無料Versionだけでも最大15GB、そしてだれでも持てるのに、自動バックアップや大きなサイズの添付メールにも対応している「Googleアカウントのストレージや各種サービス」はもうネットやスマホ利用者の定番ですよね。
そんな中でもGmailは、スマホと自宅や職場からのアクセスなどどこからでも、わかりやすく使いやすい使用感も含めてとくに人気があります。
このGmailのアドレス・・・普段使っている送信先や、受信元メールの差出人アドレスは確認しやすいのですが、自分のGmailのメールアドレスについては、ふとど忘れしてしまうこともありませんか?
今回は、「自分のGmailアドレスを確認する方法」について、さまざまな情報をまとめてご紹介します!
Gmailのアドレスは、Googleの多機能な総合アカウントサービス「Googleアカウント」に対して割当たり、「Gmailをすでに使用していれば自動的にGoogleアカウントが割当たって」います。
また、職場や学校含めて複数のGmailアドレスを持っている場合、まとめて1つのGmailアカウントに紐づけてメールを確認することができます。また、Gmail以外のアカウントも、Gmailを使用して送受信することができます。
わかりやすく言えば、1つのGmailアドレスがあり、それをWeb版やGmailアプリ版ですでに使用していれば、そこに「ほかに使用しているGmailのメールアドレス」や「ほかのプロバイダなどのメールアドレス」を追加して、すべて一元的にGmailから利用できるということです。
とはいえ、「ほかのプロバイダなどのメールアドレス」や「そのプロバイダのネットワークの設定や利用条件」などによっては、Gmailを利用して行える受信や送信などの一部が利用できないことや、送受信に際して特殊な操作が必要とされるケースもあります。
現在Gmailは世界各国で非常にユーザー数を増やしており、各プロバイダやメールサービスのヘルプページでも細かな設定方法の案内ページも豊富。さらに日本語で申し込みもヘルプへの相談なども可能なので、だれでも簡単に利用が開始できます。
どこの国から申し込んでも同じで、「××××@gmail.com」 (※ただし@の左側は任意の文字列)で作成できます。
例の「××××」部分で使用できる文字は、「a~zのアルファベット」「0~9の数字」「ピリオド(.)」で、6~30文字の間。かつ、現在もしくは過去において、ほかのユーザーが使用していたメールアドレスは作成使用できません。(※2018年11月現在)
この「××××」部分にピリオドが含まれているものと、含まれていないものは同一とは認識されず、Gmailのサーバ内では全く別のものとして扱われます。
ですが例えば、Gmail以外のメールサービスやプロバイダによるサービス、送受信ツールのフィルタや各種機能の中では、メールアドレス中にピリオドやその他の記号が入っていると自動的に除去加工をして送信されてくるもの(や、そもそも送信自体できないもの)もあり、相手側メールサーバから送信ミスのものが届くこともありますので、注意が必要です。
「一般的なGmailのサービス」利用のほか、企業や学校などで管理者を置いて利用する「G Suiteというサービス(旧Google Apps)」もあり、ここで使用するメールアドレスもGmailと同じもしくは、独自ドメインのアドレスが設定できます。
一般のGmailアカウント作成では
こちら:Gmailアカウント作成
ここではメインとなる「Googleアカウント」と、その下で利用できるサービスである「Gmailのアカウント」を両方同時に作成し、利用開始となります。
参考元:Googleアカウントヘルプ|Google アカウントの作成に関するよくある質問
Gmailを使っているベテランでも勘違いしがちですが、とくに変更を行わなければ、通常、Gmailアドレスを作って利用を開始するときに同時に作られるGoogleアカウントによって、連絡先やユーザーの情報などを管理します。
このGoogleアカウントには、インターネットのブラウザやアプリなどからログインできますが、使用開始後のログイン時には「Gmail以外のアドレス」からもログインできます。
これはGoogleアカウントに別のメールアドレスを関連付けて、改めて登録することで利用可能となります。
