【イヤホンジャックとは?】イヤホンジャックとは何かを種類と共に解説!

目次

イヤホンジャックとは何か、イヤホンジャックの種類とともに紹介します

イヤホンジャックとは何か、何度か聞いたことがあるけど実際なんなのかわからなかったことはありませんか?
音響機器同士やスピーカーなどの出力装置につなぐ『ジャック(接続用端子)』は様々なサイズのものがありますが『イヤホンジャック』と呼ぶのであれば『2.5mm』か『3.5mm』のどちらかでしょう。

それ以外のサイズは大きすぎてイヤホン用には使われないからイヤホンジャックとは呼ばれないのです。

さらには無条件で『2.5mm』のイヤホンジャックも除外して良いかと思われます。

なぜかというと2.5mm口径のマイクロイヤホンジャックが付いている『カードラジオ』などが、もうほとんど日本の市場に出回ってないからなのです。

というわけで今回は一般的な3.5mm口径のものについて、イヤホンジャックとは何か、どんな種類があるのかについて解説してみようかと思います。

イヤホンジャックとは?

イヤホンジャックとは、スマートフォン(最新iPhoneなどを除く)やタブレット、携帯ラジオやデジタルオーディオプレイヤーなどでイヤホンやヘッドホンを使って音声を聞く場合にそれらを接続するための端子(穴)の事です。

冒頭に述べたとおりイヤホンジャックは2種類の口径があるのですが、良く目にする方は3.5mmで『ステレオミニ』(モノラル音声用ならモノラルミニ)と呼ばれています。

冒頭に書いたとおり『マイクロ』という名前の2.5mm口径ジャックもあるのですが、見かけることはまずないので以下より『イヤホンジャック』と書かれている部分はすべて3.5mmのミニ端子の事だと思って読んでください。

話を戻しまして…イヤホンジャックとは音が出るAV家電(テレビやスピーカー)やゲーム機などほとんど全てに付いていて、日常的に目にすることができます。

見た目は『外部入力(AUX)』や『マイク入力』と全く同じなので筆者はマイクジャックとイヤホンジャックを間違えて接続することがしばしばあったりします。

大抵イヤホンジャックは間違えないように『PHONES』とか『ヘッドホンのアイコン』とかが描かれてたりしますけれどね。

テレビやPCモニターには『外部出力用ジャック』『イヤホンジャック(ヘッドホン用ジャックとも呼ばれる)』の2つがあり、外部出力用ジャックにイヤホンを接続した場合、イヤホンとテレビ側のスピーカー両方から音が出ますが、イヤホンジャックに接続した場合はテレビ側のスピーカーから音は出ず、接続したイヤホンからのみ音が出るよう設計されています。

スマートフォンやタブレットもイヤホンジャックにイヤホンを接続した場合、本体側のスピーカーからは音が出なくなるようになっていますが、端末側や音楽再生アプリ(Powerampなど)の出力切替機能や『SoundAbout』の様なアプリを使用することで、イヤホンを刺したままスピーカー出力に切り替えることも可能です。

イヤホンジャック/プラグの種類は?2極,3極,4極,5極別に紹介!

イヤホンジャックの形状は小さな穴なので目で見て極数を確かめることは困難ですが、差し込む方のプラグは突起(凸)で黒や白などの絶縁線で各極が区切られているので、目で見て極数を判別することができます。

例:黒い線が2本ならそれを区切りに3つに分かれているので『3極のステレオ用』

では画像を交えながら極数別にジャックとプラグの種類を説明いたしましょう。

① 2極

『2極ジャック』は携帯用モノラルラジオ、モノラル-ステレオ変換プラグなどに使われており、モノラル音声をやりとりする場合に用いられます。

2極ジャック例:3Aカンパニー モノラルミニ(メス)-ステレオミニ(オス)変換プラグ AAD-35M35S

3Aカンパニー モノラルミニ(メス)-ステレオミニ(オス)変換プラグ φ3.5mm-φ3.5mm AAD-35M35S
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『2極プラグ』はステレオ出力をモノラルに変換するアダプタだったり、片耳イヤホンなどで使われているのを見ることができます。

