炊飯器は家の中で欠かせない家電のひとつと言っても過言ではありません。いまは外来文化から入ってきた洋食生活が増えたとは言え、「お米」はやはりわたしたちのメインの食事だと思います。
おいしいご飯を炊く重要な役割を果たす炊飯器も、近年機能がどんどん増えてきて、一旦良い炊飯器を購入したらなるべく長く使い続けていきたいと思うことでしょう。
しかし、炊飯器も家電製品で、いつかは寿命を迎えるときがやってきます。
「そのときの症状をどうやって判断する?」か「炊飯器の平均寿命は一体何年?」、「買い替えタイミングはいつ?」と思ってる人のために、この記事を書いていきたいと思うので是非参考にしてみてください。
実は炊飯器の寿命は使い方次第で、長くも短くもなるのですが、目安の平均寿命は6年から10年です。
炊飯器を毎日使うご家庭であったり、数日に一度ご飯を炊いてあまったご飯を冷凍に入れて保存するご家庭もあったり、炊飯器は家庭によって使う頻度がそもそも違います。
寿命よりも、求める美味しさや予算に合わせて買い替え時期の判断するの方もいると思います。
ですが、内釜の状態が悪くなったり、温度センサーの誤動作などの問題は平均買って6年経ってからだんだん劣化が目立つようになるので、 平均寿命として6年から10年と認識して買い替えや購入を判断してみてください。
一番炊飯器の寿命の症状に気づくのは、炊き上がったご飯からの変な臭いがする時です。
炊き上がったご飯から明らかにいつもと違う臭いがして、微妙な酸っぱい臭いも混ざったり。これは寿命の症状を疑ったほうがいいと思います。
いつもと同じ洗米し、いつもと同じ水加減で、いつもと同じコースで、炊き上がったごはんからおかしい臭いがしたら、それは内釜が壊れたからかもしれません。一度メーカーに問い合わせたほうがいいと思います。
今まで通り炊飯スイッチを押し、炊き上がりの音が流れてきて、蓋を開けて、毎日と同じ美味しいご飯が食べられると思ったとき……、炊飯完了したはずなお米はまだ生のまま。こういう状況は忙しい時間帯にとって、本当に大変なことです。
炊き方がおかしくなったり、炊けなくなったり。これは炊飯器の寿命に達しているサインです。
毎日と同じ炊飯コースにしているのに、炊き上がったご飯が硬くなったり、バラバラになったり。これはもう炊飯器の正常機能が回っていませんから、買い替えを検討したほうが勧めです。
内部の温度を感知するセンサーが壊れている可能性がある場合、炊き上がったご飯が真っ黒に焦げてしまいます。
温度センサーが故障してしまうと温度の管理がうまくいかなくなって、ご飯が炊けなくなるかご飯が焦げたりする問題が起こります。それも買い替えサインと判断したほうがいいと思います。
お米を炊いているときに炊飯器から異常な音が出た場合。たとえば、破裂するような音や、大きく沸騰するようなピーという音など、こういう場合は買い替えのサインのひとつかもしれません。
以前は異音がしなく、現在音がするようになったら、パッキンが磨耗している可能性があります。一度点検のご依頼やサービスセンターへ商品のお持込をしたほうがいいと思います。
リサイクルショップに持ち込んでみましょう。
まず電話でお問い合わせして、炊飯器は小型家電ですので、自分で持って行きましょう。ショップ内では、経験豊富なスタッフによる査定を行ってから、査定額が提示されます。その場で買取してもらうことができます。
しかし、かなり古い炊飯器や傷が多くついていた場合、0円になるかもしれません。
どうしても納得がいかない場合はやめたたほうが良いです。別にそれでかまわないのなら、リサイクルショップで手放すのも悪くないと思います。
一番簡単な処分方法はゴミとして捨てることです。但し、注意点があります。自分が住んでいる地域の、炊飯器のような小型家電ゴミを捨てる方法です。
地域や多くの自治体によって、それぞれの小型家電ゴミに対しての処分方法は違うと思います。正しい方法で出さないと、地域の方に迷惑がかかってしまいますので、事前にきちんと市役所や自治体のホームページで確認しておきましょう。
一番スムーズに処分できる方法は不用品回収業者に依頼することです。電話一通で回収業者の人はすぐ家まで来ます。
処分の費用としてお金はかかってしまいますが、不良の炊飯器は業者の人に渡すだけで、手っ取り早く、楽です。
ですが、悪質な不用品回収業者も存在しています。きちんとインターネットを利用し、業者側は正しい方法でリサイクルしているか、料金ははっきり明示しているか。それと、利用者による業者の評価を。以上のポイントをチェックした後、この業者を信用できるかどうがを判断しましょう。
9割以上のご家庭は炊飯器をキッチンやダイニングのところに置いています。かなり油と水が飛んでいるところで、炊飯器の外装もきっと油だらけでしょう。
毎日料理をしていると、炊飯器の外装も気をつかないうちに、油や水がついてしまって、普段から拭く習慣がないと、たまった油と水が炊飯器の下に流れて、下の放熱用の穴が塞がれてしまいます。
これは、よくある故障を誘発する原因のひとつですから、しっかり外装や底の放熱穴をいつもきれいにしましょう。
メインの洗浄は内釜と内ブタの二部分です。内釜は基本的に油などで汚れにくいので、毎回ご飯や料理が出来上がった後、水で洗浄をすれば、きれいに保つことができます。
ご飯粒のつぶれて固まったものが取れているかどうか、煮ものの汁の固まったものが取れているかどうか。しっかり流し、水も拭いておけば問題ないと思います。
内ブタと中の円形のパッキンも外して洗うことができます。外し方はメーカーと機種によって違うと思いますが、難しくはないです。説明書にももちろん載っています。丁寧に洗って、炊飯器の寿命を長持ちさせましょう。
基本的に内釜は洗い桶の代わりに使わないでください。内釜は簡単に傷まみれになってしまいます。
最新型のダイヤモンドコーティングでも、丈夫な硬い素材とはいえ、それは沸騰した気泡を細かくする為のコーティングです。
しゃもじと食器を内釜にいれて、さらに内釜で食器を洗うことで、スポンジも内釜に傷をつけます。特にフォークやナイロンスポンジなどは良くなく、炊飯器を長持ちさせるためには、内釜を慎重に扱いましょう。
炊飯器も家電用品です。平均の寿命を迎えるときはきっと来ますが、大事なのは普段の扱い方だと思います。症状を気遣ったり、サインを気遣ったり、対策を考えます。
処分すべき時が来たら、自分にとって一番捨てやすい方法を判断し、気持ちよく処分するとよいですね。
他にも気になる家電製品の寿命について解説している記事がいくつもあるので、気になった方はぜひ読んで見てください。
更新日時 | 更新内容 |
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2018/08/03 | 関連記事の更新 |