この記事では、Google Chromeのブックマークが急に消えてしまったという方向けに対応方法などについて説明したいと思います。
Google Chromeは多くの方が使用しているブラウザーです。利用頻度も高いため、よく利用するサイトについてはブックマークを設定している方も多いはずです。
そんな利用頻度の高いGoogle Chromeのブックマークですが、普段使用していると急にブックマークが消えたという方がいるようです。
実際に私のまわりでもそのようなことがあったという声を聞いたことがあります。
そんなGoogle Chromeのブックマークが突然消えた場合、どのように対応すれば以前と同じようにブックマークを利用できるようになるのかをご説明したいと思います。
Chromeのブックマークが突然消えたり戻ったりするという方は周りの方からもよく聞く話ですので、個人的に思っていたよりも多くの方がこの現象に悩ませられているようです。
ここでは詳細な原因までは触れませんが、Google Chromeのブックマークが不安定になった理由として、
①Google アカウントにおける設定情報が古くなってしまっていた
②iCloudがブックマークに影響を与えていたことにより不安定な状況となっていた
ことなどが考えられるようです。
また、Google Chromeを複数のアカウントにまたがって利用している場合、切り替えて使用してはいるものの、アカウントを複数ログインするなどのタイミングもあると思います。
そのため、それぞれのアカウントに対するブックマークがあり、かつブックマークの同期なども行っていることで、それぞれの設定に影響を与えてしまう可能性もあるかもしれません。
これはあくまでも推測ではありますが、このような状況によってGoogle Chromeのブックマーク情報が消えてしまったり不安定になったりするのではないでしょうか。話がややそれてしまいましたので、本題に戻りたいと思います。
まずは、アカウント情報が古くなっていた場合ですが、こちらは状況を勘案すると読み込んでいるChromeにかかる情報が古くなっているということが考えられます。
アカウント情報が古いとログインした際にアカウントのログイン情報が古くなっていますといった、エラーメッセージが表示されます。
このChromeアカウントの古い情報を新しくするために行うこととしましては、簡単に説明しますと、一度アカウントからログオフし、再度ログインすることによって直近のログイン情報を読み込むことができます。
最新のログイン情報を設定することでChromeブックマークが消えたという事態が解消する可能性があります。
次にiCloudによる影響でGoogle Chromeのブックマークが適切に読み込めなくなってしまう状況になることです。
こちらは分かりにくいものとなっていますが、Chromeの拡張機能によりsafariとChromeの間で情報の同期を行うことによって、Google Chromeのブックマークが不安定になるというものです。
対応方法としましては、Google Chromeにおける拡張機能でChromeとsafariの同期をしないようにすることが行うべき対応となります。
実際の手順としましては、まずはiCloudの設定を表示させます。表示することができましたら、ブックマーク(C:)という設定を見つけてください。
見つけていただきましたら、ブックマークについているチェックボックスのチェックを外します。
チェックボックスを外すためにボックスにカーソルをあわせてチェックをとる必要がありますが、他のボックスと違い、ここではクリックしただけでは設定を変えることができません。
ボックスをおすとiCloud拡張機能を削除しますかというメッセージが出力されます。
削除のボタンを選択しますと、Chromeの画面へと遷移してきます。画面右上を見ると設定ボタンがありますので、そちらのボタンを選択します。
ボタン選択によって一覧が出てきますので、その他のツールを選んで頂き、拡張機能のボタンを押します。
ここでは様々な拡張機能が出てきます。この中からiCloudのブックマークを探してください。※サンプルとして載せている画面にはiCloudは載っていませんが、あくまでサンプルとしてご参照ください。
拡張機能を多く入れている場合は、候補が多いですが、Chromeのブックマークが消えた要因を解消するために是非とも探し当ててください。
iCloudのブックマークが見つかりましたら、削除を行うかもしくは機能の停止を行うかを行ってください。
この作業を行うことによって、Chromeとsafariのブックマークが競合してしまうことでChromeのブックマークが消えたという状況であったり、不安定になったりという状況を回避できる確度が高まります。
上記の作業によってもGoogle Chromeのブックマークが消えたままになってしまっているという場合、Google Chromeの再インストールによって復旧することもあるようです。
上記で様々な方法による解決手段を述べさせていただきましたが、これらの作業によってもGoogle Chromeブックマークの消えた状態が解決しない時は、再度のインストールを行うことで事態が解決へと導かれる可能性があります。
ログインやログアウトだけで戻らない場合に試してみる価値はありますし、時間がない場合ははじめから再インストールを行うのも一つの手段です。それでは手順について記載します。
まずは、GoogleのPlayストアを開いてください。画面を開いていただきますとアンインストールと開くのボタンがあることを確認できます。
アンインストールボタンを確認できましたらこのボタンをクリックしてください。Google Chromeのアンインストールにうつります。
アンインストールの完了を確認していただき、Google Chromeを再インストールします。再インストールの完了が確認できたらインストールに係る作業は完了です。
Google Chromeを開いて頂き、お持ちのGoogleアカウントでログインしてください。ログインしていただくと作業に問題がなければChromeのブックマークが消えたという状況が改善している
かと思います。
ここまではスマートフォンに係るブックマークが消えた時の対応方法を中心に記載させていただきましたが、続いてはmacのパソコンでGoogle Chromeのブックマークが消えたという場合の対処方法を説明したいと思います。
まずは、finderを開いてください。また、開いたfinderにおいてメニューバーから移動をクリックします。作業についてですが、最初に対象のフォルダへ移動することからはじまります。以下のフォルダに移動してください。
Application Support/Google/Chrome/Default
フォルダ構成については正確な表記ではないかもしれませんが、上記のフォルダを開いていただくと、Bookmarksというファイルが存在すると思います。
このBookmarksがGoogle Chromeにおけるブックマークを構成するファイルです。今回のケース、Chromeのブックマークが消えるという事象はこのBookmarksのなかに自身がいれていたブックマークの情報がなくなってしまっている状態です。
そのため、Bookmarksには適切なブックマーク情報が入っていないということが考えられます。
一方、Bookmarks.bakは過去のブックマーク情報が保存されているバックアップファイルです。今回はこのBookmarks.bakを利用してChromeのブックマークが消えたという状態を復旧させたいと思います。
作業としては、念のためBookmarks.bak及びBookmarksを保存しておきます。※Bookmarksは特に必要なさそうですが、あくまで念のためです。
保存させておく場所としてはデスクトップでもよいですし、より保守的に行う場合は、USBなどに保存しておいてもよいとおもいます。
保存が完了しましたらBookmarksを削除します。Bookmarks.bakの名称をBookmarksへ変更します※.bakを削除するだけです。
これでBookmarksの差し替えは完了です。一旦、Google Chromeを閉じて、開きなおすとChromeのブックマークが復旧していると思います。
以上でGoogle Chromeにおける復旧作業は完了です!
当記事では、Google Chromeを使用していると突然ブックマークが消えてしまったということがあると思います。
そのようなときに考えられる原因と対処方法について記載させていただきました。まとめさせていただきました。
①Google Chromeでブックマークファイルの表示が不安定になる
②Google Chromeの再インストール
③macでのChromeブックマーク復旧手順
について説明させていただきました。
Google Chromeのブックマーク機能は使用頻度の高い便利な機能です。突然消えてしまった場合は、通常の業務が滞ってしまいます。
そのような場合、上記の方法を用いることでChromeのブックマークを復旧させましょう。