最近はIHクッキングヒーターを利用する家庭が増えています。
メーカーによって長所や特徴があり、どのメーカーのIHクッキングヒーターがよいのか分からない人が多いのではないでしょうか?
今回の記事では、IHクッキングヒーターのメーカーについて、その代表的なメーカーである日立、三菱、パナソニックの商品と口コミについて詳しくご紹介します。
また、IHクッキングヒーターについて知りたい人、購入を検討されている人に向けて、分かりやすく解説していきたいと思います。
日立、三菱、パナソニック、リンナイ、三化工業(SNK)などが挙げられます。(日立、、三菱、パナソニックの概要は後述します)
リンナイ:ガスコンロが主流ですが、IHクッキングヒーター「MY CHOICE」は、切り忘れ防止・空焼き自動停止・過熱防止機能などを備えています。
三化工業(SNK):縦置型・横置型の2タイプが発売されており、トップガラスは薄さ5mmというデザイン性を誇ります。
パナソニック、アイリスオーヤマ、YAMAZEN(山善)、コイズミ、ドウシシャ、ティファール、テスコムなどが挙げられます。
アイリスオーヤマ:商品ラインナップがとても豊富で、使うシーンに合わせて機種を選びやすいです。
YAMAZEN(山善):デザイン性と掃除が手軽さが人気です。
コイズミ:独特のカラーリングとパネルが操作しやすいところが特徴です。
ドウシシャ:一口卓上式IH「Pieria DIH-1502」に関していえば、1.2kWと火力が強いのが特徴です。
ティファール:スタイリッシュなデザイン性が人気で、基本性能も兼ね備えています。
テスコム:1.4kWの強火力、炊飯機能付きという点で人気があります。
参考元:価格.com
日立のIHクッキングヒーターの代表的な特徴とは、火加減マイスターという名称がついている通り「ラク旨グリル&オーブン」です。
ラク旨グリルとは、食材を裏返しする必要がなく、上からシーズヒーター、下からプレートの加熱でパリッと焼き上げます。
ラク旨オーブンとは、庫内温度を一定に保ち、食材の中までじっくり火を通します。煮魚は、ふっくらしつつ味がしっかりしみこみます。
さらに、3.2kWの大火力で湯沸かしが速く、炒め物や揚げ物などの調理がスピーディーに仕上がります。
また、クッキングヒーターの1か月の電気代は約1,020円と、消費電力が安いのも特徴です。(4人家族世帯で標準的な朝・昼・夜のメニュー/一般社団法人 日本電機工業会・IH調理技術委員会調べ/2017年8月31日現在)
参考元:日立公式サイト
三菱電機のIHクッキングヒーターの代表的な特徴とは、「びっくリング加熱」です。5分割大口径IHコイルによる加熱技で本格的な調理が楽しめます。
・対流煮込み加熱〈プラス〉:煮物料理の火加減や焦げ付きをサポート
・ゆでもの加熱:メニュー「ゆでもの」を選ぶと沸騰をキープしながら吹きこぼれを抑える
・フライパン鍋肌加熱:鍋底から鍋肌までより均一に加熱
・大鍋しっかり加熱:鍋底の直径が30cmの大鍋でも調理が可能
・ぴったり加熱:鍋のサイズや形状に合わせた部分加熱が簡単
もう一つの特徴である「びっクリアオーブン」とは、三菱独自の熱風循環加熱方式(2016年11月30日現在)で、熱風を循環させて加熱するためノンフライ調理が手軽にできます。
また、庫内の底面がフラットで奥までお手入れが楽にできます。
参考元:三菱電機公式サイト
パナソニックのIHクッキングヒーターの代表的な特徴とは、「IH&遠赤ラクッキングリル」です。下からIHで一気に加熱し、上から遠赤で包み込んでスピーディーに焼き上げます。
焼き網なし&水なしで両面焼きグリルが可能なのでお掃除が楽です。
自動調理に「お急ぎ」コースが設定され、時短調理が可能な点は、忙しい主婦にはありがたい機能です。
光火力センサーによる焼き物アシストとは、温度・時間を自動設定、裏返すタイミングなどを音声で知らせてくれるので失敗知らずです。
さらに、エコナビ搭載で、無駄な火力を自動コントロールし、消費電力を抑えてくれる点は家計に嬉しいですね。
外観に関して、天板がきれいで見栄えが良いそうです。トッププレートの掃除が楽で、鍋底の温度以上にトッププレートが熱くならず焦げ付きが少ないとのこと。グリルの汚れが気にならないという口コミもありました。
