髪を乾かすには必須のドライヤーですが、使用していると変な音がしてきたり、
さらには独特の焦げた臭いを経験した方もいるのではないでしょうか?
前兆があるわけでもなく、突然異変を感じることもしばしば。
日常生活では離せないアイテムですが、異変に気付く前に早めに察知して、
新しいものに更新したいですよね。
寿命は使用頻度によって様々なので、個々の使い方で差があるのは当然のこと。
ここではあらゆる角度からドライヤーについてお伝えします。
そもそもドライヤーの寿命はご存知ですか?
毎日約5分くらい使用するとして、大体3~4年が寿命であるということがわかっています。
もちろん使用頻度により異なり、髪の長さや毎日使用する・しないで大きく差が
出てくることはありますが、ほぼ上記の年数と考えておいた方が無難でしょう。
※ちなみに筆者本人である私の場合ですが、ロングヘア―で毎日10分以上乾かしていましたが、(日によっては1日2回の時もあり)2年で使用できなくなりました。
異様な音が出たり、焦げ臭い臭いをドライヤーから感じて即買い替えましたが、こういったロングヘア―や使用する頻度が多いとどうしても、一般的に言われる寿命よりも短くなりますね。
反対に髪が短かったり、使用時間が短かったりすると、平均的な寿命よりも長く使えることもあるかもしれません。
使用を続けていくと何事もなかったのに突然、臭いに気付きます。
中に埃が入り、絡まって臭いを発している可能性もありますが、こういったことは使い始めて2年以内であればそのような現象は滅多にみられないと覚えていて良いでしょう。
2年目以降ドライヤーの使用頻度が多い方等は、ドライヤーの中で配線がショートしている可能性が高く、そのために焦げ臭い臭いを発している可能性が多いにあります。
※使用して3~4年目で焦げ臭い臭いを感じたら、一度ドライヤーを休ませて数分後に再度ドライヤーを使用してみてください。
まだ焦げ臭い臭いが取れていなければ買い替えの必要があります。
段々と使用頻度も多くなってくると、本体自体がかなり熱くなってくるのを感じられるでしょう。
一般的に普段使用しているドライヤーでは、使用時、使用後多少熱くはなっていますが、故障しかけの場合、熱さが普段と違うことで異変を感じ取れると思います。
熱がこもった状態になりもしくは、持っている取っ手の部分が熱をもち、手で持つことができなくなるくらいの熱さになることもあります。
※危険なので異様な熱さを感じたら使用は中止しましょう。
おそらく持つこともできないような熱さなら使用は困難なはず。
異音がするということは、ドライヤーのおおもとである部分が異常を示しているということです。
近い内かすぐにでも寿命を迎える可能性は高く、サインだと思って使用を中止した方が良さそうです。
一時的に異音を出して、しばらく休ませると使えることもあるかと思いますが、おそらくすぐに使用できなくなると思われます。
焦げ臭いということは、モーター部分が異変を生じているということ。
モーター部分は長く使用することで、壊れていきます。そのモーター自体が劣化を生じたため、大元である部分が正しく作動しなくなると捉えて良いでしょう。
他に考えられるとすれば、埃がモーターの中に入り燃えてその臭いが生じている場合もあります。
いずれにしても焦げ臭いということは【危険のサイン】ということと捉えて、使用はやめておきましょう。
焦げ臭い臭いがしているのに、継続して使用すると発火の原因にもなります。
また、発火し自身の髪の毛も燃えてしまうと事故になりかねません。
定期的にメンテナンスをするとすれば、月1くらいでお手入れをしたいもの。
分解するのには時間がかかるし、手間だと思う方ならせめてブラシ等で埃を取り除く作業をしたいものです。
吸い込み口、吹き出し口にたまった埃は、綿棒やブラシといったもので少し先端を湿らせ掃除をすることで埃を取り除き寿命を延ばすことができます。
意外と意識できないのが湿気のない場所での保管です。
使用するとすれば、比較的多いのが洗面台やシンク付近あたりでしょうか。
周りに水が触れやすい環境なら、気を付けた方が良いかもしれません。
ドライヤーも機械ですので、他の家電製品と同じように考えてもらうと、水が周りにある環境だと壊れやすいことも考えられますね。
夏場の雨季等も湿度のことを考えみると、ドライヤーの置き場所を考慮し寿命を延ばす方法を考えるのが良いのかもしれません。
誰もが経験するといっても過言ではないのでしょうか。
きっと当たり前のように本体にグルグル巻きつけたり、折り曲げたりと保管されている方が多いように思うのですが、これが危険な行為なのです。
本体にコードを巻きつけることにより、コードの根元部分に大きく負担がかかり、断線の恐れが出てくるということです。
肉眼的に切れていないから大丈夫だといった個人の判断も、危険です。
普段からグルグル巻きつけていくことによって、根元部分や他の導線部分に負担をかけているので、気が付いたら根元部分が熱くなっていた、発火寸前だったということが無きにしもあらず。
コンパクトにまとめたいがためにやってしまいそうな行為ですが、寿命をのばすためにも気を付けた方がよさそうですね。
ドライヤーも電化製品ですから、いくら掃除を定期的にメンテナンスをしていても寿命に関わらず、朽ちていくのは他の電化製品も同じことが言えますよね。
一般的に言われる寿命が4~5年とするなら、3~4年使えれば良い方なのかもしれません。
今までに述べた、温風が熱いということで異変を生じたり、焦げ臭い臭いがする、異常な音がする、ドライヤーのプラグやコードが異常に熱いということを感じたなら早くに買い替えるべきだということも頭に入れておいた方が良いですね。
使えるから大丈夫といった油断は事故につながることからおすすめできません。
やはり一番わかりやすい症状として、ドライヤーの焦げ臭いを感じたら、それはもう寿命と言ってもおかしくないようです。
モーターがおかしくなっている、劣化しているものとしてドライヤー自身が寿命であることを象徴しているように思います。
第一に焦げ臭いままの状態のドライヤーを使うのは恐いし、危険です。
発火や事故を避けるためにも、気をつけて使用しながら日々のメンテナンスをし、異変に気付くことも大事かもしれませんね。
他にも気になる家電製品の寿命について解説している記事がいくつもあるので、気になった方はぜひ読んで見てください。
更新日時 | 更新内容 |
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2018/08/03 | 関連記事の更新 |