ですがこの時、「このGoogleアカウントと一緒に申し込んだGmailアドレス以外のGmailアドレス」は利用できず、さらには、「ほかのプロバイダやメールサービスの電子メールアドレスであっても、すでに別のGoogleアカウントで関連付けられているアドレス」は使用できません。
「アカウント作成時のGmailアドレス」もしくは「Gmail以外のメールサービスのアドレスの中で、ほかのGoogleアカウントと関連付けられていないアドレス」であり、Googleアカウントに対してユニークなものと考えればわかりやすいかもしれません。
参考元:Googleアカウントヘルプ|別のメールアドレスで Google アカウントにログインする
この設定を行っていると、下でご紹介する方法の一部では、Googleアカウントに紐づけて利用しているアドレスをGmailから変更しているため、GmailやG suiteなど利用サービスなどによっては、同じ操作で「アドレスが確認できない」こともあります。
この設定を行ってGmail以外のアドレスを使っていても、中には、変更後も確認できるケースもあるため、根気よく1つずつ行っていくとよいでしょう。
Googleアカウントは、たとえばスマホから設定すれば、撮影した写真の自動保存や、PCの外にデータを保存できる各種のストレージサービスなど非常に便利に使えます。
そのGoogleアカウントで使うデフォルトのメールアドレスがGmailのアドレス。
最近はアカウントやパスワード管理ツールなども豊富ですが、こういったツール自体、各種のIT系ツールそのものが一斉に使えなくなることも、全くないとは言い切れません。
作成したGoogleアカウントのIDやGmailアドレス、そしてパスワードは、しっかり覚えておくか、紙に書いて保存するなど、バックアップも忘れず行うようにしましょう。
1つGoogleアカウントをつくり、Gmailアドレスを取得したら、多くの方はPCとスマホやタブレットなど複数デバイスでアカウント設定保存を行って使用することが多いでしょう。
Gmailアプリの場合、通常はアプリ内にアカウント情報を保存して使用しますが、スマホやPCのブラウザでも、最近はブラウザそのもののオートコンプリートや、専用アプリやセキュリティツールのアカウント管理ツールに記憶させている使用方法が一般的となっています。
本当に、現在利用しているGmailアドレスを忘れてしまった時のことを考えれば、Gmailの使用開始と同時に、これら各端末やアプリ側でも、Gmailアドレスを設定保存しておくのがおすすめ。
Gmailのあるストレージを起点にして常に最新状態のため、アーカイブ化などのさまざまな機能と一緒に使うことで、いざというときはもちろん、複数デバイスからのアクセスの利便性からも有効でしょう。
Gmailのアプリをスマホやタブレットなんどに設定していれば、スマホ上の設定から、Gmailのアドレス、Googleアカウント情報が確認できることもあります。
ただし、事前に、スマホにGoogleアカウントを登録している場合だけ確認が可能なので注意が必要!
現在は、AndroidでもiPhoneやタブレットでも、スマホなどの端末購入時に、Gmailアドレスを設定する販売店も多いようです。
もし、購入時に設定していれば、スマートフォンの「設定」から、Gmailのアカウントが確認できます。
たとえばこの端末では、設定ーアカウントサービスーGoogleサービスの順で表示。
設定しておらず、ほかの方法でも見つけられないようなら、後程ご紹介する方法で、Googleに問い合わせる必要があります。
アンドロイドスマホの場合、その端末のメーカーや、そのモデルによって、設定画面は多少ことなります。
設定の中にある、各種アカウント設定の中に「メールアカウント」や「Googleアカウント」「Gmailアカウント」がある場合、
「メインメニュー」→「設定」→「アカウント」→「Googleアカウント」「Gmailアカウント」
や
「メインメニュー」→「設定」→「情報管理」→「Google」→「Googleアカウント」「Gmailアカウント」
など様々なケースがあります。
まずは「設定」の中を、いろいろ見渡してみましょう。
iPhoneの場合、OSのVersionごとに見方が異なります。
iOS10以前では「設定」→「メール」→「アカウント」→「Gmail」の順。
