筆者は家電量販店に勤めております。PS4のDUALSHOCK4の接続不良の原因と対処法について詳しく解説を行っていきます。
Written By ブレンディ 0120
PS4のDUALSHOCK4コントローラーが反応しないといった経験をされたことはありませんか?
PS4のコントローラーは充電ケーブルに接続して有線での使用も出来ますが、充電コードを外した状態で無線接続を行い操作をすることもできます。
無線接続で操作を行う場合、常に無線の接続状態が保たれていないといけませんが、一時的に接続が途切れたり、PS4本体とコントローラーの接続が正常に行えないこともたまに発生します。
では、コントローラーが無線で接続されない理由や接続が途中で途切れる原因はどのような所にあるのでしょうか?
また、対処法についてはどのようにすれば良いのでしょうか?
今回は、PS4のコントローラーの無線接続方法についての正しい接続方法について解説を行います。
DUALSHOCK4のコントローラーが白い点滅をしている時にはPS4のシステムアップデート通知がきていたり、PS4とコントローラーが接続されていない時に現れる症状です。
白点滅が起きている状態でコントローラーのPSボタンを押しても全く反応しないことが多く、再設定を行うか、システムアップデートを行わないと改善が見られません。
コントローラーをUSB接続しても反応しない場合が殆どで一切の操作を受け付けません。
このように、白点滅がされている場合は操作が行えないケースが殆どなので、一度PS4の電源を切りセーフモードでの再起動を行う必要があります。
DUALSHOCK4のコントローラーには、様々なライトバーがあります。
接続している通常時は青く光ることが多いですが、複数のコントローラーをPS4に接続してマルチプレイする時などは、コントローラーがどのプレイヤーなのか判断する為にライトバーの色で判別することもあります。
また、ゲーム内の演出によって色が変化することもあります。
これとは別に、赤く点灯したままで変化がない場合は充電切れのサインだったり、ゲーム内でのバグの影響による操作不可能なサインだったりもします。
ライトバーの色は接続状態とリンクしていますので、色が普段見ない色に変更された時には接続状態が変更されたものだと認識しておくと間違いないでしょう。
DUALSHOCK4のコントローラーはバッテリー内蔵型のコントローラーですが、充電が少ないと反応が悪かったり接続が途中で切断されることがあります。
また、テレビとの距離が遠い場合やPS4との間に障害物がある時などは反応が鈍かったり一時的に切断されることがあります。
充電の状態はPSボタンを一回押すことで、画面上に残りの電池残量が表示されますのですぐに確認を行うことができます。
電池残量が少ない場合は、ゲーム中であっても充電を怠らないようにするとこのような症状を回避することができますので、一定時間にUSB接続での充電を行うようにしましょう。
DUALSHOCK4のコントローラーが無線で接続できない場合、USBでの有線接続を行うことで、直接USBを経由した信号を送ることができます。
無線でPSボタンを押しても反応がない場合はUSB接続を行い、同じ動作を行いましょう。
それでも反応がない場合は、本体の電源ボタンを押した後の起動画面でPSボタンを押し反応を見ましょう。
いずれかの方法で殆どの症状が改善されますが、一時的な接続切断ではなく、設定上の問題であればこの方法での解決は見込めません。
上記の方法を試しても改善が見られない場合は、次の方法を試します。
PS4をセーフモードで起動することでDUALSHOCK4のコントローラーとの接続設定が回復することがあります。
まずは、PS4の電源を切り再起動を行います。
電源を入れる際に「電源ボタンを7秒以上長押し」します。
7秒以上の長押しをしていると、本体から「ピッ」という音で反応がありますので、この音が鳴ったら指を離します。
テレビ画面上に「コントローラーをUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください」という表示が出ますので、DUALSHOCK4のコントローラーをUSB接続にてPS4本体と接続します。
画面の指示に従い、PSボタンを押すことでセーフモードが起動し接続が回復することがあります。
もし、セーフモードでの再設定を行っても改善が見られない場合は次の方法に移ります。
上記の方法を試しても全く改善が見られない場合は、本体の故障の可能性があります。
故障かどうかの判断を行う際は、Sony公式のお問合せフォームへ相談を行いましょう。
詳しいトラブルシューティングを行い、故障か設定上の問題かの線引きを行ってくれます。
もし、故障である場合はメーカーへの預かり修理となり、修理が完了するまでの間はコントローラーを手放す必要があります。
コントローラーを複数持っている場合は、他のコントローラーでも同じ症状が起きているかの確認を行い、PS4本体とコントローラーのどちらが問題を抱えているのかの線引きを行いましょう。
DUALSHOCK4のコントローラーを修理に出す場合は、修理期間は最低でも「1週間以上」はかかります。
また、修理代金ですがSony公式サイトによる表示で、「4,860円(税込)~」となっています。
DUALSHOCK4のコントローラーだけの修理であれば4,860円で済みますが、PS4本体の故障であれば最大で「13,500円(税込)」かかる場合もあります。
申し込みの際は、Sony公式サイトのアフターケアより電話にて申し込みとなります。
また、購入より1年以内であればアフターケア&保証期間となりますので、無償修理が受けられる場合もありますので、早めにSony公式サイトへのお問合せを行いましょう。
参照元:アフターサービス料金 - PlayStation 4
PS4のDUALSHOCK4のコントローラーは安いモノで4,000円~6,000円の価格で多くの商品が販売されています。
修理代金が4,860円で1週間以上の時間が必要なことを考えるとコントローラー自体の買い替えをすることも一つの選択肢としては正解です。
故障した部分が直ってもコントローラー自体は購入時から各パーツが使い古されているコントローラーであることに変わりはありませんので、スティック周りが擦り減っていたり、ボタンの反応が鈍かったりと他の問題が起きる可能性も考えられます。
予算は、2~3,000円程度高くはなりますが、また長い期間使うことを考えると買い替えも良いでしょう。
PS4のコントローラーは家電量販店やオンラインショッピングで購入することができます。
また、コントローラーの保証期間は1年ですので購入から1年間は安心してご利用できます。
いかがでしたでしょうか?PS4のDUALSHOCK4のコントローラーについて詳しく解説を行いました。
ゲームの頻度が多い方はこういった消耗が起因した本体故障や設定上のトラブルに巻き込まれる可能性が高くしっかりとした対処法を知っていれば、いざという時に焦らずに済みます。
オンライン対戦など、通信を頻繁に行いコントローラーの使用時間が長ければ誰でも一度は経験されたことのある症状だと思いますので、もしこの様な症状が起きても焦らずに落ち着いて対応をしましょう。
また、コントローラー寿命は使い方によって大きく異なります。
一つの目安として接続が途切れる頻度が多くなってきたり、電池持ちが悪くなってきたなど、色々な症状が出てきている状態であれば買い替えの目安になっていますので、予算と相談し取替を行うのも良いでしょう。
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