ロボット掃除機といえば皆さんは何を連想しますか。私は最初は知名度のある「ルンバ」が一番先に頭に浮かびました。
ただ、ルンバが最初に世に出てから15年以上経ち、その間に様々なロボット掃除機が登場しました。
今回の記事で、そうしたロボット掃除機の中のおすすめ商品の紹介から、ロボット掃除機について詳しく知りたい方、特に、カーペットやフローリングとロボット掃除機との相性や知識について知りたい方に、有益な情報を伝えたいと思います。
カーペットの掃除にロボット掃除機を使う際、ロボット掃除機の吸引力は重要です。
それは、ダニと関係があります。カーペットの奥にはダニが隠れています。
奥の奥に隠れているため、コロコロや天日干しだけではダニを退治することはできません。
そのため、掃除機の吸引力がどれほどあるかは見ておくべきです。
ロボット掃除機を買ってきて、カーペット専用にする方はごく少数だと思います。
よって、カーペットもフローリングもガンガン掃除することを期待するでしょう。
その際、段差に対する判定が厳しすぎると、カーペットに登れない、カーペットから降りられないということになります。
実はどのロボット掃除機でもカーペットの掃除ができるというわけではありません。
フローリング専用のものもあるので、カーペットに対応しているかは必ず確認しましょう。
先述のポイント①でも伝えていますが、カーペットのダニは簡単に吸われてたまるかと言わんばかりに、奥に隠れています。
ただ、正しいダニの除去の仕方を心がければ、掃除機でもある程度ダニを退治することはできます。
それはロボット掃除機の場合でも同じです。吸引力の強いモデルのロボット掃除機を使えば、ダニやホコリ、髪の毛やペットの毛など、アレルギーを招くものを取り除くことは可能です。
参考までに、ダイソンの掃除機にはモーターの回転が78000回転する馬力のあるもの(一般的に15000回転ほどのものが多い)や、カーペットブーストという、カーペットの掃除に強いルンバもあります。
時短だけでなく、ダニや毛、花粉もしっかり撃退したい!という人も、ロボット掃除機は選択肢に大いに入ります。
カーペットの掃除に適した吸引力を持つロボット掃除機を見つけたら、次は、カーペットもフローリングもスイスイと動いてくれるかどうかです。
結論から申しますと「ルンバ」をはじめ、ある程度のロボット掃除機は、2cmまでの段差なら乗り越えられます。 中には1cmまでの段差対応のものもありますが、一般的なカーペット、例えばAmazonで星4つ以上の高評価のカーペットのサイズを無作為に調べましたが、大体カーペットの厚さは3mm~5mmでした。
仮にこれらの4・5倍の厚さのものがあったとしても、ロボット掃除機はカーペットの段差が苦になることはありません。
よって、既に敷いてあるカーペットがちゃんと段差を越えるかどうかは、ロボット掃除機購入の際にはそれほど神経質になる必要はありません。
ただ、メリット・デメリットの欄で詳しく後述しますが、段差を乗り越えるより、むしろカーペットを巻き上げてしまうことがあります。
ロボット掃除機の最大の利点は、掃除を代わりにやってくれることです。
例えば貴方が一日中カーペットの上でゴロゴロしないのであれば、何か別のことをしている間にカーペットの掃除をロボット掃除機がしてくれます。
そして毎回清潔な状態で、カーペットを利用できます。
ロボット掃除機は障害物を察知し、それらを避けて掃除してくれます。
それは言い方を変えれば、物が置いてある所は掃除しないということです。
よって、ロボット掃除機にカーペットの掃除をお任せする場合は、障害物になるものをまずはどけます。
それが習慣となり、カーペット周りにいたずらに物を置かなくなります。掃除機をかけずとも、部屋がスッキリします。
デメリットとしては、段差のところで少しお話ししましたが、カーペットがめくれることです。
カーペットが薄すぎて、逆にロボット掃除機がカーペットの先を吸い込んでしまったり、ロボット掃除機の移動と共にカーペットがめくれて、めくれたところは掃除できず…といったことも起こり得ます。
段差なり障害物なりを判別する機能はとても素晴らしいです。
