冷蔵庫は湿度が低い?意外と知らない冷蔵庫に不向きな食材

目次

冷蔵庫は湿度が低い?

普段生活をする中で冷蔵庫の温度や湿度を気にする機会はあまりないと思いますし、高頻度で買い替えることもそうそう無いですが、冷蔵庫の湿度や温度が食材にどのような影響を与えるかを把握することにより、食生活に良い影響を与えることができます。
この記事では、冷蔵庫における箇所別の湿度や温度、食べ物に与える影響などをご紹介したいと思います。

野菜

冷蔵庫の仕組み

多くの方がご存知のように、冷蔵庫は通常の気温よりも温度を低く保つことのできる空間を用意し、食材等を長く保存できる機能をもった家電製品です。
食べ物を冷やすことによって雑菌の広がりを防ぎ、食べ物が傷むのを避けることができる仕組みを持っています。

以上のように多くの方が認識している冷蔵庫の主要機能ですが、他の機能として食材をよりよく保つために温度のみならず湿度を調節する機能も保持しています。

温度を下げるということはご存知の方は多いと思いますが、湿度についてはあまり良く知らないといった方もいると思いますので、湿度を調節することでどんなメリットがあるかを以下に記載します。

湿度が与える食材への影響

温度を低く保つだけでも食品を長く保つことができますが、それぞれの食材に適した湿度に調節することによって食品の鮮度をより長く保つことができます。
例えば、野菜や果物については、一般的にみずみずしい物がとても美味しいですが、このみずみずしさを保つためには保管場所における湿度が重要となってきます。

冷蔵庫の種類によっては冷たい風を食品にあてることにより温度を冷やして保管するといった機器もありますが、この冷気で野菜や果物が乾燥し、だんだんと鮮度が落ちていってしまうことがあります。また、お肉やお魚についても同様で、湿度が低いことで食材の酸化が進み,鮮度が落ちてしまいます。

このように湿度が食材に与える効果が大きいことが確認できます。また、食品をより長く新鮮に保つためには温度だけでなく湿度についても重要であるということがわかります。

鮮度を保つために生じるデメリット

冷蔵庫には鮮度を保てる等、多くのメリットがありますが、その一方で多少のデメリットも存在します。湿度を保てる機器は直接冷気を当てて食品を冷やすわけではないため、格納場所を冷やすのに時間がかかります。
また、最大のデメリットかもしれませんが、一般的に湿度が高く保てて食品の鮮度が落ちにくいといった優れた機能を持つ冷蔵庫は通常の商品とくらべて高額のものが多いです。

冷蔵庫の湿度はどのくらい?

冷蔵庫にはいくつかの格納場所がありそれぞれの役割を持っています。比較的新しい冷蔵庫の場合、以下のような格納場所があります。格納場所により温度や湿度は異なっており、食材によって格納する場所が違ってきます。

冷蔵室

 飲み物やヨーグルト等の要冷蔵食品を冷やすための場所です。温度は概ね2度から6度
程度に設定されています。湿度はあまり高いとは言えず、概ね10%程度といわれてい
ます。

チルド

 肉や魚を保存しておくのに適しています。冷蔵室より温度を下げることによって鮮度を保つことができます。0度近辺で保たれています。

冷凍庫

 お弁当で活躍する冷凍食品や夏場には多く消費するアイスを入れる場所です。また、通常の食品でも敢えて冷凍庫にいれることによって食品を凍らせることで通常の冷蔵よりも長く食品を保つことができます。温度は大体マイナス20度程度といわれています。但し、肉や魚等は冷凍することによって通常より長く保てることができますが、細胞が壊れてしまうことで食品の質が落ちてしまいます。

野菜室

 その名のとおり野菜を格納する場所です。冷蔵室よりもやや高い温度に設定されており
3度から8度程度になっています。使用する冷蔵庫によって大きく異なりますが、だいぶ範囲は高機能の冷蔵庫で湿度が60%から90%程度のようです。
 片や通常冷蔵庫の野菜室では大体20%から50%くらいとなっているようです。

