液晶テレビのブルーライトをカット!対策方法を解説

目次

液晶テレビのブルーライト

テレビ ブルー ライト

人の目は、電磁波の中でも特定の範囲に入る波の長さのものを光として認識し、色彩を判別しています。ブルーライトは、人が光として認識できる可視光線の中で、最も波長が短いという特徴を持ちます。波長が短ければ短いほど光は青みがかって見え、波長が長いほど赤みがかって見えます。

ブルーライトはテレビの液晶画面やスマホのパネル、太陽光にも含まれています。テレビやスマホ、パソコンが一昔前と比べ物にならないほど普及した現在では、日常生活でもブルーライトにさらされる機会が多くなったと言えるでしょう。

この記事ではブルーライトが目に与える影響や映像を表示する際の役割などを解説し、ブルーライトをカットする方法をご紹介します。

液晶テレビのブルーライトはどう悪い?

テレビ ブルー ライト

液晶テレビのブルーライトの影響①:網膜など目への負担がある

可視光線の中で最も波長の短いブルーライトは、エネルギーが強いとされています。蛍光灯を例に挙げると青みの強い光の方が眩しく、赤みががった光は暗く感じるでしょう。極端な言い方をすれば、ブルーライトを凝視し続けるのは蛍光灯の光を見続けることと似ています。

最近ではブルーライトと網膜を痛めることの因果関係は医学的には証明されてないという説もありますが、どちらにしても一定以上の光量を長時間見続けると目に負担がかかるでしょう。事実、一時間以上ディスプレイを使って作業をした場合に15分程度の休憩を取ることを国のガイドラインとして推奨されています。

液晶テレビなどのブルーライトを直視し続けた場合、目の奥が痛くなる(網膜が炎症を起こしている)、肩がこる、頭がくらくらするなどの症状を引き起こしやすくなり、日常でブルーライトを見ることの多い現代ではカットする対策を行うことが重要です。

液晶テレビのブルーライトの影響② 睡眠への影響もある

ブルーライトは太陽光にも含まれていて、体内のメラトニンの量を調整する効果があるという研究結果があります。メラトニンが体内で多く分泌されることにより脈拍や体温、血圧が低下します。これにより人体は眠る準備ができたと認識していて、ブルーライトにはこのメラトニンの分泌量を抑える効果があります。

つまり、ブルーライトを直視し続けるとメラトニンが抑制され、身体が眠る準備をいつまでもできないため、不眠症などを引き起こすことがわかっています。

液晶テレビのブルーライトの影響③ 精神面への影響がでる可能性

太陽光に含まれるブルーライトによってメラトニンが抑制されると、体内が活動的になります。つまり、太陽光を浴びる→体内活動が活発になる=朝、メラトニンが分泌される→体内機能が低下して眠くなる=夜というように、メラトニンは体内時計をコントロールしている物質です。

体内時計が狂ってくると自律神経に悪影響を与え、精神状態が不安定になる恐れもあります。

液晶テレビのブルーライトの影響④ 夜中のブルーライトは特に悪影響!

目に悪いと言われるブルーライトですが、一方で人体の活動リズムになくてはならない効果もあります。

つまり、睡眠に影響を与えやすい夜中は可能な限りブルーライトを直視しないようにして、体内時計を整えることが重要と言えます。

特に睡眠の3時間前にはテレビやスマホを視聴しない、あるいはブルーライトカットなどの対策をすることで疲れや人体の悪影響を抑えることができるでしょう。

液晶テレビのブルーライトはなぜ出る?

テレビ ブルー ライト

液晶テレビのブルーライトは色彩を出すために出ている

人体への悪影響があるかないかには諸説ありますが、少なくとも疲れ目のもとになりやすいと言われるブルーライトを出さなければよいと思う方もいるでしょう。

これには液晶テレビなどの発色の仕組みと関係があります。一般的な液晶パネルの色彩表示の仕組みとして赤、青、緑の光の三原色の組み合わせでさまざまな色彩を表現する構造上、青色(厳密に言うとブルーライトではありませんが)を外すことはできません。また、白色を発色する際、赤、青、緑を全て使う必要があり、色彩表現のためには切っても切り離せない関係にあります。

液晶テレビのブルーライトはどの距離まで届く?

