Gショックと言えば昔流行したCM、投げても壊れないくらい丈夫な時計というイメージが強いですよね。
しかしそんなGショックにも電池に寿命がくることは間違いありません。
そんな電池が切れた場合にどのような種類の電池を入れたらいいのかということや、電池交換の手順についてこの記事では解説しています。
Gショックの電池は市販されている種類ですので、Gショックの電池交換は自分でもする事は全然可能ですが、中が複雑というか部品が小さいです。
ネジなどの部品をなくさない事と、最初は中が真空で20気圧防水がかかっていますので、一回開けてしまうと空気が入り、防水効果が生活防水程度になること、サビがでやすくなる事は注意してください。
Gショックの場合は通常多いのは裏蓋のネジを緩めてから外した後に蓋を開けると大きいコイン型の電池がドーンと入っていることが普通です。
ただ、型番によってはライト用の電池がコイン型の電池の下に別で入っている事もあり、その場合は2つの種類の電池の交換が必要となります。
一般的によくGショックに用いられている電池の種類は型番によっても異なりますが、CR2016やCR1616の電池が用いられています。
2018年現在では少なくなってきていますが、ライト用の電池が付いている場合にはSR626SWという電池の種類が使用されていることが多いです。
この他にはタフソーラーなどの場合は2次電池といって充電用の電池の種類が入っていることがありますが、この電池に関してはメーカーでないと交換は不可能です。
充電用の電池を単品で取り寄せようとするとカシオからしか購入できないので12000円程度しますが、カシオに交換に出すほうが数千円で交換してくれます。
ベイビーGの場合も電池の種類として通常のGショックと同じでCR1616やCR2016が使用されていることが多いです。
両方とも100円均一で購入できる種類なのでそこまで高価なものではありません。
普通のGショックと同じで、もし中に充電池が入っているのであればメーカー以外は交換が不可能で、どこかでできたとしてもおそらく万近い金額になると思います。
こちらにカシオのホームページを乗せていますのでご参考にされてください。
水や汗で錆びたり、水につける事がないという方は自分でもできます。
上記でも説明していますが、新品の場合は中に空気は入っていません。真空の状態になっており、気圧防水がかかっているため海に潜ったとしても絶対に水が入らないような構造になっています。
5BARや20BARという表示が裏の蓋にあると思いますが、5気圧防水、20気圧防水を表しています。
ただ、自分で電池交換をした場合にはこの性能はなくなり、水につけた場合には水が時計の中に入って錆びる可能性があることは間違いありません。
これが否めない方は自分での電池交換はやめておきましょう。
この2点で大丈夫ですが、不安な方はネジが超なくなりやすいのでネジを置く布を用意しておきましょう。
まずは精密ドライバーで蓋のネジを外していくのですが、このネジが超小さいので紛失の可能性が非常に高いです。
ネジを置く場所をあらかじめ決めておいたほうがいいと思います。
この時点で電池の種類は判明します。
裏蓋を外した後にゴムパッキンを外しますが、切ってしまわないように注意しましょう。
※裏蓋を外した後に中の構造を守るために銀の蓋が1枚付いていることがあります。この銀の薄い蓋を外すときにはまたはめる必要がありますので方向をよく覚えておきましょう。
次に電池が抑えられている部分を外していきます。
型番によって2種類あり、大抵はピンセットで挿して抑えを外すタイプですが、ネジで外すタイプもあり、ネジ式の場合はネジを外した瞬間にネジが飛んでいきますので十分に注意をしてください。
抑えを外したら、横から電池を抜き取るわけですが、もしこのときにコイルが見える時は絶対に触らないようにしないと故障の原因になる可能性があります。
※抜きとった後に奥にもボタン電池がある場合にはライト用の電池かクロノグラフ用の電池だと思いますので、交換する場合は外します。
外した後は新しい電池を外した時と同じようにして入れてピンセットでACと書いてある部分とどこでもいいので金属部分を1秒以上つなげてショートさせます。
すると00:00や12:00という表示になって電源が入るはずです。
それで電源が入らない場合には故障の可能性か、さらに違う電池が入っている事もあります。
家電量販店でも電池交換をしてくれることはありますが、上記同様防水機能はなくなってしまいます。
ただ、Gショックは敬遠されがちなのでメーカーに出すほうをすすめられることが多く、料金は2000円から4000円程度です。
店舗でしてもらう場合には店舗にもよりますが1000円程度で済むことが多いです。
自分でカシオに郵送で出すことも持ち込むこともできますが、店舗に持ち込んでも発送してくれます。
店舗に持ち込んだほうが発送料金はかからないのでお得ですが、2週間ちょっと見ておいたほうがいいかもわかりません。
カシオに出した場合にも時間的に2週間弱かかってしまい、料金は2000円~4000円と気圧の大きさによって変わってきます。
Gショックの電池交換と聞くと結構中が複雑そうで難しそうですが、意外と簡単に安くできるものですね。
Gショックに使われている電池の種類もそこまで多い種類は使われておらず、CR2016かCR1616、SW626 がほとんどだと思いますのでぜひ自分でホームページで調べてみてください。