こんにちは!satosyuuと申します。実売価格3000円代でコストパフォーマンスに優れたカナル型イヤホンとして人気のZERO AUDIO(カルボバッソ)【ZH-DX210-CB】を全力レビューしたいと思います。↑商品パッケージはこんな感じです。イヤーピースはS/M/Lの三種類。黒いポーチ(キャリングバッグ)はいるのでしょうか?。無理に押し込むとかって断線の危険があると思い私は全く使用したことがありません。メーカーは協和ハーモネットという国内の会社ですが、製造は中国でされているようです。
↑イヤホン本体部です。円筒形でボディーがカーボンとアルミなので軽いです。長時間はめていてもあまり違和感は感じません。装着感は私的には至って普通です。ボディーがカーボンとアルミの削り出しの複合ボディーらしく軽いです。このボディー共鳴振動を抑えることが出来るとのこと。3000円代の価格にしては丁寧に設計されているとおもいます。
純正のイヤーピースのクオリティーが今一つのような気がします。特に劣化が早いのではと思います。もう少し使用してみて経過を確認したいと思っています。3000円代の価格帯なので、この辺りにコストカットの後が窺える感じがします。
↑コネクタ部です。私はL字型が好みですのでちょうど良いです。主にiphoneにつないでいますがしっかりホールドしてくれています。
形式 ダイナミック型
ドライバーユニット Φ8.5mm
再生周波数帯域 6 ~ 24,000Hz
インピーダンス 16Ω
音圧感度 102dB
コード長 1.2m
出力端子 Φ3.5mm 金メッキステレオミニプラグ(L型)
質量 約4.8g(コード除く)
保証 メーカー保証あり
付属品
□イヤーピース(S、M、L各2個)※新品時はMサイズが装着されてました。
□キャリングポーチ
デザインは人それぞれの嗜好があると思うのですが、カーボンとアルミの複合ボディーという謳い文句は若干ハードルを上げている感じがします。価格にしては高級感があると思います。もっともデザイン(見た目)のためにカーボンを使用している訳ではないと思いますが・・・。カラーも含め女性より男性が気に入るスタイルだと思います。L/Rの文字が小さく毎回目を細めてます(笑)。文字ではなく視覚的なパッと区別出来れば大変ありがたいです。贅沢な注文でしょうか?。
ケーブルは無酸素銅(OFC)を使用したフレキシブルケーブルとなっていますが、柔らかく最初は好印象だったのですが、いかんせんよく絡みます。本体との接続部も将来的に断線が心配です。ケーブル長は一般的な長さ(1.2m)で特に問題ないと思います。
この価格帯の良し悪しは音のバランスが取れているか否かにかかっていると思います。
いろいろなレビューで低音が良く出るとの評価があります。私は主にジャズをを良く聴くのですが、ウッドベースの鳴りや音の余韻など良く出来ているなと感心します。中高音も
音のバランスを崩すことなくチューニングされている印象です。
・高域 ☆☆★★
可もなく不可でもなくといった感じでしょうか。安価なイヤホンに有り勝ちな音のギラつき感は感じません。長く聴いていても聴き疲れなどはありません。
・中域 ☆☆★
高域と同じ印象です。私的にはヴォーカルがもう少し前に出ていると嬉しいのですが・・・(個人的な嗜好です)。こもった感じなどはありません。キレ重視でしょうか。安価なイヤホンは音の分離が曖昧になる傾向があると思いますが、このイヤホンのその辺りキッチリ抑えられていると思います。
・低域 ☆☆☆★
この価格でこの量感は高評価されるでしょう。音圧もそれなりにあります。他メーカーの同価格帯と比較すると音の厚みに差が出ている感じがします。寝ぼけたような感じもなく締まりのある音を出してくれます。
普通だと思います。電車の中等爆音で聴かない限り問題なりと思います。ただイヤーピースは少し残念です(しつこくてすみません)。
3000円代でこのパッケージであれば文句は言えないでしょう。買って損はないと思います。
高評価であることは頷けます。たた、本体(ボディー)は良いのですが、イヤーピースとケーブルの造りが少々残念です。上記にも何度か書いたのですが、3000円代なのでこの辺りでコストバランスを取っているのかも知れません。音については特にスマホなどの純正イヤホンから交換された方などはその差が明確に見て取ることができます。また他メーカーのイヤホンを所有されている方はメーカーによる音造りのコンセプトの違いが実感出来る商品かと思います。音の奥行や広がりといった音楽性の部分では高価(1万以上)なイヤホンと比較すると劣ると思いますが、買って損のない商品かと思います。
この価格帯は他メーカーも力を入れているゾーンなのでどんどん良い商品が販売されています。試聴せずにエイヤっ!で購入出来る価格だとは思いますが、出来れば様々なイヤホンを聴き比べて上での判断をお勧めします。メーカーそれぞれで色々なコンセプトがあり面白いです。