エクセルの「参照が正しくありません」の対処法!

目次

エクセルの「参照が正しくありません」というエラーについて

エクセルを操作していて、突然「参照が正しくありません。」というエラーが表示されたことはありませんか?訳も分からず、でもエラーは解消せず困ってしまうと思いますが、そんな「参照が正しくありません」というエラーについて説明します。

エクセルで「参照が正しくありません」と表示される場合とは

エクセルは表計算ソフトとして、非常に高機能で表計算以外にも議事録などのドキュメントを書いたり、画像を貼り付けて図解付きの説明書を作ったり、ハイパーリンク機能やマクロ機能を使って外部のデータを取り扱ったり・・・と、表計算ソフトであることを忘れてしまいそうなほどいろいろな機能を持っていますよね。

そんな高機能すぎるエクセルですが、内部では入力されたデータがどう扱われるかを記録しています。そんな内部の記録と実際の入力内容に、矛盾が発生するとどうなるでしょうか?

エクセルが困ってしまった状況を示すエラーのひとつに「参照が正しくありません」というものがあります。このエラーが出た場合、直前の操作に矛盾が含まれている可能性がありますので、「エラーがでた!!」と慌てずに直前の操作を思い出すことから始めてみてください。

エクセルで参照ができませんと出た場合には操作がきかない場合もある

エラーメッセージが出ているため、エクセルが困っている状態となっています。メッセージには「OK」ボタンがついていますが、これを押しても解決するわけではないため、発生の状況によってはその後のエクセルに操作を受け付けない状況になることもあります。

エクセルで参照が「正しくありません」と出て操作ができないからと電源を切ったりしてはいけない

パソコンを操作していて、どうしようもなくなった時の最終手段に「電源を切る」というものがあります。最近はそれほどこの最終手段を実行することはあまりないと思いますが、電源を切り、再起動を行うことでメモリ不足等が解消し、通常の操作ができるようになることもありますが、エクセルの「参照が正しくありません」というエラーはWindowsなどのOSが出しているエラーではないため、再起動したとしても解決することはあまりありません。

エラーが出なくなったとすれば、エラーが解消したのではなく、エラーの直前に行ったエラーを発生させた操作内容が保存される前の状態に戻ったことが考えられますが、これは「エラーが直った」のではなく、最後に保存して以降に自分が入力していた内容も一緒に消えてしまっているため、おすすめはできません。

エクセルで参照が正しくありませんと出る原因は

エクセルの「参照が正しくありません」というエラーは、先ほども述べたようにエクセルが内部的に記録しているデータと入力内容に矛盾があることが理由であり、エラー事象が1つに限定できません。いくつかエラー例を紹介しますので、自分が直前に行った操作内容とあわせて参考にしてみてください。

エクセルで参照が正しくありませんと出る場合の原因①画像等のオブジェクトに数式を入力

エクセルに図形オブジェクトを貼り付けて編集しているときに、誤って図形を選択した状態で数式欄を触ってしまった場合に発生します。

エクセル 参照 が 正しく ありません


エクセルの「数式欄」にはセルに入力した値を計算する場合に計算式を入力するときに使いますが、図形オブジェクトが選択されている場合、図形は計算対象ではないため、本来は数式欄を触る必要はありません。そのため、発生するとすれば、上のイメージのように誤ってマウスもしくはキーボードを操作したことで数式欄に文字が入ったという状態が想定されますが、この状態になると本来入力されることはない数式欄の入力が画像に設定されたことで参照エラーが発生します。

エクセルで参照が正しくありませんと出る場合の原因②リンク先が解釈できない状態

エクセルで使用できる数式に別のエクセルファイルへのリンクを設定する機能があります。指定したエクセルファイルとシート名、セルの位置を指定することでクリックした際に自動的に指定したエクセルブックが開き、選択したいセルを選ぶことができるため、便利な機能ですが、数式設定後にリンク先のエクセルファイルのシート名を変更したらどうなるでしょうか?

リンク先のエクセルファイルが存在するため、ファイルを開くことはできますが、移動しようとしたシートが存在しないため、参照にエラーが発生することになります。

エクセル 参照 が 正しく ありません

エクセルで参照が正しくありませんと出る場合の原因③登録したマクロを削除した場合

エクセルにはマクロ機能を使うことでボタンを配置し、簡単なプログラムを作ることができます。
マクロを作る際、エクセルが作成を補助するためにボタンを押していくことで、ある程度自動的に枠組みを作ることができますが、作成完了後に誤ってマクロ部分を削除してしまった場合どうなるでしょうか?

エクセル 参照 が 正しく ありません

上記イメージのように削除した状態でボタンを押した場合、マクロの中身がないため、処理は実行されずエラーとなります。
そのため、再度マクロを設定しようとして、最初と同じ手順でマクロを登録しようとすると、エクセルの内部では一度マクロ処理を登録したことを記憶しているため、再度同じ命令を作ることになるのは矛盾するため、参照にエラーが発生することになります。

エクセル 参照 が 正しく ありません


エクセルで参照が正しくありませんと出る場合の対処法

前述したエラー事例に対する対応方法をそれぞれ紹介します。

エクセルで参照が正しくありませんと出る場合の対処法①画像等のオブジェクトに数式を入力

エラー事象のところで書いたように本来図形オブジェクトに設定されることのない数式が書かれたことが原因のため、数式欄に入った文字を消せば解決します。入力途中の状態としてエラーが発生しているため、「ESC」ボタンを押して、入力をキャンセルする方法も解決手段となります。
<エラーが発生したときの状態>
エクセル 参照 が 正しく ありません

エクセルで参照が正しくありませんと出る場合の対処法②リンク先が解釈できない状態

開こうとしているリンク先のエクセルファイルの設定内容が変わったことが原因のため、数式を今のリンク先ファイルの内容に変更すれば、解決します。
(リンク先のエクセルファイルのシート名を元に戻す方法も有効です。)

下記イメージの例であれば、「=HYPERLINK("C:\tool\work.xlsx#test!B2","test")」と記載した式の「test」シートが「new test」シートに変わっていること原因のため、「=HYPERLINK("C:\tool\work.xlsx#'new test'!B2","test")」というようにリンク元の数式をリンク先エクセルに合わせて変更することが必要です。

<エラーが発生したときの状態>
エクセル 参照 が 正しく ありません

エクセルで参照が正しくありませんと出る場合の対処法③登録したマクロを削除した場合

削除してしまったマクロ命令文を再度記述するのが一番ですが、もう少し簡易な方法として下記イメージのように「新規作成」ではなく、「記録」でマクロ命令文の枠組みを再度登録する方法を紹介します。

エクセル 参照 が 正しく ありません

記録で枠組みを作った後は、再度内容を記述する必要はありますが、新規作成をやり直すことで発生したエラーは解消することができます。

まとめ

エクセルが出すエラーメッセージ「参照が正しくありません」について、エラー理由の説明と、実際のエラー事象例と解消方法を3パターン紹介してきましたが、参考になったでしょうか?

突然、身に覚えのないエラーが出た場合、パニックになりがちですが、たいていの場合はエラーが発生した場合は理由がありますので、直前の操作を思い出してみてください。また、この記事で紹介したエラー事象例を参考にするという視点でも対処方法を考えてみてください。

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ガジェット好きな かかし
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