Roamingフォルダとはどのようなファイルを保存するの?

この記事を執筆するにあたって

そもそもRoamingってどういう意味かと調べてみたら、ブラつく、さまよう、放浪する……ああ、どうでもいいゴミファイルかと思っていると、あとで激しく後悔することに。実はいざという時にとっても役立つ、大事なデータの集まりだったんですねぇ。

Written By 猫俣 ミクスレート

目次

Roamingフォルダとは

普段、なかなかお目にかかることのない「Roaming」フォルダ。しかしそれなりに容量を占めていますから、これ消したらアカンかな……なんて考えてしまいます。

とはいえ、そこは得体の知れないフォルダ。考えなしに削除して、後から実は重要なものだった、なんて後悔はしたくありません。

そこで今回は、Roamingフォルダにはどのようなファイルが保存されているのか、またRoamingフォルダの開き方、移動や削除をしてもよいのかについてお伝えしていきます。

またRoamingフォルダに関係するエラーである「C:\User\user\AppData\Roaming\newnext.me\nengine.dll モジュールエラーが発生しました」の対処法についてもあわせてお伝えしていきましょう。

Roamingフォルダが保存するファイルとは

Roamingフォルダは、PC内のアプリやプログラムの設定などを、ユーザーごとに保存しているフォルダです。

Internet ExolorerやWindows Media Playerといった、たいていのPCに 標準装備されているようなソフトの初期設定なんかも、このRoamingフォルダに入っているのです。

Roamingとは②

Roamingフォルダに入っているプログラムの作成日時を見てみると、明らかにPCを購入した日よりも古い日付が入っていることがあります。これは製品として出荷する前にプログラムをインストールしていることを意味しており、決して古いから不要なデータというわけではありません。

使い道としては、PCを初期化した時のためのバックアップや、PCを買い替えた時のデータのお引越しがわかりやすいですね。Roamingフォルダをそのまま復元・コピーすることで、PCが初期化・変更された時でも、これまでの設定のままプログラムやアプリを使うことができるのです。

Roamingとは①

ちなみにRoamingフォルダが入っている「AppData」フォルダには、他にも「Local」や「LocalLaw」といったフォルダがあります。こちらはPCそのものの設定が保存されており、PCが変わるとそのPCの設定が適用されることになります。

Roamingフォルダの開き方

Roamingフォルダにはどんなデータが入っているのかを確認したい、削除しても構わないデータがないか知りたいという方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、Roamingフォルダの開き方をお伝えしていきます。

Roamingフォルダの開き方の手順

Roamingフォルダは「AppData」フォルダの中にあります。しかし「AppData」フォルダはうっかり削除・変更してしまうのを防止するため、隠しファイルとして設定されているのです。

Roamingフォルダを開こうにも「AppData」フォルダが表示されないという場合は、隠しフォルダの設定が解除されていないことが原因です。

まずは隠しフォルダを表示するように設定を変更しておきましょう。

隠しファイル①

まず「コントロールパネル」を開き、「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。

隠しファイル②

フォルダーオプションの中から「すべてのファイルとフォルダーを表示」をクリックします。

隠しファイル③

「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れ、「OK」をクリックすれば隠しファイルである「AppData」フォルダが表示されるようになります。

では、あらためてRoamingフォルダを表示させてみましょう。

Roaming開く①

「コンピュータ」を開き、WindowsのOSが入っているディスクドライブ(たいていCドライブだと思いますが)をダブルクリックします。

Roaming開く②

「ユーザー」をダブルクリックします。

Roaming開く③

「ユーザー名」をダブルクリックします。

Roaming開く④

先ほどの隠しフォルダの設定をしておけば、「AppData」フォルダが見つかるでしょう。「AppData」フォルダをダブルクリックします。

Roaming開く⑤

Roamingフォルダが現われました。これをダブルクリックすれば、中身を確認できます。

また「ファイル名を指定して実行」することで、さらに短い手順でRoamingフォルダを確認することも可能です。

Roaming開く⑥

「Windowsキー(旗みたいなのが描かれているキー)」+「R」を押すと、「ファイル名を指定して実行」が表示されますので、「%appdata%」と入力して「OK」をクリックします。入力時は「%」も含めてすべて半角で入力してください。

Roaming開く⑦

するとRoamingフォルダの中身がダイレクトに表示されます。

Roamingフォルダ内のデータは移動したり削除しても良いの?