2極プラグ例:SONY モノラルイヤホン 1.0m 片耳/ラジオ用 ME-L91D

ソニー SONY モノラルイヤホン 1.0m 片耳/ラジオ用 ME-L91D
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② 3極

『ステレオ=左右の2つなので2極』と勘違いしそうですが、冒頭の例で示したとおりステレオ音声対応のイヤホンジャックは3極です。

左右の音声出力で2極使用し、GND(※)として1極使用します。

※GND…グラウンドと呼ばれ、アースやマイナス極の意味で使われます。アースなら電流の逃げ道、マイナス極なら電流の帰り道として使われ、イヤホンプラグの場合は音声出力に使われた電気信号の帰り道としての役割があります。

『3極ジャック』はテレビやパソコン用モニター、ステレオスピーカー、ステレオピンプラグへの変換用パーツなどステレオ音声をやりとりする機器全般で用いられています。

3極ジャック例:フジパーツ ステレオミニジャック端子⇒ピンプラグ×2変換プラグ AD-115

フジパーツ ステレオミニジャック端子⇒ピンプラグ×2変換プラグ AD-115
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『3極プラグ』は一般的なステレオミニケーブルや、リモコンなどの無いシンプルなステレオヘッドホンやイヤホンで採用されており、見る機会が一番多いプラグでもあり、3極プラグを持ったガジェットはその種類も非常に豊富です。

3極プラグ例:エレコム オーディオケーブル ステレオミニ AV-352

エレコム オーディオケーブル ステレオミニ AV-352
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③ 4極

『4極ジャック』はイヤホン付属のマイク入力に対応したスマートフォン、デジタルオーディオプレイヤー、携帯ゲーム機などに使われています。

4極ジャック例:PlayStation Vita Wi-Fiモデル グレイシャー・ホワイト(PCH-2000ZA22)

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『4極プラグ』はマイクやリモコンが付いている有線ヘッドホンやイヤホンなどに用いられています。

4極の内2極はステレオ音声用、1極がモノラルマイク用、1極がGNDとなっています。マイク&リモコン付きイヤホンは1極をマイクとリモコン信号で兼用しています。

4極プラグ例:エレコム ステレオイヤホン カナル型 φ10.0mmドライバ CN800シリーズ マイク付き ピンク EHP-CN800MPN

エレコム ステレオイヤホン カナル型 φ10.0mmドライバ CN800シリーズ  マイク付き ピンク EHP-CN800MPN
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4極ジャック&プラグは過去に互換性の問題がありまして、現在標準となった『CITA』規格に従ったスマートフォンやマイク入力対応携帯ゲーム機などは4極プラグの汎用マイク付きイヤホンが使用できるのですが少し前のiPhone、iPadなどアップル製品の場合リモコン仕様が一般的な物と異なるのでiPhone純正や対応製品を買う必要があります。

また、スマートフォンXperiaの古い一部のモデルでは『OMTP』という古い規格のジャックを採用してしまったので4極イヤホンを使う場合、OMTP準拠のイヤホンでないと音すら流れないことがあります。

しかもOMTP準拠のイヤホンは既にほとんど販売終了してしまい入手困難なので、現実的には3極イヤホンで我慢するしかありません。

OMTP採用スマートフォン例:Xperia ray SO-03CやXperia acro SO-02Cなど

参考元:SONY公式サイト、イヤホン対応表


余談ですが最新のiPhoneなどはイヤホンジャック自体がなくなったので、特に気をつける必要はありません。

下記のような『iPhone用Lightning端子イヤホン』または『iPhone対応Bluetoothイヤホン(無線イヤホン)』などを買うと良いでしょう。

iPhone/iPad/iPod Lightningコネクタ対応イヤフォン(ボリューム/マイク付) 「極の音域」 レッド LP-MLNE02RD
引用画像:iPhone/iPad/iPod Lightningコネクタ対応イヤフォン(ボリューム/マイク付) 「極の音域」 レッド LP-MLNE02RD 画像をクリックするとAmazonに移動します

