パソコンが上手く立ち上がらない!パソコンの立ち上げはどうすれば良いの?

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パソコンの立ち上げがうまくいかない!

パソコン 立ち 上げ

電源ボタンを押してもパソコンが立ち上がらない、特に変わったことはしていないのに画面が進まない。パソコンはとかく突発的なトラブルが起こりがちで、さらに起動できない原因がわからないので対処方法がわからなくて困ってしまう方も多いでしょう。

故障なのかエラーなのか、ユーザーの操作で直せるのか無理なのか、原因によっては修理に出すことなくパソコンが直るかもしれません。また、原因を特定しないまま修理に出すと実は簡単なトラブルなのに予算が無駄にかかる可能性もあります。とにかく大切なのは、あせらずトラブルの原因の切り分けをユーザー側で可能な限り行うことです。

この記事ではパソコンが立ち上がらない場合に考えられる原因と対処方法を、

  • 電源を入れても画面が一切表示されない
  • 画面は表示されているが見慣れないメッセージが出ている
  • 起動の途中で止まっている

この3つのパターンに分けてそれぞれ解説します。

パソコンの電源を入れても立ち上がらない場合

パソコン 立ち 上げ

パソコンの電源を入れても立ち上がらない場合に考えられる原因

まず一つ目のパソコンの電源を入れても画面が一切表示されない場合の原因を考えてみましょう。

可能性として、

  • 電源が入っていない(故障、配線ミス)
  • ディスプレイ側の問題(故障、配線ミス)
  • 一時的なシステムエラー
  • パソコン本体の故障

この4つが考えられる主な原因です。ここから、ある程度切り分けてみましょう。

1.通常、パソコンの電源を押すと電源ランプが点灯します。まずはここを確認してみてください。電源ランプが点灯していなければケーブルの断線、パソコンの電源パーツの故障、配線ミス、本体の故障が考えられます。

2.電源ランプは点灯している場合、HDDへのアクセスランプが点滅しているかを確認します。一切点滅していなければほぼパソコン本体の問題です。点滅しているが表示されない、あるいは点滅が止まらない場合、本体側は動作している可能性が高いのでディスプレイの故障や配線ミス、システムエラーやソフト側のトラブルが考えられます。

パソコンの電源を入れても立ち上がらない場合の対処法

共通する対処法として、まずは放電作業を行いましょう。電源ランプが点灯している場合は一度パソコンの電源を長押しして強制終了させます(本来は危険な操作ですがやむなしです)。

1.パソコン本体からディスプレイ、キーボード、マウス、ネットワークなど全ての端子を抜き、電源ケーブルをコンセント側、本体側両方から取り外します。

2.そのまま30秒~1分程度放置したあと、可能であればディスプレイを違うものに交換し、周辺機器は繋がず電源ケーブルだけを接続して電源ボタンを押します。

以上で放電作業は完了です。一時的なシステムエラーからの復旧や配線の再確認、周辺機器が原因である可能性を除外する目的で行われ、修理センターなどに電話した場合、ほぼ100パーセントこの操作を要求されるので先にやってしまいましょう。

放電後も正常に動作しなければ本体の故障である可能性が高く、電源ケーブルと本体、場合によってはディスプレイ(上記の操作手順でディスプレイを交換できていない時)をメーカーに送付する手順になるでしょう。

あとは念のために電源を落としたあと再度電源を入れた直後からF8キーを連打して画面が切り替わらないか確認する、あるいはDVDドライブが反応するならリカバリディスクを入れて立ち上げてみる、といった操作を試してみても良いでしょう。

