ヤフーBBに申し込んだのにソフトバンクからメールが来た!2つの会社はどんな関係?

この記事を執筆するにあたって

筆者は通信事業系でソフトバンク系列とはあまり縁がないのですが、日常考えてみますと記事内部でも触れますが「ジャパンネット銀行」「ブックオフ」「LOHACO」などどっぷりとソフトバンクのグループ企業と親密な関係にあることを再認識しました。ヤフオクでも落札をよくしますので「ヤフープレミアム会員」になってかれこれ10年も経過していました。

Written By 速水 雄一

目次

ヤフー

「ヤフーとソフトバンクの関係」ってどうなってるの?など、一般的に疑問に思うことはたびたびあるかと思います。それほど「ソフトバンク」という名の「1グループ」は非常に多くの子会社を持っています。

会社名は「ソフトバンクグループ株式会社」という持ち株会社です。この会社はインターネット関連やモバイル通信事業などを束ねる巨大企業であり「福岡ソフトバンクホークス」もその子会社のひとつです。

いやそれどころではなく、IT以外の異業種にも多数参入し、その勢力を伸ばし続けています。それにつけてもなぜ「ヤフー」と「ソフトバンク」は見た目には違いがありそうで、あまり「壁」がないのはどうしてかと疑問は残ります。なんとなくは理解しているようなその内容・内訳を述べていきたいと思います。

ヤフーとソフトバンクの関係とは

結論から言いますと、ヤフーもソフトバンクもどちらも同じグループ企業同士であり「子会社」のひとつにすぎません。その「親会社」とは、「ソフトバンクグループ株式会社」という名称で主に「投資」を行う異業種持ち株会社の巨大企業です。CEO(最高経営責任者)は今でも創業社長である「孫正義氏」であり、この方抜きにソフトバンクを語ることはできません。

「ソフトバンクグループ株式会社」は持ち株会社となり、類似した企業・異業種さまざまに子会社を所有して、その実態があるという表現が正しいと言えます。ですからヤフーとソフトバンクは互いにリンクしあって常に色々なキャンペーンを行えるのです。

それだけに、窓口の名称がやや曖昧にならざるを得ない状況は今もなおあります。

ヤフージャパンとは

ヤフージャパンとはそもそも、アメリカで起業された「Yahoo」がその大元です。アメリカのYahooはインターネットの黎明期(出始めの頃)にスタンフォード大学の学生二人が興したベンチャー企業で、1995年に創業されました。まず初めに検索エンジンなどで突出した業績を作り上げていきました。

そしてベンチャー企業としてはまさにこれから、という状況にありました。その企業価値をいち早く見出したソフトバンク創業社長・孫正義氏です。

氏はその翌年に同社に多額の投資を行いその際に「合弁」で出来たのが日本の「ヤフージャパン」の始まりとされています。その投資額は200万ドル(約2億円)と言われ、業界では当時大きな話題をさらいました。

ヤフージャパンで扱うサービスは現在では非常に多岐に渡り、同社の名物でもある「ヤフオク」などは国内のネットオークションの草分け的存在であり今でも賑わっています。「官公庁」でさえもこのシステムを利用するほどです。その他にも数え上げたらきりがないほどのサービスがポータルを所狭しと並びつくし、ジャンルの数では比肩するサイトはそうそうないのではないでしょうか。

ヤフージャパンの概要

ヤフーといえば人気漫才師のネタにさえもされるほどの社会現象のひとつにもなり、検索エンジンの筆頭代表格でした。また昨今ではごく普通の用語として使う「ポータル」という概念も作り上げた時代の寵児ともいえます。

一時は「検索エンジン」の覇者としてインターネット上に君臨しましたが、Google社の検索エンジンの急速な台頭によってその役割をGoogleに譲ることになりました。ゆえに国内での検索エンジンの「国内シェア」ではGoogleが実に98%と圧倒的に変わりました。

そのようにして、ヤフーは競合相手とはまず真っ向から戦い、しかし撤退すべきは早期に撤収するという経営戦略で今で、今でも「IT産業」の花形に居続けています。

最初にブラウザで開く画面がヤフーである率が高く、あるいはまた「18歳以上の識別画面」で「NO」を選ぶとヤフーに飛ぶという仕様が非常に多かった(今でも多い)のはその絶大な支持を物語っていました。

ヤフージャパンは今現在でも「ポータルサイト(一番最初に開くネットの画面)」としての存在価値が強みであり、この「入口」から有償無償に関わらず、様々な人気トップクラスのサービスに行く橋渡しをする存在です。

ヤフオク、ヤフーショッピング、ヤフーメールなど現時点でも非常に多く使われるサービスの開始点として、膨大なページビューを誇っています。このようにかつては「ドッグイヤー(1年が6年にも匹敵する)」とも言われたインターネット事業の中でも、少しづつ形を変えながら存在感を失わないでいます。

ソフトバンクとは

ソフトバンクは広く周知の通り、今ではモバイル「3大キャリア」のうちのひとつの携帯電話通信事業の企業です。連続モノのテレビCMの先駆者でもあり、DOCOMO、AUとの開きが相当あったにも関わらず、最早現在では3大キャリアの勢力はほぼ同じ程度に拮抗するまでに成長を遂げました。

