数年前健康ブームで野菜と果物をブレンドしたスムージーがはやりました。それから数年後、スムージーは商品化されお店やスーパーでも見かけるようになりました。家庭でミキサーでスムージーができますが、フードプロセッサーでもスムージーが作れるというのです。どんなものか気になりませんか。
この記事ではフードプロセッサーとスムージについて徹底解説していきたいと思います。
フードプロセッサーは肉や野菜、お菓子作りに材料を混ぜる時に使うイメージが強いので、野菜と果物を混ぜたスムージーの材料で「本当に混ざるの?本当にうまくできるの?」という感覚があるかもしれません。
一般的にスムージーといえばミキサーで攪拌させるイメージが強いからだと思います。ミキサーはなくてフードプロセッサーだけで作りたいと思われる方には必見です。
現在販売されている機種によってはフードプロセッサーでスムージーを作ることはできます。
フードプロセッサーもしくはミキサーでスムージーを作った時の違いを比べてお伝えします。
フードプロセッサーの特徴は真ん中に材料を切り砕くための鋭い「刃」があります。刃にも2種類あります。一つ目は野菜、肉や魚を細かくみじん切りにするための「カッター」機能です。二つ目は大根おろし、ドレッシング、ジャムなど材料を液体に近いものに仕上げる「おろし刃」です。
フードプロセッサーは食材を全体に満遍なく混ぜることができ、切り刻んだ固形物を荒めに混ぜ合わせ「料理の下ごしらえ」をすることが得意です。
ミキサーの場合は真ん中に4つの刃がつき高速で回転することが特徴です。固形物を細かく裁断することができ繊維が残った状態になります。その繊維が重要な栄養素にもなる「酵素」が沢山含んでいます。
ミキサーは下の方で高速回転できますが固い食材を入れた時に側面につきやすいのでその場合は水や牛乳などをいれることで回りやすくなります。
但し今は真ん中の穴をなくし、上蓋にパッキンがつき液漏れがしにくくさせた「液体調理もできるフードプロセッサー」が普及しています。
バナナ1/2個
キウィ1個
小松菜1/8束
水50~100cc
①キウィ・バナナ・小松菜を混ぜやすいよう切る
②キウィ・バナナ・小松菜・水の順にフードプロセッサーに入れ混ぜる
リンゴ:1/2個
バナナ:1/2個
ヨーグルト:大さじ6杯
はちみつ:お好みで
①リンゴ・バナナを混ぜやすいよう切る
②リンゴ・バナナ・ヨーグルトの順にフードプロセッサーに入れ混ぜる
黄桃(缶詰)1/2個
パイナップル(カット)8個
ヨーグルト:大さじ6杯
①黄桃・パイナップルを混ぜやすいよう切る
②黄桃・パイナップル・ヨーグルトの順にフードプロセッサーに入れ混ぜる
フードプロセッサーの種類は小さいものから大きいものまで様々なニーズにあわせたものがあります。何から選べばいいか迷ってしまう時にまず「スムージー」が作りたいという目的にそったポイントをお伝えします。
以前のフードプロセッサーは「液体調理」は出来ずミキサーで作ることができました。
液体調理もフードプロセッサーで作りたいというお客様のニーズに応え、各メーカーからはジュースやスープ調理ができる商品が販売されています。
フードプロセッサーはミキサーに比べ高速回転、消費電力が低く高くても250w位です。
優しく混ぜる事から固いものまでつぶす能力はミキサーほど電力は必要がありません。ただ最近では固形物から液体状にするに機能もつき消費電力も高くなりました。
スムージーでニンジンなどの固形物を使う方にはつぶれやすくなるので消費電力が高めの商品を選ぶのもポイントです。
主にフードプロセッサーの容器はガラスがメインですが、傷がつきにくく洗いやすいという長所はありますが容器が重いという短所があります。
メーカー別によっては軽量なステンレス製、食洗器使用できる耐熱性プラスチック製なども千差万別です。
高機能ばかりを求めると値段は高くなり重量や大きさをとることになります。シンプルで特に機能を求めない場合は低価格で購入できかつ商品自体も小さく置くスペースにも特に困ることはありません。
大きいと何でもできるがかえって使い勝手が悪くなることもあり、小さいと調理時でも使いやすいが調理の役目が減ってしまうことがあります。
フードプロセッサーも高価な買い物です。普段使いができることを前提に予算計画を立て目的に沿った商品選びが必要です。