詳細は後述しますが、ウイルスなどが原因である場合この操作で復旧できる可能性があります。

パソコンが立ち上がらず、画面に何も表示されないというパターンは、起動関連のトラブルの中でユーザーができることが最も少ないケースです。

パソコンを立ち上げたときに何かのメッセージが表示される場合

パソコン 立ち 上げ

パソコンを立ち上げたときに何かのメッセージが表示される場合に考えられる原因

次に、パソコンは立ち上がるが見慣れないメッセージが出ていて進まないケースについて考えてみます。

起動自体はしているので電源のトラブルや配線ミス、ディスプレイが原因の可能性は除外されます。

見慣れない画面で代表的なのが
- 何かしらの原因で前回正しく終了できなかった、突然電源が落ちてしまったなどが原因で、起動モードをユーザー側に選択してもらうのを待っている
- 同じく終了時にトラブルがあり、復旧作業が途中で止まってしまっている
- HDDやマザーボードといった主要なパーツが故障、あるいはウイルス感染が原因で青い画面にアルファベットが表記されている(いわゆるブルースクリーン)

この3つです。立ち上げ時に画面が表示されないケースよりもユーザー側の操作で直る可能性が高いです。

パソコンを立ち上げたときに何かのメッセージが表示される場合の対処法

共通する対処方法として、キーボード操作を受け付けていないか確認してみてください。

  • セーフモードという表示が含まれている場合

キーボードの上下で選択、Enterキーで決定でき、画面が進む可能性が高いです。

  • 黒い画面に白文字で英語が表記されている場合

Enterキーあるいは特定のキー操作を要求している場合があります。画面にPress○○Keyといった表記がないか確認してみて下さい。

  • ゲージのようなものが表示され、途中で止まっている場合

復旧作業が途中で止まっている、あるいは停滞している可能性があります。キー入力を受け付けていないか試してみて、反応がなければいったん電源を落とします。

  • 操作を受け付けない、ブルースクリーンが出ている

該当するキーの表示がなければ電源を落とし、上記の放電作業を試し、次にキーボードとマウスを接続し電源を入れた直後からF8キーを連打、あるいはリカバリディスクをドライブに入れて起動させてみます(詳細は後述します)。

パソコンの立ち上げ画面から動かない場合

パソコンの立ち上げ画面から動かない場合の原因

最後に、画面は表示されている、見慣れない画面も出ていないがWindowsのロゴ画面から進まない、あるいはホーム画面で停止している場合です。

このケースはソフトウェア(ウイルス含む)、システム、HDDの読み込みエラーの可能性が考えられます。

故障はある程度仕方がないとして、セキュリティソフトの競合やウイルスの侵入、ソフトとWindowsのシステムが衝突して予期しないエラーが出るなど、ユーザーの操作がきっかけであることも多いパターンです。

パソコンの立ち上げ画面から動かない場合の対処法

基本の対処方法は上記の2ケースと同じ、放電作業を行うところから始まります。

そのあと、キーボードとマウスを接続し電源を入れた直後からF8キーを連打する、あるいはリカバリディスクをドライブに入れて起動させることになります。

F8キーでできること

パソコンを立ち上げる時にF8キーを連打すると↓の画面が表示されます。

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ここで主に使うのが一番上のコンピューターの修復とセーフモードです。

  • コンピューターの修復

何かしらの原因でWindowsの基本システムのファイルが欠損、破損している場合は起動が難しくなります。この場合、コンピューターの修復を行うことで改善することがあります。ただし、全てのシステムエラーに効果があるわけではなく、HDDの読み取りエラーや物理的破損には効果がありません。

  • セーフモード

セーフモードとはWindowsの基本システムだけで起動するモードです。パソコンが立ち上がらない場合にセーフモードで起動できれば、故障ではなくソフトが原因であると特定することができます。具体的にはセキュリティソフトの競合、ウイルス、フリーソフトなどによる予期せぬエラーなどが原因です。

心当たりがある場合は、セーフモードからホーム画面左下のメニュー→コントロールパネル→プログラムのアンインストールで該当のプログラムをアンインストールします。セーフモードでは起動するがアンインストールしても改善しない、どのソフトが原因かよくわからない場合は、リカバリディスクを使って再インストールを検討することになります。

