我が家でもIHに切り替える時がやってきたときにアルミの鍋の処分に困っていましたが、この方法を使って今でも使えるようになっています。
Written By IDE です
2018年現在では、ガスコンロの家庭より、IHクッキングヒーターを使って調理をする家庭が非常に多くなってきており、新築をする人もIHビルトインコンロなどを選ぶ人が大半を占めています。
この背景にもいろいろな要因がありますが、最近の新築の家では灯油を使うボイラー式のお風呂もほとんどなく、調理をする際もお風呂を沸かす際にも電気が主流となってきています。
水道光熱費に関して電気代1本で請求がくるために、管理自体もしやすくなりますし、ガスのように交換に来てもらう手間も省けます。
また、この背景の1つに高齢者社会と言われるほど、高齢者が増え始めてきているため、高齢者が1人で居て調理をする場合にはガスコンロでは火災の発生にもつながってきます。
しかしIHクッキングヒーターの場合はどんなにつけっぱなしにしていたとしても電気代が上がるぐらいで、安全装置も付いているのでよほどのことがない限り火事になることはありません。
高齢者を残して仕事等に出掛ける場合にも、操作等はちょっと難しいかも知れませんが、高齢者が調理をする面に関しては安心して仕事に出かける事も可能です。
家を建てた時からIHコンロを設置している家庭はいいですが、ガスコンロを設置している家庭でIHコンロに変更した場合に鍋やフライパンが使用できなくて困ったことはありませんか?
この記事では、IHでは使用できない鍋やフライパンをIHで使用できるようにする方法について解説していきます。
これはこの記事でも説明しているIHというものの通称で、基本的に200V対応が普通なので、この記事で解説するやり方はこのIHに使えるという事になります。
新築や、IHに変えるといった場合にはこの種類に変えるのがほぼ全部といってもいいくらい普及しています。
熱くする原因は中のコイルの磁力によるもので、内蔵されているコイルが発熱して、最初に中身を熱くするガスと違って最初に鍋を熱くするため、熱の伝導率が高くなります。
インスタントラーメン等を作ろうと思ってガスと比べて水が沸くのが早いと感じた方は多いと思います。
ラジエントヒーターの場合は、トッププレートの下についているコイル自体が熱を持つので、ガスコンロが渦巻き状になって、板を1枚挟んでいると考えてもらえばわかりやすいと思います。
ラジエントヒーターの場合は、ガスコンロと同じなので海苔やするめをあぶることも可能です。
ラジエントヒーターの場合はガスと同じですので、全ての鍋が使用できます。
シーズヒーターは、ラジエントヒーターから1枚トッププレートを取り外したと考えてもらえばいいでしょう。
電熱コイルがむき出しになっているヒーターで、直接熱を与えて温めるので、あまり使用されることはありませんが、グリルには使用されています。
IHというのは電磁誘導加熱という方式で発熱されているため、IHで使えない鍋をIHの上においても反応をしないとかエラーが出てしまいますよね。
しかし、使う鍋の中にステンレス発熱版というのを入れるか、もしくはガスコンロ用の土鍋を使うとするならば、土鍋の中に入れるだけでIHで使うことができるようになります。
ではステンレス発熱版というのはどこで手に入るのでしょうか?
通販などでも販売されていますが、値段は数百円程度で手に入れることができ、そんな何枚も購入する必要はないので、簡単に手に入れる事が出来ます。
直径などの大きさによって値段の差はありますが、注意点としては土鍋で使用する場合には土鍋素材にセラミックやガラスが使われている場合にはIHでも反応しないようです。
結構ステンレス発熱版の存在を知らない方は、ガスコンロをIHコンロに切り替えた際に使えなくなった高級なガス専用の鍋や土鍋を誰かにゆずったり、捨てたりしているものではないでしょうか。
使えるものは使えるように工夫して少しでも鍋の買い替え費用やごみの削減に努めていきましょう。
また、IHプレートという商品も販売されており、鍋とIHコンロの間に敷いてから使うタイプで、ガス火専用のフライパンや鍋も使用することが出来ます。
PRO SERIES IH対応ステンレス発熱板 小
IHマット NEZU KURO IHトッププレートマット
フライパンや片手鍋、両手鍋の場合は全然問題ないのですが、天ぷら鍋の場合は非常に注意が必要です。
IHで使うように作られている天ぷら鍋の場合は、もしも放置してしまった場合には温度センサーが働いて規程の温度以上に上がった時は勝手に電源を落とすことがあります。
しかし、ガス用の天ぷら鍋の場合は基本的にそういったセンサーに対応するように作られていないために、ガス用の天ぷら鍋をIHで使う場合には、もし放置した場合にはセンサーが正常に働かない場合があります。
なので、天ぷら鍋に関してはIH専用もしくは兼用の鍋を購入する事をおすすめします。
1番手軽に手に入れるには、百円均一の落とし蓋が販売されていますので、そちらを購入すると結構お手軽でお勧めです。
ただ、サイズが20㎝となっているので、サイズ的に合わない場合は合わせるしかないのですが、ステンレス素材なので切る事はなかなか難しいです。
IHを使った事がある方はわかると思いますが、熱の伝導率がガスの時に比べて非常に高く、水を入れて沸騰させるのもガスの場合より全然早く沸騰しますよね。
これは熱の伝導率がガスの場合よりも高くなっているためで、当然表面の温度もそれなりに熱くなっていますので、ガスの時のような感覚で鍋などを触ってしまうとやけどをしてしまう事があります。
さらに200Vという高火力が、ガスの場合と比べて火力に換算すると強く、ガスでいう強火以上の火力を持っています。
IHで使える鍋と使えない鍋の見分け方としては、超手っ取り早いのは電磁誘導加熱方式というぐらいなので
「磁石が付くかどうか確かめる」
のが最も早い判別方法で、アルミ鍋などは磁石がくっつかないので使うことができないと考えていいと思いますが、最近では磁石だけでは判別が難しいものも増えてきていますので、鉄製かステンレス製の鍋は基本的に使うことができます。
また、SGマークについてもIH調理器具にしかついていないマークなので判別をする材料の一つになると思います。
基本的にIHコンロでも使用できる鍋というのは価格がそこまで安い商品というのはまだ発売されておらず、価格があまりにも安い100円均一のフライパンなどはガス専用となっています。
どんなに安い店舗に出掛けたとしてもだいたい500円前後が最低の金額でまだ、198円や298円で販売されているのは見かけたことがありませんね。
よくIH出も使えますと書いてある商品で、底を見てみるとわかりますが
ステンレスの板が貼ってあるものが非常に多いです。
土鍋で使える土鍋はステンレス土鍋と書いてある商品になるとIHで使うことが出来ます。
高級なものやIH専用の鍋になってくると特殊素材でコーティングをされているものもあり、鍋の底が銀色になっていないものもあります。
もし迷ったときは鍋の底を確認してみるのもいいかもわかりません。
ここまでIHで使えない鍋をIHで使用する方法を解説してきましたが、意外と簡単な方法で使用することができましたね。
いままでどうせ使えないからといって鍋を捨ててきた人にとってはもったいなかった話かもわかりませんが、お気に入りでとっている鍋やフライパンがあれば今後活用することもできます。
どうにかすると100円で手に入る道具を使うだけで一瞬にして早変わりするのは驚きでした。
しかし天ぷら鍋だけは、IHで使えない鍋を使えるようにするのではなく専用の鍋を購入したほうが無難なようです。