料理の鉄人でおなじみの道場六三郎氏が監修したと話題のフードプロセッサーです。アマゾンの口コミが4以上と好評価で有名となりました。
ブレード刃は「きざむ」「する」「まぜる」「くだく」「あわだてる」「こねる」グレーター刃で「おろす」1台で7つの役目ができ、今までフードプロセッサーでできなかった氷、ハードチーズ、コーヒー豆などの固い食材、納豆などのネバりのある食材、少しの量でも液体状のものが作れます。
混ぜ方もゆっくり混ぜる低速800回転から固めの材料を砕き混ぜる高速3000回転まで調整できます。
手入れも楽でステンレス製で汚れもしっかりとれて手入れも楽です。多種多様、多機能なこの1品はデイリーにガンガン使う方にはお薦めです。
テスコムのフードプロセッサーは比較的値段が安く購入しやすいです。
サイズは高さ219×幅184×奥行159mm。重量は約1.7kg。場所のスペースを取らず少量の調理にはパッとつかいやすい商品です。
ハンバーグなどの材料を混ぜる以外に手軽にスープや離乳食をすぐに作りたい方にはおすすめです。ガラス製のボトルなので臭いがキズがつきににくく、油汚れも落としやすくお手入れもしやすいです。アマゾンレビューも多いので購入の際の参考にもできます。
アマゾンでは好評価で値段も単品では6480円からとお買い求めやすいコストパフォーマンスが高い商品です。サイズはサイズ:幅116×奥行116×高さ233mmで重量は約1.04kgです。
「刻む・混ぜる・練る・潰す・砕く」など全ての作業をアタッチメント一つで行いわざわざ付け替える必要がありません。
一人暮らしの方や時短調理でパパッと済ませたい方にはおすすめです。色も5種類からお好みのカラーを選べます。カップは割れにくいトライタン樹脂を使い、本体以外は丸洗いが簡単にできます。
アマゾンでも高評価です。4つの料理コース「みじん・ミンチ」「おろし・スープ」「パンこね」「ホイップ」ボタンがついています。
スープやジュースなどの液体調理も可能です。サイズは高さ270 x幅 278 x奥行 242 mmで重量は約3.3kgです。
フードプロセッサー初心者向け、フードプロセッサーは特定の調理時にしか使用しない方にはおすすめです。
ステンレス製ボールは軽くて材料のこびりや汚れがつきにくくお手入れしやすい、大容量サイズで材料650g入る大きさですので多めに調理するには重宝します。
ディファールのフードプロセッサーは「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「スライス」「せん切り」「泡立てる」「おろす」の7つの役目を果たし調理時間も時短できます。
カッター、おろしディスク、スライス・千切りディスク、泡立てディスクの4つがついています。サイズは幅270×奥行150×高さ255mmで重量は1.65kgです。
お子様が使っても安心、クッキングボールとカバーが正しくセットできるまでスイッチが入らない2段階の操作で誤操作防止対策も万全です。350wのハイパワーで混ざりにくい材料も混ぜやすくできます。
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スムージーは野菜や果物をカットしてミキサーやフードプロセッサーに混ぜる時短レシピ&健康にもいいレシピです。
スムージーをつくる機会が増えそう、夜ごはんに作る料理でも使いたい、これからフードプロセッサーも買おうかと思われる方にはスープやスムージーが作れる「フードプロセッサー」の購入をお勧めできます。
フードプロセッサーは多機能な分故障しやすい電化製品であることを理解してほしいです。
使いこなすには自分にあった機種・機能であること、説明書をよんできちんと理解し管理できることなど基本的なことが大切になります。
スムージーやスープなどの液体材料を作るにはミキサーでも十分活躍できます。高機能だけを求めるのでなく「目的」を把握してフードプロセッサーやミキサーをお選び下さい。
また、下記の記事では、離乳食を作れるフードプロセッサーを紹介しております。合わせてご覧ください。
記事:『離乳食を作れるおすすめフードプロセッサー3選!メリット・デメリットも紹介!
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