筆者は家電量販店に勤めております。Xperiaの電源が入らない原因と対処法について詳しく解説を行っていきます。 Xperiaを使っていてこのような症状が出て、困っている方はご参考になさって下さい。
Written By ブレンディ 0120
「Xperiaの電源が入らないっ!?」なんて経験ありませんか?
SonyのスマホといえばXperiaですが、このハイエンドモデルの高性能スマホには、様々な高品質な機能が搭載されていますが、高性能が仇となり不具合を起こすこともしばしばあります。
Androidのスマホ全般に起きるこの起動ができない原因は使用方法とOS環境の変化など、様々な要因から来ています。
でも、普段通り使えていたスマホがいきなり使えなくなったら相当焦りますよね・・・。
携帯ショップに持ち込んだとしても、数時間待ちなどですぐには案内してもらえませんし、診断内容によっては修理なんてこともあり得ます。
お使いのXperiaがいきなり電源がつかなくなってしまい、操作ができなくなってしまった時にはどの様な対策をすればいいのでしょうか?
今回は、そんなXperiaの電源が入らない理由や、いざそうなってしまった時の対処法など、詳しく解説を行っていきます。
Xperiaのバッテリーは元々大容量のバッテリーが搭載されており、XperiaZ5以降のスマホは、バッテリー容量が3000mAhを超える機種も出てきました。
そんな大容量のバッテリーを搭載していても、バッテリーが底をつくとスマホの電源は入らない仕組みになっています。
どのような症状かというと、スマホのデータ保護と紛失時の位置情報の共有など、必要最低限の機能を維持するために、スマホのバッテリー容量が一定値をきると自動的にスマホはシャットダウンを起こします。
この時に、実は少しだけスマホの電源は残っています。
しかし、起動を試そうとすると、電源ボタンを長押ししても画面上にバッテリー切れのサインが出るだけで起動はできません。
また、電源ボタンの長押しを行っても、起動ができないバイブレーションを知らせるだけで、画面の点灯にはなりません。
この状態では、どれだけ頑張ってもスマホの起動は出来ませんので、大人しく充電を行いましょう。
最短で5分後には、起動できる準備が整いますので、疲れた目を休ませながら一息ついておくと良いでしょう。
そんな時は、コーヒーでも淹れて気長に待つと良いでしょう。
Androidのスマホは全般的に、起動ボタンを押してから利用キャリアのロゴが出て、スマホの画面に本体のバッテリーとSDカード、SIMカードなどのスロットの位置を示す起動画面を映し出します。
この時に、挿入しているSIMカードやSDカードが認識されていないと、その画面のまま次の画面に推移する事はなく、フリーズしたような状態が続きます。
もしくは一定時間おいて、画面が消灯しシャットダウンしている状態となります。
どちらの状態も正常に挿入されたカードが認識されていない事により起きる現象なので、SIMカードとSDカードの入れ直しを行い、、接触部分に埃や指の油などがついていないか確認を行いましょう。
充電が足りないことで、起動ができない場合は充電を行うしかありません。
スマホの充電ランプには、3色の色があります。
「赤・オレンジ・緑色」です。
充電ランプが赤い状態だと起動ができない場合が多く、オレンジ色から起動が行えます。
90%あたりを超えると充電ランプは緑色に変化し、長時間使用できる状態となります。
定期的に充電は行い、赤ランプの時には無理に使用を行わないようにしましょう。
スマホの起動が行えない場合、システム側に問題が起きている可能性があります。
この場合は、スマホを一度シャットダウンする必要があります。
画面が点灯している状態であればスマホの電源を切るボタンを押しましょう。
もし、電源がついていないように見えて、画面が真っ黒でも電源ボタンと音量ボタン(下)を同時に長押しして、強制再起動を行うことで、復帰することがあります。
ただし、注意をしなければならないのが、強制起動はデータ破損やスマホの動作に悪影響を与えるリスクがある事を承知の上で行って下さい。
できれば避けたい方法ですが、やむを得ない時に使用する方法です。
くれぐれも自己責任でお願いいたします。
Xperiaの充電もできずに電源がつかない場合、それは故障を第一に疑うべきです。
稀に時間が経つと勝手に復帰してくれることがありますが、殆どの場合は、一度電源が切れたまま故障判定ということが多いのが実情です。
この場合は、大人しく購入した携帯ショップへお問合せを行い、トラブルシューティングを実施しましょう。
故障か初期不良か、その場で改善できる内容かの判断がつきます。
無理に自力で行おうとするとデータ破損や取り返しのつかない場合もありますので、こういった問題についてはプロに頼むのが違いないです。
iPhoneの場合も同様ですが、問合せ窓口が異なります。
iPhoneの場合、Apple製品の為、お使いの携帯ショップへ行っても取り合ってくれません。
近隣のApple storeの操作案内部署にて、トラブルシューティングを行います。
事前の予約はApple公式サイトより予約を行いますが、この時にはご自分で登録したApple IDの登録が必要になる為、IDを忘れてしまっている方は、IDの再設定や把握する必要があります。
どうしても手に負えない時には、その旨を電話で相談し、店舗へ向かいましょう。
各携帯会社の補償を使ってリニューアル品への取替を行う方法もありますが、データの復旧は諦める必要があります。
Xperiaの電源が全く入らず、打つ手がない場合は修理に出す必要があります。
各携帯ショップで購入した場合は、お使いの携帯キャリアへのお問合せを行い、補償に加入しているかどうかの確認をあらかじめ行いましょう。
補償に加入している事で、安価でスマホを取り替えることが出来るかも知れません。
また、メーカー修理に出す方法もありますが、修理に出す=内部データの削除。という事になります。
故障したスマホのデータ復旧は高望みするのは難しいでしょう。
あらかじめデータの移動やバックアップを常日頃から行っておくとこういった、いざの場面に安心できます。
メーカー修理の場合、早くても2~3週間はメーカーへのお預かり修理です。
原因が特定できない場合、長い場合だと2カ月程度かかる場合もあります。
その間は、代替え機や他のスマホを使う必要がある為、長期間のお預かりであることを念頭に置いて、修理に出すようにしましょう。
修理費用は、故障の部位によってピンキリですが、「安くても7,000円~新品購入価格と同等」とみておくと良いでしょう。
各地域ごとにスマホの修理を行ってくれるお店が多くあります。
このお店はスマホに精通した技術職人が個別に修理を行ってくれますが、注意して頂きたいのが、こういった正規の修理を行わずに、第三者が介入した状態のスマホは次の取替時に下取りは行えません。
スマホは直っても、次の機種変更での下取りができない以上、スマホの下取り価値はなくなります。
また、中古でスマホを卸売りしているお店にも、修理歴が明記されていますので、買取を拒否される場合があります。
最も安全な方法はお使いの携帯キャリアの補償サービスを利用することです。
それでも安く済ませたい方は、お近くのスマホ修理屋さんに個別に依頼を行うと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?Xperiaの電源が入らない現象から、その対処法までご紹介させて頂きました。
今回は、Xperiaに題材を絞ってお話をしましたが、実はAndroidスマホにおいて全ての機種に共通の問題であることは記述しておきます。
特段Xperiaだけが起きる問題ではないので、他の機種をお使いの方も、似たような現象があればこの記事をご参考になさって下さい。
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可能な限り対応させていただきます。
この記事がお役に立てれば光栄です。