テレビ ブルー ライト

液晶テレビのブルーライトの届く距離①:20インチなら1m以上は離そう

ブルーライトは可視光線の中で最も波長が短く、エネルギーが強い光です。一方で波長が短いため、散乱しやすく、距離による影響が最も大きい光でもあります。反対に波長が長くなるほど(赤みがかるほど)直進性が強くなります。

さらに、光源の影響は距離の2乗に反比例すると言われており、画面に近づけば近づくほどリスクが跳ね上がります。

つまり視聴できる範囲でなるべく離れるのが理想的ということになり、20インチの液晶テレビの場合、80cm以上、できれば1m前後は距離を取りたいところです。

液晶テレビのブルーライトの届く距離②:液晶サイズのテレビによって届く距離が違う

液晶サイズが大きくなると相対的に光源からの距離が近くなり、ブルーライトの影響を受けやすくなります。例えば20インチのテレビと23インチのテレビを70cmの距離から視聴したと過程した場合、わずか3インチ大きくなるだけでブルーライトの影響は約1.2倍大きくなります。反対に5cm後ろに視聴距離を変えるだけでもかなり低減することが可能です。

テレビの視聴距離の目安としては、画面サイズ(32型であれば約40cm)の3倍程度の距離が必要とされています。

また、近距離で使うことの多いスマホではよりブルーライトの影響が強くなるため、画面サイズの大きなものに買い換えた場合十分に注意してください。

液晶テレビのブルーライトの届く距離③:液晶とLEDの違い

テレビの表示方式には液晶パネルが一般的でしたが、最近ではLEDビジョンを採用した製品も多く製造されています(有機ELは今回は割愛します)。

LEDビジョンはその名の通りバックライトにLEDを採用しており、明るくて見やすい、構造上大型化や薄型化がしやすい、使用コストが安く済むなどメリットが数多くありますが、ブルーライトの影響が大きいという難点もあります。

明るさを表わすカンデラの数値が液晶パネルと比べて10倍以上にもなる製品もあり、見やすい反面ブルーライトの含有率も高くなります。

液晶テレビのブルーライトカットする方法

視聴距離や使用時間を調整してブルーライトの影響を低減させるのが理想的ではありますが、仕事や生活習慣上、制限が設けにくいのも事実です。最も簡単なのは機具を利用してブルーライトをカットする方法でしょう。ゼロにはなりませんが、かなり影響を少なくできる製品もあります。

ここでは、ブルーライトをカットできる代表的なものをご紹介します。

ブルーライトカットパネルで対策

テレビやPCモニターなどに専用のアタッチメントで取り付ける、または貼り付けるタイプのパネルです。工具が必要になることも少なく、取り外しが手軽にできること、ある程度の厚みがあるので剛性に優れることが魅力です。

ブルーライトカットの機能を持つ製品の特徴として画面が暗く、黄色っぽくなることが挙げられますが、液晶パネルの場合そこまで気になりません。例に挙げたパネルでは42.95パーセントのブルーライトカットを実現しています。

難点として、反射や映り込みが激しい点があります。構造上仕方のないことですが日中の太陽光が射しこむ部屋、反対に夜間の照明環境によっては気になる方もいるでしょう。

また、取り付けていないときと比べてやや視野角が狭くなる傾向があります。

ブルーライトカットフィルムで対策

ブルーライトカットパネルと違い、画面に直接貼り付けるフィルムタイプです。保護層が非常に薄いため、液晶の映り方に影響が出にくいこと、パネルタイプよりもコストが安く済む場合が多いことがメリットです。こちらも42パーセントのブルーライトカット率を実現しています。操作感に影響を与えにくいため、タッチパネルなどとも好相性です。

難点として、貼り付けに少しコツが必要なこと、気泡などが入りこんでしまった場合表示に影響が出やすいのにもかかわらず貼り直しがしにくいこと、パネルタイプに比べて剛性が低く、大型のテレビにはあまり向かないことがあります。

小型のテレビ、またスマホやタブレットなどの小型デバイスのブルーライトカットにも有効です。

ブルーライトカットメガネで対策

テレビのサイズや形状を気にせず使用できるブルーライトカットメガネもおすすめです。フィルムタイプの製品よりさらにコストが安く、気軽に購入しやすい点も嬉しいところ。また、ブルーライトカット率が非常に高い製品もあります。

難点として、人によっては装着に違和感が出ること、カット率の高い製品ではかなり視界が黄色みがかって見えることが挙げられます。

とは言え効果はかなり高く、個人差はあれど目に見えて疲労感が軽減します。

ブルーライトカットモードを利用する

使用頻度によるブルーライトの影響が広く知られた現行のテレビやモニターなどでは、視聴モードによってブルーライトを低減できる製品も数多く出ています。操作もワンタッチで手軽に変更でき、やや画面が暗くなり見にくくなりますが効果的です。

また画質調整ができる製品であれば、明るさや色彩を調整することで目の疲労を軽減することも可能です。

まとめ

テレビ ブルー ライト

今回の記事では、液晶テレビなどのブルーライトが与える影響や仕組みなどを解説し、対処方法やブルーライトをカットしてくれる製品をご紹介しました。

太陽光などにも含まれ、一概に有害とは言えない側面もありますが、現代の生活スタイルではどうしても見る機会が多くなってしまうのがブルーライトの特徴です。

快適な生活を維持しながらも健康をしっかり守るため、ぜひブルーライト対策をしてみてください。

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アメ フラシ
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