーブオイルは遮光瓶(黒っぽい瓶)を使用したものが多く見られます。これは紫外線に弱いオリーブオイルを守る為。
オリーブオイルに限らず油類は殆どの物が紫外線により酸化してしまいます。酸化すると風味が落ち、本来含まれている栄養価も低下、最悪変色する場合もあります。
オリーブオイルはオレイン酸の他にも抗酸化作用のあるポリフェノールビタミンEが豊富に含まれており、他の油類に比べて酸化しにくいと言われていますが、出来るだけ長く風味を保つ為にも直射日光が当たる場所は避けましょう。
もし遮光瓶でない場合は、アルミホイルで瓶を包むと紫外線から守る事ができます。

避けるべきこと② 30℃以上高温の場所には置かない

何かと出番が多いオリーブオイル。ガスレンジの傍にあればお料理する時もすぐに使えてとても便利ですよね。でも、オリーブオイルは熱にも弱いので温度が高くなガスレンジ脇に置くのはNG。
30℃以上の場所に長時間置いておくと一気に劣化が進んでしまいます。夏場に熱がこもりやすい場所も避けた方が良いでしょう。

避けるべきこと③ 空気に触れさせない

オリーブオイルは直射日光や熱だけでなく、空気に触れる事でも劣化してしまいうます。
キッチンのインテリアの一つとして、調味料の容器を市販のものに詰め替えている方もいるかもしれませんが、極力オリーブオイルは購入した時の瓶の状態で保存するのがベスト。それが遮光瓶でしたらなおさらです。もしどうしても容器に詰め替えたい場合は、その日のうちに使い切る量にとどめておきましょう。

もっとも適した場所は冷暗所

確かにオリーブオイルが直射日光や高温に弱いですが、かといって涼しいければどこでもOKというわけではありません。約8~10℃を下回る場所もオリーブオイルが凝固してしまいますので保存には向いていません。

オリーブオイルの保存にもっとも適した場所は冷暗所。冷暗所とは直射日光があたらず、低い温度が一定に保たれている場所を指します。目安としてはだいたい15~20℃がの温度が保たれる場所です。

もし、ご家庭でなかなか適した場所が見つからない場合は発泡スチロールの箱にいれて保管するのも一つの手。
発泡スチロールの箱の内部は温度が安定しており、なおかつ断熱性もあるので保温と保冷の両方の効果があると言われています。

まとめ

オリーブ オイル 冷蔵庫

いかがでしたか?もう一度オリーブオイルの適した保管場所をまとめてみましょう。

  • 冷蔵庫や寒いところには置かない
  • 直射日光を避ける
  • 高温の場所はさける
  • 空気に触れさせない

以上の四つの条件を守れば、オリーブオイルの劣化を防ぐことができ、新鮮な状態で保存ができます。
冷蔵庫保存が必ずしもNGというわけではありませんが、オリーブオイルの売りでもある風味や香りが損なわれてしまう事を考えると、本来の美味しさを楽しむためにも冷蔵庫での保存は避けたいところですね。

【編集部より】あなたの感想を教えてください

こちらの記事はいかがでしたか?もし同じ疑問を持っている知り合いがいた場合、あなたがこの記事を友人や家族に薦めたりシェアしたりする可能性は、どのくらいありますか? より良い記事を作るための参考とさせていただきますのでぜひご感想をお聞かせください。
薦めない薦める

この記事を書いた人

Small 17dd953f 8c8b 4e6c af2c b2da16f31f8d
Written By
mutu mama
小学生の子供を二人持つ主婦です。
2017年下旬からライターとして参加させていただいてます。 主婦目線・母親目線にたった生活感のある記事を書くように心がけています。 実際に使用している家電や、お手入れ方法などの生地はなるべく沢山の画像を付けてわかりやすくお伝えしていきます!

おすすめの記事

スポンサー

カテゴリ一覧