iOS11では「設定」→「アカウントとパスワード」→「Gmail」→「アカウント」→「メール」欄。
iOS12では「設定」→「パスワードとアカウント」→「Gmail」→「アカウント」→「メール」欄でそれぞれ確認できます。
Googleアカウントまで表示される。
もし一度でもGoogleアカウントやGmailにブラウザからアクセスしていれば、オートコンプリートやアカウント管理ツールで、ユーザー名(ログイン名やメールアドレス)やパスワードが保存されている可能性があります。
そのためまず一番初めに、Googleにアクセス。
画面右上にある「ログイン(login)」表示をクリックしていくだけで、Googleアカウントにログインできる可能性があります。
アクセスした後、画面の一番右上にある、丸いアイコンにカーソルを重ねクリックと、このすぐ下に開いたボックスにGmailのアドレスが表示されます。
、
Googleアカウントにさえログインしていれば、Gmail画面でなくても表示されるので便利です。
また他に、ログインできたあと、ユーザー名のいくつか左側に「Gmail」の表示が出ますのでこちらをクリック。
先ほどのGoogleアカウント画面と同じで、Gmailにアクセスしたうえで同じ画面の右上にある丸いアイコンにカーソルを合わせただけで、グレーのウインドウが開き、ここにもメールアドレスが表示されます。
Gmailの画面右上にある「歯車のマークのアイコン」をクリックし、ドロップダウンリストにある「設定」をクリック。
開いた「設定」画面から、上から3行目の「アカウントとインポート」のタブをクリック。
すると、ここに、「名前:」と表示がある右側にならんで、Gmailのアドレスが表示されます。
他のメールアドレスが設定されているときなどをはじめ、この表示部分が変わっていることもあります。
またGmailの受信トレイの中で、自分に届いたGmailをクリックして画面に表示。
このメールの本文がウインドウ上で表示されている状態で、画面右上4行目あたりにある「・」が縦に3つ並んだアイコンをクリックし、開いたドロップダウンリストの下のほうからメッセージのソースを表示をクリック。
「元のメッセージ」という新しいウインドウが開き、このちょうどまん中の行あたりに「To:」として自分のGmailのアドレスが表示されています。
このように、Gmailのアドレス確認といってもさまざまな方法があるため、たとえば「Gmailに多数のアドレスを設定していて、どのアドレスが不明になったかわからない」といったようなときなどには、この「ブラウザからさまざまな方法で確認する」のが最も便利!
まずはPCで確認してみましょう。
GoogleアカウントやGmailアドレスの手掛かりがブラウザやその他に一切ないというときには、Googleの「パスワードアシスタンス」からの問い合わせ確認を試してみましょう。
アクセスしたら「Google ログインできない場合」という画面が開きます。
ここで、ユーザー名がわからないときは、「ユーザー名がわからない」の左側ボタンをクリックして、画面下にある「続行」をクリック。
ユーザー名とパスワードともわからないときは、まずは「ユーザー名がわからない」から手続き。そして「パスワードがわからない」の順で確認していきましょう。
GoogleアカウントやGmailアカウントを取得した時に設定した、別のメールアドレスや予備の電話番号などを入力して、ユーザー名を確認します。
「ユーザー名を忘れた場合」画面には、「再設定用のメールアドレスでメールを受け取る」か「予備の電話番号を入力」し、そこで「メール」か、「SMS(=テキストメッセージ)」もしくは「自動音声通話による番号通知」から画面に入力などを行い、メールアドレスを利用できるようにします。
「ユーザー名を忘れた場合」画面では、このほかにも、Googleアカウントを申し込んだ時の氏名を入力するほか、「私はロボットではありません」というチェックボックスをチェックしてから画面下にある青い「送信」ボタンをクリック。
その後、入力したメールアドレスもしくは電話番号に通知があるため、その説明に従い画面に番号などを入力して画面を送信。
すると「Google アカウント アシスタンス」の画面が開き、メールアドレスや電話番号に関連付けられたGmailアドレスなどを画面上から確認することができます。
