自己紹介:Aoi1211fumiaki
商品の簡単な説明:
今回はJVCのウッドドームイヤホンシリーズのミドルクラスであるHA-FX750を紹介したいと思います。
HA-FX750は低音域をとても柔らかく表現をしてくれる非常に魅力あるイヤホンとなっております。
ウッドドーム仕様ならではの音の響きが心地よく感じられる商品であり、静かなクラシックだけでなく
ポップスを聞くにもいやらしくなく高音域を響き良く表現してくれます。電車などの移動時ではなく、落ち着いた
時間の中で音楽に没入したい時に使用したい一品です。
音質はクリアな音質、各曲調によりさまざまな楽器(特にアコースティックギター)をしっかりととらえて
表現してくれます。ロック調のテンポが速い曲調よりもスローなサウンドでよりクリアな音質のメリハリを感じる
事ができると思います。
本商品HA-FX750は高音域が得意であると感じます。各楽器の自然な音の響きを嫌みなく表現してくれます。
アコースティック楽器を愛する方にとっては楽器音のメリハリある再現度合いは感動ものです。
ポップスでもラップ楽曲などではなく、シンプルに弦楽器等を聞かせる楽曲などが最大限楽しめます。
中音域は可も無く、不可も無くの印象が強い。メリハリのある音表現は得意だが中間点といった感じです。
特に高音で聞かせた後に落ち着いた中音域に入ると、若干とぼけた感じの印象はぬぐえない印象。
ただ、製品そのものの装着感や没入感はクオリティーが高い為、抑揚のあまり少ない楽曲を流して聞いても
疲労感が無く、心地よくサウンドは楽しめるかと思います。
低域の表現は悪くは無いが多少、音の解像度と表現が薄まる印象です。
使用音源のカスタムにより、低音の響きは高く再現されますが曲調によってはすこし乱暴な低音表現に感じます。
ハードロック等を聴きこむと少し疲労感が出る為、あくまで個人的な感想です。
これは文句なく満点だと感じました。アコースティックサウンドの再現度合いが群を抜いてる印象です。
『高音域の響き・音のメリハリ』が過去のミドルクラスのイヤホンと比較してもダントツです。
ウッドドームならではの音の広がり感があり、ハイレゾ音源等を再生すると高音域で突き抜ける様な感覚を
味わう事が出来ます。
本商品は3クラス販売している内の真ん中に位置するモデルであり、販売価格は約3万円前後。
実際の商品の質感や音の再現度合いから考慮しても『コスパは良い』と断言できます。
ウッドドームユニットをはじめ、金属パーツの質感も良く外見だけでも金額以上の所有欲は満たされます。
全体的に木材を全面に押し出し、金属パーツとの相性も悪くない大人っぽく締まった印象を与えます。
渋めのデザイン(若い方が付けるよりは上の年齢層向けと感じる)
ピンクが掛かっている様な外装の木目も渋さを強調しており、高級感を演出していて好印象です。
ただし、コードがねじれに弱く、“よれ”が戻らない為、安っぽくなる点には注意が必要かと思います。
商品の特性上、重量感がある為に女性などは不快に感じる重さだと思います。
ですが、通常仕様では装着に安定感があり、ずれ落ちる事も無くフィット感は良好です。
イヤーピースのサイズさえ間違えなければ、通勤や通学時に使用しても違和感無く活用できます。
装着のイメージとして、重量がある為に走ったりする等の激しい動きには装着は不向きです。
(ずり落ちます)
HA-FXシリーズとして抜群のオリジナリティを感じます。
『淡いピンク掛かった木目調の質感、ウッドドームユニットを搭載した上質でリアルな音質再現』
カナル型イヤホンは数多く出まわっておりますが、基本的な楽器類の音域再現能力だけでなく、
高級イヤホンを所有している欲を満たしてくれる見た目のインパクトがもっと高く評価をされて良い
ポイントと感じます。
『JVCロゴ』が印刷された専用の収納ケースが付属されているが、非常に使用勝手が悪い。
コード類の収納が良くない為、性能面では大きなマイナスポイントと思います。
せっかくの持ち出し用のケースが付属するなら『取り出しやすい・傷や折り目がつかない』使用が望ましかった。
(コード類をかなり小さく丸めて収納する為、コードに“くせ”が残ります)
ある程度の遮音性はありますが、期待出来るほどの効果はありません。
電車では2m~3m離れたおしゃべりの声がはっきりと聞こえてしまうレベルです。
ノイズキャンセリング等ではありませんので比較は出来ませんが、ある程度のボリュームを出して聞き入ると
ある一定の音量で没入感が得られます。(ただし、公共の場では使用出来ないレベルですが・・)
部屋や静かな場所での低音域が少ない楽曲。
⇒公園など、騒音が少ない場所でリラックス出来る楽曲再生はお勧めです。
運動時の使用や騒がしい場所での使用。
⇒遮音性は高くなく、ドンシャリの音漏れが周りに悪影響を及ぼします。
睡眠前の使用
⇒ノイズキャンセリングイヤホンよりも自然な音域でリラックスして眠りにつけます。
クラシック・ジャズ、ゆるやかなポップス等のジャンルがお勧めです。
長時間の装着でも疲労感が少ない為、屋外や騒音の少ない場所でアコースティック楽器の音色を最大限
味わう事に適しています。
自分自身は高音域を楽しむポップスを屋外でのんびりと聴いております。
アコースティック楽器を最大限に聴かせるカナル型のイヤホンとしては、ベストチョイスだと思います。
低音域をもっととらえたい方は1つ上のHA-FX850がお勧めですが、総じてコストパフォーマンスを考えると
本商品のHA-FX750がベストな選択だと感じます。
ただ、所有をしていて気付いてしまった残念な点があります。
デザインも秀逸、性能も申し分ない。ただ・・・たったひとつ残念な点”両耳のコードを束ねるクリップに
『CHINA』の文字がわざわざ印字されている。何故そこに印字する必要が??
細かくて誰も気づかないかも知れませんが、知った時の残念感はあります。(発見しなくて良いかも)
ですが、総じて商品全体としてはJVCブランドに恥じないとてもよい逸品だと思います。