エクセルで割合(%)を求める関数を画像つきで分かりやすく解説!

目次

エクセルで割合を求める関数

エクセル 割合 関数

割合とは「基準となる値に対して対象がどのていどの分量を持っているか」を表わす数値のことです。

例えば、ある意見に10人中4人が同意した場合、この意見はどの程度賛成を得られているのか、あるいは先月は3万円、今月は5万円使ったとしてどの程度出費がかさんだのかといったことを体感的に知るために使われます。

比較対象が小さな数字同士であればわかりやすいですが、大きな数字、または細かい数値になるとイメージしにくくなるため、基準となるものに対して対象がどの程度の大きさを持っているのかは割合を使うことでより把握しやすくなります。

必然的に、表計算ソフトであるMicrosoft Excel(以下、エクセル)ではよく使うことになります。

この記事ではエクセルの関数を用いた割合の計算方法を、使い始めたばかりの方向けになるべく分かりやすく解説します。(検証環境:エクセルOnline)

ツールバーの上にある%のボタンはどんな場合に使うのか

エクセル 割合 関数

例えば、「4人中1人が持っている本」の割合を求めたい場合、「4」という基準値に対して「1」という対象はどの程度の量があるのかということを計算することになるため、計算式は1(対象)÷4(基準値)=0.25(割合)となります。

この場合の割合は「1」が指針になり、1に近づくほど多くの人が持っているということになります(1を越える場合もあります)。

この数値を10倍したものが歩合(何割何分)、100倍したものがパーセンテージになります。

通常エクセルでは割合計算に除算演算子(/)を使うことが多く、関数は特定の場合を除き使うことは少ないでしょう(詳しくは後述します)。

エクセル 割合 関数

先ほどの例で計算すると、結果を返したいセル(C2)に対象となる数(B2)/(÷)基準となる数(A2)という数式を入力し、0.25という値が返ってきました。

エクセル 割合 関数

この時に画面右上【%】をクリックすることで自動的に【0.25】という数値をパーセンテージ表示に変えて単位を【%】に変更してくれます。

数式をB2*100/A2に変えることでも同じ値を返せますが、より手軽に割合をパーセンテージ表示に変えることができます。

エクセルで割合を求める場合には絶対参照を用いる場合が多い

エクセル 割合 関数

さらに例を挙げて進めると、「本Aは4人に対して1人持っていて、割合は25%なことがわかった、では本Bの割合はどうか?」という問題があったとします。

この場合は、値を返したいセルD2に【=C2/B2】という数式が入っています。そのD2セルの右端にカーソルを合わせて【+】マークを表示させ、下にドラッグすることで数式をコピーする方法(オートフィル)をエクセルではよく使うでしょう。本C、Dと増えていった場合にセルごとに数式を手入力する手間を省くためです。

しかし、オートフィルするとセルアドレスも1つづつ下にずれていきます。上の図の例では、D3のセルに【=C3/B3】という数式が入力されていますが、B3には数値が入力されていないためエラーを返しています(#DIV/0)。

「4人」という人数は常に変わらず、「持っている人(C列の値)」だけが変わっていく場合、B列にその都度【4】を入力するのは手間なので、B2セルの値を【絶対参照】として扱うのが効率的です。

エクセル 割合 関数

絶対参照は、常に参照したい数値が入力されているセルの前後を【$】マークで囲います。

この場合は「4」(B2セル)を絶対参照としたいので、値を返したいD2セルに【=C2/$B$2】と入力することになります。

こうしておくことでD列をオートフィルしてもB列の参照値は常に「4」となり、あとはC列に持っている人の数を順に入力していくことでD列には割合が返され続けることになります。

エクセルで割合を求める方法

エクセルで割合を求める方法①

エクセルで最も簡単に割合を求める場合は、関数を使わず、セルに演算子を用いて数式入力する方法です。今回の例のように、単にどの程度の割合か?を求めたい時は除算演算子(/)を使うと良いでしょう。