グリル内の上部の掃除がしにくそうです。また、他のメーカーよりも実物を見られる場所が少ないという口コミもありました。
ラク旨グリル&オーブン」が搭載され、油の飛び跳ねをガードするため庫内の掃除が楽に済みます。左右のIHともにオールメタル対応なので便利です。
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サーミスタータイプ温度センサーが鍋底の温度を広範囲に検知するため、常温から約300℃までの調理温度をカバーします。排気カバーは外して洗えるのでお手入れが楽です。
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タッチパネルではなくダイヤル式なので、操作性がとても良く、火力のLED表示も綺麗とのこと。また、グリル底がフラットなのでお手入れがしやすいそうです。
パナソニックや日立とは異なり、焼き網があるので掃除の手間がかかるという口コミがありました。ステンレスの鍋・フライパンの場合は流れる電流が多くなりすぎるそうで、制限・制御が働く可能性があるとのことです。
参考元:価格.com
5周年記念モデルで、びっくリングコイルPプレミアムを搭載し、さらにきめ細かい加熱調節が可能です。トッププレート色にロイヤルシルバー色(ヘアライン柄)を採用しています。
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「びっくリング加熱」と「びっクリアオーブン」が備わったベーシックタイプ。びっくリングコイルPベーシックを搭載し、フライパン鍋肌加熱や大鍋しっかり加熱など、基本的な性能が揃っています。
「ラクッキングリル」に関する良い口コミが多くみられました。グリルに水を張らずに使えるため、使い勝手が良くて掃除がしやすく気軽に使えるそう。グリルの出し入れもスムーズで良く、魚が自動でも丁度良く焼けるとのこと。また、操作性も良いし火力も満足といった口コミもありました。
操作性に関しては、タッチパネルが使いにくいという口コミがみられました。また、調理中の吹きこぼれを掃除するとスイッチが反応してしまうとのこと。
参考元:価格.com
3口IHヒーターで75cmタイプです。左右のIHはオールメタル対応なので調理器具を選ばす使えるので便利です。後ろのIHは鉄・ステンレスのフライパン・鍋のみ使用可能です。
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3口IHヒーターで75cmタイプです。右側のIHはオールメタル対応で、左側と後ろのIHは鉄・ステンレスのフライパン・鍋のみ使用可能です。
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IHクッキングヒーターに関して、各メーカーの特徴を振り返っていきます。
【調理器具との相性】
調理器具や鍋を気にせずに使いたい場合はオールメタル対応の日立、パナソニック
【操作性】
・タッチパネル式は日立とパナソニック
・ダイヤル式は三菱
【調理】
・揚げ物・炒め物、煮魚料理には日立
・焼き物・炒め物料理、時短クッキングにはパナソニック
・オーブン料理・煮物料理、火加減を細かく調整したい場合は三菱
【掃除】
・オーブンの掃除が楽なのは三菱、日立
・焼き網が不要で掃除が楽なのは日立、パナソニック
【消費電力】
省エネ機能で選ぶならパナソニック、消費電力の安さをうたっている日立
(消費電力については利用状況によって変わります)
実際の製品を見て機能を確かめることが一番ですが、それぞれの特徴を踏まえ、ライフスタイルに合わせて選ばれるのが良いと思います。
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、IHクッキングヒーターについて、日立、三菱、パナソニックのそれぞれの特徴と代表的な商品を紹介しました。
口コミから、各社ともにお手入れのしやすさ、火力や温度調整の機能がさらに向上していることがわかりました。
IHクッキングヒーターについて知りたい人、購入を検討されている人にとって、この記事が参考になればと思います。