暑い日々が続いているとき、あるいはシーズンのはじめや終わりにふと気になるのがエアコンの異音。
とくにエアコンの室外機から普段耳にしないような『ブーン』『キュルキュル』『カタカタ』『キーン』『ガラガラ』といった異音が聞こえてきたら、「まさか、故障で高額修理費が!?」などと不安になってしまうもの。
ですが意外にも、故障に直結するものばかりではなく、よく聞かれる音、普段自分が意識していなかっただけの音であることも多いのです。
今回はエアコンの室外機から聞こえてくる異音と、その原因、対処法などについてまとめました。
エアコンの室外機から「ブーン」という異音がする場合、故障のケースと自分でケアできるケース、特に問題のないケースなども考えられます。
たとえば
などが考えられます。
エアコンの室外機本体自体が振動するほか、空気の取り込みなどに際してうまく全体から取り込めないがために羽回りが部分的に振動するケースなどでの振動が、異音となって伝わるもの。
ファン回りに異物が挟まっているため風が安定せず、あるいはファンなど部品自体が壊れているので風が安定せず、大きな異音を出すケース。
部品そのものが摩耗しているので動作が安定せず異音を発するケース。
など、室外機の振動が異音となるものと、直接各パーツが異音を出すケースなどがあります。
エアコンの室内機が原因の場合は、室外機の故障などではありませんが、室内機の設置場所や状態、ホースなどとの設置状態に問題があるか、特に問題はないながら経年劣化や建物の事情などで振動が多く伝わっている可能性もあります。室内機の故障や汚れ詰まりがひどいといった原因ケースも考えられます。
またエアコンの負荷が高い時の異音も、とくに故障などではありません。
まずは異音の原因を切り分けるために、外側から順に、簡単にできる原因を取り除きながら対処していきましょう。
ここまででとくに問題がなければ、あとは素人が自前で確認するのは難しい部分にあたります。メーカーなどに問い合わせてエアコンの点検を行いましょう。
メーカーのホームページや説明書にある自己診断のほか、サービス窓口に問い合わせをして、実際にやり取りしながら原因を確認していく方法からスタートするのが一般的。
エアコン室外機の設置場所までやってきて、トラブルの状況を確認するケースもありますが、その場合は有償になることが一般的。電話やメール問い合わせの段階で、かなり原因に近づけるように案内してもらえるメーカーがほとんどです。
ファンやファンモーター、コンプレッサーなどの修理交換は、通常使用開始から8年程度。
エアコンの中では、冷たい風を送り出す心臓部の部品ということもあり、最も高いパーツの一つでもあります。
メーカー保証や販売店保証期間を過ぎた場合、修理となると70000円前後、オンシーズンで地方などのケースでは、修理までに十数日かかることもあり、余裕を見ておくのが一般的です。
修理するかどうかを判断する前に見積もりなどを行ってもらえますので、あまりに費用が高額なら、エアコン室内機室外機の丸ごと新しいエアコンに買い替える、もしくは室外機を取り換えるといったほうがお得なケースもあります。とくにエアコンでは、室内機室外機をセットにして丸ごと入れ替えたほうが、工事費用が安くつくこともあり、室外機だけを入れ替えるよりもお得なケースもあります。
エアコンの室外機からキュルキュルと異音がする場合・・・
などが考えられます。
エアコンの室外機からキュルキュルと異音がするとき、こんな対処方法があります。
キュルキュルという異音がする原因が霜取り運転や調整運転であれば、全く故障ではありません。
連続運転中や、外気に比べて非常に冷たく設定して長時間運転しているとき、外気の湿度が高い時などに非常に多く発生します。
こういった異音があまりに気になるなら、室外機から少し話した位置にグリーンカーテンのように植物などを植えることや、あるいは発泡スチロールシートなどをもう少し離れたあたりに設置。あるいは、音を防ぐための厚めの壁などを建てることで音を抑えているといった方もあります。