エクセルで割合を求める方法②

エクセル 割合 関数

表の配置はものすごく適当ですが、例えば「あるテストを受けた人数と得点の平均値を算出し、さらに達成率を割合表示したい」などの複合的な表計算をしたい場合、数式を入力するよりエクセルの関数を利用するのがより手軽です。

上記の例ではCOUNT関数とAVERAGE関数を用いており、それぞれ参加人数を手で数えて入力する手間と、得点を足し合わせて参加人数で割る手間を省くことができます。

エクセルで関数を使わずに割合を求める

まずは先ほどの復習として、エクセルで関数を使わずに割合を求める方法をご紹介します。

エクセルで関数を使わずに割合を求める手順①

エクセル 割合 関数

まず、数値を返したいセルをクリックします(どこでも大丈夫です、最終的に移動も可)。

セルをクリックして選択状態にしたまま、画面上部の【fx】と表示された右側の空欄に数式を入力します。

この時、必ず【=(半角)】から始めます。手前には割られる方(分子)側の値をセル名で入力します。

次に、除算演算子である【/】を入力し、最後に割る側(分母)の値が入力されたセル名を入力して完了です。

エクセルで関数を使わずに割合を求める手順②

オートフィルとは、指定したセルに入力した数式を下にドラッグすることでセル名を1つづつずらしたままコピーしてくれる機能です。【D2セル】に【=B2/B9】という数式が入力されていた場合、【D3セル】にオートフィルすると【=B3/B10】のようにセルアドレスが1つ下にずれます。

どちらかの数値をセルアドレスを変えずに常に参照したい場合は【絶対参照】として入力します。

ずらしたくないセル名の前後に【$】をつけます。上記の例では【=B2/$B$9】のようになります。

この時、【$B9$】のように数字ごと囲わないように注意してください。

エクセルで関数を使って割合を求める(例:データの個数をカウントして割合を出す場合)

エクセルで関数を使って割合を求める手順①

エクセル 割合 関数

エクセル関数を使う場合も、基本的な要領は同じです。まず、上の例で言うと、まず何人がテストを受けたかを集計するのに【COUNT関数】を使います。

COUNT関数は、指定したセル内で数値が入力されている場所を、値そのものは関係なく数えて返す関数です。

【=関数名(セル名:セル名)】の形が関数の基本です。【:】はどこからどこまでというセルの範囲を表わす記号です。

上の例では6つのセルアドレスの内、空欄を除く数値が入力された「5」という数字を返しています。

エクセルで関数を使って割合を求める手順②

エクセル 割合 関数

平均値を求める場合も要領は全く同じです。この場合は指定されたセルの範囲内の数値の平均を求める【AVERAGE関数】を使います。【=AVERAGE(セル名:セル名)】と入力すると、数値の平均を空欄を除いたセル数で割った値を返します。

あとはエクセル関数を使わずに、除算演算子を入力して割合計算をすれば完了です。

エクセルで割合を出した場合に小数点1桁まで表示させる場合の方法

エクセル 割合 関数

エクセルで入力された値を指定した小数点で切り上げる、または切り下げたい場合には【ROUND関数】を使います。

切り上げる場合は【ROUNDUP】、切り下げたい場合は【ROUNDDOWN】とそれぞれ使い分けます。

上の例で言うと、【C2セル】に入力された【1.34920635】という数値を【小数点以下2桁】までで【切り上げ】たいので、【=ROUNDUP(切り上げ)(C2(対象となる数値)、2(桁数)】と入力すると、【E2】セルに1.35と返ってきます。

まとめ

エクセル 割合 関数

今回の記事ではエクセルを使った割合計算の方法を、関数を使わない場合、使う場合に分けてご紹介してきました。

慣れない内は戸惑うかと思いますが、数学の文章問題のような考え方にシフトすればある程度までは意外に簡単です。

パズルのようで楽しいという方も居るので、ぜひ使いこなしてみてください。

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アメ フラシ
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