リカバリディスク

ソフトウェア、あるいは基本システムが原因でパソコンが立ち上がらず、セーフモードでは起動できる場合の最終手段としてリカバリディスクを使った再インストールがあります。パソコンを購入直後の状態に戻す作業です。

全てのファイル、インストールしたソフトが消去されるため気軽におすすめはできませんが、システムエラー、ソフト(ウイルスも)が原因で立ち上がらない場合であればほぼ100パーセント改善します。

反対に言えば、再インストールで直らなければユーザー側の操作では直らない故障が考えられます。そういう意味では確実な切り分け方法です。

パソコンの立ち上げが遅くなったと感じたら

パソコンが立ち上がるが遅くなったと感じる場合、1つにはHDDの経年劣化による読み取り性能の低下、もう1つはメモリやストレージの圧迫が考えられます。前者は故障の前兆とも言えますが、後者はソフトのアンインストールなどで改善する場合があり、故障かどうかの判断として行ってみる価値があります。

メモリとはパソコンが一度に作業できる目安の数値で、高ければ高いほど多くのソフトやファイルを一度に開くことができます。

Ctrl+Altキーを押しながらDelキーを押すことでタスクマネージャーを起動し、パフォーマンスタグを押すことで↓の画面が表示されます。

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画面左側にあるCPU使用率やメモリの表示が満タンに近ければ動作の遅延はソフトが原因である可能性が高くなります。主に常駐ソフトのアンインストールやメモリの増設を考える必要があるでしょう。

あるいはスタートメニュー→コンピューターでハードディスクドライブの容量を確認し、満タンに近ければ外付けHDDなどにファイルの移送を考える必要があります。

パソコンの立ち上げの不調は故障の前兆である可能性もある

上記の方法で一時的に改善したものの、時間を置くと再発する、頻発する場合は経年劣化や物理破損による故障の可能性があります。この場合放置しても改善することはなく、症状が悪化して一切起動しないということにもなりかねません。必要なファイルは別のストレージに保存し修理を検討してください。

パソコンの立ち上げが対処法を試しても上手くいかない場合は

パソコン 立ち 上げ

パソコンの立ち上げが対処法を試しても上手くいかない場合①メーカーへ問い合わせる

再インストールまで行って改善がない場合、専門的な知識を持つ方でもなければそれ以上行える作業はほぼありません。この場合はメーカーに修理依頼をすることになるでしょう。

注意点として
- あまり古いパソコンはメーカーのパーツの保有期限が切れていて直らない場合がある
- 故障箇所によっては高額になり、買い換えたほうがコスト的に良い場合がある
- ユーザーが作成したファイルはほぼ100パーセント消えてしまう

  • 修理をしない場合でも5000円程度の診断料がかかる

以上4点に気をつけてください。

パソコンの立ち上げが対処法を試しても上手くいかない場合②急いでいる時は電気屋などの無料診断を使用する

メーカーの修理依頼を受けられない場合、緊急性を要する場合は専門業者に無料診断を依頼する方法もあります。

ただし、100パーセントの復旧を保証するものではないこと、パーツを取り寄せる必要がありメーカー修理より高額になる可能性があることに気をつけてください。

余談ですが、パソコンの購入時は最低3年、できれば5年の延長保証に加入しておくことをおすすめしたいです。

まとめ

パソコン 立ち 上げ

今回はパソコンが立ち上がらない場合に考えられる原因を大きく3つに分け、それぞれの対処方法などを解説してきました。

修理依頼をしなくても自分で解決できる場合、またユーザー側では極力触らないほうが良い場合など同じに見えるトラブルでもさまざまなケースが考えられます。

皆様も適切な方法を理解してより安全にパソコンを利用してください。

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アメ フラシ
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家電を購入する際、私自身がインターネットで入念に情報を調べたいタイプです。ユーザー目線に立った時に欲しい情報、知りたいポイントなどを、なるべく多くの方にわかりやすく解説することを心がけていきますので、よろしくお願いします。

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