自宅だけではなくご近所の方も気にするだろう異音、対策は大変ですね。
ファンの根元に紐や草などが絡みついている、草や木などが伸びているケースでは、目に見えるところなどについては、クーラーの電源をOFFにして取り除きます。
そのうえで、電源をONにして、異音がまだエアコン室外機から出ているかを確認します。
草などが室外機の下から茂り、ファンの一部にこすれるような状態になっていたり、あるいはファンの根本などに絡みついているように伸びているときには、自分で作業をするのは、故障にもつながりやすく非常に危険。
メーカーではなくてもよいのですが、エアコン設置や専門の技術者によるサポートやクリーニングサービスなどを利用しましょう。
とくに室外機の場合、室外機の内部、ファン回りに草が伸びてるときには移動や分解を行う必要もあります。この時に冷媒ガスなどを逃さないためにも、こういったプロの作業がおすすめ。もし作業中にミスで冷媒ガスなどが抜けても、担当者が補充してくれることが一般的です。
室外機のアルミフィンに砂や塩などの汚れがたまっているとき、振動をともなってキュルキュルという、アルミ箔がこすれるような、高い、嫌な異音が発生する時があります。
アルミフィンの汚れは水をかけて落とすことができますが、あまり強すぎる水流は、中の部品の予想もしない場所の接点を壊してしまったり、意外な場所への水の侵入を起こしてしまったりでとても面倒。また上からたわしなどでがりがりこすると、汚れがメッシュの間に詰まってしまい、通風などが悪くなることもあります。
また室外機の場合、網目になっている部分は、水がかかっても中に侵入しづらい構造になっていますが、鉄板でおおわれている左右どちらかの部分などは水が入るとNG。
注意しながら水を流しかけて、こうした汚れを洗い流して、まだ異音が続くかどうか観察しましょう。
塩がたまっていてこうした異音が出ているときは、室外機の各部にさびが回っていることもあります。素人による水洗いだけではあまり解決できない部分でもあり、設置直後からのこまめな室外機クリーニングを行うか、室外機自体の防食処理、室外機交換なども視野に入れておきましょう。
異音の原因が設置ミスなどに伴う初期不良の場合、通常、メーカー、販売店や工事業者が負担してくれます。
具体的には来訪しての調整工事や、それで難しいケースでは、エアコン自体を引き取って修理したうえで、再度設置というケースもあります。
気になる部分があれば、メーカーのサポートに相談してみましょう。
ここまで試してみて難しいようなら、あとはメーカーサポートに異音の種類や、自分が行った対応を伝えて、ファンモーターなどが疑わしいことを告げて、障害個所や原因の切り分けを行っていきましょう。
通常ファンモーター単体が本当に原因の場合、30000円前後で修理ということになるのが一般的です。
エアコンの室外機からカタカタ、あるいは人の感じ方によってがつがつ、ガタガタ、コツコツなどといった異音がする場合もあります。
などがあり、多くは自分でも解決できるものです。
エアコンの室外機から「カタカタ」あるいは「ガタガタ」という異音がするケースがあります。
異音の多くは室外機本体の振動や、内部のファンなどの振動や障害物などによるもの。
また特定の機種では、掃除機能などの正常な音であることもあります。
フィルタなどのお掃除機能がついている製品での異音は掃除動作音。
では、仕様の範囲で、とくに問題はありません。あまりに音が大きくなったなど気になるなら、設置位置の傾き調整や、室外機用の足との間に防振ゴムを設置、内部のゴミカビ掃除などを行うことで解決することもあります。
このケースでは、運転中に、外側カバー外から本体を抑えることで、異音が小さくなったりなくなったりします。
設置位置の傾き調整や、室外機用の足との間に防振ゴムを設置。設置位置にコンクリートパネルや鉄板などを設置しての平面だしを行っても解決することがあります。