冷蔵庫の中でも場所によって湿度が異なる。

温度や湿度に気を付けたうえで冷蔵庫に入れれば安心というわけではなく、冷蔵庫にいれるにしても保管場所を考える必要があります。ここでは上記で紹介していない場所について解説していきたいと思います。

  • ドア付近
    ドアの開閉により外気に触れる機会が多いドア付近はもっとも温度や湿度が不安定な場所です。そのため、温度や湿度の変動に弱い食物をおくには向いていない場所です。

  • ミニ冷凍室
    通常冷凍室よりも少しだけ温度が高い場所です。保存するものは冷凍食品が中心になると思いますが、場所もせまいため急速に冷却することによってうまみを逃さずに保存が可能です。

野菜

冷蔵庫は湿度が低い!冷蔵庫に不向きな食材とは?

上でご紹介したとおり冷蔵庫は湿度が低いため、食材によっては冷蔵庫に長く保管していることにより大きなダメージをおってしまうことがあります。一般的に多くの野菜は、長く良い状態を保つために高い湿度が必要とされています。以下の食材は保存にうるおいが必要なため、冷蔵庫に不向きな食材といえます。

野菜

冷蔵庫に不向きな食材①

トマトは水分を多く含む野菜であるため、乾燥している場所に置いてしまうと傷むのが早くなってしまいます。適している温度も大体5度前後であるため、湿度も高く温度も丁度よい野菜室で保管するのが良いです。

冷蔵庫に不向きな食材②

果物についても全体的に湿度が高い方が良いと言われています。みずみずしい果物が多いので湿度が高い方が良いというのはイメージ通りだと思います。例えばイチゴは湿度が90%以上、温度は0度程度とされています。また、メロンも同程度の温度、湿度が必要となってきます。そのため、冷蔵室で保管するよりも野菜室で保存するのが適しています。

冷蔵庫に不向きな食材③

じゃがいもは乾燥しすぎてしまうと中の水分がぬけてしわしわになってしまいます。そのため、冷蔵庫の中で保管するのには向いておらず、湿度の高い野菜室で保存するのが向いていると言われています。

冷蔵庫に不向きな食材④

冷やすことによってパンに含まれているでんぷんが衰えてしまうことにより水分蒸発が進み、ぱさぱさの状態になってしまうようです。

冷蔵庫の湿度の低さが食材にもたらす事とは?

上で多少触れておりますが、冷蔵庫の湿度の低さによって水分を多く含む野菜やフルーツなどはうるおいがある状態と比べて鮮度が落ちてしまう可能性が高くなってしまいます。乾燥しすぎると野菜が干からびてしまいますが、一方で湿度が高すぎることにより細菌が発生
しやすい環境となり長く良い状態を保つことができなくなってしまいます。

冷蔵庫の湿度は上げれないの?あげた方が良い?

冷蔵庫によっては湿度を調整する機能がついているものもあります。そのような機能がついた冷蔵庫であれば状況に応じて湿度を変えることが可能です。湿度の上げ下げについてですが、この判断は冷蔵庫の中に何の食材が入っているかによって判断が違ってくると思われます。果物が多く入っている場合は湿度を上げたほうが良いと思われるものの、湿度に弱い食材、玉ねぎなどが入っている場合などは湿度を上げない方がよいという判断も必要になってくると思われます。
また、時期によっては冷蔵庫や野菜室に入れるのではなく、冷暗所で保管するのが望ましい局面もあります。

まとめ

以上、冷蔵庫の湿度について記載させていただきました。冷蔵庫の各場所には役割がありそれに応じた湿度や温度となっています。また、基本的には冷蔵庫にいれることで温度を冷やすことで長く鮮度を保てることが多いものの食材にによっては湿度が低いことにより悪くなりやすい食材も存在します。そのため、長く食材を保管したい場合、冷蔵庫の適した箇所の適した湿度で保管していくことが重要となります。

参考:HOSHIZAKI

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