ブラウザハイジャッカーとは?感染するとどうなるの?

目次

ブラウザハイジャッカーの脅威

ある日を境に見覚えのないページに勝手にブラウザが移動されてしまう。
そんな経験をされたことはございませんか?
実はそれは『ブラウザハイジャッカー』というマルウェアに感染してしまっているんです。
元に戻そうと設定を変更しても、次起動する際にはまた表示されてしまう。
場合によっては警告のようなものが連続して表示されるため非常に迷惑ですよね。
ここではそんなブラウザハイジャッカーにどこから感染してしまうのか。
感染した場合どうすればいいのか。
感染しないための対策などをご紹介していきたいと思います。

ブラウザハイジャッカーとは?

ブラウザ ハイジャッカーとは、コンピュータのブラウザ設定を変更し、ユーザーが閲覧する意図のないウェブサイトにユーザーをリダイレクトするマルウェア プログラムです。

引用元:アバスト
上記のように自分で設定したわけでもない挙動を強制的に行わせる非常に厄介なマルウェア、それがブラウザハイジャッカーです。

ブラウザハイジャッカーとは:望まない広告が強制的に表示される

ブラウザハイジャッカーに感染した場合の代表的な例のひとつとして、自分が決して望んでいない広告が強制的に表示されるというものがあります。
購入や利用しないようなサイトがずっと表示されるのは非常に不愉快ですよね。
ただし他のウイルスに比べて完全に不正な挙動を行っているというわけでもないのです。
(だからこそ厄介なのですが…。

ブラウザハイジャッカーは完全に操作が不可能になるわけではない事が多い

ブラウザハイジャッカーは感染してブラウザのスタートページが変わることが多いのですが、完全に操作が不能になったりするわけではありません。
こちらの指定とは違うものの、検索エンジンは使用が出来たり、一連の操作は特に問題なくできることもあります。
ですがこちらで意図した検索エンジン、例えばグーグルやヤフーなどで検索できなくなるというのは困りますし、勝手に変えられた上に元に戻せないというのは使ってる側からすると大変なストレスにもなります。
精神的な面でもブラウザハイジャッカーは面倒くさいマルウェアと言えますね。

ブラウザハイジャッカーに感染するとどうなるの?

mac ウイルス

では実際にブラウザハイジャッカーに感染すると具体的にどのような挙動が起きてしまうのか、そこをまとめていきたいと思います。

ブラウザハイジャッカーに感染した場合①スタートやブランクページを書き換えられる

例えばグーグルクロームを開いたときに、最初のスタートページを変えられてしまう。
これは非常に厄介ですね。
個人的に自分の好きなページから始めたいと設定していてもわけのわからないページから始まってしまうことがあるということですから。
またスタートページだけじゃなく、新たに開いたブランクページにも同じような挙動が起こる場合が多いです。
スタートページがだめだからもうひとつタブを開こうと思っても無駄だということです。

ブラウザハイジャッカーに感染した場合②ツールバーを勝手に追加される

使用するブラウザの上部に表示されているツールバーが勝手に追加されている場合があります。
必要のない情報が勝手に表示されるばかりかそれを消すことすら出来ません。
ツールバーは常時ページを開くときについて回りますから、視覚的にもイライラしますね。

ブラウザハイジャッカーに感染した場合③検索エンジンを勝手に変更される

調べ物をしようとグーグルクロームやFirefoxなどを起動した際に、こちらでは全く見覚えのない検索エンジンに勝手に変更されていることがあります。
一応それでも検索は可能ですが、普段使っているもの異なるため表示されるページの順序も変わり非常に使いづらくなります。
しかもこれも同様に、変更を再度行っても再びブラウザハイジャッカーによって見覚えのない検索エンジンに切り替えられてしまいます。

ブラウザハイジャッカーに感染した場合④ブラウジング履歴を外部へ送信される

これはとても怖いですね。
自分がブラウザでどこのページを訪れて、どこからどこに飛んだのかもわかってしまいます。
これによって例えば最初に表示されるページもあなたのブラウジング履歴を元した広告が表示されてしまうということもあるでしょう。
プライバシーもなにもあったもんじゃないですね。

ブラウザハイジャッカーに感染した場合⑤ポップアップ広告を表示される

ブラウザを表示した際に画面内に広告がポップアップ表示されるというのもブラウザハイジャッカーの症状のひとつです。
画面の右下に常に望んでいない広告が表示され消しても消しても表示されるとなると邪魔なことこのうえないです。
間違って押してしまった先で更なるウイルスに感染してしまうような二次被害も考えられます。

ブラウザハイジャッカーはどこから感染するの?