④ 5極

『5極ジャック』は主にSonyの携帯電話XPERIAやWalkmanなどノイズキャンセリング対応デジタルオーディオプレイヤー(DAP)などで使われているジャックです。

5極ジャック例:SONY ウォークマン Aシリーズ NW-A35 : 16G(イヤホンなし)

ソニー SONY ウォークマン Aシリーズ NW-A35 : 16GB ハイレゾ/Bluetooth/microSD対応 シナバーレッド NW-A35 R
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『5極プラグ』は4本の絶縁線で5つに区分けされていて『左右音声出力に2極、左右マイク入力に2極、最後の1極はGND』として確保されています。

マイクは会話のためではなく、ノイズキャンセリングを行うチップに『ノイズとなるステレオ音声』を送るために使われています。

5極プラグ例:著者自前のウォークマンとノイズキャンセリング専用イヤホン

イヤホン ジャックとは 何か 種類 2極 3極 4極 5極

5極ジャックは上位互換があり、5極対応のジャック(凹)に3極のプラグ(凸)を接続しても正常に音が聞こえますが、その逆は基本的には正常に動作せず片方からしか音が出ないという状態になったりします。

ですがミニ(3.5mm)サイズのプラグやジャックは製造精度の違いや摩耗や経年劣化など様々な要因で接触不良をおこすことが非常によくあるので、その接触不良が良い方に働き偶然の結果上手く動作することも実際にあります。

ノイズキャンセリング機器専用イヤホンの購入者レビューなどで「他の非対応機器に使用しても普通のイヤホンとして使えました」というレビューは大抵この接触不良によるものだと思われます。

私も5極のノイズキャンセリングイヤホンを持っているのですが、非対応のゲーム機2DS LLに使用してステレオで音声出力が上手くいってしまう例が何度かありました。

「あれ?普通に使えるじゃん」と思ったのですが『差し込みが甘く接触不良なだけだった』というオチが待っていました。

まとめ

注意が必要なのは古い規格の4極イヤホンジャックを搭載した端末ぐらいで、それ以外はイヤホンジャックやプラグの極数に気をつける必要は現在ほとんど無いと言っていいでしょう。

モノラルポケットラジオ用に間違ってステレオイヤホンを購入しても変換プラグがありますし、現行のスマートフォンや携帯ゲーム機などに使うのであれば、今販売しているイヤホンなら100均のマイク付きイヤホンでも機能します。

リモコン付きイヤホンはスマートフォンの機種によってはうまく動作しないこともありますが、Androidならばリモコンの操作を曲操作に割り当てることができるアプリ(『Headset Button Controller』『Earphone Music Controller』など)を導入することで、それらを解消することもできます。

現行iPhoneに至ってはイヤホンジャックがなくなったので混同のしようがありませんから、こちらも問題ないでしょう。

イヤホンジャックとミニプラグは接触不良を起こしやすい端子なので「それに代わる接触不良を起こしにくい音声端子ができるといいな」と常々思っているのですが、Appleの様に互換性を投げ捨てられるのも困るので『互換性のある接触不良を起こしにくいイヤホンジャック』を誰か開発してくれませんかねぇ?

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2018/08/01イヤホンジャックに関する表現を追加

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HN: トゥルーデは俺の嫁
製品紹介はなるべく間違った情報を伝えないよう製品の説明書などで下調べをし、レビューはキッチリ使い込んだり比較してから書き始める派なので基本遅筆です。疲れたときの癒やしは飼い猫達をなでることです。
家電やガジェット好きの趣味が高じて、文章書き(パソコン関連ソフト&ハード、白黒家電、ガジェットなどの紹介記事、購入製品のレビュー etc...)をやっています。 広く浅くがモットーなので、それほど深い知識はありません。 なるべく正しい日本語で書けるようにIMEにATOKを使い、長い文章は少しでも誤字脱字が減るようにVOICEROIDに音読させて確認してから公開するようにしています。 違う目的の為に買ったVOICEROIDが思わぬ役に立っているので、もう一人買い足そうかと目論んでいます。 やっぱり弦巻マキの相棒といったら結月ゆかりですよね?

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