この方法で、Google側の登録情報から、GoogleアカウントやGmailアドレスが見つからないこともあります。
その場合、PCやスマホ、タブレット端末などから、ソフトウェア等ツールのメーラーを起動。あるいはブラウザのWEB版メーラーを起動。
その中にあるこれまで送受信したメールを検索したり、新規メール作成をクリックして、宛先に「@gmail.com」など、アカウントやメールアドレスに関連しそうな文字列を検索。
Android端末では、Google検索を使ってみると、確定しやすい方が多いようです。また、格安スマホではなく大手の通信キャリアから新規に購入したAndroid端末では、購入時にすでにGmailアドレスやGoogleアカウントを設定してあるところもかなりの割合に上ります。
この場合、端末によっても操作方法はことなりますが、全体の「端末設定」画面から「設定」を選択。
「Googleアカウント」や「Gmailアカウント」をクリックすると、Googleアカウントでのユーザー名やGmailの登録時メールアドレスが表示されるものもあります。
表示がされるかどうかなどについては、あくまでメーカーや端末の、出荷元メーカーによる作りこみ方の差にもよります。
Gmailからのメールを、自分が使うほかのメールアドレス宛に送っておけば、そのメールのヘッダ情報から、メールアドレスなどを知ることもできます。
Gmailだけに限らず、新たなメールサービスの利用を始める時、まずは、手持ちのその他のメールアドレスに向けて、相互にメールを送っておくのは、企業のIT関連部門の担当者の基本でもあります。
さて、こんないろいろの方法でも確認できない時に備えて、普段から自分のメールアドレスはもちろん、日頃送受信するメールアドレスはしっかりと管理しておきたいものです。
そのためには、PC、スマホの連絡帳や連絡先リストが便利!
ですが、端末ごとに作成するのは面倒ですよね。
こんな時にも、同じアカウントであれば、各種デバイスからアクセスしただけで同期が取れるGmailのアドレス帳は便利な存在です。
Gmailでは送信先の氏名やメールアドレスをまとめた俗にアドレス帳といわれる機能は、「連絡先(=Google Contacts)」という「Googleアカウントの機能内」で提供しています。
この「連絡先」の画面をたとえば、Web版でログインしてブラウザから表示しているときも、各種Googleのサービス利用時と同じで、画面右上にある丸型のアイコンにカーソルを合わせると、自分のGoogleアカウントとGmailアカウントが下に表示されます。
また調べたいのが連絡先に登録している「ほかの人のメールアドレス」の場合、「連絡先」の画面左側にある「連絡先の作成」直下の「連絡先」をクリック。
そして、画面右側に表示された、自分が登録している連絡先をクリック。
もしも相手が「Google プロフィール」に連絡先を公開していれば、詳細なプロフィールもこの開いた画面の下で確認することができます。
1つのGmailアカウント当たり、最大 25,000件まで連絡先を登録することができるGmail。
Gmailのアドレス帳である「連絡先(=Google Contacts)」から連絡先を登録といっても、通常は、「返信」「全員に返信」「転送」機能を使うと、自動的に相手方アドレスが「連絡先」のリストに追加され、メール送信時にいつでも利用できます。
それ以外の登録方法ケースでは・・・
新規に1メールアドレスごとに入力して登録する方法
メールの送受信データから、個別に選択して連絡先を作成&編集する方法
ほかのツールからインポートする方法があります。
参考元:Google連絡先ヘルプ | 連絡先の追加、移動、読み込み
いかがでしたか?
今回は、Gmailで自分のGmailアドレスを確認する方法などをまとめてご紹介しました。
非常に細かく機能設定がされ、実はほかのプロバイダのメールなどもGmail経由で取得やアクセス可能。無料で使えるストレージ容量も15GBもあり、メインのメールアカウントとして利用するにも便利なGmail。
今回ご紹介した内容をもとに、Gmailを使いこなせれば、普段使いはもちろん、さまざまなデバイスからの利用、そしてトラブル対応まで、ワンストップ型で便利に利用できそうです。