コーディング
ではそんなブラウザハイジャッカーは一体どんな経路から感染するのでしょうか。
感染源がわかれば対策も可能になってきますから、注意して読んでほしいと思います。

ブラウザハイジャッカーはどこから感染するのか①インストーラーオプション

昨今では大変多くのソフトウェアがネット上でダウンロード可能です。
無料でダウンロードできるフリーソフトも非常に有用なものが多く、今こうして読んでいるあなたもインストールしたことは少なからずあると思います。
ブラウザハイジャッカーはそのインストーラーオプションに潜んでいる場合が多いです。
例えば海外のソフトだと日本語対応しておらず、インストールするときの説明も英語やその他の言語の場合があります。
そこでなんとなくチェックしたままだったものが、実はブラウザハイジャッカーに感染してしまう要因だった、ということがとても多いです。

ブラウザハイジャッカーはどこから感染するのか②バナー

ネットサーフィンをしていると必ずと言っていいほど目にする広告バナー。
ここにもブラウザハイジャッカーが潜んでいる可能性があります。
特に海外のサイトにアクセスした場合は要注意です。
間違ってそのバナーに触れてしまったら、その時点でブラウザハイジャッカーに侵されることも十分にありえますから。

ブラウザハイジャッカーはどこから感染するのか③フィッシングサイト

例えばAmazonからメールアドレスの確認のためログインをお願いします。
といったメールが届いたとき、メールに貼り付けてあるリンクを押してしまう人もいると思います。
でも実はそれがAmazonになりすまし、偽のサイトに誘導するフィッシング詐欺のメールだったという被害も多いです。
そういった偽のサイトにアクセスしてしまうと、個人情報が取られてしまうばかりでなく、ブラウザハイジャッカーにも感染してしまいます。
泣きっ面に蜂のような状態になってしまいますから特に注意が必要です。
近年では少しずつフィッシング詐欺の件数は減ってきているようですが、油断はできませんね。
データ参考元:フィッシング対策協議会

ブラウザハイジャッカーに感染した場合の対処法とは?

ではそんなブラウザハイジャッカーに感染してしまったとき。
設定を変えてもすぐに戻されてしまう以上、一体どのような方法で対処すればいいのか。
一例を紹介していきたいと思います。

ブラウザハイジャッカーに感染した場合の対処法①アンインストールソフトの使用

原因となっているソフトを特定でき、windowsの標準のアンインストール方法で削除したとしても、ブラウザハイジャッカーは消えない場合が多いです。
せっかく消したと思ったらまたブラウザの挙動がおかしくなったらぬか喜びですよね。
そうならないために、標準の方法よりも強力なアンインストールソフトを使用しましょう。

ブラウザハイジャッカーに感染した場合の対処法②駆除ソフト

アンインストールソフトだけでブラウザハイジャッカーが消えない場合、駆除ソフトというものを使えば完全に削除することができる場合があります。
なぜブラウザハイジャッカーを消しきれないかというと、アンインストールしたとしてもその過程で残ったゴミデータがどうしても残ってまうからです。
駆除ソフトはそのゴミをクリーンアップしてくれるんですね。

ブラウザハイジャッカーに対して有効な駆除ソフト

Malwarebytes Anti-Malware Free
海外のソフトではありますが日本語対応してくれています。
ブラウザハイジャッカー以外のマルウェアにも使用できる定番の駆除ソフトです。

AdwCleaner 日本語版
こちらも定番のマルウェア駆除ソフトになります。
こちらも日本語対応してくれていて、使いやすい印象があります。

ブラウザハイジャッカーに感染しないためには?

感染したらどうしようもない、ということではないのがお分かりになられたと思います。
ですがやはり一番はブラウザハイジャッカーに感染しないことです。
そのためにはどのような対策をしておくと良いでしょうか。

ブラウザハイジャッカーに感染しないためには①免疫ソフトを使用する

ブラウザハイジャッカーの侵入を未然に防ぐために、免疫ソフトを使用しましょう。
最近ではグーグルクロームの拡張機能にも、感染経路に繋がりやすいバナー広告やポップアップ表示を防いでくれるものがあります。
それが結果として他のマルウェアから身を護ることにも繋がりますから、感染しないうちに導入するようにしましょう。

ブラウザハイジャッカーに感染しないためには②osアップデートは最新にする

osが古いままだと脆弱性が強まり、ブラウザハイジャッカーにつけ入るすきを与えてしまいます。
osだけじゃなく、セキュリティソフトやJava、Flashplayerなども感染経路の一つですので、アップデートを忘れないようにしましょう。
こちらのソフトでお使いのPCのに導入されているソフトが最新のものかどうかを調べることが出来ますので、一度チェックしておくと良いかもしれませんね。
システムを最新に保つ:FileHippo App Manager

まとめ

ここまでブラウザハイジャッカーについてまとめてきました。
感染してしまうと非常に面倒なマルウェアではありますが、感染したとしても対処は出来るという点で、どうにもならないものだと諦めないでほしいと思います。
一番は感染しないことですので、今一度ご自身がお使いのPCの環境をチェックして、ブラウザハイジャッカーの感染から身を護るようにしましょう。
また、怪しいソフトなどは安易にインストールしないようにするのも気をつけましょうね。

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