しかし、人間の目視と同レベルとは中々いかず、吸い取ってほしい細かいホコリや髪の毛を無視したり、カーペットの毛まで吸い込もうとしたり、「おバカ」な一面を持っている可能性があります。
まずはここまでですでに数回名前が出ている、最も有名なロボット掃除機「ルンバ」です。
ルンバは、会社独自の「3段階クリーニングシステム」というものを搭載しています。「かきだす」「かきこむ」「吸いとる」の3つの工程を同時に行うことで、細かいゴミを逃さないようにできています。
カーペットのダニやホコリを完全に除去するには、掃除機を丁寧にかけないと難しいのですが、このルンバはゴミやホコリに応じて念入りに掃除します。カーペットを清潔に保つことと時短を兼ね備えた、よいロボット掃除機です。
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次はこちらのロボット掃除機です。スポーツカーのような鮮やかな赤いボディが特徴的です。
加えて、15500円というリーズナブルな価格も魅力的です。
コストを抑えるかわりに、最大稼働時間が他のロボット掃除機より短かったり、自動で充電スペースに戻る機能がなかったりします。
ただ、肝心要の吸引力や掃除パターンはバッチリなので、コストパフォーマンスが非常に優れているといえます。縦置きで充電する見た目もオシャレなので、個性やセンスを求める人にも適してます。
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逆に、費用はかかってもいいので超高性能なロボット掃除機がほしい!という方もいると思います。
そこでダイソン360eyeです。サイクロン掃除機の走りとして高性能の掃除機が有名ですが、ロボット掃除機業界にももちろん参戦しています。
他のロボット掃除機の4倍の吸引力を実現させる「ラジアルルートサイクロンテクノロジー」で、カーペットに隠れているダニや死がいも根こそぎ吸いとります。
360°ビジョンシステムという独自のシステムも搭載しており、広い視野を持つロボット掃除機として、ゴミを確実に認識します。
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「ペットがいる家庭のために、設計されました」がキャッチコピーとなっている、Dibeaのロボット掃除機です。
日本Nidecのブラシレス・モーターによる強力な吸引によって、ペットの毛を確かに吸いとります。
V型のブラシローラーによって効果的にホコリ等も集めるため、カーペット清掃でも非常に効果が期待できます。
カーペット以外にも、75mmの機体の薄さ、水拭き機能で雑巾がけ不要、独特なDの形で角のゴミも逃さない等、ペットがいない家庭でも大満足のロボット掃除機です。
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カーペットにこだわっているロボット掃除機は、ILIFEのこのロボット掃除機です。
「3ステップクリーニングモード」で、カーペットの掃除もバッチリできます。
ダブルV式ブラシでゴミやホコリの大きさを問わずかきとります。また、特徴的なのはミニルームモードです。
範囲を限定してバッテリー消費を抑える機能です。広範囲を動き回ることが良しとされるのがロボット掃除機ですが、逆転の発想で、節約志向の方や一人暮らしの方に嬉しい機能です。
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いかがでしたでしょうか。ロボット掃除機の進化は天井知らずです。カーペットに適するロボット掃除機も数多く存在し、機能も各社ごとに個性が出ています。
カーペットにこだわりを持っている方、カーペット内の毛やダニが気になる方、ロボット掃除機の購入を検討している方、そういった方々の参考になれればと思います。
使い方によっては暮らしを助けたり、楽しくしたりするロボット掃除機に目が離せません!
また、下記の記事では実際の使用者がルンバの使用感をレビューしております。合わせてご覧ください。
記事:『iRobot社の掃除機『ルンバ960』を購入者がレビュー!おすすめのルンバ980, ルンバ760も紹介!』
記事:『iRobot ルンバ622の特徴や購入した理由は?口コミやレビューも紹介!』