ベランダなどでかつ風が非常に強いところに設置した室外機で、まれに発生する現象。
台風など強い風が吹き込むときに、ファンが逆転しては、途中に当たったり、ファン自体が振動してカタカタ、ガタガタといった異音を発することがあります。
この場合とくに対応方法はないため、台風や強い風対応として、この間はエアコンを使用せず、本体をブルーシートなどで覆い、縄をかけるといった、一般的な台風や大風対応の退避策を行うのがよいでしょう。
最近の新しい機種では減りましたが、強い風によるファン逆転や振動で、室外機が壊れやすい製品などもあります。
機種によってはまれに、室外機に、水受けダストパンなどがついているものもあります。
こういったものが掃除後、正しい位置にはまっていないときにも、カタカタ、ガタガタといった異音を出すことがあります。
正しい位置にしっかり設置することと、設置してもすぐにずれるようなら、薄いゴム板や、割りばしの先を薄く削ったものなどを水受けやダストパンなどに挟めて固定することで、異音が出なくなるケースもあります。
室外機のため、風やその他の事情で、ファンに巻き込まれないように固定しておくのが必須です。
室外機ファンに虫や草などが絡まっているケースでは、室外機回りのお掃除はまず必須。
内部に入り込んでどうしても落ちない場合には、専門業者による点検やクリーニングがおすすめです。
エアコンの室外機からキーンという異音がするときには、先ほどのキュルキュル異音と同じで・・・
などが考えられます。
他に商業用施設などにある大型機材では、熱交換などにともなって、現在の冷媒タイプのものよりも旧式の冷蔵庫から出る音が大きくなったようなキーンという異音を、ファン音とともに出すものもあります。一口にキーンといっても、原因や故障個所によって音の質がかなり違い、その機材によっても異なります。
キーンという異音が高い音であれば、振動などが原因のこともありますが、大きな音でやや低めの音などの時には、壊れる一歩手前といったケースなどもあります。
先ほどご紹介した「コンデンサーの裏側のアルミフィンに砂や塩など汚れがたまっている」と原因は同じですが、キーンという音が低く大きな音であれば、汚れがかなりがっちりと内部に入り込んでいるときや、コンデンサーなどの動作に影響を及ぼしているケースなども考えられます。
室外機のアルミフィンに砂や塩などの汚れがたまっているときと同じで、汚れは水をかけて落とすことができますが、あまり強すぎる水流は、中の部品を壊してしまったり、意外な場所への水の侵入を起こしてしまったりでとても面倒。こちらも上からたわしなどでがりがりこすると、汚れがメッシュの間に詰まってしまい、通風などが悪くなることもあります。
エアコンの運転をとめてから十分に時間をおき、鉄板でおおわれている左右どちらかの部分などに水が入らないよう、そして強い水流にならないように気を付けながら、水を流しかけて、こうした汚れを洗い流して、まだ異音が続くかどうか観察しましょう。
ここまで行ってもまだキーンという音が改善しないなら、メーカーサポートに相談です。
この内部パーツに傷がついている場合は、自分では判断がつかないもの。
どんなときにこの音が聞こえるか、どのくらいの頻度や駆動時間でこの音が聞こえるか、キーンという音の表現であっているかなどを、各メーカーサイトなどで確認してから、メーカーサポートに相談です。
後でまとめてご紹介している各メーカーサイトの中には、動画などを用意しており、たとえば擬音で表現される「キーン」といった異音は実際には室外機からどのくらいの音で出ているのかなどを確認できるところもあります。
傷がついているパーツの交換部位などによっては、20000円~エアコン丸ごと一台を買うよりも高額になるケースもあり、なかなかの出費となります。
室外機からガラガラという異音がする場合はかなり大きな異音。小さな異音ではカラカラといった音ですが、ひとにより感じ方が違います。