Roamingフォルダの中身は、PC内のアプリやプログラムの設定などがそれぞれのアプリやプログラムごとに保存されています。

Roamingフォルダを見て、明らかに使っていない(すでにアンインストールしている)アプリが含まれているのであれば、それは削除してしまってもかまいません。

しかし削除していいのかわからないデータなのであれば、やめておいた方がいいでしょう。これまで使っていたアプリやプログラムが途端に使えなくなってしまう、なんてこともあるかもしれません。

移動についても同様です。それぞれのフォルダは独立しているように見えて、実は他のフォルダと紐づいている、なんてこともあります。そんな時、片方のフォルダが別のドライブに移動されたことで、やはりアプリやプログラムが起動できなくなる可能性もありますからね。

「Local」や「LocalLaw」に至ってはPCそのものの設定が保存されていますから、移動や削除はさらに危険です。

パソコンを起動すると【C:\User\user\AppData\Roaming\newnext.me\nengine.dll モジュールエラーが発生しました】と発生する場合の対処法とは?

PCを起動した時にこのような表示が出ることがあるようですが、コイツの正体は「ウィルス」。フリーソフトをインストールした時などに紛れ込んだりすることがあるようです。さほど大きな被害をもたらすようなものでもないようですが、ウィルスに変わりはありません。とっとと削除してしまいましょう。

いかんせん相手はウィルスですから、うっかり感染してしまわないようセーフモードを使って対応するのが確実です。セーフモードとはPCの機能を最小限に制限して立ち上げること。万が一のことが起こった場合でも、被害を最小限に防ぐことができます。セーフモードにするには

セーフモード①

「Windowsキー」+「R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「msconfig」と入力して「OK」をクリックします。

セーフモード②

「ブート」タブを選択し、ブートオプションの下にある「セーフブート」「最小」にチェックを入れます。

セーフモード③

「再起動」をクリック。再起動後、セーフモードでWindowsが起動します。

Windows7以前のOSであれば、Windows起動時に「F8」ボタンを押し続けることで、ダイレクトにセーフモードを呼び出すことが可能です。

セーフモードでWindowsが起動したら、ウィルス駆除に移りましょう。まずは「Windows」+「R」を押して「ファイル名を指定して実行」を立ち上げてください。

モジュールエラー解除①

「ファイル名を指定して実行」を立ち上げたら、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。

モジュールエラー解除②

レジストリエディタというものが開きますので、まずは左側にあるフォルダの中から「HKEY USERS」の矢印をクリックして中身を表示します。

モジュールエラー解除③

「HKEY USERS」の中にいくつかフォルダが表示されますが、とりあえず最新のもの(数字が大きいもの)を選択して、矢印をクリックしましょう。

モジュールエラー解除④

「Software」の矢印をクリックします。

モジュールエラー解除⑤

「Microsoft」の矢印をクリックします。

モジュールエラー解除⑥

「Windows」の矢印をクリックします。

モジュールエラー解除⑦

「CurrentVersion」の矢印をクリックします。

モジュールエラー解除⑧

ようやく目的地です。「Run」をダブルクリックして、中身を表示させましょう。

モジュールエラー解除⑨

画面右側に「Run」フォルダの中身が表示されます。この中に

  • 名前:NextLive
  • データ:C:\user\AppData\Roaming\newnext.me\nengine.dll",EntryPoint -m l

というものを見つけたら、カーソルを合わせて右クリックし「削除」しましょう。

モジュールエラー解除⑩

これでウィルス「NextLive」は削除され、今後モジュールエラーの表示が出ることはなくなります。

セーフモードを解除するのを忘れずに。ブートオプションで入れた2つのチェックを外して再起動すれば、通常モードに戻ります。

まとめ

さて、Roamingフォルダに保存されている内容やRoamingフォルダの開き方、Roamingフォルダを削除しても良いのか、またモジュールエラーが表示された時の対処法についてお伝えしてきました。

  • Roamingフォルダには、さまざまなアプリやプログラムのユーザー設定などが保存されている
  • Roamingフォルダを開くには、「AppData」という隠しファイルから開く必要がある
  • Roamingフォルダの中身は、むやみに削除・移動しない方が良い
  • モジュールエラーの正体は「NextLive」というウィルスであり、レジストリエディタから削除することができる

Roamingフォルダはたくさんのユーザー設定データが集まって、そこそこ大きな容量になっています。ハードディスクの容量を確保するために削除したくなってしまいますが、取り返しのつかない結果になってしまうかもしれませんから、削除や移動はやめておいた方が無難ですね。

PCを初期化する時のバックアップや、PCを買い替えた時のデータ移行に役立つRoamingフォルダですから、大事に保存しておきましょう。

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