電子レンジに付属されているお皿というと、中々割れるというイメージがありませんよね。
しかし、経年劣化による破損はもちろん、お皿を落としてしまうだけでも割れることはあるのです。
そこで今回の記事では電子レンジに付属しているお皿(ターンテーブル)について紹介すると共に、割れたときの代用品等々を紹介していきます。
今現在電子レンジのお皿が割れたことで困っているという方はもちろん、いつ電子レンジのお皿が割れるという事態に遭遇するともわからないため、気になるという方もぜひ読んでみてください。
それではまず電子レンジにお皿(ターンテーブル)がついている理由について紹介していきます。
電子レンジにお皿がついている理由は「食品を均等に温めるため」です。
電子レンジと言うと、マイクロ波により温めているということは有名ですよね。
マイクロ波という電磁波を食品に当てることで、食品内の水分子を振動させ、その分子同士の摩擦により食品を温める、というのが電子レンジの仕組みになります。
そしてお皿が回るタイプの電子レンジはマイクロ波を横から放出します。
このことによりお皿が無いと、食品は横からのマイクロ波により一部だけが温められることになり、均等に温めることはできません。
よって食品を均等に温めるためにはお皿が必要となるのです。
これが電子レンジにお皿がついている理由になります。
電子レンジはお皿が無くても使用可能です。
ただし、一つ注意点があるのですが、電子レンジのメーカーが使用方法として推奨していない、記載していないのであれば、もしお皿が無い状態で使用し、故障した場合はメーカー保証期間内だとしても保証を受けられるかどうかはわかりません。
よって基本的には電子レンジはお皿が無くても使用可能ですが、万一のことも考えて取り扱い説明書などにそういった使い方も可能だ、と記載されているときのみ行いましょう。
また前のセクションで開設した「均等に温めること」ができなくなってしまうので、使用できるとはいえ均等に温められないことに注意しましょう。
それでは次に電子レンジのお皿が割れたときの対処法について紹介していきます。
電子レンジのお皿が割れたときの対処法その1は「メーカーの正規品を買いなおす」ということです。
こちらの方法であれば再度電子レンジを安全に使用できる、というのが魅力でありメリットですよね。
しかし、メーカーによってはすでに取扱いをやめていたりする可能性があるため、もしかすると手に入らない可能性があるという点には注意が必要となります。
また、通販という形になるでしょうから電子レンジを今までのように利用できるまで何日間か時間が空いてしまう、というのもデメリットでしょう。
電子レンジのお皿が割れたときの対処法その1である「メーカーの正規品を買いなおす」には以上のようなメリットデメリットが存在します。
電子レンジのお皿が割れたときの対処法その2は「お皿を修理する」です。
盲点だったかもしれませんが電子レンジのお皿は割れたとしても修理することが可能なのです。
そしてこの方法のメリットは何と言っても再度電子レンジが使用できるまでそこまで時間がかからないということです。
上記で紹介したようにメーカーから再度電子レンジのお皿を取り寄せるというのは再度電子レンジを今まで同様に使用するのに何日間かかかってしまいます。
しかし接着剤などで修理を行うという方法であれば、当然そこまでの時間はかかりません。
よって電子レンジが今まで同様に使用できるまでそこまで時間がかからないということがメリットとなるのです。
ただ、接着剤特有の匂いが電子レンジにつく可能性がある、ということはデメリットとなるでしょう。
せっかくおいしい料理を温めたとしても、接着剤の匂いがするのは嫌ですよね。
ということでデメリットは電子レンジに嫌な匂いがつく可能性がある、になります。
ちなみにですが電子レンジのお皿を修理するという対処法を選ぶ際は接着剤の種類にお気を付けください。
というのも接着剤の種類によっては耐熱温度が低い場合もあるため、電子レンジの温度に耐えられない可能性があるからです。
お皿を修理する際は選ぶ接着剤の種類に注意する、ということを覚えておきましょう
電子レンジのお皿は他のものにも代用可能です。
と、言うことで、どのようなお皿が電子レンジで使用可能なお皿なのか、というと電子レンジのお皿と同じようなサイズかつ素材が陶器で耐熱性のある平らなお皿です。
そういったお皿であれば電子レンジのお皿として代用することができます。
それでは参考までにどういったお皿であれば電信レンジのお皿として代用することができるのか、紹介していきます。
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電子レンジのお皿の代用として使用可能なお皿と言うと、例えばこういったお皿です。
まる皿かつ素材は陶器、電子レンジでも使用可能ということなので、条件には一致していますね。
勘違いしてほしくないのが電子レンジのお皿の代用品として使用するにはこのお皿でなければならない、というわけではないことです。
こちらのお皿は15㎝ということもあり、電子レンジのサイズによっては小さい、ということもあるでしょう。
そんな際はこちらのお皿であっても電子レンジのお皿として代用するには不向きなのでご注意ください。
必ず、使用していた電子レンジのお皿と同等程度のサイズかつ、素材が陶器、耐熱性のある平らなお皿を選ぶようにしましょう。
ちなみにそういったお皿は100均にも売っているため、そちらで購入した方が安上がりとなります。
節約のためにも覚えておいてください。
それでは最後に電子レンジのお皿を代用品でまかなう際の注意点について紹介していきます。
電子レンジのお皿を代用品でまかなう際の注意点は「電子レンジのオート機能は使用しない」ということです。
これは電子レンジのオート機能では付属のお皿に乗せたものの重さにより温め時間を決めるからです。
そのため、電子レンジは付属のお皿の重さを記録し、それぞれの食品の重量に合わせて適切に時間を設定しているのですが、お皿が付属品ではなくなると時間設定がおかしくなってしまうのです。
結果として食品を過加熱してしまったり、温めたのにも関わらず冷たいままである、ということも起こり得るため、電子レンジのお皿を代用品でまかなう際は電子レンジのオート機能は使用してはいけないのです。
これは電子レンジのお皿に代用品を使用するにあたり非常に重要な点であるため、ぜひ覚えておいてください。
今回の記事では電子レンジのお皿をテーマに、割れた際には代用品でまかなえるのか、等々を紹介してきました。
電子レンジのお皿は落としてしまうなど、ちょっとしたことで割れることがあります。
そんなときは慌ててしまうでしょうが、実は電子レンジのお皿は100均で売っているようなお皿でも代用可能ですし、接着剤での修理も可能です。
この記事内でお伝えしたことが役に立つようであれば幸いです。