テレビの液晶が割れるという事態はそうそう起こらないことであるにしても、地震などの自然災害や子供の元気さによってたまに起こります。
そんな時に一番気になってしまうのが修理した方が安いのか、買い替えた方が安いのか、ということではないでしょうか。
ということで今回の記事ではテレビの液晶が割れてしまった際の修理費用はいくらくらいかかってしまうのか、ご紹介していきます。
テレビの液晶が割れた際に修理は自分で行えるのかなどについても紹介していくので、現在液晶が割れてしまって困っているという方は参考にしてみてください。
一般的に液晶テレビの寿命は7年から10年程度であるといわれていますが、液晶が割れると少なからず寿命に関係してしまいます。
というのも、テレビの液晶が割れるということはそれ相応の衝撃が加えられていることが予想でき、与えられた衝撃如何によっては内部の基盤にまで影響を与えている可能性があるからです。
よって、必ず関係するとは言えないものの、テレビの液晶割れはテレビの寿命に関係すると言えるのです。
液晶が割れたって映像は映っているから寿命とは関係ないのでは?と思っている方もいるかもしれません。
が、与えられた衝撃、又は衝撃を与えた場所によっては寿命にも影響を与えることがあるということは覚えておきましょう。
それでは次にテレビの液晶が割れた場合に取れる対処法について紹介していきます。
現在進行形でテレビの液晶が割れているという方は参考にしてみてください。
テレビの液晶が割れたという場合に最もベターな対処法は「メーカーへの修理依頼」です。
保証期間内かつユーザー側の過失でなければ一番に検討する対処法だと思われます。
テレビの液晶が割れたという場合における二つ目の対処法は「テレビの買い替え」です。
できれば修理したいと思う方もいるかもしれませんがテレビの寿命は上記でも紹介しましたが7年~10年となっています。
せっかく修理したのに1年ほどで完全に壊れたとなれば本当に笑えませんので買い替えたくないという方は、液晶が割れたテレビの使用年数から考えてみてはいかがでしょうか。
テレビの液晶が割れたという場合における三つ目の対処法は「自分で修理すること」です。
テレビの液晶はオークション等で入手することが可能です。
よって実はテレビの液晶が割れたとしても自分の手で修理することも不可能ではないのです。
ただ、自分で修理できる方はそれなりの経験を積んでいる方、知識のある方に限りますので、あまり現実的な方法ではありません。
なので、こちらの方法に関しては自分でではなく、近場の知り合いにそういった修理を得意としている方がいればお願いしてみるといった方が現実的ですね。
テレビの液晶が割れたという場合における最後の対処法は「液晶の割れたテレビを我慢して使用すること」です。
割れたという症状のケースにもよりますが、液晶が割れたテレビでもテレビ番組を観ることが不可能なわけでは無く、使用を継続することは可能です。
よって、テレビの液晶が割れたという際に修理や買い替えではなく我慢して使用し続けるというのも立派な対処法だと言えます。
もちろん液晶が割れているわけですから画面が見づらくなってしまうというのは間違いなくあります。
まだ使えるなら使いたいという方、画面が見えづらくなるという点が我慢できる方であればこちらの対処法をお試しください。
それでは次にテレビの液晶が割れた場合に修理を検討しているという方のために、シャープに日立等のそれぞれのテレビメーカ―における修理費用を紹介していきます。
シャープ製のテレビの液晶が割れた際にかかる修理費用ですが、公式には液晶修理費用が記載されていませんでした。
参考元:SHARP
しかし、シャープ製のテレビの液晶が割れてしまった際にかかる修理費用についての情報がありましたので紹介しておくと32インチの液晶テレビの場合で修理費用は70,000円です。
シャープと同様に日立の方も同じく液晶が割れてしまった際の修理費用に関する表記がありませんでした。
参考元:HITACHI
しかしこちらについては知恵袋の方で実際に修理依頼をしてみた所「液晶の修理費用は購入したテレビと同程度の費用がかかる」との回答を貰ったとの情報がありました。
