Gmailがサービスインしてから14年ですが、わたしも10数年来のGmailユーザーです。家族が増えるたびに全員のアカウントを追加してきました。
Written By キイ @
この記事は、スマホでgmailの名前を変更する方法を知りたいと言う方に向けて、スマホでgmailの名前を変更する手順や、gmailの名前を変更するとどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。
また、スマホでgmailの名前が使われる場面や名前を変更する必要性に関しても併せてご紹介していきます。
スマホでgmaiの名前を変更したい方や変更する必要がある方は、ぜひご参考にされてください。
Googleアカウントでは、登録した生年月日や性別などの情報を編集できます。また、アカウントに登録したメールアドレスや電話番号も変更できます。もちろん名前の変更も可能です。
Googleアカウントの規定で、アカウントを作成してから2週間以上が経過している場合は、90日間に3回まで名前を変更することができます。
また、アカウントを作成してからまだ 2 週間が経過していない場合は、より頻繁に名前を変更できます。
なお、Google AdSense で使用するアカウントに関しては、ビジネス的な契約となりますので、ニックネームなどではなく本名で登録されることを推奨します。
また、Googleアカウントの名前以外の生年月日などはご自身の正しい情報を入力することをおすすめします。
なぜなら、例えば生年月日を適当に設定してしまうと、もしパスワードを忘れてしまった場合やアカウントが乗っ取られた場合などに復旧ができなくなってしまうかもしれません。
詳しくは、
をご参照ください。
それでは、実際の画面のスクリーンショットを見ながら、スマホでgmailの名前を変更する手順を追ってみたいと思います。
1. 設定画面
Gmailアプリで設定画面を開きます。アイコンは(左下の歯車のような形マーク)です。
2.Gmailアドレスの選択
先で開いた設定画面の中から、変更したいGmailアドレスを選択します。
3.Googleアカウントの管理
先に選択したGmailアドレスのアカウント「ご利用のGoogleアカウントの管理を行えます」を選択します。
4.個人情報タブ
Googleアカウントの設定ページの中から、「個人情報」タブを選択します。
Googleアカウントの「プロフィール」のページが開き、名前の欄が出てきました。
5.名前の編集
「名前」を選択し、鉛筆マークを選択すると編集画面になります。
姓・名ともに入力する必要がありますので、ニックネームなどで設定されたい方は、うまく使い分けてください。
ここまでを見ていただくと既にお分かりのとおり、スマホでgmailの名前を変更する手順は、すなわちGoogleアカウントの名前を変更する手順になっています。
GoogleアカウントとGmailは、非常に密接に絡み合っています(というか、同じものと言って過言ではありません)。そのため、gmailの名前を変更することはメリットもあればデメリットもあります。
Gmailの名前を変更するとメール送信者の名前が変更されますので、本名ではない名前でメールを送信できます。
SNSなどのコミュニティーサイトや、ブログを含むネット上で公開されるものなどの、直接的に個人的なお付き合いではない方とのメールでのやりとりやユーザー登録などに有効な方法です。
とかく言われる個人情報の漏洩。Google製のアプリやGoogleアカウントでログインできるサードパーティーアプリも増えてきています。スマホでgmailの名前を変更してしまえば、とにかく個人情報が漏れにくくなります。
スマホでgmailの名前をニックネームなどに変更すると、ニックネームなどのままでメールが送信されますので、ビジネスなどの正式な場面では信用問題にもなりかねません。
自営業やフリーなお仕事をされている方は、個人情報であるからこそ役立つ場面や信頼感もありますので、gmailの名前を変更することはケースバイケースで使い分けが必要です。
Gmailの名前は、Googleアカウントの名前そのものです。そのため、Gmailでの名前を変更すると他のGoogleでのサービスで使用される名前も変わってしまいます。例えば、Googleカレンダーでのスケジュールの共有なども違う名前になってしまいますので、個人の特定が難しくなります。
ここで見たとおり、スマホでgmailの名前を変更するメリットとデメリットは裏表の関係になりますので、どちらが良いか悪いかではなく、匿名性を重視して名前を変更するか、信頼感を重視して本名で名前を使用するか、その使用者の目的やポリシーに依存しますので、よく考えてみてください。
gmailの名前は、実際のメール以外ではどのように扱われているのでしょうか?いくつかのケースを見てみたいと思います。
先にも述べました通り、GmailアドレスとGoogleアカウントは非常に密接な関係にあります。
どちらかで名前を変更すると、他方にも反映されます(というか同じものです)。
Googleアカウントが適用される有名なアプリとしてGoogleマップがありますが、特に最近流行のローカルガイドなどの、地図情報へのおすすめやコメントの書き込みにもコメント者の表示としてGmailの名前が使用されることになります。
世界に公開される内容にもなりますので、表示される名前を意識してちゃんと書きましょう。
前述のGoogleマップと同じで、YouTubeへの投稿にもGmailの名前が適用されます。
実名で投稿することにもなりかねませんので、投稿内容と表示されている名前に関しては、個人情報などをちゃんと内容は吟味してからにしましょう。
筆者が実際に遭遇したケースですが、子どものスポーツなどで写真をとり、Google Photoにアップとーどしてから保護者内で共有しました。
同じように共有してくださる方がいらっしゃったのですが、ニックネームで登録されているので、どなたなのかが全く分かりませんでした(メアドの文字列も本名ではありませんでした)。
せっかくのGoogleサービスに、良くも悪くも根深く紐づいていることがよくわかりました。
まず、gmailの名前を変更することは、スマホだけでなくパソコンからも可能です。むしろ、パソコンからのほうが簡単かもしれません。でも、パソコンから変更する場合には、まさにgmailの発信者氏名を変更する」という感覚だと思います。
しかし、今までご紹介してきたとおり、「gmailの名前」は「Googleアカウント」と表裏一体です。
特に、Androidスマートフォンを使用する場合には、Googleアカウントでスマホのセットアップを行いますので、結果的にはGmailの名前はスマホやいろいろなアプリの各所で使用されることになりますので、知らず知らずに使用されてしまうことがあります。そのため、Gmailの名前を変更したくなる方もいらっしゃいますが、一方でニックネームのようなものを使用するとメールしたときやカレンダーを共有したときなど、誰かわからず無視されたりすることも考えられます。
個人情報であるがゆえに、信頼もされるということを念頭に置いて、使い方や情報共有される方々との人間関係なども考慮して使い方を考える必要があるでしょう。
なお、iPhoneユーザーの場合には、GoogleアカウントだけではなくiCloudアカウント(Apple ID)が本体の管理に使用されますので、使い分けが比較的容易ではあります(その分は、2重管理になりますが)。
Goolge謹製アプリを使用するときだけ注意すれば大丈夫です。
この記事では、スマホでgmailの名前を変更する方法を知りたいと言う方に向けて、スマホでgmailの名前を変更する手順や、gmailの名前を変更するとどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説しました。
gmailの名前が使われている場面は、ふだんスマホを使っている中では多くありません。
たまにgmailするときに発信者名として使われていることを見かけるくらいではないかと思います。そのため、スマホでgmailの名前を変更したい方や変更する必要がある方もあまり多くないのかもしれません。ただ、gmailをニックネームや匿名で使いたい方などは、氏名ではなく他の名前に変えたい方もいらっしゃったかと思います。そんなときに、スマホでgmailの名前を変更する方法とそのメリットデメリットの確認として、お役に立てればと思います。