利用率も既に80%を超えているという、まさに爆発的な普及率を誇っているスマホ。
従来までのいわゆるガラケーよりも圧倒的にできることが増えたため、人々の生活をより便利にしたことは間違いありません。
そんな便利なスマホですが、たまに画面の一部が反応しないといったことになることがありますよね。
タッチにより操作するスマホにおいて、画面が反応しないということは操作が一切できなくなる、もしくはしづらくなることを意味します。
ということで今回の記事ではスマホにとって一番のネックとも言える画面が反応しない、一部が反応しないという際の原因及び対処法についてご紹介していきます!
スマホの画面の一部が反応しない原因として、まず一つ目に考えられるのは「スマホの画面に貼り付けている保護フィルムの劣化」です。
これは保護フィルムを長期間使用していると、目には見えなくとも確実に劣化が進んでいるからです。
保護フィルムが劣化するとスマホとの密着度が弱まってくるのでそれにより一部の画面が反応しないということも起こり得ます。
また、保護フィルムの密着度が弱まるということは隙間から汚れが入り込むということも少なからずあり、それによってもスマホの画面の一部が反応しないという事態にもなり得ます。
さて、スマホの画面の一部が反応しない原因の一つにスマホの画面に貼り付けている保護フィルムの劣化が挙げられる理由が分かった所で下記より対処法について紹介していきます。
まずはスマホの保護フィルムを一度剥がし、画面にタッチした際に反応するかどうかを確かめましょう。
スマホの画面の一部が反応しない原因が保護フィルムの劣化であることを確認しなければ対処法も何もありませんからね。
保護フィルムを付けていた際には反応しなかったのに、剥がしたら反応したという場合は保護フィルムの劣化が反応を妨げた原因ということになります。
画面に指紋付くから嫌だという方もいそうですが原因を特定するためには必要なことであるので、我慢して行ってください。
そして画面の反応が確認できた際には、スマホに貼り付ける保護フィルムを貼りかえましょう。
単純な対処法ですが、保護フィルムの劣化がスマホの画面の一部が反応しないということの原因であれば、新しいものに貼りかえることが対処法となります。
スマホの画面の一部が反応しない原因には「手が乾燥していること」というのもあります。
これはスマホなどの機器が手にある少しの湿気を利用し、触れたことを感知しているからなのです。
よってたまにテレビのバラエティー番組などで、最近手が乾燥してスマホが全然反応しないと言っている芸能人の方がいるように、乾燥具合によってはスマホの画面が反応しなくなります。
手が乾燥していることによるスマホの画面が反応しないことへの対処法は、その乾燥を取り除いてやればOKです。
例えばスマホに触る前に、ウェットティッシュなどで軽く手を拭いておくというのでも構いせんし、極端な話水で手を洗ってからスマホを触るということでも対処可能です。
ただし、以上で挙げた方法ではあくまでもその場しのぎであり、根本的な解決とはなっていません。
なので、手が乾燥してスマホが反応しないという事態を根本的に解決したいのであれば、手の保湿を考えると良いでしょう。
そうすればスマホを触る前にわざわざ手を洗いにいく必要も、ウェットティッシュで手を拭く必要もありませんからね。
スマホの画面の一部は反応しないということには「画面の汚れ」も一つの原因です。
一般的に汚れというと見た目だけ悪影響を与えているように思うでしょうが、実はそうではありません。
というのも上記で紹介したようにスマホは指の湿気を利用し、どこに触れたかを感知しているわけですので、ほこりなどの汚れや傷があるとその感知機能が上手く働かなくなるからです。
スマホの画面の汚れや傷は単純に見栄えが悪くなることはもちろん、スマホの画面の一部が反応しないといった致命的な動作の原因にもなることを覚えておいてください。
スマホの保護フィルムの下にあるほこりなどの汚れがスマホの一部が反応しない原因であるなら、当然対処法はその汚れを取り除くことになります。
それでは具体的に保護フィルムの下にある汚れを取るにはどうすればいいのかですが、スマホに使用することのできる画面クリーナーを使用することがおすすめです。