このことを踏まえると、日立の液晶修理にかかる費用はテレビの購入費用が70,000万程度の場合、液晶の修理費用も同じく70,000円程度かかってしまうということが分かります。
Panasonic製のテレビの液晶が割れた際にかかる修理費用についても、公式には記載がありませんでした。
しかしPanasonicの修理診断ナビを使用し、上記までと同様に32インチのテレビにて液晶が割れた際の修理費用を算出してみると69,000円であることが分かりました。
参考元:Panasonic
上記までと同様にSONYにもテレビの液晶が割れた際にかかる修理費用についての記載はありませんでした。
参考元:SONY
ただこちらについては実際にSONYのテレビの液晶が割れてしまった際の修理費用が紹介されていたので紹介しておくと、40インチのテレビで修理費用は60,000円~70,000円です。
ここまで読んでわかるようにテレビの液晶が割れてしまった際の修理費用は30インチから40インチほどのテレビでも60,000~70,000円程度かかってしまいます。
テレビに用いられている数多くの部品の中でも高額な修理費用がかかりますので覚えておきましょう。
ちなみに今回はできるだけ同じサイズのテレビにて液晶割れの修理費用を紹介しましたが、サイズが大きくなれば当然修理費用も高額になります。
おそらくメーカーで液晶が割れた際の修理費用が公開されていないのも、他の故障個所とは違いテレビにより修理費用に大きく差が出るからだと思いますので、あくまでも上記で紹介したのは参考値としてお捉えください。
テレビの液晶が割れた場合というのは、保証期間内であっても基本的には保証は効きません。
これは液晶が割れるケースというのはほとんどがユーザーの過失であるため、そして家電量販店などの保証内容には「外的要因による故障でないことに限る」との記載があるからです。
もちろんテレビの液晶が自然に割れたのであれば、保証は効くと思われますが、そうでない場合は保証期間内であっても保証は効きませんので注意してください。
それでは最後にテレビの液晶が割れないようにする対策について紹介していきます。
テレビの液晶が割れるという事態の原因には子供が何らかの理由によりテレビのリモコンなどの固いものを液晶にぶつけてしまい割れる、というケースが多いです。
よって子供にテレビの液晶を割られないようにするため、テレビを観る際にはある程度の距離を持たせるということが一つの対策になります。
これはもし万が一近場で子供が液晶を割ってしまった際、近くに飛び散るであろう液晶の破片から子供を守ることにも役立ちますし、単純に子供の目を悪くすることからも守ることができます。
ゲームなどは画面の近くでやりたいと言う子供もいるかもしれませんが、テレビの液晶はもちろんとして、子供を危険から守るためにも近くで観させることはやめましょう。
テレビの液晶が割れる原因として、次に多いのが地震などの自然災害によるものです。
地震では当然地面が揺れるわけですからテレビが倒れることが、そして倒れたことにより液晶が割れることがあるのです。
特に最近ではどこにでも地震が起きるという事態が続いていますから、不意に起こる自然災害からテレビを守るためにも何らかの器具を用いてテレビを台などに固定しておくことをおすすめします。
参考までにテレビを固定する器具には以下のようなものがあります。
こういった器具を使用しテレビを固定しておけば地震の際はもちろんとして、体やものなどがテレビに当たったという際でも落とすこと防ぐことができます。
もし今現在、もしくは過去にテレビを落として液晶が割れたという方がいましたら、今後のためにぜひ購入しておいてください。
テレビの液晶が割れてしまったという際にかかる修理費用は30~40インチのテレビで6万円から7万円です。
自分で修理することは現実的ではないうえに、テレビを買えるくらいの費用が液晶修理にはかかるので、テレビは大事に扱いましょう。
現在では質の良いテレビも安く購入することができますがそれでも頻繁に購入するには高額です。
テレビを長く、大事に使用するためにも今回紹介したような、液晶を割れさせないための対策を参考にしてみてください。