小さな音では、エアコン室外機本体の設置場所からの浮きで、異音が発生しているケースがあります。
等のことが一般的です。
ガラガラと異音がする場合も、自分で対応可能なケースもあります。
この場合、本体と室外機の間でドレンホースが当たることが異音の原因。
ドレンホースの固定金具を増やしたり、ビニールテープで管類をまとめたりといった方法で、振動を抑えるだけでよいでしょう。
ドレンホースは頻繁にお掃除するもので、排水を行うためのものでもあるため、下向きで途中にたるみが出ないように固定します。
これは外から見てわかるケースもあれば、わからないケースもあります。
室外機から大きなガラガラという異音がするケースでは、はねが壊れかけたりしてそれが振動、あるいは挟まって異音を立てていることがあります。
この場合、基本的には運転を止めてすぐにメーカーや専門業者に相談してみましょう。
室外機ファンに虫や草などが絡まっているケースでは、室外機回りのお掃除が必須。
ファンの内部に入り込んでいる場合には、高額部品を傷つけることや電気がたまっていることによるリスクもあるため、専門業者による点検やクリーニングがおすすめです。
エアコンの室外機から異音がして壊れたとき、修理を依頼しないほうが良いケースもあります。
エアコンの中でも、まずは購入してから保証期間内のもの。
通常エアコンでは、本体については購入日から1年間。冷媒回路と呼ばれる冷却器、コンプレッサー、本体付属配管など、繊細で修理費用が高額になるものでは購入日から 5年間の保証期間が設定されています。
ですが正直、使用劣化による故障は、これよりも後に起こることが多いのですよね・・・。
そして高額機種で購入から10年以内のもの、修理パーツがメーカーの保有期間にかかっているものの両方の条件を満たすものについては、点検や修理見積を検討したほうがよいでしょう。
また、異音が出る室外機だけに問題があるケースでは、エアコン室内機本体はそのままにして室外機だけを修理や交換することで、通常通り使い続けることができるケースもあります。
上記の異音の原因や対処法に従って、順に原因をしらべていくとよいでしょう。
たとえばエアコンの室外機からひどい異音がして全く冷えなくなったとき、その原因が室外機のゴミやカビといったケースもあります。
この場合は修理を依頼するよりも、ドレンホース(排水ホース)や室外機の裏側のフィルタの清掃を依頼したほうが良いかもしれません。
泡で洗浄できる洗剤なども販売されていますが、本体を間違って触ってしまい、冷媒ガスなどが漏れたときのことも考え、クリーニング専門業者に依頼するのも良いでしょう。
狭いエリアでサービスを提供している業者の中には、室内室外機のクリーニングで5000円というところなども存在します。
また購入設置から10年以上経過しているエアコンの場合には、現在の新しいエアコンに買い替えたほうがお得なこともあります。修理に際しては、他にもメーカー側の部品の保有期間を過ぎており、修理ができないこともあります。
特別高級な機種でこだわりがあるというのでなければ、修理を依頼せず買い替えを検討したほうが、除菌や自動クリーニング、省エネなどあらゆる面でお得でしょう。
また、エアコン修理費用の見積もり自体は有償というケースもありますが、この金額が、新しいエアコンを購入して取り付けたときと比較して・・・
とを加えて比較して、新しい製品のほうが下回るなら、修理は依頼しないほうがよいでしょう。
エアコンはとくにランニングコストがかかるもの。冷媒ガスや性能、節電なども含めて計算すると、交換したほうがお得なことも多いのです。
エアコン室外機から異音がして壊れたとき、修理の見積もりや点検を依頼したところ、「エアコンの室内機と室外機の本体自体を交換したほうが安い上に機能も良い」などと進められることがあります。
ですがオンシーズン、フル稼働しなければならない時期の不意の出費はなかなか大変なものです。
修理をせず、処分することにしたエアコンはどんなふうにすればお得なのでしょうか?
