日本においても変わらない吸引力で有名なダイソンの掃除機ですが、長く使用を続けているとどうしてもゴミを吸わないといったことが発生することもあります。
この記事では、ダイソンの掃除機がゴミを吸わない原因について解説するとともに吸わなくなってしまった際の対処方法についてご紹介しています。
「ダイソンの掃除機をお使いの方でゴミを吸わなくなってしまった」という方向けに記事を書いておりますので参考にして頂けると幸いです。
ダイソン掃除機でゴミを吸わなくなってしまった場合の対処方法について解説していきたいと思いますが、対処方法の前にまずはダイソン掃除機の仕組みについて解説させていただきたいと思います。
一時期、日本においても「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」というフレーズで有名になったダイソンの掃除機はサイクロン式という方式を採用しています。他には紙パック式という方式があります。
サイクロン式は、吸い取ったゴミを高速で回転させることにより空気を上へ、ゴミを下へと分ける仕組みです。その結果、ゴミが詰まりにくく、吸引力も購入時より変わりにくいとされています。このような仕組みをダイソンの掃除機が採用しているため、ダイソンの掃除機はゴミを吸わないといったことが起こりにくいのです。
上記のような仕組みの吸引力が変わらない、ダイソンの掃除機ですが、機器である以上はどうしても不具合が発生することがあります。
その際、ダイソンの掃除機はどのような症状があらわれてくるのでしょうか。
上記の症状を詳細に記載すると以下の通りとなります。
ダイソンの掃除機で掃除をしている際、通常であれば一定の吸引であるものの、瞬間的に吸引やモーターの音が途切れてしまう。
部屋の掃除等である程度の時間において連続でダイソンの掃除機を使用していると急に電源が落ちてしまうときがある。そのまま電源をいれようとしてもすぐには電源が入らない。
前回使用時まではきちんと使えていたものの、実際に使おうとした際にすぐに吸い込めそうなゴミでも吸引することができなくなる。
掃除している際に対象の箇所をヘッド部分を変えようとした時にいつもよりヘッド部分が重く感じる。
何となくゴミを吸わなくなってきているなと感じている方や上記のような掃除機の違和感を感じている場合は次に記載している対応を行ってみることで症状が改善するかもしれません。
上で記載させていただいた症状が出てきた場合、他の方の経験などを参考に推測させて頂きますと一番多いのはダイソンの掃除機にゴミがつまっていることが挙げられます。
ゴミがつまってしまう部分は色々な箇所がありまして、
等、多くの部分が考えられます。
多くの方が、ダイソンの掃除機について吸引力の変わらないという印象を持っていることによりフィルターやゴミ詰まりをしにくいと考えられていることもあり、これらの原因によってゴミを吸わなくなっているという事実に気づきにくいとなっていることも考えられます。
ダイソンといえども他の掃除機と構造の大枠は変わりませんのでゴミ詰まりなどが原因で吸わなくなっているということが多いです。
また、電源のモーターが急に止まってしまう、強弱がバラバラになり動きが不安定になる
といった事象はダイソンの掃除機に自動停止装置が搭載されていることが原因の一つだと思われます。
上記でご紹介したようにダイソン掃除機の故障原因がゴミのつまりであることが考えられます。そのため、メーカーに修理依頼を出す前にまずはご自身でゴミのつまりがあると思われる箇所を確認しましょう。地道な作業になりますが、各パーツを取り外し、時折電源を入れながら確認することで詰まりの有無がわかります。箇所が判明しましたらパーツを壊さないよう留意しながらつまりの原因となったゴミや糸などを取り外しましょう。
対処方法ではありませんが、掃除機の故障を防止するためにも毎月フィルターなどの掃除をするとゴミを吸わなくなるといった事象を事前に回避することも可能です。手間になるかもしれませんが、本格的な故障となった場合は費用が発生しますので可能でしたら対応するようにしましょう。
ダイソン掃除機がゴミを吸わない故障となってしまった場合、上述の通りにまずはそれぞれの箇所についてゴミや糸などが絡まっていないことを確認します。絡まっている場合、該当箇所のゴミを取り除きます。それでもなおらない時は、ダイソンのカスタマーサポートヘ連絡する必要があります。
ダイソン掃除機が故障して修理を出すときはカスタマーサポートを通じて修理の手配をする必要がありますが、修理を進めるにあたっては製品の情報をあらかじめホームページより登録しておく必要があります。
製品登録しなくても修理は可能なようですが登録しておくことで対応がスムーズになります。また、購入日がわかることで保障期間内か否かがはっきりします。
登録後、カスタマーサポートヘ連絡し、ゴミを吸わない状況等について説明するとともに保障期間かどうかについても確認する必要があります。この期間は購入日がわからないと判断がつかなくなりますのでダイソン掃除機を購入したときはきちんと製品登録しておきましょう。
修理に出す場合の費用ですが、修理経験者の声から、
ができるようです。
部品交換は故障と思われる部品の交換を行う方法、点検は製品全体のチェックを行ったうえでの修理をする方法、最後の特別価格は違うバージョンでのダイソン掃除機を特別価格ふぇ購入できる方法のようです。
部品交換は一万円程度、点検は二万円程度、最後の特別価格は不明です。
どの修理にだすか新たな製品を購入するかは利用者の方により分かれるところだと思います。
参考:ダイソンの家電の修理費用について知りたい!修理費用がどれくらいなのか教えて!
ダイソン掃除機の吸わない故障等で修理を選択した場合の対応はとても迅速のようです。早く修理をしてもらえた方で修理に出してから数日程度で利用者の手元に戻ってきたという例も多くあるようです。対応が早いかどうかの感想は人によって分かれますが数日での対応完了というスピードは他のメーカーと比較してもトップクラスなのではないでしょうか。
ダイソン掃除機がゴミを吸わなくなった際の対応に係る記事を書かせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。記事のおさらいになりますが、ダイソン掃除機が故障した際は掃除機本体がどのような挙動をしているかを把握し、電源が不安定となっているような状況の時は自動停止機能によって不安定になっていないかどうかを疑ってみるとよいかもしれません。また、ゴミを吸う力が弱くなっている時は空気の通り道である箇所にゴミがたまっていないかどうかを確認することも重要だと思います。
最後に故障した際、すぐにほかの製品を購入するのでなくカスタマーサポートヘ連絡することで、購入よりも安くすむこともあると思いますので積極的に連絡をとってみたほうがよいと思われます。