自分だけのオリジナルのアクセサリーを作ることもできるプラバン。
子供はもちろんとして、大人の方でもハマってしまう方が多いですから、親子で一緒に工作を楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。
そんなプラバンですが、立体的なものを作ろうとするとどうしても曲げる必要がありますよね。
しかしプラバンという名前からもわかるように素材はプラスチックの板ということですから、そう簡単には曲がりませんし、無理に曲げると折れることも…。
ということで今回の記事ではプラバンを曲げるにはどうすればいいのか、ドライヤーの熱で曲げることはできるのかについてご紹介していきます!
プラバンを曲げる際に使用されるのはトースターやオーブンなど、比較的プラバンに高温を与え続けられるものだと思いますが、人によっては持っていないこともあるでしょう。
その点ドライヤーであればほぼ全ての方が持っていると言えるため、ドライヤーでプラバンを曲げることが可能かどうか気になりますよね。
ということでプラバンはドライヤーで曲げることができるのか、結論をお伝えするとドライヤーで曲げることはできます。
あまりイメージできないかもしれませんがドライヤーのようにあまり高温の温風を噴射できない家電でも実はプラバンを曲げることはできるのです。
今までオーブンやトースター、それにプラバンを曲げる際に良く使用されるヒートガンなどを持っていないから曲げることは諦めていたという方はぜひ覚えておいてください。
上記の通り、プラバンはドライヤー曲げることは可能ですが、そこまで高温の温風でないことからきちんとした手順を踏んでプラバンを温めないと一向に曲げられないということになりかねません。
そこで次に、プラバンをドライヤーで曲げる方法について紹介していきます。
プラバンに限ったことではなく、ヒートガンの場合にも言えることなのですが、温風噴射系の道具を使用し、プラバンを曲げる際はできる限り箱の中に入れた方が良いです。
そうすることにより、何も入れずにプラバンを温めた際よりも熱が籠り、ドライヤーの熱を余すことなく充てることができるからです。
箱については基本何でもいいですが、プラスチックのタッパーでは熱により変形する恐れもあることから控えるようにしてください。
ドライヤーにより熱を加えたいプラバンが入るサイズのダンボールであれば完璧なのですが、無ければ無いで熱による変形がないものであれば何でも構いません。
プラバンをダンボールのような箱に入れると曲げるためにいよいよドライヤーで熱を加えていくわけですがその際の温風の当て方にも一つポイントがあります。
それはプラバンを曲げたい部分に局所的にドライヤーの温風を当てるということです。
サイズが小さいプラバンであれば気にする必要もないのですが、割と大きなプラバンの場合はドライヤーの当てる位置をある程度絞らないといつまで経っても曲げられないということになりかねませんからね。
ドライヤーでプラバンを曲げたいという方はこちらのポイントにお気を付けください。
プラバンをヒートガンやオーブンではなくドライヤーで曲げることにはメリットもあればデメリットもあります。
そこでどのようなものがそれぞれメリットデメリットとしてあるのか紹介していきます。
プラバンをドライヤーで曲げるメリットとして挙げられるのは「手軽にできる」ということです。
プラバンでアクセサリー等を作りたいからといって曲げるために必要となるオーブンやヒートガンを新たに用意する、というのも中々ハードルが高いですよね。
それなりの金額もかかってしまいますし。
しかしドライヤーであれば基本どこの家庭にも置いてあると言っても過言ではありません。
自然乾燥派であるという方も中にはいるかと思いますが、実際ドライヤーを持っているか等のアンケートでは70%くらいの方が持っており、女性に限定すると90%以上です。
そのように基本どこの家庭でも置いているということからプラバンをドライヤー使用し曲げるメリットとして何か新しく用意する必要もなく手軽にできるということが挙げられます。
上記の通り、プラバンをドライヤーで曲げることには手軽にできるというメリットがあるのですが、デメリットもきちんとあります。
それはプラバンが中々熱くならないということです。
やはりドライヤーは髪の毛を乾かすためのものであり、プラバンを熱するためのものでも、調理をする際に使用する器具でもありません。
噴射されるのは温風であり、熱風ではありませんのでプラバンをドライヤーで曲げる際にはどうしてもこのデメリットが顕著に現れてしまうのです。
そして、プラバンをドライヤーで曲げる際に中々熱くならないということは、それだけ熱くなることに時間がかかる、そしてその分電気代がかかるという背景もあります。
プラバンをドライヤーで曲げようと考えている方は中々熱くならないだけでなく、いつもよりも電気代が結構高いということにもなりかねないということもデメリットとしてあることを覚えておいてください。
プラバンをドライヤーで曲げることにはきちんと注意点も存在します。
そこで最後にどのような注意点があるのかについて紹介していきます。
プラバンをドライヤーで曲げる場合に限ったことではありませんが火傷には十分に注意しましょう。
上記でプラバンをドライヤーで曲げる際の手順としてダンボール等の箱に入れてからドライヤー熱を加えるようにと紹介しましたが、これは効率的に熱を加えるという他にも火傷を防ぐという側面もあります。
例えドライヤーとはいえ、温風をあて続ければそれなりの温度にはなります。
なので、火傷を防ぐ意味でも手でプラバンを持ったままドライヤーを使用しないようにしてください。
プラバンをドライヤーで曲げる場合でもきちんと手袋をはめて行うようにしましょう。
そうしなければやはり火傷を負う危険性があるからです。
安心して作業を行うためにはきちんと手袋をはめておく必要がありますので、こちらもぜひ覚えておくようにしてください。
参考までにどのような手袋をはめるのがおすすめなのかというと、綿製の手袋がおすすめです。
軍手でも火傷防止には十分効果的なのですが、軍手の場合では固い質感が仇となり、プラバンを曲げる際に力を入れると軍手の後がついてしまいます。
プラバンに熱を加える際と曲げる際でいちいち手袋を付け替えるのも面倒くさいので、火傷防止効果と跡がつかないようにできるという一石二鳥効果を得られる綿製の手袋使用するようにしてください。
プラバンをドライヤーで曲げることは可能です。
がしかし、ドライヤーで行う際には以下の手順にて行う必要があります。
普通に温風を当てているだけでは、流石に時間がかかりますし、温めるのに時間がかかると熱が逃げていく可能性もありますからね。
プラバンをドライヤーを使用することにより曲げることは可能ですが、上記手順は守るようにしてください。
今回の記事でプラバンをドライヤーで曲げる手順が分かったことからプラバン作りの幅が広がったことと思います。
様々な思い思いのアクセサリーを作ることのできるプラバンをさらに楽しむためにも今回の記事が参考になりましたら幸いです。