日本のプロ野球の「福岡ソフトバンクホークス」の冠にもなる一大ブランドでもあります。そして後述しますが、通信網回線サービスの提供元はこの「ソフトバンク」に他ならないのです。

ソフトバンクの概要

今現在40歳前後の方なら記憶にあるかと思いますが、携帯電話事業でのその前身は「Jフォン」であり「ボーダフォン」でした。携帯電話の出始めにおいては運営会社も数年単位で様変わりする時代であり、ボーダフォングループは2006年にソフトバンクグループ傘下となり名称も変わりました。

今でこそ「しゃべり放題コース」というのは珍しくもないですが、2005年にボーダフォンが特定の相手と「のみ」メールし放題・話し放題という極めて斬新なサービスを提供し、若年層に強く支持される出来事は話題を呼びました。以来、ソフトバンクは「第3位」の携帯電話としての地位を返上するために本体0円を始め、他社からの乗り換えにキャッシュバックを導入するなど実に積極的な手法でシェアを伸ばす経営努力を続けてきました。

Yahoo BB!を申し込んだのにソフトバンクからメールがくる理由

Yahoo BB!とは、狭義にはソフトバンクが提供する「ADSLネット回線」を指すことが多く、最近では広義にISPプロバイダサービス全体を指します。

つまり「Yahoo BB!」という言葉は一種の「ブランド名称」であり、サービス提供の大元は実は「ソフトバンク」であるのだ、ということがあまり知られていないことのひとつにあります。

かつての「ADSL回線」の争奪戦ではADSLモデムの無償配布や、BBフォンというIP電話サービスなどの過剰ともいえるマーケティングでシェアの急拡大を行った事業でもありました。そのような事情から、Yahoo BB!の内容でありながらも返答がソフトバンク名義で来ることは実際あったようです。

Yahoo BB!を申し込んだのにソフトバンクからメールがくる理由①「ソフトバンクが提供社」

元々「Yahoo BB!」という社名ではなく、最初から「ソフトバンク社」が始めた通信回線網事業でるので、メール等差出人がソフトバンクであることそのものには矛盾はないと言えます。ただ利用者にとってはネットを「ヤフー関連」にしただけで携帯電話はソフトバンクにしてはいない、というケースがあるので違和感や誤解は招くこともあります。「Yahoo BB!」という言葉がソフトバンクの持つ「登録商標」であると理解すればこの関係には不都合がないことがわかります。

Yahoo BB!を申し込んだのにソフトバンクからメールがくる理由②「ソフトバンク光」

携帯(スマホ)とネット回線の「複合サービス」に、「ソフトバンク光」があります。これは所持するスマホがソフトバンクであり、ネットの光回線も同時に契約することでお得感が出るサービスを指します。

これでこちらにおいても登録商標には「Yahoo BB!」という名称を引き続き使っているため、Yahoo BB!なのにソフトバンク?、という混乱は少しあるかもしれません。関連性から言ってしまえば、どの事業体であってもそれらはグループ企業同士なのであり、親会社は「ソフトバンクグループ株式会社」でありますのでそれほどの無理はないと思われます。

ソフトバンクグループはモバイルやヤフーの他にも会社を持っている

ここまででも述べたように「ソフトバンクグループ」は、「持ち株会社」でありますのでグループ企業にはまだ多くの会社が存在します。

有名どころではやはり「福岡ソフトバンクホークス」でしょうか。IT系大企業が1社で「球団」を持つなど、実際10数年前では想像もつかなかった大偉業だと言えます。確実に同社の大看板であることに間違いはありません。

またヤフー系は全て当然としまして、金融では「ジャパンネット銀行」、物販系では「ブックオフコーポレーション」「アスクル株式会社(Yahoo系・LOHACOと強い連携)」、電子書籍で「株式会社イーブックイニシアティブジャパン」など非常に多彩な顔触れが存在します。

これからも多くの有名企業を傘下にしていくことは容易に想像がつきます。

まとめ

カリスマ経営者・孫正義氏の欧米式の法人買収によって、ソフトバンクは一代でこのような巨大グループを形成しました。とりわけ「ヤフー」という名称でインターネットの市場を席捲し、携帯電話事業ではもう「いつも3番手」などとは言えないシェアまで高まってきました。本記事ではおおまかにいって、「ヤフー」は商標で「ソフトバンク」は会社名と線引きしてみました。全てが必ずしもそう明確にはならないかもしれませんが、いわばこの2つは表現としては「表と裏」のようなものであるとは断言できそうです。

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速水 雄一
「読みやすい」を目標に記事を書いていきたいです
「ライター」としてはまだまだひよっこですが、その分「裏付け調査」をしっかりして、間違いのない情報をお伝えできればと思っています。 白物家電が好きで量販店に見に行ったりよくします。記事では、すでに自分が経験として持っている知識と、調べた結果をかみ砕いて、 それらをバランスよくまとめ、伝わりやすいものを書いていけるように頑張ります!

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