こういった画面クリーナーを使用するとスマホの汚れをスマホを傷つける心配もなく取り除くことができますから汚れを取る際にはぜひこういった商品を利用してみてください。
くれぐれもティッシュなどスマホの画面を傷つける危険性のあるものでは画面を拭かないようにしましょう。
スマホの画面の一部が反応しない際には「スマホ側に不具合があること」も原因の一つになります。
例えば多数のタブを開いたままスマホを使用していたり、様々なアプリで同時に遊んでいたり等々ですね。
そういった使用方法を続けているとスマホのメモリにキャッシュと呼ばれるデータのカスのようなものがどんどんと蓄積されていきます。
このキャッシュは一度アクセスしたページに再度アクセスする際、ページを開くのをスムーズにしたりと便利な面ももちろんあります。
が、あまりに溜まるとスマホのメモリを圧迫し画面の一部が反応しないといった事態を巻き起こすこともあるのです。
このように明確に不具合がある場合はもちろんとして、普通に使用しているだけでもスマホに不具合を生じさせることがあるので注意してください。
あれもこれも開きっぱなししているとスマホの画面の一部が動かなくなることが多いと感じている方はこの機会に控えるようにしてはいかがでしょうか。
スマホ側の不具合により画面の一部が反応しない際、実は再起動を行うことで改善が見られるケースが多いです。
というのも、上記で登場した様々なデータのカスであるキャッシュは再起動を行うことでクリアされるからです。
溜まったキャッシュがクリアされればそれだけメモリに余裕ができ、スマホの画面の一部が反応しないといった事態も改善できる、というわけです。
まぁ、もしスマホにキャッシュが溜まりすぎたことによるスマホ側の不具合により画面が反応しないのであれそれは一部分ではなく画面全体になっているかと思いますが。
スマホの画面の一部が反応しないという際、そういえば最近再起動していなかったなと思った方は一度試してみてはいかがでしょうか。
スマホの画面の一部が反応しないという際の原因には当然「スマホの画面が故障していること」が原因であることも十分に考えられます。
画面が故障しているのであれば、当然反応もするわけがありませんからね。
故障にも電気系統の故障や、単純に画面の破損など様々にありますが、上記対処法を全て試したが、それでも改善は見られなかったという際には故障と結論づけられるでしょう。
スマホの画面の一部が反応しないその原因がスマホの画面の故障によるものなのであれば、素直に修理に出しましょう。
修理だとお金がかかるからできる限り自分でどうにかして直したいと思う気持ちもわからなくはありません。
が、家具であればまだしも、スマホのような精密機械の場合は知識がない人にできることは凄く少ないです。
上記対処法でスマホの画面の一部が反応しないという状態が改善できなかった場合には素直に修理に出すようにしてください。
スマホの画面の一部が反応しないその原因にもよりますが参考までにどれくらいの修理費用を以下にまとめておきます。
あくまでも故障時のサポートサービスに加入している場合の金額でありますので、加入していなければ修理代金を全額負担することになりますのでご注意を。
ちなみにメーカーでの修理にこだわらないのであれば、スマホの画面が反応しない原因として一番多いであろう、画面のひび割れ修理の場合でも4,500円~となっています。
次に、スマホの画面の一部が反応しない際の修理に対する時間ですが、メーカー修理の場合で2週間ほど、一般業者の場合で最短15分(画面のひび割れ修理の場合)です。
メーカーでの修理はdocomo等に持ち込みし、修理できる所へ配送する手間があるため時間がかかりますが、一般業者の場合では持ち込みしてすぐに修理してくれることからこのように修理時間に大幅な差が出るのでしょう。
どこで修理してもらうのかの参考になりましたら幸いです。
スマホの画面の一部が反応しない際の対処法をまとめると以下のようになります。
スマホをよく使用する方にとっては、画面の一部が反応しないという症状にはストレスが溜まること間違いなしです。
しかし今回記事で紹介した対処法を行えば改善することも多いので、画面が割れた等という際以外にはぜひ一度、これらの対処法をお試しください。