新しいエアコンを量販店で取り付けてもらうとき、異音で故障したエアコン室外機もあわせて引き取ってもらう方法があります。
通常は、エアコン室外機だけを単体で引き取ってもらうよりもお得な料金が設定されており、室内機室外機で取り外しで2500円前後~5000円前後。
そして回収はメーカーやその機材の仕組みなどにより、エアコンリサイクル料金と運搬費が設定されており、2500~11000円前後です。
このほかに、屋根や特殊な壁、2台置きなど特殊な取り付け方法などでは、割増の料金が設定されています。
他に、異音のある室外機の電源が入らず、冷媒ガスがポンプダウンできないケースでは、ガス回収料金やガス破壊料金がかかります。
これらの料金も本体の状況によっても異なり、通常のリサイクル料金などよりもお高くなるケースもあります。
異音のあるエアコンを今後使う予定がないならできるだけ費用負担のないところに処分を依頼したいもの。
町の量販店や、テレビ通販大手などでは、新しいエアコンを購入した人に、エアコンの取り外しと下取りを含めてのサービスを行っているところもあります。
この場合、新しい本体と取り付け価格から、エアコン取付日に古い異音のあったエアコンを取り外して引き取ってもらったうえで、支払総額から値引きまで受けられるのですから非常にお得です。
通常10000円~といった値引額が設定されています。
エアコンの場合、無料回収業者や買取回収業者があります。
取り外しからエアコン室内機本体とエアコン室外機回収まで行ってくれ、全国どこでも対応してくれるところもあるため、非常に便利。
申し込んでから時間がかかるケースもありますが、費用負担は全く発生しないので、新しいエアコンを設置するときに取り外しやリサイクルが発生するときには、「異音のあった故障エアコン取り外し引き取り」と「新しいエアコンの設置」を別々のところにお願いしたほうがお得になります。
ただし、エアコンの型番や製造年代、メーカーなどによって引き取り可能かどうか、お値段が付くかといったあたりには違いがあります。
エアコンの異音は、普段多くの人が意識しないこともあり、エアコン室内機から、エアコン室外機から、ホースからといった「どこの部分に由来する音か」がわかりにくいものです。
さらには、各社でエアコンに搭載しているさまざまな自動機能や自動運転モードなどによって、とくに問題がないながら、たまにかなり特徴的な音を出すものもあります。
シンプルなエアコンを使ってきた人たちにとっては、これは「異音」として認識されるもの。
各メーカーで、特徴的な音などについては、個別にメーカーのWEBサイトを確認しておきましょう。
メーカーによっては、動画などで、実際の異音を確認することもできます。
Panasonic|エアコン 室外機からの音 (動画説明あり)
機種などによってもかなり異なります。
今回もさまざまな異音を紹介しましたが、こちらにご紹介しきれなかった「プシュ」「ブシュ」「ブシュー」「カッカッカッ」「シュルシュル」「シャー」「サー」「ボコボコ」といった異音もあります。これらのほとんどは、各メーカーの機能による正常な運転音ですが、たまにこれらがトラブルを起こしているときの異音もあります。
エアコンの場合、室外機から出る音が室内機由来ということもあり、こちらをあわせて調べる必要があるケースもあります。
設置時のトラブルは保証期間に直したいもの。
異音で気づくことも多い初期不良や設置ミスを含めて心配なら、購入前などにしっかり各メーカーサイトをチェックして、さまざまな異音の状態を、エアコン室外機、室内機ともに確認しておくのも良いでしょう。
現代のエアコンは室外機室内機ともに、単体でかなり完成度が高いものが多くなっています。とくにもともと室外機は外で使用されることもあり、異音が感じられるからといって、即故障修理というわけではありません。
室外機まわりのお掃除やクリーニングだけで異音が解消され、エアコンの効きが向上するケースなどもあり、異音があったからといって慌てず、落ち着いて順に確認や作業を行っていくのがおすすめです。