PCと同じでシンプルにして、余計なモノは外した方が早く動くのかも知りませんが、やはり愛着のあるモノには、着飾ってしまうのでは、などと思ったりします。名前の変更も、キレイナ色で付けてあげたいとか思いながら・・・。
Written By ハシモト 商店
Androidの楽しさのひとつは、外見を安全にカスタマイズできる面白さです。Android OSが登場した時、すでに、Windows Phoneや、Black Berryがありましたが、それらを蹴散らすかのように、人気を集めた要因のひとつが、簡単、そして安全に行えるカスタマイズです。
Androidでアイコンの名前の変更をメインに、アイコンの変更なども少し含めて、話を進めてみます。
今回、説明の動作確認に使ったAndroidデバイスは、Samsung Note8/Android OSバージョン8.00。キャリアはdocomoです。
アイコンの名前の変更を行える、簡単な方法について説明してみます。
アプリを使った名前の変更方法
ホーム画面を表示するアプリのことを「ランチャー」といいます。そして、Androidフォンの中に入っているアプリの一覧表示する機能を「ドロワー」として話を進めます。
スマホを買ったとき、通常2つのランチャーが入っています。ひとつは、キャリアのランチャー。今回の場合だとdocomoですので、「docomo LIVE UX」というのが入っています。
それとハードはSamsungですので、「Galaxyホーム」という二つが入っています。どちらともアイコンの名前変更はできません。また、デフォルトのランチャーは、アンインストールもできませんので、これはそのまにして他のランチャーを入れることで、名前の変更をしてみましょう。
お勧めなのは、アイコンの変更や名前が変更ができるランチャーですが、人気のあるランチャーを選べば、どれでも、名前の変更、アイコンの変更ができるようになっています(一部例外もありますが)。
さて、人気のランチャーなのですが、Google Playの人気ランキングから見てみると、無料で長く使えそうなのは、Nova Launcher、Apex Launcher、ADW Launcherといったところでしょうか。
注意点なのですが、Androidでアイコンの名前を変えても、ドロワーの並び替えでは、変えた名前では並び変わらないことを覚えておいてください。
アイコンの上で長押ししてみる
今回取り上げたランチャーは、どれも似た作りになっています。ホーム画面に登録したアイコンから、名前を変えたいアイコンを長押ししてみます。
出てきた吹き出しの中から「編集」をタップします。名前を変更するときは、テキスト欄に表示したい名前を入力します。わずかこれだけの作業になっています。
では具体的に、ランチャーアプリを使って、Androidの、アイコンの名前を変更してみます。
Nova Launcher
有料版(¥600)が、Google Playの人気ランキング1位のランチャーです。今回は、その無料版を使っています。無料版でも、使い続けることができます。アイコンの長押し、「編集」でアイコンの名前の変更ができます。
また、その画面から、アイコンをタップすると、アイコンの変更も可能です。また、「設定」メニューーから、アイコンの名前の色、文字サイズ、アイコンの名前の表示の有無などの設定を行えます。
文字色を青にしてみました。アイコンの変更には「Tinted Glass」というアイコンパックを使用しました。
Apex Launcher
以前は、よく使用していました。一年ほど前、動作しなくなり、サポートを行っている様子もなく開発終了かと思って、使うのをやめていました。
しかし、何らかのトラブルだったようで、再出発しています。有料版(¥439)がGoogle Playで売り上げ15位のランチャーです。今回使用したのは、その無料版です。
「Nova Launcher」とほぼ同じような仕組みと、使い方です。名前を変えたいアイコンの長押し、「編集」からアイコンの名前の変更ができます。
画面の何もないところを長押しすると、「設定」メニューが表示されます。そこから更に、文字色を変更したり、文字のサイズを変更をすることができます。
それに、アイコンサイズの変更も、拡大・縮小が無料版で、できるようになっています。カスタマイズ好きには、結構重宝するランチャーです。
Apexの画像では、アイコンの倍率を120%、文字の倍率を試しに、150%で、設定してみました。試用したアイコンパックは、「Smoke & Glass 」です。
ADW Launcher 2
Google Playのランキングでは、中々見つかりませんが、1000万超ダウンロードの人気ランチャーADW Launcherです。アイコンの名前の変更は、上記2つのアプリと同じ方法です。アイコンの名前の文字色の変更は、無料版にはないようです。それと、アイコンのサイズ変更も無料版ではできません。
画像はADWのホーム画面です。アイコンの名前の変更方法は上の二つのランチャーと同じです。
文字色の変更や、フォントサイズの変更はできないようです。アイコンには、フリーのアイコンパック「Herom Icon Pack」を使ってみました。このカラフルな6角形のアイコンパックは、他のランチャーでは、うまく変更できないアイコンが、数個出たのですが、ADWでは、全てのアイコンが変更できています。
Android 6.0の登場が2015年10月5日。まだ、バッテリーが元気だったら、Android OS6.0のデバイスが、動いていてもおかしくないです。
でもAndroid OS6以降の方が、デバイスの性能がアップして、問題なく設定できると思います。2009年ごろから、Windows PhoneやAndroid タブレットなどをいじっていますが、Androidは、新しくなる程に、軽くスピーディーに動くようになっています。
ただ、2年ほど前だと思いますが、「オーバーレイアプリ」のインストールに、うるさく反応する時期がありました。そのオーバーレイアプリとは、ホーム画面にいつも常駐しているアプリです。
最上面に薄く表示されているボタン(オバケボタンとかいっていたように思います)をタップすると、スリープ状態にできたりするような仕組みが、一部悪用されて、必要以上の権限を持ち、個人情報を抜いてることがわかり、その対策にGoogleが乗り出したことがあります。
その頃は何をインストールしても「オーバーレイが~」と表示され、ストレスを感じる時期がありました。今では解決されたのではないかと思います。
今回はAndroidのアイコンの名前を変更するというテーマで、進めています。オーバーレイ機能を使わなくても、ベースの部分で常に走っているランチャーが、危険な動きをするようなら、とても人気のあるランチャーには、なれなかったでしょう。
各ランチャーにドロワーが付いていますが、そのドロワーに載っているアプリのどれもが名前の変更ができます。Nova Launcher、Apex Launcherを使えば、全アプリのアイコンの名前を非表示にすることもできます。
更に、ウィジェットを使ってChromeのブックマークのショートカットを作るといった使い方もできます。Google Playに「Popup Widget」というアプリがあるので、インストールしておきます。起動して、赤丸をタップして、ウィジェットを登録してみてください。
ホーム画面アイコン、左のアイコンが「Popup Widget」。右の6角形のChromeアイコンをタップすると、Chromeのお気に入りウィジェットがポップアップします。この「Popup Widget」のすごいところは、ひとつのショートカットに、複数のウィジェットが登録できるところです。ショートカットの名前も自由に付けることができます。
今回は、Androidでアイコンの名前の変更方法をテーマとして、話を進めてきました。直接ショートカット名を変えたり、アイコンに画像を宛ててみたりと、ワンポイントで行うアプリもありますが、一個ずつというのが、不便だと思います。
もっと主流に乗って、アイコンの名前の変更くらいは、初めから備わっているランチャーに乗り換えたほうが、楽しいと思います。
最後の画像は、「Car Widget」という、自動車用のランチャーウィジェットです。レトロなカーナビ風に設定してみました。これも、アイコンの名前の変更、アイコンの変更、サイズの変更など、カスタマイズができます。
ここまで読んでいただいた方に、何か参考になるところが少しでもあれば、うれしく思います。