お部屋の照明の電源を入れたり明るさを調整するのに、照明のリモコンは必須アイテムですよね。
ところが、ある日突然リモコンが反応しなくて困ったという経験をされた方は多いのではないでしょうか?
今回の記事では、照明のリモコンが故障したかを調べる方法を解説したいと思います。
また、照明のリモコンが壊れた場合の対処法と、おすすめの汎用リモコンについてもご紹介します。
とても基本的なことなのですが、意外とプラスとマイナスを反対にしていることが多いそうです。
単3や単4電池は、電池ケースの中にある接触部分の凸凹または+−表示で確認がしやすいですが、ボタン電池だとわかりにくいことがありますのでしっかり確認しましょう。
①で正しい位置に電池が入っていることが確認できたら、次は電池の接触を確かめます。
電池カバーがしっかり閉じていないと接触不良を起こして電源が入らないことがあります。
①②で問題がなければ、電池の寿命が考えられますので新しい電池に交換しましょう。
電池の周辺が水分を含んでいたり、ベタッとしていたり、水分が乾燥して白く粉をふいていたら電池が腐食している証拠です。リモコンの金属部分が壊れて使用できなくなることもあります。
電池を確認して異常がなかった場合、照明のリモコンが故障している可能性が考えられます。
以下の順番で確認しましょう。
■壁のスイッチがONになっているか確認
■リモコンと器具のチャンネルは合っているか確認
製品に同梱されているリモコンを取扱説明書の通りにチャンネル設定します(最初から設定されている製品もあります)
■電池は正しく入っているか、消耗していないか確認
■照明器具のランプが切れていないか確認
■照明本体にスイッチがある場合、スイッチを押した後にリモコン操作が復帰するか確認
この段階でもリモコンの動作が復帰しない場合は、携帯電話やスマホのカメラモードを利用して照明のリモコンが壊れたかを確認します。
リモコンから電波が発信しているかどうかを確認するため、携帯電話のカメラモードを使用してリモコンの先端部が発光するかを確認します。
■どのボタンを押しても発光している場合
照明器具の受光部の故障が考えられます。
■一部のボタンを押したら発光している場合
ボタン部分の故障が考えられます。
■発光していない場合
リモコンの交換または修理が必要です。
【iPhoneでの確認】
筆者もiPhone7で手持ちのリモコンを試してみました。
iPhoneのメインカメラでは発光の確認ができませんでした。
リモコンのスイッチを押した時の状態で、自撮りモード(インカメラ)で確認すると、画像のように紫色に発光していました。
このようにリモコンの発信部から信号が出ていればリモコンは正常に動作している可能性が高いということになります。
【androidでの確認】
androidもiPhoneと同様に確認します。スマートフォンのメインカメラ(アウトカメラ)で問題なく確認できるタイプが多いそうです。
参考元:パナソニック公式サイト、NECライティング公式サイト
照明のリモコンは使い慣れたものがいいと思う方には、販売店や量販店でメーカー純正のリモコンに買い替えることをおすすめします。
ただし、メーカー純正のリモコンは汎用リモコンに比べて価格が高く、在庫がないことが多いため取り寄せとなり、すぐ購入できない場合があります。
汎用リモコンとは、1つのリモコンで複数のメーカーに対応できるリモコンです。
製品に付属しているリモコンは機種に合わせて製造されているため、同じメーカーでもリモコンの使い回しができないことが多いです。
汎用リモコンは、メーカー番号を入力して信号を送ることにより使用可能となる仕組みで、価格もメーカー純正のリモコンに比べると安価です。
照明のリモコンを急ぎで必要な方、価格の安いものを希望される方は汎用リモコンが便利でおすすめです。
なお、照明リモコンには大手メーカー用(パナソニック、東芝、NEC、シャープなど)と、一般照明メーカーやOEMメーカー用があります。
また、蛍光管シーリングライト用とLEDシーリングライト用もありますので、購入時はご注意ください。
LEDシーリングライト用のリモコンです。30分と60分の2段階の切タイマー付きで、全灯と常夜灯に光ボタンを採用し、お部屋や手元が暗くても操作が簡単です。
Amazonのレビューでは「ボタンが大きく使いやすい」、「純正品より信号が強いので部屋の隅の柱に取り付けても十分に動作した」といった良い評価が多くみられました。
なお、「調光と調色のボタンが使えなかった」といったコメントも見られ、メーカーによってはリモコンが対応していない場合があります。
蛍光管シーリングライト用のリモコンです。30分と60分の2段階の切タイマーと調光機能付き。
Amazonのレビューでは、「純正より照明の反応が格段に良い」、「古い製品にも対応したので助かる」といった良い評価が多く、「純正のリモコンに比べて使える機能ボタンが少なかった」といったコメントも見られました。
国内メーカー11社に対応し、調光と調色にも対応したリモコンです。液晶画面による表示で使用状況を確認することができます。10分、30分、60分後に自動で消灯するおやすみタイマーをはじめ、10秒後に自動で消灯する10秒オフタイマーを搭載。
Amazonのレビューでは、「リモコン本体は縦置きと横置きができるので便利」、「10秒オフタイマーやおやすみボタンでだんだん暗くなる機能も付いていているので良い」といったコメントのほか、「点灯と全灯のボタンが近すぎて全灯が押しづらい」といった使い勝手の部分でマイナスのコメントも見られました。
照明器具本体の蛍光灯や電球が消耗しているため電気が点かないことが考えられます。
別の照明器具を取り付けて点灯するか確認しましょう。
それでも点灯しない場合は、照明器具本体に異常があるかスイッチの故障が考えられます。
スイッチから配線が外れているか、スイッチが故障している可能性が高いです。いずれのケースも、できれば電気工事業者に修理を依頼された方がトラブル再発にならずに安心です。
また、蛍光灯や電球が消耗しておらず照明器具本体にも異常がない場合は、ブレーカーの異常が考えられます。
一度ブレーカーを落として様子を伺ってください。
それでも解決しない場合は、配線トラブルの可能性があるので電気工事業者に相談されることをおすすめします。
照明のリモコンが故障したか調べるには、まずは電池の入れ間違いや電池が消耗していないかを確認します。
その後、リモコン本体の動作を確認します。
リモコンのスイッチを押した状態で、スマホのカメラモードで先端部が発光してるかを確認します。
発光していればリモコンの発信部から信号が出ていることとなり、リモコンは正常に動作している可能性が高いということになります。
androidではメインカメラ(アウトカメラ)で確認できますが、iPhoneは自撮りモード(インカメラ)を使用して確認を行いましょう。
また、照明のリモコンが壊れていない場合は照明器具本体の蛍光灯の消耗や故障が考えられます。
照明のリモコンが故障したか知りたい方にとって、この記事が参考になればと思います。