テレビは2003年からデジタル放送への移行が始まり、2011年には完全にその移行が終わりました。それによりテレビ放送が意外と見れなくなたりという弊害も起きています。そんな地域においては安定して見れるケーブルテレビがおすすめです。
Written By アテ ワン
テレビの表示にe202といった表示がでて見れなくなってしまったことはないでしょうか。なんだか、天気が悪いと見れなくなる?と思っている方も多いかも知れません。また、最近急に悪くなったな、と思っている方ももしかするといるのではないでしょうか。今回はそんなテレビのe202と表示される場合の対処法についてご紹介していきたいと思います。
テレビにe202などの表示が現れて時々、画面が映らなくなってしまうときがたまにあり、これは結構困りものです。表示はe202以外にも「E201」「E203」「B-CASカードを正しく挿入して下さい」といった表示の種類があるようです。
また、テレビの種類にもよるようです。しかし、基本的には症状は同じです。
これは何らかの原因によってテレビに、電波が来なくなってしまい表示できなくなっている状態です。では、いったいどんなことが原因になってテレビが映らなくなってしまうのでしょうか。e202と表示される原因を見ていきましょう。
まず最初にテレビにe202と表示されてしまい映らない現象における原因を紹介しましょう。なぜそのようなことが起こりうるのでしょうか。原因別にみていきましょう。
天候がまず考えられます。天候によって電波がうまく表示されないということはよくありいかのような天候の場合、電波が受信できないということがあります。
雪の場合、雪や、雪雲の影響で電波が届かなくなるそうです。これによりしばらくテレビが映らなくなり、雪がやんでもしばらく症状がのこったりするようです。
症状としてはノイズが入ったり、映像が止まったりe202などの表示が出るようです。
台風の場合は、台風の風によりアンテナに何らかの障害がおき、それによって電波受信が悪くなっているということが考えられます。これについては電波のレベルを確認し、そのレベルに合わせて対処する必要があります。
最近ではケーブルテレビなどの有料放送があるので、その契約が終了していたり、当然契約していなければテレビは映らなくなります。ですのでそのときは電波が受信できずに表示されないということは当然におこります。
最近のテレビには購入時についてくるB-CASカードがあります。このB-CASカードは、デジタル放送受信機に同梱されているICカードのことですが、これがうまく入っていないと当然デジタル放送を受信できなくなりテレビを見ることができなくなります。
まず最初にテレビにe202と表示されて映らない場合の最初の対処法を紹介します。最初の方法はアンテナの受信がうまくいっていないことを疑い、そのレベルにて判断をするという方法です。
最初に受信の強度を確認しましょう。テレビの映らない理由を探るためには電波レベルによっていくつか対処方法が変わってきます。手順を紹介していきます。
確認する方法は基本的にテレビによって異なりますが、やる目的は同じです。
まず、テレビのリモコンで受信強度を確認するためにそれに該当するメニューを開きましょう。今回は私の家にあるテレビを使って試してみましょう。
まずはリモコンにあるホームボタンを押します。するとメニューが表示されます。
表示されたメニューから設定を左右のボタンで選択していきましょう。
選択すると、その中に放送受信設定というアイコンがあります。これを上下ボタンで選択しましょう。
法送受信設定というアイコンを開くと更にメニューが開くのでその中から「地上デジタル:アンテナレベル」というアイコンを上下ボタンで探しましょう。※ほかのテレビでは違うと思うので説明書などを参照してください。
すると受信しているアンテナのレベるが表示されます。私の家のテレビは本日60でピークは63とのことだったようです。
受信強度を確認したら実際に対処していきましょう。受信強度は大きく分けて3つに分けられます。
ひとつが60未満、そしてゼロ、もうひとつが60以上となります。
受信強度が60未満の場合受信強度が弱いので何らかの対処が必要になります。
確認していただきたいのはしっかりとプラグがささっているかどうかです。
テレビ側と壁側のどちらかで緩んでいると、電波をしっかりと受けることができずに表示がエラーになってしまう可能性があります。
また、地上デジタル放送の場合は地域設定・チャンネル設定を行うことで症状が改善される可能性もあります。
これがうまくいっていないとテレビが映らない可能性があるので注意しましょう。
また、天候が原因で電波は届かない場合はそのまま天候が落ち着くまでまって症状が回復するかどうかを待つ必要があります。
天候が悪いと見れないのか、という問いに対してはメーカーは「天候がやむまで待ち、症状が落ち着くまでまつ」という方法を示しているのに対し、一般ユーザーはケーブルを変えたり、出力を変更したりと試行錯誤しているようです。
また、私の友人はJ:comというケーブルテレビの営業をしていますが、やはり見れなくなったり、もともと電波の届かない地域においてはケーブルテレビの需要も多いようです。
受信強度がゼロの場合、これはまったく電波を受信できていないということになります。
これも同様に、プラグの確認と、地域設定の確認を行い症状の改善を試みましょう。また、場合によっては間違えてアナログ放送などにしている場合もあります。念の為、地上デジタルボタンも押してみるとよいでしょう。私の知り合いのおばあさんはよくそれで映らなくなっていることがありました。そしてボタンひとつで映ると毎度驚いてましたので、あながちないわけではないでしょう。
受信強度が60以上を示しているのに映らない場合はアンテナが壊れている可能性があるので販売店に相談してみるほうがよさそうです。
ちなみに私の家のテレビのように60調度でも滅多に表示がおかしくなるということはありません。というか一度も表示がおかしくなったことはないので60を境にしているとはいえ、そこから考えられるのは電波が強ければ強いほど安定するというわけではなさそうだ、ということでしょう。
続いての対処法は、電波が悪くないとわかった場合にほかの理由を疑う方法です。電波がしっかりしていても受け取り手のテレビが調子が悪いと、当然映るわけがないのです。では紹介していきましょう。
最近のテレビは購入すれば最初にテレビのチャンネル設定が必要ですが、これを初期スキャンすることで自動で設定することができますので試してみましょう。
B-CAS が挿入されているはずのテレビですが何らかの理由で抜けていたり、入れ忘れたりしていると当然映らないのでしっかりと確認しておいたほうがよいでしょう。
またB-CASカードがささっていても接触が悪いとだめなこともあります。そんなときは乾いた雑巾などでチップ部分のほこりを拭き取ってあげることも大切かも知れません。
ちなみにB-CASカードのある場所は大体テレビの側面です。テレビの形状として側面以外にあることは稀でしょう。
私の家のテレビも側面にささっています。
一度引っこ抜いて再度挿し込むとわかりますが、結構しっかり入れないと入りません。
アッテネーターとは音量調整機器のことでこれを搭載している機種の場合、テレビが映りにくくなっていることがあります。e202と表示されていないのにもかかわらず何らかの不調や症状が認められるときはまずアッテネーターの電源を確認してみましょう。これが切になっていたら入にすることで症状が改善されることがあるので試してみましょう。
上記のような設定などを確認して、なおかつ天候なども悪くないような場合はもしかするとアンテナやテレビ自体に故障が生じている可能性があります。そんなときは無理せずに、販売店などに相談して修理を依頼しましょう。
いかがでしたでしょうか。今回はテレビが映らないという現象についてご紹介してきました。テレビが映らないのにはいくつかの原因があり、それぞれの対処法が違います。今一度ポイントを整理しておきましょう。
以上のようなことが今回のポイントになります。天候が悪かったり周囲にビルが建っていると意外と見れないときがあるテレビですが、原因を探ることであらたな解決策がみつかります。ぜひ参考にしてみてください。