Skypeでよく通話をするという方には、着信があった際に自分で応答するというのも面倒くさくなってしまいますよね。
できればskypeに自動で応答させ、スムーズに通話に入りたいという方もいることと思います。
そこで今回の記事ではskypeでの自動応答の設定方法について紹介していきます。
パソコンでの自動応答の設定方法はもちろん、androidやiPhoneの場合での自動応答の方法についても紹介していくので、設定方法が分からず悩んでいる方は読んでみてください。
パソコンでskypeを使用すると一口に言っても、パソコンで使用できるskypeにもいくつかの種類がありますよね。
そこで、パソコンで使用できるそれぞれのskypeによる自動応答の設定方法について紹介していきます。
Skype for Windows 10で自動応答できるように設定するには、当然ですが設定画面を開く必要があります。
なので、Skype for Windows 10を使用している方で自動応答できるようにしたいという方はまずSkype for Windows 10を起動させ、設定画面を開きましょう。
設定画面は自身の表示名が表示されている欄の右側にある「…」ボタンをクリックすることで開くことができます。
上記画像のようなSkype for Windows 10の設定画面が開けましたら左側にあるタブ中から「通話」タブを選択し、表示される画面の中から「着信に自動応答」を有効にします。
簡単な手順ではありますが、これでSkype for Windows 10で着信があった際に自動で応答することが可能となります。
Skype for Windows デスクトップで自動応答ができるように設定する方法ですが、残念ながらこちらのskypeでは自動応答は設定できません。
というのも、Skype for Windows 10とは違って、Skype for Windows デスクトップでは自動応答に関する設定がないのです。
なので、おそらくではありますがSkype for Windows デスクトップでは自動応答という設定を行うことができないのでしょう。
よって以上からパソコンでskypeを使用する際に、通話を自動応答にしたい場合は、Skype for Windows デスクトップではなく、Skype for Windows 10を使用する必要があるということになります。
似た名称であることからどっちがどっちなの?と思う方もいるかもしれませんが自動応答機能を利用したい方は使用するskypeを間違えないように注意しましょう。
参考元:Microsoft
iPhoneでskypeを自動応答できるように設定する方法ですが、実はこちらもskypeの設定から行うことはできません。
しかし、iPhoneの場合では別のアプローチから自動応答を実現することができますので、今回はその方法について紹介していきます。
iPhoneでskypeを自動応答できるように設定するにはskype側の設定からではなく、iPhoneの設定アプリから実現します。
ということで、skypeを自動応答にしたいという方はiPhoneの端末から設定アプリを開きましょう。
設定アプリの方を開けましたら今度は、「一般」から「アクセシビリティ」へと進み、「通話オーディオルーティング」へと進みます。
通話オーディオルーティングをタップすると、「自動で電話に出る」との欄がありますので、今度はこちらをタップしてください。
後は「自動で電話に出る」という機能を無効状態から有効状態へと変更すれば、iPhoneで使用するskypeで自動応答ができるようになります。
ただ、このiPhoneでのskypeの自動応答ですが、iPhoneのOSがiOS11以降の場合に使用することができるようになっています。
それよりも前のOSを使用しているiPhoneでは今回紹介した機能は使用することができないのでご注意を。
iPhoneではiPhone端末側の機能を用いて自動応答にできるようにしましたが、android端末の場合でもskype側にて自動応答をできるようにする設定はありません。
以前までのskypeではそういった設定があったみたいなのですが、どうも最新版になり、自動応答機能が削除されたようですね。
しかしandroid端末の中でもドコモの機種にはスグ電という端末を耳に持ってくるだけで通話状態にできる機能があります。
このスグ電を利用すればandroid端末でもskypeが自動応答のようなことができるかもしれませんので紹介しておきます。
Android端末でスグ電の設定を行うには電話アプリを開き、画面右上にある「…」ボタンをタップします。
すると「履歴削除」や「通話設定」、「アプリケーション情報」といったメニューが表示されますので、その中から「通話設定」を選んでください。
通話設定を選択しますと、下部の方にある「その他設定」欄の中に「スグ電設定」という欄があります。
そのスグ電設定をタップし注意事項について同意、そして「応答」をOFFからONへと変更させれば、スグ電設定完了です。
ここまで実際にandroid端末を動かしつつ読んだ方はわかるかと思いますが、スグ電設定では応答の他にも切断や発信に関する設定も行うことができます。
なので、応答以外にも気になる設定がありましたら必要に応じて設定してみてください。
以上でskypeでの通話の際でも使用できるかどうかはちょっとわかりませんが、android端末におけるスグ電設定は終了です。
ちなみに上記でも紹介したように、このスグ電設定はandroid端末の中でもドコモの端末でしか行うことはできませんのでご注意を。
参考元:Microsoft
参考元:NTT docomo
参考元:Microsoft
着信があった際に、自動で応答してくれるというskypeの便利機能である自動応答。
そんな便利なskypeの自動応答ですが、反応しないといったことも中にはあります。
ということで最後にskypeの自動応答機能が反応しない際の対処法について紹介していきます。
Skypeではアップデートにより、自動応答機能が削除されるということがあります。
よってskypeの自動応答機能が反応しないという場合の多くが、以前は使用できていたにも関わらず、アップデートにより使用できなくなったというものでしょう。
そこで、そのような理由によりskypeの自動応答機能が反応しなくなってしまった際には使用するskypeを変更することをおすすめします。
これは上記でも紹介したように、Skype for Windows 10では未だに自動応答機能を使用することができるからです。
できる限り以前使用していたskypeを使用したいという方もいるかもしれませんが、いつ復活するかもわからないことを期待しているよりはこちらの対処法が現実的です。
きちんと自動応答機能を使用することのできるskypeを使用しているにも関わらず、skypeの自動応答機能が反応しない場合は使用しているskypeに不具合があると考えられます。
よってそんな際にはskypeの自動応答機能が反応しないという問題を開発元に報告しましょう。
Skypeを提供しているのはマイクロソフト社であるため、問題があるのであれば放置はしないはずです。
参考までにskypeからの問題報告の仕方を紹介しておくと、skypeの設定画面を開いてヘルプとフィードバックというタブを選択し、「問題を報告」ボタンを押すだけです。
これで、skypeへ自動応答機能が上手く動かないという問題をskypeの運営に伝えることができます。
参考元:Microsoft
パソコンで使用するskypeで自動応答機能を使用しようとするとSkype for Windows 10を利用する必要があります。
これはSkype for Windows デスクトップでは自動応答機能が搭載されていないからです。
また、android端末やiPhoneでは端末の機能を用いて同じような動作をさせることはできても、skype内にある機能としてはありません。
Skypeを利用する上で自動応答機能があるかどうかは重要な問題だと思いますので、覚えておいた方がいいでしょう。
今回の記事がskypeの自動応答機能の設定方法に悩める方の参考になりましたら幸いです。