日本で初めてiPhoneを取り扱いを始めたソフトバンク。そのソフトバンクで契約したiPhoneではメールアドレスを2つ所持できることを知っていますか?この記事では、なぜ2つ所持できるのか?使い分けの仕方や各アドレスのメリット・デメリットを紹介していきます。
まずは、ソフトバンクで何故2つのメールアドレスを取得できるかの仕組みから解説をしていきます。その前に2つのアドレスについて解説します。付与されるメールアドレスですがドメインが別のものです。ドメインというのは、@の後のアドレスのことです。@softbank.ne.jpと@i.softbank.jpの2つのドメインです。では、この2つのドメインの仕組みについて解説をします。
@softbank.ne.jpですが、MMSで使用するためのドメインです。MMSとは、マルチメディアメッセージングサービスの略で、SMS(ショートメールサービス)を拡張したようなサービスです。SMSは電話番号でのやりとりですが、MMSはメールアドレスを使ってやりとりを行います。チャット形式でのメールのやりとりができるため、以前からのやりとりも簡単に確認することができます。
@i.softbank.jpですが、通常のEメールアドレスです。@gmail.comや@yahoo.cpo.jpといったフリーメールと同様の仕様です。ただ、フリーメールではないので、各キャリアと契約している場合のみ取得できるアドレスです。docomoであれば、@docomo.ne.jp、auであれば、@ezweb.ne.jpです。一般的なメールと同様で、一通一通の確認が必要です。
では、何故2つのアドレスを取得できるのか解説をしていきます。ここまで解説した通り、仕様自体が別です。@softbank.ne.jpはMMSのみで使用でき、@i.softbank.jpはEメールでのみ使用できるアドレスです。逆で設定をしようとしても仕様上設定自体行うことができません。キャリア側の設定のようで、docomoのiPhoneの場合は、MMS機能自体サービスを提供していません。なので、MMS、Eメール両方とも使えるようにする為に2つのアドレスを付与されるということです。
では、@softbank.ne.jp のアドレスをMMSで使用する手順について解説をしていきます。
@softbank.ne.jp をMMSで使用するためには設定が必要です。契約をするとかならず@softbank.ne.jp のアドレスを付与されます。アドレスを変更する場合は、MySoftbankから変更を行えます。変更方法は下記で解説をするのでそちらを確認してみてください。では、MMSの設定の手順です。
1.設定アプリを開きます。
2.メッセージをタップします。
3.MMSアドレスの欄に自身のアドレスを入力する。
設定は以上です。設定してからアドレス変更を行うと、再設定が必要になります。2度手間になってしまうので、アドレス変更が必要な場合は、先に行いましょう。
では、アドレス変更の方法も解説をします。アドレス変更が住んでいる場合や必要のない場合は次の項目へスキップしてください。
1.SafariなどブラウザでMySoftbankを開きます。
2.電話番号とパスワードでログインをします。
ログインページ:Mysoftbank
3.トップ画面からメール設定をタップします。
4.@softbank.ne.jpの確認・変更をタップしまう。
5.SMS宛にセキリティ番号が届くので入力をします。
6.変更したいアドレスを入力します。
以上の手順でアドレス変更を行うことができます。アドレスに使える文字などは、注意点に記載があるので、使えない文字は使わないように設定を行います。
参照元:Softbankサポート
ここからは、2つのアドレスの使い分けやメリット・デメリットについて解説をしていきます。
まずは、MMSのメールの使い方やメリット・デメリットについて解説をしていきます。
一番のメリットとしては、使い勝手がいいことです。現在は、MMSやメール自体使わなくなってきてはいますが、LINEのようなチャット形式の仕様なので、使い慣れている方も多いと思います。2つ目は設定が非常に簡単です。上でも設定方法を解説したので、省きますが、打ち込むだけで簡単に使うことができます。
わかりやすいデメリットしては、通信をするデータの容量に限りがあることです。受信側も送信側も最大2MBまでです。
次はEメールのメリット・デメリットについて解説してきます。
Eメールのメリットは、MMSに比べて送受信の容量が大きいことです。写真やファイルなど大きな容量のものもやりとりをすることができます。
Eメールのデメリットですが、設定が複雑です。ソフトバンクの場合は、Eメールを設定する際に一括設定が必要になります。メールの設定を終えただけではEメールを使うことができません。一括設定の詳細については参照元を記すため解説を省きますが、
設定を行うために少し手間がかかります。
参照元:ソフトバンクサポート一括設定
では、MMSとEメールの使い分けの仕方について解説をしていきます。あくまでも参考ですので、この使い分けが正解ということではありません。
使用例
MMSは親しい友人のみ使用、メルマガやサイトの登録時使用
MMSは上でも紹介しましたが、チャット形式でやりとりを行のうことができます。よくやりとりをする親しい間柄の場合のみMMSのアドレスを使用することで、以前のやりとりも簡単に確認することができます。Eメールはメルマガやサイト登録に使用することおおすすめです。
今回の使用例のように、用途によって使い分けをいするのがおすすめです。他には、プライベート用と仕事用や、家族と友人など、用途別にすればわかりやすく使いやすくなります。
いかがでしたでしょうか?メール自体を使わない時代にはなっていますが、ネット社会のため様々なサイトやサービスに登録する為には必ずメールアドレスが必要になります。例えば、ネットに関係ない実店舗のポイントカードをアプリ化する際にも必要になります。登録するアドレスをどちらにしていいかわからない場合の参考になれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。